BNDからの2017年11月分分配金
【11月10日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
129,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
52,973千円
■損益率
41.1%
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WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2017年11月分の分配金が支払われました。税引き後で248.54ドルです。
これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
続きまして債券に関する雑感です。
株式相場は好調が続きますが、いずれ調整期に入り下落・低迷基調に入るでしょう。そんな時こそが債券ファンドに注目が集まる時です。
近年は異なるアセット間の相関関係が強まってきており、暴落する時はどのアセットも同じであると主張する声を聞きます。前回のリーマンショックの時はたしかに株式と同様に債券もまた下がりました。
しかし一方で、債券アセットのダメージは相対的に軽く、WATANKOのポートフォリオが負った傷をある程度緩和してくれました。リーマンショック後の暗黒期にあって、それはあたかも希望の星でありました。(ちょっと大げさ)
やがてそこに急回復してきた新興国株式アセットが加わり、続いて国内外のREITが好成績を出すようになりました。こうして日本株式と先進国株式が回復するまでの長い間、助演男優・助演女優がいい仕事をしてくれていたわけです。
WATANKOは一時期、管理の煩雑さを嫌って債券やREITのインデックス投信を整理してしまいましたが、債券のこうした働きを思い出し、さらにBNDの保有を通じて株式以外のアセットクラスをポートフォリオに組む意義を再発見しています。
リタイア後の資産運用について、もしも債券100%を選択した場合には、このBNDを200百万円くらい保有して、年間の分配金4百万円+年金2百万円=合計6百万円を基礎生活費に充てるという皮算用をつらつらと考えてしまいます。
「債券ファンドの安定的な普通分配」
それはリタイア生活者にとっての魅惑的な響きに聞こえてきます。
(あとがきにかえて)
妻ミサト「昔はこの駄ブログで、ローラみたいなノリで『株式オンリーで、オッケー!』なんて豪語していたわよね。」
WATANKO「50歳になって、幸いなことに資産運用にも一定の成果がでてきたし、昔よりも、少しだけガツガツさが減ったかもしれません。」
妻ミサト「そんなこと言って、リスク資産残高が150百万円もあって、暴落が来たらどうするの?」
WATANKO「個人投資家は投資のゲームセットを自分で決めることができるから大丈夫。元に戻るまで待つことにします。下落したところでスポット買いを入れれば平均購入単価が引き下がり、損失回復のスピードをUPさせることもできます。何より市場全体は上がれば下がる、下がれば上がると信じています。不祥事をやらかしたり、経営破綻に追い込まれそうな個別銘柄の株価みたいな心配はしていません。」
妻ミサト「フーン、それはそうとして・・・大事な個別銘柄を保有していることを忘れていないかしら?」
しばし考える。
WATANKO「・・・ハイハイ、それで今日はどちらまで?」
ロードスターがまた妻のエクスプレスになる週末
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コメント
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「BND 2億円分 保有」
日本の三重苦(無資源・人口減少・借金増大)を見据えて、近未来を考えると、とても理に適った発想だと思います。円資産にアセットを集中させ過ぎるのはリスキーだと思っています。
投稿: オークX32 | 2017年11月13日 (月) 10時50分
オークX32さん
コメントありがとうございます。
BNDの大量保有はVTIとのコンビネーションにするというバリエーションもありかと思ってもいます。
なんにせよリタイア後も国内の不動産賃料収入があるので、証券は海外資産がバランス取れるかと。
投稿: WATANKO | 2017年11月13日 (月) 12時07分