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2018年6月27日 (水)

直近1年に多く閲覧いただいた当ブログ記事―2017年7月~2018年6月

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(直近1年間で最も読まれた当ブログ記事はコレです。)

今回はこの駄ブログで2017年7月~2018年6月までの直近1年間にて多く閲覧いただきました記事のトップ10を紹介致します。(ちなみの当ブログでは半年おきに直近1年間でのアクセス数トップ10記事を紹介しています。)

先ずは第10位から第6位まで。

★第10位 2018年の投資計画(2018/1/12) 2,503PV

⇒毎年1月にUPしている定番記事であり、その内容も毎年大きな変化はありません。でも「積み立て投資」とはそのようなものであるわけですから、致し方なしといったところです。

★第9位 VTとeMAXIS Slim、安さを感じるのはどちら(2018/2/26) 2,628PV

⇒なにかと話題のVTとeMAXIS Slim。このETFとインデックス投信のコストは拮抗しつつあります。過去の状況から思えばeMAXIS Slimの低コストぶりは驚異的です。いや正しくは機関投資家向けに提供していたコスト水準を、リテールにも開放したというだけなのかもしれませんが。

★第8位 BNDからの2017年12月分分配金 (2018/12/14) 2,725PV

⇒毎月の定番記事で新味が乏しいですがトップ10入りしています。ちょうどこの頃、著名な米国株投資ブログにて駄ブログが紹介されたことがきっかけでしょうか。何にしてもごっつあんです。

★第7位 2週間で12百万円が減っても投資はもちろん続けます(2018/2/10) 2,873PV

⇒前回記事でも書きましたが、リーマンショック時の最大損失が6百万円でありましたが、いまや投資総額の積み上がりを背景に、評価損益のブレ幅が大きくなってきています。もっともWATANKOは全くビビったりはしていません。


★第6位 今、VTIを買うのは欲に駆られた蛮勇なのか、それとも未来を信じた選択なのか(2017/8/4) 2,888PV

⇒1株あたり126ドルで買ったVTIは、今は140ドル超え。市場平均の株価は相対的に高い/安いとはだれも断言できません。ただひたすら経済市場の成長を信じてバイ&ホールドが吉であります。

続いてトップ5であります。

★第5位 NAからNDへ、ふたたびロードスターと過ごす日々の始まり (2015/7/19) 3,087PV

⇒過去に何度もトップ1となった記事です。いまだに読んでいただいているとは感謝であります。WATANKOがロードスターを購入して3年が経ちました。近況記事をUPする予定です。

★第4位 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド-個人投資家が望むのは高配当か無分配か(2017/12/23)  3,309PV

⇒WATANKO自身はVYMには全く興味がありませんが、高配当を期待する個人投資家に無分配の投信が支持されるのか疑問に思って記事にしてみました。楽天バンガードの投信の資金流入状況はそのうち調べて記事にしてみたいと思います。果たしてどれだけの支持を集めているでしょうか。

★第3位 (続)2017年12月末運用状況-2億円にとどいた日とこれから(2018/1/3) 3,461PV

⇒遊休土地を売却したことによって金融資産が2億円を突破しました。そのうち4分の1あまりがインデックス投資によるリターンであります。WATANKOとしては、十二分な成果であります。

★第2位 なぜ早期リタイアをしないのか (2017/8/27) 3,505PV

⇒リタイアに踏み切れない理由を正直にあげてみました。お金の心配もありますが、何よりトリガーとなるイベントが起きないあたりがホンネであります。

★第1位 今、ゼロから投資を始めると仮定したらどうするか@WATANKO(2017/11/25) 3,597PV

⇒僅差で今回トップ1となったこの記事。20年前に投資をスタートさせるとしても、やっぱり今と同じ手法を選ぶというなんとも身も蓋もない答えですが、それだけにインデックス投資は年齢を超えて普遍的に良いと信じている投資方法であります。

(あとがきにかえて)

著名な個人投資家ブログを真似て駄ブログでは半年おきに本テーマ記事をUPしていますが、今回は以前と異なる傾向がはっきりと出ました。

それは以前ではあれば直近1年間よりも古い記事が約半分程度ランクインしていたのですが、今回は第5位のロードスターの記事を除いてすべて直近1年間に書かれたものばかりです。つまり1年を超えた古い記事は相対的に以前よりも読まれなくなったということです。

直近1年間では新しい記事へのアクセスが中心であるのは当然の傾向なのですが、それだけでなく古い記事の中にも読まれる記事が一定量あることはブログのトータルアクセスを伸ばすためには必要な条件でしょう。

そのためには時間を超えて読まれ続ける良記事を1本でも多く書いていかねばなりません。
市井の万年素人個人投資家にとっては知識も見識も才能も限られておりますが、それでも他の人気ブログを見習って少しずつ良記事を書けるように頑張っていこうと思います。

2018年6月24日 (日)

復元、リーマンショックの頃の運用成績

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(あの頃を復元できました。)


WATANKOは2008年2月末にインデックス投資を始めた。ところが当初は運用成績をきちんと毎月記録しておらす、三ヶ月おきにネット証券で閲覧できる自分の保有証券一覧を簡易に記録するだけでした。

やがて20本前後の投信・ETFの購入元本と評価額をExcelシートに入力してポートフォリオ全体の損益がわかるようにしました。ちょうどこの駄ブログを始めた2010年3月のことです。

