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2017年12月23日 (土)

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド-個人投資家が望むのは高配当か無分配か

【2017/12/25追記】
記事タイトルが長すぎるので、一部変更しました。(旧題:楽天・バンガード・ファンドの次の一手はVYMに投資する楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド-個人投資家が望むのは高配当か無分配か)

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(うーん、どちらを望むか...。)


さて、本日も万年素人個人投資家らしい記事を1本いってみたいと思います。

バンガートと楽天証券が組んで鳴り物入り?で登場した楽天・バンガード・ファンド。

ラインナップは楽天証券で保有残高が大きいバンガードのETF、すなわちVT、VTI、VWOをそれぞれ投資対象とする商品(楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・新興国株式インデックス・ファンド、以降あわせて楽天3ファンドという)です。

これはバンガード&楽天証券からみれば、きわめて当然かつ慎重なアプローチ、実績に裏打ちされて勝算ありとみなした商品であります。

■早速出てきた次の一手

この楽天3ファンドに続く商品もまた、早速登場することがわかりました。

先日のバンガードによるブロガー限定交流会での配布資料によると、上述の3つのETFの次に保有残高が大きいETFは(NISA口座になりますが)VOO、その次にVYMとなっています。

バンガードの説明によるとVOOを投資対象とするファンドを設定しようとすると、連動するインデックスであるS&P500にかかわるライセンスフィーが発生して、コスト増の要因となるのが課題であるとのこと。

そのためかVOOはスキップされて、次に保有座高が大きいVYMを投資対象とする楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(以降、楽天・米国高配当株式)が設定されます。

WATANKOは相互リンクいただいているアウターガイさんのブログ記事で、楽天・米国高配当株式の設定を知りました。

参照記事
バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く
楽天投信投資顧問がVYM(米国高配当株式)相当の超低コストインデックスファンドを新規設定

ところでWATANKOはこの楽天・米国高配当株式の設定を聞いて、ある疑問が湧いてきました。

■楽天・バンガード・ファンドの各商品の分配金はどうなる?

楽天3ファンドについて、分配金は一体どうなるのでしょうか。目論見書を読んでも、(他の多くの投信でも同様の傾向がみられるとおり)はっきりとは書いてありません。

楽天3ファンドが、投資対象となるETFの分配金のスケジュールに沿って、各々もまた分配金を出すとしたならば、そこには国内の投資信託としては残念な一面があります。

長期投資を続ける上での投資信託のメリットに投資の効率性があります。ひとつ具体的にあげるとすれば投資対象とするアセットから配当金が支払われても、それは投資信託の中で再投資に廻されることによって、投資の複利効果が期待できることです。

分配金が必ず支払われるETFに比べて、こうした無分配、再投資が行われるのが投資信託の長期投資を続ける上でのメリットです。
(注:すべての投資信託が、運用期間中ずっと無分配を維持することは保証されていませんし、謳われてもいません。あくまでインデックス投信に多く見られる実態上の傾向とご理解下さい。)

楽天3ファンドがもし無分配(傾向)をとるのであれば、投資の効率性の向上と手間要らずとなり、それこそ0.12%のマージンを支払う価値のひとつもあろうかと考えられます。

■高配当を期待する個人投資家に無分配の投信が支持されるのか

しかしながら、もし楽天・米国高配当株式もまた同様に無分配(傾向)であるとしたら、この投信はそれが高配当狙いのETFを選好する人に果たして支持されるでしょうか。

高配当株式のETFを選好する個人投資家の狙いは、真っ当に考えれば、まさにその高い配当を毎年いただくことであります。NISAの非課税枠を適用すれば、その実入りはますます大きいです。

その高配当が直接もらえないとなれば、たとえ再投資に廻されることが合理的であったとしても高配当株を志向する個人投資家にとって楽天・米国高配当株式がVYMと同様の支持を得られるかどうか疑問であります。

楽天・米国高配当株式は長期投資を続ける上での投資信託のメリット(無分配)を備えるのか、それとも投資対象であるVYMと同様に高配当をただちに保有者に享受させるのか。

WATANKOは後者であるならば、やはり0.12%のマージンは高いと感じざるを得ませんし、また楽天3ファンドも分配金をしっかりと出す方針であれば、同様の感想を持つに至ります。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「貴方の運用資産から出ている分配金を私にもくださいな!」

WATANKO「いや~、アタクシの保有する商品はどれも無分配でございまして...」

妻ミサト「ウソおっしゃい!ブイティーアイってやつから分配金が出るでしょ!」

WATANKO「嗚呼、楽天・全米株式インデックス・ファンドが無分配を続けてくれるなら、乗り換えるか...。」

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コメント

高配当系のETFはVTIやS&P 500連動のETFと比べて値動きが安定しやすい傾向にあるのでそういう特性を見る人には楽天全米より好まれそうですが、一般受けは難しそうですね。

Yasuさん

コメントありがとうございます。

>高配当系のETFはVTIやS&P 500連動のETFと比べて値動きが安定しやすい傾向にある

PFFではそのように言われていますが、高配当系はなべてその傾向があるのでしょうか。ためになりました。

PFFの安定度は極端ですが、高配当系は標準偏差 (ブレ幅) を見ると低めになる傾向があります。米国の会社は配当金を減らさないように頑張ることが多いので、それが株価を下支えしているととも言われてますね。
これは過去の (ETFが設定されて以降のごく短い) データですから今後も通用するとは言い切れませんが、少なくともVTIやS&P 500に大きく劣後することは無いかなと楽観視はしています。

Yasuさん

追加コメントありがとうございました。

リアイア後の運用ビークル選びの参考にさせていただきます。

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