家計にやさしいおふくろの味に回帰する
(コレがたべたい!)
WATANKOはコンビニでおにぎりを買う時、ここ数年は自然と「しゃけ」と「とり五目」を選ぶ事が多いです。
それは昔、子どもだった頃に、母がつくってくれたおにぎりの具がいつもシャケであったこと、たまに炊き込みご飯を作る時の味付けが「とり五目」に似ていたことに起因しています。
コンビニに限らず、若い頃は好奇心もあってか、巷に売り出される色々な新商品を試して中には気に入ったものも出来たりしましたが、ここ数年はいわゆる「おふくろの味」に回帰する傾向があります。
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WATANKOの母親は大正生まれの農家育ちであり、料理の勉強などはおそらくしたことはなかったでしょう。WATANKO家に嫁いできてからも父の農作業をする毎日の中で、作る料理の種類は限られていました。
母の作る料理にはほとんど和風一辺倒で洋食色に乏しく、WATANKOは子どもの頃、よく不満をいったものです。
それでも母の作る料理の中には、その味付けを含めてWATANKOの身体に染みついたものがいくつかできました。
さらに年に数回、隣街に住む父の妹である叔母夫婦のところに泊りがけで遊びに行った時には、叔母が作ってくれる料理を気に入ることもありました。
こうしてWATANKOは母と叔母がつくる料理からおふくろの味として記憶に残るものがいくつかあります。
それらは概して言えば煮物類や、湯がくか塩もみした野菜類、肉と野菜を使ったシンプルな炒め物系であり、特別なものではありませんが、その代わりにいつたべても飽きがこないし、満足できる料理です。
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さらに個々の料理の選好だけでなく、同じ料理であっても味付けは家庭によって様々であり、そこにもおふくろの味とも呼べる個性、違いがあるのではないでしょうか。
たとえば典型的な例では、味噌汁やカレーという料理はどこの家庭でもよく作られますが、味付けはちょっと大げさかもしれませんが一家一家異なります。
以下はカレーのルーの選好についてのツイート
ふむふむ、となれば我が家が選好するフォン・ド・ボー ディナーカレー中辛の立場はいかがなりますかな。#知らんがなそんなの
— WATANKO (@WATANKO1) 2018年5月4日
実家はディナーカレーでした。でも我が家は子供がいるのでバーモンドカレーの甘口です。物足りないので、豆板醤かタバスコを追加しています。
— もことん (@mokoton0210) 2018年5月4日
よそのご家庭でお手製の料理をいただく機会があった際、そこには味の良し悪しとは別に、おふくろの味とのギャップがあり、「よそんちの味付け」を感じとります。
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外出や旅行等の機会に様々な料理、それまで食べたことがない新しい料理に出くわすことがあるにしても、日々の生活の大半でとるのは家庭の食事です。
WATANKOは年齢を経てきたせいか、日々の生活で食べる家庭の食事はおふくろの味を選びたくなる気持ち、原点回帰が強まってきました。
お金を出せば様々なヌーベルキュイジーヌを味わうことはできますし、とくに社会人になって30年近くはいろいろな機会がありました。そのような生活を経て、今求めるのはそんなにお金をかけなくとも家計にやさしい予算でもって、おふくろの味をベースとした食事をとる生活です。
もうやせ我慢はしない。これからは好きなものだけを食べる生活をしよう。
(あとがきにかえて)
最後に投資ブログらしいフレーバーをつけて本稿の〆とします。
皆さんご存知の偉大なる投資家、ウォーレン・バフェット氏の好物はコーラとハンバーガーと分厚いステーキと大量のフレンチフライと報じられています。店のグレードも高級レストランではなくジャンクフード系を好むそうです。それが彼のおふくろの味というのでしょう。(なお、ここには彼一流の含蓄がありますが割愛)
でもバフェット氏のおふくろの味のなんと不健康なことか。糖分と油脂ばかりです。それに比べればWATANKOのおふくろの味は野菜中心、油少なめのものばかりであり、塩分に注意すれば相対的に健康的な内容です。
WATANKOの母は料理が得意ではありませんでしたが、健康的なおくふろの味を息子に残しました。WATANKOはそのことには感謝しています。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ディナーカレー中辛、家族で私だけそれが好きです。その為食する頻度も少ないのです。
投稿: たんちん | 2018年5月 5日 (土) 08時53分
たんちんさん
コメントありがとうございます。
ちなみに我が家では飽きてくるとたまにバーモンドカレーを混ぜたりします。
投稿: WATANKO | 2018年5月 5日 (土) 13時10分