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2018年1月 8日 (月)

確定拠出年金-2017年12月末運用状況-企業型DC商品のコストは引き下がらないのか

【1月6日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

59,243千円

■損益率

40.9%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


WATANKOの勤務先では2007年1月から確定拠出年金(DC)を導入しており、当ブログでは半年毎にその運用状況を紹介しています。

制度開始当初はメガバンクの3年定期預金を選んでいましたが、その後、余裕資金でインデックス投資を開始したことにあわせて、DCでもインデックスファンドを組み合わせたポートフォリオでもって運用開始しました。

現在は積み立て購入を先進国株式インデックス投信1本に絞り、その他は売却して3年定期預金にてストックしています。

そのシンプルなポートフォリオの現在の運用状況は以下のとおりです。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆金額単位は千円です。

2017123112

2017123113

勤務先が加入しているDCのサポートサイトから運用状況の詳細を知ることができ、そのサイトによると(年間)運用利回りは6.35%(前回記事17年6月末時点では5.82%)とのこと。3年定期預金分は利回りには影響しておらず、前回からの変動はもっぱら先進国株式インデックス投信の基準価額の変動によるものです。

一方で、このポートフォリオについて「my INDEX」で過去平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。(カッコ内は17年6月末時点)

●過去平均リターン
 4.4%(4.5%)

●リスク
 12.0%(11.6%)

●シャープレシオ
 0.36(0.38)


DCの運用状況は半年おきに損益状況をチェックするのみですが、前回17年6月末に比べて損益は改善しました。特定口座、NISA口座と同様に確定拠出年金の運用もまた順調です。

■コスト引き下げはおいてけぼり

さてDC向けのインデックス投信は、かつて一般公募のそれよりも圧倒的に低コストであり、WATANKOは「いつかこれが一般販売されないものか」と期待をよせていました。

それが投信のローコスト革命が3年続いた結果、皆さんご存知のとおり、一般公募の投信の中にはDC向けよりもローコストな商品がどんどん登場しています。

DC向けインデックス投信の中には信託報酬を引き下げている商品もありますが、一般公募の引き下げぶりには到底追いついていません。おいてけぼりをくらった状態です。

具体例としてはWATANKOが積み立てと購入している先進国株式インデックス投信は、野村外株インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI・DCですが、信託報酬は0.22%(税抜、以降同じ)です。

以前の信託報酬は0.25%であり、ここから引き下げられたのですが、それでも一般公募投信のeMAXIS Slimはじめローコストのトップランナークラスに対して高い水準であります。

この他の純資産が大きい同種のDC商品の信託報酬も軒並み0.25%の水準です。

■企業型DC商品のコスト引き下げは望めないか

DCは企業型と個人型(iDeCo)がありますが、直近の加入者数を比較すると企業型が628万人に対して、個人型はちょうど10分の1の62万人となっています。

参照記事

確定拠出年金ビギナーズ | 初心者におすすめの金融機関や運用方法
確定拠出年金(個人型・企業型)の加入者数の推移と加入率【2017】


つまりDCの大票田は企業型であり、ここの企業(個人)からいかに広く、長く、太く収益をあげるかということが運用会社側が注力すべきところでしょう。

したがいかつてDC導入時は、長期安定で大口の入金が見込めるためか、運用会社側もローコストな商品をラインナップしてくれました。そこに顧客(企業)の奪い合いがどれだけあったのかはうかがい知れませんが、ともかくも企業型を利用する個人にとっては喜ばしいことでした。

ところが一般公募投信の方が安くなってくると、今度は運用会社側の意識が変わってきます。

DC向け商品のコストを一般公募投信の水準に頑張って近づかなくても、需要の大半を占める企業型の個人の多くは、従来の商品を買い続けてくれるだろう。そもそも大抵の個人はコストやそれに基づく商品乗り換えに個人型ほど熱心ではない。あるいは多少の不満があったとしても勤務先が用意してくれたラインナップの中で選ぶしかない。

以上のように運用会社は企業型の利用者に対してタカをくくっており、今のコスト水準を大きく引き下げることなく、これをエンジョイしようという風潮に変わっているではないでしょうか。

企業が運用を委託するDC運営体が、より低コストの商品を積極的に採用しようとしないかぎり、DC運営体に対して委託企業がクレームをかけない限り、運用会社が提供する商品ラインナップのコスト面の改善はすすまないかもしれません。

(あとがきにかえて)

iDeCoがスタートした状況をうけて、WATANKOの勤務先ではようやくDCのマッチング拠出が採用されました。WATANKOは法定の拠出金一杯までマッチング拠出を行っております。

したがいWATANKOはiDeCoは取り入れてはおりません。個人投資家ブログがiDeCoネタで盛り上がっているのを見るとちょっと残念。

関連記事

とうとう、ようやくマッチング拠出開始(2017/9/17)

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コメント

「個人投資家ブログがiDeCoネタで盛り上がっているのを見るとちょっと残念」に賛成票です。

kaHyperSonicさん

コメントありがとうございます。

企業型でも個人型でもDCの拠出金がもっともっと増えてくれるとありがたいです。

こんにちは。

当方も同じ状況にあります。
これまで新興国株ファンドを積み立ててきましたが、先日からコスト負け具合の小さい先進国株ファンドに変更しました。

これまで積み立ててきたもののスイッチングをどうするか、悩み中です。

たかみちさん

コメントありがとうございました。

売却益は非課税なので、スイッチングに支障はないはずでは。

いずれにしても他の特別口座での投資額・内容とあわせた検討が必要かもしれませんね。

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