つまり2008年3月から2年間は、資産運用の記録が部分的でありましたので、これまでブログでは公開してきておりませんでした。

ところがこの2年間の運用成績を復元できないものかと過去の記録をよくよく調べてみると3ヶ月おきに保有していたファンドの8割方についての評価額の記録が揃いました。

この記録を元に資産運用開始当初の2年間の運用成績を復元してみました。

手元に残っているのは3か月ごとの8割方のファンドの評価額です。評価額がわからない月次分はその前後の評価額をなだらかにつなぐ形で推計しました。残る2割の部分は8割の部分における評価額と同等と見做しました。

そうやって限られた化石から古代生物の骨格全体を再現する考古学者の気分でもって当時の運用成績を復元してみました。

復元した2008年3月から2010年2月の運用状況は次の通りです。

先ずは投資元本と評価額の推移です。

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続いて評価損益の推移です。

201806242

この2年間を見てみますと、もっとも運用成績が悪かったのは2009年2月であり、以下のとおりです。

投資元本 : 23,744千円
評価額  : 17,780千円
評価損益 : ▲5,994千円
損益率  : ▲25.2%

■分散投資のおかげで早く回復

復元した運用状況をみると2008年9月に発生したリーマンショックから6~8ヶ月は損益がどん底であります。おそらくこれは何もWATANKOだけに限った話ではなく、当時株式にかなりのウェイトをかけて投資していた個人投資家達の多くが大きな損失に見舞われたことでしょう。

それでもWATANKOの損失が30%を超えなかったのは、当時既に株式だけでなく、債券はじめ様々なアセットに分散投資を行っていたからだと思われます。

その後、WATANKOの記憶でも海外債券は円貨ベースでもリーマンショックからいち早く損益トントンにまで回復しましたし、新興国株式が牽引役となってポートフォリオの損益の改善が進みました。

■投資の初期の頃の暴落は慌てる必要なし

またリーマンショックにおいて損失のMAXは6百万円弱ですが、これに対してここ2年以内では10百万円を超える損益悪化を何度か経験しています。

評価損益の下振れという観点では、今現在に比べばリーマンショック時の方が金額は少ないです。

これはやはり当時の投資元本が今よりも遥かに少ない水準であったためです。

積み立て投資を始めてまだ2年未満の方々におかれましては、投資の初期段階では損益にあまり拘泥せずに、まずは積み立て投資を自分の中で完全に定着させていきましょう。

関連記事

2週間で12百万円が減っても投資はもちろん続けます(2018/2/10)

最低2年間は積立投資をつづけよう(2018/3/25)

(あとがきにかえて)

妻ミサト「あなた、自信たっぷりに投資を始めた最初の頃にこんな損失を出していたなんて!」

WATANKO「隠していてゴペンナサイ。でも投資に常勝はないですよ。それに継続してきたからこそ、今の利益があるのですよ。」

妻ミサト「私達も夫婦を継続してきたから、今の幸せがあるとでもいいたげだわね。」

WATANKO「!!!(違うのか・・・?)」

2018年6月23日 (土)

懐かしさと愚かさと心細さと- 久しぶりの毎月分配型投信記事を読んで

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「いつも(毎月分配は意義があると)感じているあなたへ向かって」
「(高いリスクとコストという)あやまちはおそれずに進むあなたを」
「涙は見せないで(心配で心細い気持ちとともに)みつめていたいよ」

以上、なつメロでした。

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あれ、日経が10年前の記事を間違えてまたUPしたのかなと思いつつ、読んでみると、それはまごうことなき2018年6月21日の新着記事でした。

もはや懐かしい部類に入るといえる「毎月分配金型投信の意義」を唱えている記事です。

関連記事

NIKKEI STYLE マネー研究所
退職後は運用しつつ引き出す 「タコ足投信」悪くない

記事からポイントを抜き出すと以下です。

▼毎月分配型投信を「運用しながら資金を引き出す」機能がある金融商品として考えると、これはまさしく退職後の世代にとってはニーズに合った金融商品とも言えるのです。

▼毎月分配型投信にはもちろん課題もあります。分配金が資産残高の変動に合わせて増減するようにできていないことです。相場が下落して資産残高が減っている時に一定額の分配金を出し続けると、想定以上に元本が毀損するのです。

▼そこで金融資産からの引き出し額を、持っている資産に対する比率で考え、引き出し率を計算します。この比率を固定して、運用の結果に応じて引き出し額を決めていくのです。

▼必要な年間引き出し額が大きく変化してもいいように、分配金は十分に少ない額に固定し、その差額を資産から別に引き出すようにする。毎年の必要額を、分配型投信の分配金に追加して、元本から引き出すことを考えてみましょう。


と記事では毎月分配型投信を推奨していますが、退職後世代の資産取り崩しニーズには、毎月分配金型投信はマッチしていません。

退職後の世代には、それまで形成してきた資産を取り崩すステージに入るわけですが、長生きしても経済面で安心して過ごすことができるようになるためには、取崩しステージにおける残高減少のスピードを穏やかにする必要があります。そのために資産取り崩しステージにおいても資産運用を続けていくことが必要と記事は唱えています。

退職後に運用しながら取り崩すこと自体は、年齢的な限度を考慮すべきかと思いますがWATANKOも賛成です。その場合、定期預金などの元本保証型の金融商品では大した運用益にはなりませんから、リスク商品を大なり小なり用いることになるでしょう。

