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2017年10月27日 (金)

リタイア後の資産の取り崩し方

【10月25日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

129,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

51,537千円

■損益率

40.0%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

A0003_001815

(うーん、どうしよう・・・)

先日、WATANKOは50歳になりました。四捨五入でアラフィフではなく、正真正銘、大台に乗りました。当初予定ではあと10年、60歳まで証券投資を続ける予定です。

それでは60歳を過ぎたら証券投資をどうするか。言い換えれば仕事をリタイアしてリスク金融資産を取り崩していくステージに突入したらどのような取り崩しを始めれば良いか。

資産形成の目的・目標・方法は人それぞれなので、資産取り崩しもまた同様ですが、類型化として以下3つをあげてみます。

(1)リスク資産は一気に全て現金化して、そこから計画的に取り崩す。運用するとしてもせいぜい日本国債どまり。リスクはとりません。

これは投資のリスクから脱却する点では、一番安心確実ですが、一方で資産残高がただひたすら減少していくという、別の面での不安がつきまといます。そのためかひょっとしたら現役時代よりも慎重度が増して、お金を節約してばかりいる老後になってしまうかもしれません。

(2)現役時代と同様、株式メインのポートフォリオを継続してリターンを狙いながら、一方で取り崩す。

リタイア以降もリスク管理しながらしっかりと投資のリターンを狙います。この場合、相場低迷時(=投資のリターンが振るわない時)は取崩しに慎重になってしまうかもしれません。また(1)よりはリスクコントロールの手間がかかりますし、そのまま子孫に相続させる意思がないならば、どこかで出仕舞いが必要です。

(3)債券など値動きが安定した商品に乗り換えて、分配金をもらいつつ、あわせて残高を取り崩す。

これは(1)と(2)の中間的イメージであり、双方からある程度いいとこ取りした方法です。しかしながら問題点はこの方式に適した債券ファンドが果たしてどれくらいあるかということです。

只今現在では、マイナス金利の影響をうけて日本債券のファンドはふるいません。それにもともと日本債券の投信の場合、インデックス型であってもその信託報酬に対して過去平均リターンが低いため、なかなか買おうという気にはなれませんでした。

そうなれば先進国債券も候補に挙がりますが、為替リスクをどこまで許容できるかがポイントです。円安のときには少し売っておくか、円高のときには少し買っておくか、といったリスクコントロールも少しは求められるでしょう。

(あとがきにかえて)

今回は結論めいたことには触れることができませんでした。まだまだ先のことではありますが、ちょっと悩んでみたいです。

そこで、ここはひとつセミナーにでも出向いて、専門家の知恵にふれてこようかと思います。

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資産運用」カテゴリの記事

コメント

だいぶ前のエントリーへのコメントで恐縮です。
ときどき拝見させていただいています。

すでに年金を受給していますが、
エントリーのテーマは切実で、投稿します。

思うに、1、2、3の区分は、それぞれの取り上げ資産の性質の理解として適切であると思います。ただ、
リタイア後、
キャッシュおよび同等品の比率を高めるのは、いいとしまして、
キャッシュ類で一生を金銭的に賄えないようであれば、
株式、債券である程度、運用するのは、これも当然のような気がします。

1、2、3はどれかを選ぶということでは、ないのではないかと。
キャッシュ類、株式、債券のもつ性格に応じて、
個々人の許容範囲で、それぞれをもつ比率を決めていけばいいのかと。

現状、個人的には、よく分からないときに、
外国債券を購入してしまって、運用資産における比率が高く、
どうしようかと悩んでいるところです。
外国債券全体では、かろうじて評価損は出ていませんので、
焦ってはいませんが。

なまけものさん

コメントありがとうございます。
年金を受給されているということは60代半ば以上のご年齢と推察申し上げます。
WATANKOから見れば十数年先に位置する方からの貴重なご意見、参考になります。
本記事は、閲覧いただきました皆さんからご意見が出やすいように、あえて3つのわかりやすいパターンを出しましたが、本質的にはなまけものさんのいうとおり、リスクを取れる範囲でポートフォリオを組めば良いと思います。

外国債券が多いとのこと、資産形成をガンガンされていた10数年前はグロソブを筆頭に外国債券が人気がありましたから、大量保有はやむなしでしたかね。現時点の目線で、今後も持ち続けたいと思える分との差分は売却してしまうのもスッキリする気がします。

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