BNDからの2018年5月分分配金
WATANKOは手元にある外貨をつかって資産運用のひとつの実験ともいうべき外国債券のETFであるBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2018年5月分の分配金が支払われました。税引き後で255.87ドルです。
これまでの推移は以下のとおりです。なお購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。
続きまして債券に関する雑感です。今回はちょっと昔話です。
ひと昔前、インデックス投信においては先進国株式と先進国債券の信託報酬が同率にて設定されているケースが多かったです。
先進国株式のインデックス運用と先進国債券のインデックス運用はともにオペレーションコストが同じなのでしょうか。同じもしくは僅差であれば信託報酬が同じなのはわかります。しかし両者の間にオペレーションコストについての無視できない違いがあったとしたらどうか。
もし債券インデックス運用のオペレーションコストが株式のそれよりも安かったとしたら、購入者は株式インデックスよりも多くのマージンを運用会社に支払っていることになります。
またインデックス運用商品トータルで目標マージンをあげようとすれば販売が多く望めそうな株式インデックス投信は薄利多売、債券は多めのマージンをとって少ない販売量でもOKとしているのでしょうか。
はたまた株式と債券の信託報酬を変えると高い方に割高感がでてしまうため、あえて同じに設定しているのでしょうか。
もし株式投信よりも債券投信の方が信託報酬を引き下げることができるのであれば、もっと販売を増やす誘因となるのではないでしょうか。
それともそもそも金融商品とは上記のような考え方があまり馴染まない商品(商品個別の原価計算の徹底が難しい商品)なのでしょうかね。ある程度ドンブリ勘定な収益管理とか採用している?
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実は以上のようなことを4年前くらい前にはつらつらと考えて、この駄ブログに書いていたのですが、今や投信のコーコスト競争の激化により、外国アセットにおいては債券よりも売れ筋の株式のインデックス投信の方が安いという現象が散見されます。
うーん、リターンが低い債券投信の方が信託報酬が高いという状態なので、これが広まるとすればますます債券投信の魅力がなくなってしまいます。
もっともWATANKOにとっては、BNDのような安価で質の良い海外ETFがあるからそれほど心配はしていないのもまたホンネなのですが。
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