しかしながらそこで毎月分配投信が丁度よい商品かというと、次の3つの点でふさわしくありません。

■(理由1)毎月分配型投信の多くはアクティブ運用であり、中には退職後世代に不相応なリスクをとっている商品がある。

各々の個人投資家にとって、現役時代に最良と信じて採ってきた資産運用の方法があるならば、退職後もそれを続けていけばよいです。現役時代と異なることはそこに定期的な取崩しが加わるだけであります。

分配金型投信分配金の多寡ばかりに注目して、とっているリスクの大きさを注視していないとしたら危険です。保有資産の残高の減少スピードはかえって早まってしまうかもしれませんよ。

■(理由2)信託報酬他コストが高い。お金の払い出しにコストをかけていいのか。

信託報酬他コストが高く、これもまた保有資産残高の減少スピードを早めてしまう要素のひとつです。

わずかな手間を厭わなければ、毎月のお金を引き出すことは自分でできますし、ここに高いコストをかける意義は見出せません。

■(理由3)分配金の金額が十分な金額ではない場合、そのような中途半端なお金にもらうことに意義はない。

例えば本当に必要な資産の取崩し額は月100千円であるが、そのうち25千円を分配金でもらい、差引分は別途、引き出している。このプロセスの中で高い手数料を支払って25千円だけもらうことにどれだけの意義があるのでしょうか。

最初から100千円分を、都度リスク商品の保有残高から引き出せば十分ではないでしょうか。

■(まとめ)自分で取り崩せない人が、分配金という他人任せにすることの愚かさと心細さ
大事な退職後の資産を高いリスクに晒す。高いコストを負担する。でもそうして支払われる分配金は中途半端。

もしも個人が保有資産の残高減少を恐れるあまり、自分自身で取り崩しの金額とタイミングを決められない。だから「毎月分配金」という運用会社が決めてくれたタイミングと金額に任せきりにしているとしたならば、それで果たして良いのでしょうか。

投資は自己責任であり、資産の取崩しもまた同様です。上述のような人は、そもそも退職後のリスク商品を用いた資産運用自体に大変慎重になった方がよいかもしれません。

他人には任せられないものを、あたかも任してしまう。そのような人に対して、WATANKOは愚かしくも心配で心細い気持ちをぬぐえずにはいられません。

関連記事

投資先には不変なものなど何一つない-毎月分配金型投信を理解しよう(2014/5/27)

2018年6月19日 (火)

老前整理2018-本棚は自分を映し出す鏡

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(本棚に何を並べますか)

WATANKOは今現在、勤務先で異動を控えて比較的時間にゆとりがあります。休日出勤も今は無くなりました。

そこで思い浮かぶのは溜まりに溜まった自宅内の不用品や書物の整理整頓です。

関連記事

老前整理-ガレージに積み上がる品々(2016/6/6)

特に今回はWATANKO自身の書斎にある書籍・雑誌、各種書類をターゲットにしました。

背景としては、ここ5年間ずっと仕事が忙しくて平日深夜だけでなく休日出勤までもが続いたので書籍・雑誌、各種書類が大分乱雑に溜まりまくっていたことがあげられます。

とりわけ昨年は不動産取引がいろいろとあったので、関連書類がひときわ積み上がりました。もうマウンテン状態です。

そこで先月から今月にかけて何度かの週末に渡って書籍・雑誌、各種書類を大幅に整理整頓しました。2004年8月に自宅を建てて以来の一大作業であります。

書籍・雑誌については若い頃に読んだ自己啓発ものやビジネスノウハウもの、社会・経済もの、そして様々な自動車雑誌があります。

自宅のとなりに残っているWATANKOの生家(今は無人)を書庫がわりにしていたので膨大な量の書籍・雑誌が残っていました。

また書類関係も沢山あります。自宅を注文住宅として建てた時の資料に始まり、過去の転職活動をしていた頃の資料、中小企業診断士の活動をしていた時の資料、両親の介護関連資料、さらには就職してから今までの給与明細、年賀状、健康診断結果など色々とあります。

これらについても捨てまくりました。

それであっても過去17年間の確定申告資料や、父の代からの様々な不動産取引関連の書類等はなかば永久保存として残すことにしているため結構な量の書類がまだ保管されています。

■不要な持ち物による住居コストの負担を忘れないこと

自宅は賃貸であれば家賃という支出、持ち家であれば減価償却のかたちで毎月毎年、維持・利用のコストがかかってきます。

したがいまして、もしも自宅内に不要な持ち物があれば、それらについて余計な保管費用を負担していることになります。持ち物が増えれば、そこの居住者が座って、寝る、くつろぐスペースがどんどん減り、「高い家賃を払っているけど、なんだか狭くて窮屈な暮らしだな」ということになります。

話は逸れますが、貴方の職場ではペーパーレスの運動が行われていませんでしょうか。ハードコピーを仕事で大量に使う場合、印刷コスト(カラーは高いですよね。)だけでなく、保管する書庫の設備費やそのスペース分のオフィス賃料相当、メンテナンスに係わる人件費まで付帯コストとして発生します。

ペーパーレスを進めることでこれらのコストを削減していけるというわけです。

自宅においても同様のセンスでもって、不要な持ち物を除去することによる住居コストの軽減を忘れないようにしたいものです。

■本棚は自分を映し出す鏡

さてコストのような即物的な理由だけでは整理整頓がはかどらないという御仁向けに、もうひとつの話をお届けします。

自宅内にある自分の持ち物を並べてみれば、その様はちょっと大げさではありますが、自分がそれまで辿ってきた人生の縮図とも言えます。

同様に本棚にならぶ書籍は、その持ち主が培ってきた知識教養と価値観の塊であります。本棚に並んでいる書籍をみれば、その人のインテリジェンスの傾向がわかるというものです。本棚はそうした自分を映し出すひとつの鏡であります。

もしも他人に自宅の本棚をみせて、それによって自分が持つインテリジェンスを表現したいとするならば、貴方は自分の本棚に一体どんな書籍を並べるでしょうか。とりわけ投資関連の書籍ならばどんな書籍を並べるでしょうか。

そこには虚飾や権威付けは一切無用です。図書・雑誌や書類を整理整頓して、あなたのことを理解してもらうために必要十分な、ホンネの本棚を整えてはみませんか。

(あとがきにかえて)

そしてブログもまた、本棚とならんでその運営者を映し出すもうひとつの鏡です。

ですからWATANKOは自分のブログには誹謗中傷、罵詈雑言は一言だって書きたくはないのです。

妻ミサト「加えて貴方がえらんだ相手もまた貴方を映し出すひとつの鏡ってことね。」

WATANKO「その言葉、そっくりそのまま貴方にお返しします。」

妻ミサト「!!!」

2018年6月16日 (土)

インデックス投資ナイト2018のチケットを入手-投資のイベントに参加するようになった理由

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(今年もチケットとれてうれしい、このイベント)

来月7日に渋谷にある東京カルチャーカルテャーにて開催されるインデックス投資ナイト2018のチケットが本日発売されました。

参照サイト

インデックス投資ナイト

このイベントは毎年、チケットが発売開始からわずか数分で完売してしまうほどの人気です。WATANKOは2015年に初めて参加してから以降、幸運にも過去3年間連続してチケットを入手することができました。

そして今回、2018年もファミマポートからの申し込みで無事チケットを入手することができました。これで4回目の参加となります。

当日は1人でも多くの参加者にご挨拶させてもらい、皆さんそれぞれの投資についての考え方や実践方法についてお尋ね出来たら嬉しいです。

■以前はWebだけの世界にとどまっていた

WATANKOはこの駄ブログ開設当初から5年間くらいは、いわゆるオフ会やこの手のイベントに参加して、Webでやりとりしている個人投資家の方々と直接お会することについてはネガティブでありました。

それはブログ上で自分の意見をよりピュアな内容と表現でもって発信したかったからです。オフ会等で他の個人投資家の方々と出会って親しくなってしまうと、自分のブログで意見を発信しようとする際に、彼らが持っている投資の考え方や実践方法と抵触すること避けてしまう癖、バイアスがつきはしないかと危惧したからです。

■SNS番長にはなりたくはなかった

しかし長年ブログを運営しつつ、他の個人投資家ブログをこれまで沢山拝見してきますと、中には自分が信じて実践する投資以外を、汚い表現で否定したり、それらの投資をする人達をバカ呼ばわりしていたりする人を見かけます。

あえて言いますが、そのようなタイプの人達はWebの世界だけに留まり浸り、匿名であるがゆえに上述のような振る舞いができる人達です。

Web上で発信した内容や表現を、そのままそこでやりとりしている相手達に対して実際に面と向かって肉声で伝えることができるとは到底思えません。

Webにはこのような“SNS番長”が一定数いて、WATANKOもまたSNS上だけでの発信であれば、同種な人になりかねないと考えるようになりました。

長年ブログをやっていると、マンネリ化して無用な刺激を求めるあまり他者の批判ばかりする記事を書いたり、アクセス数を稼ぎたくて自ら炎上させるような中傷ネタを記事にしたりする。

WATANKOにも大なり小なりそのような傾向が出てきてしまうことを予感していました。

■オフ会、イベントで接して得る体験を重視

そこで当初の考えを改め、SNS番長に陥らないように2015年からは機会をみつけて投資関連のオフ会やイベントに参加するようにと行動を転換しました。

そうするとSNSだけでなく、リアルな世界で個人投資家の皆さんと接して、自分の考えを述べてみたり、また相手の意見を傾聴することにより、お互いを尊重したコミュニケーションをする体験を積むことができました。

また色々な考えに触れることで投資はもちろんのこと、ブログ運営においても大いなる刺激と意欲を持つことができました。

当初、自分の意見の発信チャネルをSNSの世界に限定していたことで守っていたものよりも、上記の体験から得られるものの方がはるかに大きく、これを重視するようになりました。

■まとめ

というわけで今年もインデックス投資ナイト2018に参加します。イベントのプログラムはもちろんのこと、そこでお会いした皆様から貴重なお話を聞けることを楽しみにしています。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「楽しそうね。私も渋谷に連れて行ってくださらない?」

WATANKO「え~、投資に興味のないご婦人にとっては退屈なプログラムかと存じます。」

妻ミサト「なんとかナイトじゃあなくて、渋谷に行ければよいのよ!」

WATANKO「そういうことですか。」

妻ミサト「当然、買い物予算もヨロピクね。」

WATAKNKO「!!!(今月末のVTIからの分配金が・・・)」

2018年6月14日 (木)

2018年6月の積み立て購入商品

【6月13日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

55,941千円

■損益率

38.6%

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WATANKOは給与所得と不動産賃貸収入から得た余裕資金をもって日本株式、先進国株式、新興国株式のインデックス投信をSBI証券にて毎月積み立て購入しています。

さて今月の積み立て商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

Notes)表中の金額単位は円です。

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さらに6月の仕入れの結果、5月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

