2018年4月末運用状況
米国の利上げ等を理由として、そろそろ米国相場が下落に転じるのではないかというささやきをSNSやWeb記事で時折見かけます。
折しも何とか太郎さんが高配当米国株への投資手法を綴った著書を出されました。この著書に書いてあることを心から信じまして、下落相場でも落ちるナイフである個別銘柄を拾いに行く人がどれだけ出てくるか。
沢山に増えた米国株投資家にとって聖書となるか悪書となるか。(あくまで評判の範疇ですが)
何とか太郎さんに無事、目論見通りの印税が入らんことを切に願います。
ということでそんな米国株式もしっかりもれなく保有するインデックス投資を初めて10年2ヶ月、122ヶ月が経ちました。2018年4月末の運用状況です。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは109.32円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。
◆評価記号の内容は以下です。
(投資期間の長期化に伴い、2017年12月から評価基準を引き上げました。)
◎:+50.0%~
○:+35.0%~+50.0%
△:+20.0%~+ 35.0%
▲:+5.0%~ +20.0%
×:+5.5%~
続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●過去平均リターン
4.2%(4.6%)
●リスク
12.8%(12.7%)
●シャープレシオ
0.33(0.36)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●購入元本+投資待機預金元本分
145,000千円(145,000千円)
●評価損益+確定損益分
51,144千円(46,287千円)
●運用期間
122ヶ月(121ヶ月)
●元本平均残高
56,821千円(56,093千円)
●平均年間利回り
8.9%(8.2%)
<概況>
3月にくらべて4月は株式相場はゆるやかに回復、為替も円安となりました。その結果、資産運用残高は増加し2月末の水準にまで回復しました。まだ1月末に記録した203百万円までには至りませんが、それでもちょっと嬉しい傾向です。
さて前月でも触れましたがWATANKOの資産運用の目標は40歳から60歳までの20年間、インデックスファンドの積み立て投資を続けて、投資元本総額の1.5倍(税引き前)の運用残高を達成させることです。
2018年4月末時点の実績でみれば運用成果は投資元本総額の35%となっています。今後の投資元本の積み増しと、その運用でもって投資元本総額の1.5倍という目標を達成できるか。
給与所得や不動産投資から捻出できる投資元本について、大きなトラブルがなければこの先10年弱の金額はだいたい見積もることは可能です。
あとは運用成果ですが、こればかりは市場経済の成長次第です。そのために60歳時点で目標未達となっている可能性もあるでしょう。
その時は仕方ありません。未達分については退職金をその穴埋めとして充てるかくらいに気楽に考えています。
個人投資家はパッシブ運用、アクティブ運用、どちらを用いても将来の目標達成を確約できる資産運用などはできません。
せめて運用期間中には、達成の可能性を高めることができるようにリスクコントロールを行ったり、投資元本の更なる積み増し(働く期間を延ばす、副業するのもそのひとつ)を行ったりします。
やるべきことをやる。走りながら考える。あとは人生、なるようにしかなりません。
C'est la vie.
« 2018年4月の積み立て購入商品 | トップページ | 無事これ名馬 »
「運用状況」カテゴリの記事
- 2019年8月末運用状況(2019.09.08)
- 2019年7月末運用状況(2019.08.03)
- 確定拠出年金-2019年6月末運用状況(2019.07.11)
- 2019年6月末運用状況(2019.07.03)
- 2019年(令和元年!)5月末運用状況(2019.06.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント