テスラ、新型ロードスター登場-EVならではの魅力あるスポーツカーに期待
(注:NSXではありません。)
テスラがロードスターをフルモデルチェンジしました。先代はテスラが創業期に初めてリリースしたモデルとあって、シャシーのベースはロータス・エリーゼのそれを用いていましたが、今回は自社製のシャシーを開発したうえでのフルモデルチェンジです。
エクステリアデザインの詳細は以下のツイートをご参照ください。
【週間ツイートランキング】
— レスポンス (@responsejp) 2017年11月19日
第6位は↓↓↓のツイート
テスラ ロードスター 新型発表…0-96km/h加速1.9秒、航続1000km https://t.co/qIYXZP267i#週間ランキング #テスラロードスター pic.twitter.com/aJV9P7fkPb
超高性能なEVスポーツカー。それは未来感覚にあふれた先進的なギアであり、並べてみればマルチシリンダーのガソリンエンジンカーが古色蒼然に見えてしまいます。
・・・とまで言うには早計です。EVが100%電気で動くこと自体だけを付加価値にして商売をしているうちはまだ内燃機関の車を凌駕するには至りません。EVのメリットを最大限発揮する一方で、利便性や信頼性についてユーザーにデメリットを感じさせないように仕立てることが必要です。
さてそれではテスラの新型ロードスターについて、公開された写真と性能から読みとれることをあげてみます。
■動力性能
新型ロードスターの0-60mph 加速(日本では0-100km加速が該当)は驚異の1.9秒とのこと。これがいかに凄い加速力であるかは以下のサイトをご参照ください。
参照サイト
ドライブが楽しくなるブログ2017
2017】国産車・輸入車の0-100km/h加速 etc.!
新型ロードスターは、並みいる超絶スーパーカーに対して、これらを凌駕するスタートダッシュの加速力を発揮することになります。
しかしながら普段の街乗りの場面では出力をおさえた走行ができるように、ドライブモードの切り替え機能は必須でしょう。
またアクセルonによる単純な加速だけでなく、そこには胸のすくような気持ち良い演出も必要です。具体的には音や振動の出し方、発生するトルクの抑揚などです。そしてこの高出力を支える足周りはどうかという点も気になります。
■車両重量
新型ロードスターの航続距離は1,000km。日産リーフ400kmの2.5倍です。おそらく相当な量のリチウムイオンバッテリーを搭載しており、その分は車両重量を増加させる要因となっているでしょう。
一方で新型ロードスターには軽量化のための技術がどこまで取り入れられているのか。もしも軽量化などお構いなしであり、車両重量が1,600kgを大幅に超えるようであれば、ビークルダイナミズムを軽視した、所詮はその程度の志のモデルにすぎません。(参考数値:ランボルギーニ・アヴェンタドール 車両重量1,575kg)
■デザイン
新型ロードスターはフロントボンネットが低く、フロントシートの後ろにも空間がみられません。エンジンは前にも後ろにも入っていないからです。
EVはガソリン/ディーゼルエンジンのようなかさばる機器がありません。したがいそれを活かしたデザインを追求できます。
さらにはエンジンのような重量物がない(慣性の大きな物体を積んでいない)ということが走行性能上でもとてもプラスになります。
新型ロードスターは公開写真からわかる範囲以外でも、デザインにどれだけのこだわりをみせているのか。インテリアも含めて生産型モデルの詳細が知りたいところです。
■まとめ
現時点で判明した新型ロードスターの情報をもとに、語ることができる同車の性能・デザインについて、取り上げてみました。
★動力性能は素晴らしい、しかし足周りや演出はどんな仕上がりか。
★軽量化にどこまでこだわっているのか。
★EVならではデザインをもっと知りたい。
もっと詳しい情報が揃ったら、再び記事にしてみたいと思います。
テスラのスーパースポーツカーは、果たしてWATANKOがインデックス投資で忍耐を重ねて増やしたお金でもって買うに値する候補の1台となりえるのか。
テスラがフェラーリやランボルギーニ、ポルシェに伍するためにはまだまだ備えるべきことがたくさんあるでしょう。これからの進化に大いに注目であります。
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