Notes)
*表中の金額単位は円です。
*NISAは暦年ごとに損益を認識する必要があるため2018年の分のみの表記としています。

201806303

さて今月も自動積立を行いましたので、やることは何もありませんでした。

新興国株式クラスにおいて基準価額が時折下がった時に、つい買い増ししようかと考えますが、毎月買っているので慌てなくても良いかと思い放置継続です。

そういえば、今年に入って投信のローコスト競争はなりを潜めています。

前月の同記事でも書きましたが、WATANKOとしてニッセイアセットマネジメントの動きを注視していますが、他社はどうでしょうか。

このままだとeMAXIS Slimシリーズがローコスト投信のチャンピオンの座に向けてヒタヒタと登りつめていくことでしょう。ひょっとしたらもう八合目あたりまで辿りついているかもしれません。

一方で他社はどうでしょうか。ローコスト競争にはこれ以上追随できず白旗降参か。それとも死んだふりをして、次の一手を模索あるいは準備中なのか。

個人投資家の多くが夏のボーナスで投信の追加購入を予定しているかもしれません。

各社御中。よき知らせをお待ち申し上げます。

2018年6月12日 (火)

BNDからの2018年6月分分配金-株数を増量、収益分配金も増量

WATANKOはポートフォリオのリスク管理の一環として外国債券のETFであるBNDをバイ&ホールドしています。

 

さてBNDから2018年6月分の分配金が支払われました。税引き後で451.58ドルです。

 

これまでの推移は以下のとおりです。

 

201806301

 

 

先日の記事にて紹介した通り、WATANKOは現在の投資待機資金のうち4分の1余りを投じてBNDを1,400株ほど買い増ししました。

 

関連記事

 

50歳のアセットアロケーション-BNDを買い増ししました(2018/6/1)

 

これで合計3,400株となり、平均購入単価は80.06ドル。購入元本は1株80.06ドル×3,400株=272,174ドルです。

 

この結果、当然ながら収益分配金も増えました。

 

今後、さらにBNDを買い増すかは全く未定ですが、例えば100百万円まで買い増しして、収益分配金を年間2,000千円余りもらい、年金と合わせて最低限の老後生活費を手当てするかというアイデアが浮かんできます。

 

なにせ基準価額の値動きが比較的穏やかな債券ですので、安心して収益分配金を受け取り、これを使うことができるというものです。

 

やがてはWATANKOが亡くなった時点で全株売却して相続税の支払いと、妻が残った場合の生活費に充てます。

 

そう考えるとBNDの保有分以外の資産残高は全てスーパーカーなど車道楽に突っ込めることが判明!

 

‥‥とテンションが上がったところで本日はここまで。

 

妻ミサト「ヨレヨレのTシャツ1枚捨てられない貧乏性な貴方にはそんなお金遣いは無理ね。きっと。」

 

WATANKO「!!!」

 

2018年6月10日 (日)

時間をもって空間を制する-外環道、30年を経てようやくつながる

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(NEXCO東日本のHPより)

時に1988年5月。

大学生のWATANKOは東北某地で行われるサークルの新入生歓迎合宿に向かうべく、新入生を乗せた車で首都高速の中央環状線を経由して、東北道へと向かっていました。当時若葉マークのWATANKOは途中、箱崎ジャンクション(JCT)と並んで首都高速の難関地点として知られ、渋滞が激しい堀切JCTを四苦八苦しながら、通過したのでした。

SAかどこかで日本道路公団(当時)の広報資料を眺めると、そこには首都圏に高速道路の三環状を設置する構想が書かれていました。

折しも日本はバブル時代。土地の値段が上がっていることは大学生のWATANKOでも知るところであり、「中央環状線の外側に長距離の環状の高速道をあと2つも作るなんて、そもそも土地の入手からしてままならないだろう。一体いつ実現するのだろうか。」と全く期待していませんでした。

参照サイト

3環状とは
国土交通省関東地方整備局 3環状

首都圏の道路交通の骨格として、3環状9放射のネットワークが計画されたのは、1963年。以来、東名、中央、関越、東北道など放射方向の高速道路が整備される一方、環状方向の高速道路の整備は遅れました。 その結果、都心に用のないクルマが都心環状線に集中し、慢性的な渋滞が発生しています。「3環状道路」が整備されれば、その通過するだけのクルマがバイパスされ、都心の渋滞解消が期待されます。


■まさかの外環道の今回開通

ところがそれから20年以上の時が流れ、気がつけば三環状の一番外周にあたる首都圏中央連絡自動車道(圏央道)については、全線のほとんどが完成、開通しました。

神奈川県と千葉県の両端部分が残っていますが、藤沢市から成田市までを一本の高速道でグルっとつなぐ環状線の誕生は他県へレジャーやドライブに出かける人や物流業界にとって、渋滞回避と時間節約のメリットが大きいです。

そして、時は2018年6月

今度は圏央道の1つ内周にあたる東京外かく環状道路(外環道)のうち千葉県湾岸地域と埼玉県を結ぶ三郷南インター(IC)から高谷JCTの区間が開通しました。

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(開通区間は上記のとおりです。)

これで練馬と市川を一本の高速道路で結ぶ東京都心を迂回する一大バイパスが出来上がりました。

WATANKOはいつもなら高速道路の開通にそれほど興味は湧いてこないのですが、今回は30年前には絵空事に思え、夢といっても過言ではなかった高速ルートが誕生したことにワクワクし、この開通したルートを走ってみたくなりました。

