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2018年3月 3日 (土)

(続)2018年2月末運用状況-インデックス投資10年

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(前回のつづきです。)

WATANKOがインデックス投資を始めて10年が経ちました。それ以前はリスク金融商品自体を買ったことすらなかったため、元本が保証されない証券投資自体もまた10年が経ったことになります。

■3~5%のリターンを求めてはじめたインデックス投資

10年前、WATANKOはサラリーマンをやる傍で、当時既に家業ともいうべき不動産賃貸業を手掛けていたのですが、その手間と苦労に辟易しておりました。

一方で当時は海外赴任から戻ってきたこと。住まいも持ち家があること。父は既に亡くなり相続は完了。母の介護については近所の施設に入居することになって目処が立った。そして勤務先が確定拠出年金を導入したこと。

これらを背景として家計が巡航状態になってきた中で、お金のことについて考えていかねばならない気運が自分の中で高まってきました。

しかし本屋に出向いてみると、並んでいるのは個別株投資やFXを取り上げた本ばかり。個別株投資は銘柄選定する能力も時間もありませんし、成果も期待できません。FXに至ってはカジノのルーレットと同じ博打ものと判断していたので全く興味が湧かず…。

ああせめて給与と不動産賃料から得られる余裕資金を用いて、自分が子供の頃に記憶していた定期預金の利率、すなわち3~5%のリターンで十分だから、これを得られないものかと考えていました。

そんな矢先に勝間和代氏の著書「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践」を読んでインデックス投資を知るに至ります。(この著書はいまではお勧めできかねる部分もありますので、あえてリンクは貼りません。)

さっそくモーニングスターのサイトを使って信託報酬が安いインデックス投信を探し、積み立て投資を始めました

さらにインデックス投資を始めてみると他の人の事例が知りたくなり、雑誌に紹介されていた水瀬ケンイチさんやNight Walkerさんはじめ、インデックス投資家のブログを十数件見つけ、これら先輩方のブログ記事を拝読していくことで、多くの情報と見識に触れることができて参考になりました。

■いろいろやってきたけれど、いまやどれも些細なこと

インデックス投信を積み立て開始当初はバランスファンドのうちどれを選べば良いか、日本株式のインデックスは日経平均とTOPIXのどちらが良いかなどと迷ったあげく、バランスファンドを3つも並行して購入したり、日経平均連動とTOPIX連動、それぞれの商品を買ったりと節操がありませんでした。

また商品選択でも、信託報酬が安い商品を何度か見落として後から見つけたりしたために、積み立て商品を頻繁に変更していました。当時はインデックス投資ブログを見ても、現在のように最安値商品がすぐわかる記事など見当たらず、自分で1つ1つ探す日々でした。

その後も相場が少し回復して保有商品の含み損がなくなり損益トントンになると、いわゆる「やれやれ売り」をやったり、2013年末の証券優遇税制の終了にあたって保有商品の整理も兼ねたクロス取引をやったりしてきました。

いま振り返れば、長期投資の中にあってこれらの行動はどれも些細なことに過ぎず、当時長所・短所を一生懸命に考えて実行していた自分が滑稽に思えます。当時のブログ記事は削除したいくらい恥ずかしい面があるも、これも若気(どこが若い?)のいたりとして晒しているままであります。

■運用状況はマイナスからスタート、後半期は順調

10年間の運用状況ですが、インデックス投資をスタートしたころ既に米国ではサブプライムローンの影響が取り沙汰されていました。そのためか保有商品の評価額はジリジリと下がるところへきて、2008年9月にリーマンショックが発生します。それから半年間は評価損益は悪化の一途を辿っていきました。

各資産の評価損益が軒並み下がるなかで、先進国債券は踏ん張って損益トントンを出してくれていました。やがて新興国株式がいち早く回復してきます。このおかげでポートフォリオ全体のダメージはかなり軽減されました。

いま債券や新興国が不要と言っている人には、この実体験がない人達なのだろうなあと思えます。いまさら言うまでもありませんが投資対象の分散はとても重要であります。

その後もギリシャショック、チャイナショックほか小者なショックが発生。その間も積み立て投資は続けるも、いつ評価損益は上向くのだろうかと少しだけ途方にくれました。それでも田村正之氏や星野泰平氏の著書を読んで、安く仕込みができる期間ができるだけ長い方がよいと自分に言いきかせてきました。

そして2012年末から始まったアベノミクス、さらにはトランプ米大統領の登場によって相場はグングンと上昇します。このあたりはここ数年でインデックス投資を始めた皆さんもご存知のとおりでしょう。

結局10年のうち半分あまりは株価上昇基調の期間という恵まれた投資環境でした。そのおかげでインデックス投資の10年の成果としては、当初目標としていた年3~5%のリターン目標を達成できたわけであります。

10年間、インデックスファンドをバイ&ホールドしてきた推移は次のとおりです。(金額単位は千円です。)

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■まとめ

サラリーマンそして家族との暮らしで忙しい市井の個人投資家、さらに手間がかかる家業の不動産賃貸とペアリングさせる場合の投資として、インデックス投資はとても相性が良いです。

さらには相性が良いとしても自分でもよく続いたと思います。その理由は早く儲けよう、元本の何倍も儲けよう、とは考えなかったところにあるのではないでしょうか。長く時間をかけて、大化けは無理としても着実にふやしていこうというスタイルだからこそ、あきらめずに淡々を続けることができたわけです。

WATANKOの投資期間は当初の設定では20年ですから、ちょうど半分まできたことになります。残り10年間で下がって、そしてまた上がるのか。昨年末頃の好相場が10年後にまた訪れてくるととてもハッピーエンドを迎えられそうですがどうなるかはわかりません。

でも相場の展開を読むことはできないですが、どんな状況になるとしても積み立て投資、バイ&ホールドを続けることはできます。それをゆるぎない自信として、この個人投資家は持ちあわせていることを宣言しておきたいと思います。


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