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2018年7月29日 (日)

(続)新興国株式インデックスファンドのシェア@2018

前回、新興国株式アセットクラスのインデックスファンドの純資産ならびに資金流入におけるランキングとシェアを調べてみました。

その続きとして次に信託報酬と資金流入の関係を見てみます。

■商品の分布図

信託報酬と資金流出入額の2軸の中に各商品をプロットした分布図を作成してみました。

Notes)
横軸は信託報酬(税抜)、縦軸は資金流出入額の直近6か月(2018年1月~6月)の平均月次額です。

201807285

分布図をみると、Slimの圧勝が一目でわかります。一人勝ちの様相です。

他にもなかなかローコストな商品が揃っていますが、一番低い信託報酬であるSlim以外はほとんど全くと言ってよいほど資金が集まっていません。<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ)も然りであり、Slimと同じ信託報酬ながら資金流入については低迷しています。

この原因はニッセイは商品設定が遅かったためと推察します。外国株式(先進国株式)が注目を浴び始めた頃に、遅滞なく設定していれば、Slimが出てくる前までに純資産の積み上がりと個人投資家の支持が定着したのではないでしょうか。

実際にはSlimが2017年7月に設定されて3か月が経った同年10月になってようやくニッセイが設定されました。

しかしニッセイが設定された時点で既にSlimに信託報酬を追随される状態となっており、Slimに対してコスト面で最初から同レベルの争いとなっていたので伸び悩んだのでしょう。

関連記事

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドが登場するも戦いは厳しい(2017/9/28)


■信託報酬

24商品の信託報酬の単純平均は0.418%となり、これは前日集計した先進国株式の0.469%をも下回る水準です。いかにローコストな新興国株式の商品が新規設定されてきているかがうかがえる傾向です。

それにつけても繰り返しますが、平均を上回る高い信託報酬の旧年金積立に、何故あれほど資金が集まるのか・・・。

■まとめ

さて新興国株式インデックスファンドのこれから先の勢力図はどう変わっていくでしょうか。

WATANKOの予想ですが、先進国株式においてはニッセイとSlimの競争が続いていますが、それと異なり新興国株式ではSlimの圧勝がずっと続くのではないかと考えます。ニッセイも楽天も白旗ではないでしょうか。

どんなアセットクラスであっても個人投資家が信託報酬最安値追随型のSlimシリーズに一度乗り換えてしまったら、コスト面からみて他商品を選ぶ理由はもう無くなります。

他社にできることといえば、もはや恥も外聞も捨ててSlimシリーズと同じ戦略を採るか。しかしながら仮にそれが実現したとしても不十分であり、併せて相当なプロモーションを打たないと待ったく太刀打ちできないでしょう。

あるいは全く別の切り口での商品展開を進めるか。楽天はバンガードを担いで真っ向からぶつからない商品展開を行いました。

各運用会社のインデックスファンドに関する2018年のマーケティングはもうお終いでしょうか。秋以降の動きに注目したいと思います。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「そりゃあ、ここで終わると来月以降、ブログ記事のネタに困るわよね。」

WATANKO「!!!」

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