WATANKO「いや~、まさか外環道が完成するなんて驚きました。これで首都圏外へのドライブがまた楽になります。・・・というわけで出動しませんか?」

妻ミサト「え~、衣替えとか家の用事を片付けようと思ったのに」

WATANKO「目的地は越谷レイクタウン。ボーナスも出たことだし買い物向けに特別予算も組もうじゃありませんか。(やれやれ)」

妻ミサト「行きましょう!!日焼け止め塗るからちょっと待ってて!!!」

■埼玉が近くになりにけり

以前であれば、都内南部あるいは千葉方面から埼玉方向へ行く場合、葛西JCTから中央環状線に乗って堀切JCTを抜けて三郷なり川口に向かっていました。それが三郷~高谷区間が開通したことでぐっと通りやすくなりました。埼玉の人達にとっても浦安方面に出向きやすくなり、ディズニーランドが近くなったのではないでしょうか。

今回開通した三郷~高谷の区間のおよそ半分程度は地下を通るルートです。用地確保や周辺の環境問題を解決するためにこの手法がとられたのでしょう。数十年もかけて整備をすすめられてきた関係者の方々の苦労がここを通過するドライバーにも伝わってくるようです。

その地下を通るルートの印象からか、この三郷~高谷の区間はあっという間に通過し、やや大げさですが、まるでワープしたかのような感覚です。

「おおおお、なんと埼玉が近いのだろう!」

■時間をもって空間を制する

「時間をもって空間を制する」はフランスの自動車メーカーであるシトロエンの総業者であるアンドレ・シトロエンの名言です。

時間をもって空間を制する。つまり自動車によって人間は世界中のどこにでも出向く自由を手に入れることができる。そうやってシトロエンは自動車によってもたらされる「個人の行動の自由」を唱えたわけです。WATANKOの好きな言葉のひとつであります。

時間さえかければ個人は世界のどこにだって行くことができる。

そしてそこにWATANKOの解釈を付け加えるとすれば、かける時間はどんどん短くなるように道路が整備される。長い時間を移動しても疲れが残らず、到着先にて存分に活動できるようになるために自動車はどんどん快適になっていく。

そういった道路と自動車の無限の発展・進歩を夢見る言葉ではないでしょうか。

WATANKOは開通したばかりの外環道のルートを走りながら、人間はまたひとつ空間を制したのだと強く想うのでした。

2018年6月 8日 (金)

教育費が不安で転職した後輩に投資を勧めるか

【6月6日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

54,440千円

■損益率

37.5%

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(新天地でも頑張れ!)

先日、WATANKOの勤務先では8年下の後輩が退職しました。彼は実はWATANKOの部署に異動予定だったのですが、急遽の展開となり別の異動者候補を探し出さなければならない事態となりました。

その後輩、A君はWATANKOと高校、大学が同じであり十数年前からお互いを知っている間柄でした。彼が就職した時期はいわゆる就職氷河期で苦労した世代です。

縁があってWATANKOと同じ会社で働いていたA君は優秀であり、将来はWATANKOの仕事を彼が後継してくれたらいいのになあと密かに思っていましたので、残念でありました。

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退職にあたってWATANKOはA君と話す機会を得て、退職する事情を聞くことができました。A君の退職理由は会社の将来性に関する彼なりの判断があったことにくわえて、子どもの将来の教育費の心配があったためでした。

40代前半のA君は高校生、小学生、幼稚園児の3人の子どもを抱えており、3人とも大学に通うとなった場合、とても勤務先での給与水準では将来の昇格昇給を想定したとしてもやっていけないとのこと。

A君は自宅を購入しており、普段は水筒持参、お昼はいつも500円の弁当という節約志向。それでも3人の子どもの教育費の手当てには追いつかないとのことです。

40代前半での転職活動は大変でしたでしょうが、今は全般的には売り手市場であること、就職氷河期であったA君の世代は、裏返せば企業にとって採用を絞っているため、社員数が少なくて中途採用のニーズがあったことが背景にありました。

それでこのたびて、A君はちょうど自分のようなキャリアの人材ニーズがあった企業とコンタクトが出来て、転職が成立したというわけです。

A君は収入アップを狙って転職を実行しましたが、果たして今後ずっと目論見通りに行くでしょうか。転職先が調子悪くなってくれば、まず切られるのは中途採用組です。

そのような不安な点はありますが、今後は彼に幸運があらんことを祈るばかりです。

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WATANKOは妄想します。

もしもA君が以前から投資をやっていたら、今回の転職の動きは果たして生じたでしょうか。

リーマンショック以降、投資を始めてアベノミクス以降まで継続できていたのであれば、程度の差こそあれ多くの人はそれなりのリターンが見込まれていたと推測できるのではないでしょうか。A君もまた然りです。

A君が、お金自体にも働かせることができていれば、あるいはひょっとして転職を踏みとどまっていた可能性は高かったでしょうか。

「いやいや、教育費といった支出必至の費用について、投資のリターンでもって手当てしようとしてはいけません。」

と一般的には言われておりますが、例えば過去10年の間に堅実にインデックス投資をやっていれば、そこにリターンはありました・・・。

A君はこれからもサラリーマン収入と節約を頼りに教育費を稼ぎそうと必死になるでしょう。

そんな彼にできる数少ないアドバイスがあるとしたら、インデックス投資に代表される堅実なる投資方法であったとWATANKOは考えるのですが、それは危険な発想でしょうか。

例え投資を提案しても、最終判断するのはA君自身であることはわかってはいます。

しかしそれであっても彼の目の前に投資という選択肢を提示すること自体が適切であるかどうか。

WATANKOは迷いながらも結局、退職するA君のうしろ姿をただ見送るだけでありました。

2018年6月 6日 (水)

2018年5月末運用状況

米国の株式相場は相変わらず好調、日本も米国ほどではありませんが、まずまず堅調が続いています。

WATANKOは毎月、積み立て投資を淡々と続けていますが、相場が大きく下落すればスポット買いを行います。

しかしながらそれでは最後に明確なスポット買いをしたのはいつのことやらと購入履歴を辿ってみると、少なくとも2014年以降は、まったくその形跡がありません。つまり3年半近くもご無沙汰しているわけです。

たまにはドキドキワクワクなスポット投資をやってみたいものです。

ということでインデックス投資を初めて10年3ヶ月、123ヶ月が経ちました。2018年5月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは109.16円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
(投資期間の長期化に伴い、2017年12月から評価基準を引き上げました。)
◎:+50.0%~
○:+35.0%~+50.0%
△:+20.0%~+ 35.0%
▲:+5.0%~ +20.0%
×:+5.5%~

201805314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201805315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
4.6%(4.2%)

●リスク
13.3%(12.8%)

●シャープレシオ
0.35(0.33)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
145,000千円(145,000千円)

●評価損益+確定損益分
51,276千円(51,144千円)

●運用期間
123ヶ月(122ヶ月)

●元本平均残高
57,538千円(56,821千円)

●平均年間利回り
8.7%(8.9%)

<概況>

WATANKOのポートフォリオについて前月末からの大きな変更点といえば、前回記事にてあげたとおり、BNDを1,400株購入しました。円貨での投資元本は12,146千円になります。

このためアセットアロケーションに占める海外債券の割合は17%まで上昇しました。WATANKOが考える債券の保有比率としては上限に近づいています。

一方で、運用成果(インデックス連動なので、それすなわち「相場」と読み替えてもよいです。)としてみれば、4月末からほとんど変動してません。

巷では「もう相場は天井だ、夏から相場は下がる」と叫んでいる人がいるのかもしれません。でもそのような方々の中にはきっと3か月前に「相場は春から調整期に入る。売るなら今だ。」と叫んでいた人がいたかもしれません。

彼らが言っていることの半分は真理です。かならずいつか相場下落は起きる。しかし残りの半分、つまり下落時期については、少なくとも半分以上の確率で当てないことには虚言にすぎません。

そのような記事が書かれた媒体を読むためにお金を出すくらいなら、コンビニで新作のスイーツか新味のポテトチップでも買った方がずっと満足できます。

(あとがきにかえて)

ブログ記事を書いていると、ときおり「ポートフォリオ」と「アセットアロケーション」という2つの金融用語を混同してしまう時があります。

「ポートフォリオ」は保有資産全体の状態であり、「アセットアロケーション」は資産の中味の配分する所作をそれぞれ指します。つまり2つの言葉の関係を1文で表すとしたら、「アセットアロケーションの結果がポートフォリオ」といったところでしょうか。

簡にして要な説明が載った質問サイトを紹介しておきます。

参照サイト

Yahoo知恵袋
ポートフォリオとアセットアロケーションの違いは何でしょうか??

2018年6月 5日 (火)

Intermission-ブログ300萬アクセスありがとうございます

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(やっとこさ300萬)

2010年3月にスタートした「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」は、世界の片隅にある泡沫ブログです。記事の書き手は大して文才にない平凡なるサラリーマンです。

ですからアクセス数は昭和の鈍行列車のごとくのんびりを積み上げてきました。

2012年12月(33か月経過)で30万アクセス
2013年8月 (42か月経過)で50万アクセス
2015年1月 (58か月経過)で100万アクセス

にそれぞれ到達してきました。

100万アクセス到達後、長いことアクセス数の伸びを無視してひたすら駄ブログ記事を書き綴ってきましたところ、2018年6月(123ヶ月)経過したところで累計300万アクセスを達成することができました。

これもまたひとえに、この駄ブログにご来訪いただきました皆様のおかげです。ありがとうございました。

プロの記者でも作家でもない市井の個人投資家兼サラリーマンのWATANKOが綴るこの駄ブログ記事を読んでいただいたこと、そしてコメントまでもお寄せいただく皆様に深く御礼申しあげます。

いまやブログといえば、Word Pressを用いてデザインが商業サイトっぽくカッコよく仕立てられているものがどんどん増えてきています。

そんな中にあってこの駄ブログはもはやオールドファッションもいいところです。

こうなりゃ、あくまでテキストで勝負や!と言いたいところですが、万年素人個人投資家&成り行き不動産投資家としては語ることでてきる投資の話は限られています。

あとは

★金融の世界の常識について、市井のビジネスマンの目線でもって「それは違うのではないか?」というツッコミ記事

★色々な経験談(n=1ですが)や伝聞から得られた、商業誌には載りそうもないリアルな話

★素直に良いと判断した商品・サービス、人やイベント、記事などを紹介してこれを広める話

など他の個人投資家ブログではのっていない”ユニーク(固有)”な記事をお届けしたいと思います。

資産運用(忍耐)と車趣味(煩悩)のパフォーマンス・ストーリー 「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」

今後ともご愛顧のほど、宜しくお願いします。

2018年6月 3日 (日)

日経記事「貯蓄からインデックスへ」を読んでインデックス投資に興味をもってもらいたい

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(みなさんに読んでほしい)


今朝の日経新聞記事にインデックス投資を紹介する記事が載っていました。当記事はインデックス投資の歴史と広がり、実践に関する事例・手法をコンパクトにまとめた内容です。

参照記事

日本経済新聞(2018/6/3)
貯蓄からインデックスへ
指数に基づく運用 投資デビューの第一歩に

(全文閲覧には会員登録が必要です。)

記事の項目を簡単にあげてみると次のとおりです。

*インデックス投信の拡大(残高が3年間でほぼ倍)
*低コストという最大のメリット
*個人投資家の実践事例(相互リンクいただいているkenzさん、虫とり小僧さんの紹介)
*プロが注目するインデックス投信・ETF
*長期の資産形成が浸透

記事の最後にはインデックス投資に対する懸念に触れる点もあり、バランス取り(?)も良好です。

この記事を読んだ人のうち、一人でも多くがインデックス投資の有用性を認め、これを始めることを期待しています。

なぜならインデックス投資は再現性が期待でき、わかりやすく、低コストであるという利点を備えているからです。

■再現性が期待できる

マネー記事を読むと「AAAの方法を採ればよい。」「BBBを選べばよい。」と書いてあるケースが多いです。そのような記事を読んだとしてもAAAとは具体的にはどのような方法なのか。BBBは一体どう選べばよいのか。記事に書いてあることは観念的なレベルの説明にすぎず、実践するためにはサッパリわからないことだらけです。

成功者の記事を読んでも、そこには成功に至る軌跡は書いてあっても、実践的な法則・ルールについての記述は乏しく、具体的に自分で再現できるという自信は湧いてこないことが多いです。

インデックス投資はその点は明快であり、誰でも同じ方法を選ぶ事が可能で、同じ結果もまた期待できます。

また再現性が期待できるため、他人に対してもある程度自信をもって勧めることができる投資方法です。

■わかりやすさ

「分散投資、積み立て投資、長期投資によって市場の成長を長くあまねく取り込む」という手法は誰にでもわかりやすいです。

「物事のわかりやすさ」とは、換言すればその事象についての納得性を高め、ひいては選択の判断をし易いものにします。

そこには「日経平均は爆上げしたのに、私の保有銘柄だけがなぜ下がっているのか」とか「バリュー株と思って買ったのに全然リターンが上がらない」といった「個別、スポット、短期投資」が引き起こす原因のわからない損失(あるいは時には儲け)はありません。

■そして低コスト

資産運用の目的はお金を増やすこと、ならば相反する要素であるコストは最小限にとどめるべきなのは明らかです。とくにビジネスマンであればコストがいかに重要であるか言わずもがなでありましょう。

「高コストであっても儲かる商品を選べばよい」と唱える御仁は、この上に書かれたパラグラフを参照願います。

関連記事

【補稿】あなたのコスト、いまいくら?-信託報酬の引き下げを求めるココロ(2018/3/21)

■まとめ

時々、インデックス投資について、これまでの道のりを俯瞰しつつ実例も取り入れながら紹介する記事を見かけることがあります。今回もこの日経記事を読んだ人のうち、一人でも多くがインデックス投資の有用性を認め、これを始めることを期待しています。


2018年6月 1日 (金)

50歳のアセットアロケーション-BNDを買い増ししました

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(そろそろ、債券いっとく?)

WATANKO 50歳。そろそろアセットアロケーションを見直しても良いお年頃です。

というわけで、ここ1カ月熟考した結果、債券を買い増ししてアセットアロケーションのリスクを見直すことにしました。

具体的な購入商品は、バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)です。

商品の解説記事として以下を紹介します。

Financial Goal
バンガード・米国トータル債券市場ETF【BND】は安定性抜群の優良債権ETF

債券ETFなので、株式にくらべて基準価額のボラティリティは低くて安定感があります。

経費率は0.05%と申し分なし。なにせ債券は株式に比べてリターンが低いので、特に低コストは必須です。

とはいいつつも、わ分配金利回りは最新情報では2.60%となかなかに良いです。

WATANKOはBNDを2013年12月に2,000株を購入しております。以来毎月、収益分配金を頂戴してきました。

日本の個人投資家がわ自身のアセットアロケーションに海外債券を加えることについては、不要論がありますが、WATANKOはBNDを4年半の間、保有し続けて債券のボラティリティの低さと、それ故に光る収益分配金の着実な払い出しをエンジョイした結果、海外債券(BND)をこれからも保有し続けてもよいと判断しました。

そこで今回、最終的に保有しておきたい海外債券の分量に至るまで、BNDを買い増ししたわけです。

前回の購入元本は1株80.48ドル×2,000株=160,960ドルです。

それに対して今回の購入元本は1株79.44ドル×1,400株=111,214ドルです。

ちょうど米国の金利上昇をうけて基準価額が下がってきた機会を捉えました。為替の面からみれば1ドル100円を切るようなもっと円高のタイミングを狙いたかったのが本音ですが、そうやって円高を待ってみてもいつやってくるのかわかりませんので、収益分配金をさっさと貰うべく今回購入に踏み切りました。

これでBNDの合計保有額は、1株平均80.06ドル×3,400株=272,174ドルになります。

購入当時の換算レートを用いた円換算では2回の購入の合計で30,655千円になります。

WATANKOのアセットアロケーションにおける海外債券の保有は今回の買い増しをもってMAXと考えています。

これで50歳のアセットアロケーションにふさわしくなってきたかな。

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