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2018年8月18日 (土)

大比較!コスパで選べ、スーパーカー(その4)選び方まとめ

201808159

(前回からの続き。今回で完結です。)

スーパーカーの選択は、何をもとにして考えればよいのでしょうか。

リビドーに駆られてすきなブランド、好きなデザインの中からひたすら選ぶのもOKですが、今回の記事にてとりあげた視点を持つことも車の世界に対する広がりがあって、他の車、ひいては他者の車趣味を理解するよいきっかけであります。


■他にもある指標

車の性能を測る指標としては今回の記事にてとりあげたPWRのほかにもいろいろなものがあげられます。


●トルク・ウェイト・レシオ

パワーの代わりにトルクの数値をもちいた指標です。最高回転域をもとに算定されるパワーよりも、日常の運転は常用回転域でのトルクが重要なので、PWRよりはこちらの方が実用的な指標であるかもしれません。

●ホイールベース・トレッド比

ホイールベースを前後のトレッドの平均で割って算定する数値です。車の縦横比のようなものです。これが1.0に近いほど 機動性(回頭性)が高くスポーツカー寄りの性格、逆に2.0に近いほど 安定性(直進性)を重視した人と荷物の運搬車寄りの性格にそれぞれなります。

●ホイールベース・全長比(通称:アンコ比)

これはWATANKO独自の指標であり、ホイールベースを全長で割った数値(%)を表します。これが高いほど全長に占めるホイールベースの割合が大きい、すなわち前後のオーバーハングが短い、タイヤがボディの四隅にあり運動性能が高いとなります。また一概にはいえませんが、ボディサイズの割には室内が相対的に広めであることも期待できます。

■何を基準にスーパーカーを選ぶか

今回選出された32台の中では、PWRや馬力あたり価格が優れたモデルでもって理詰めでランキングを決めてきました。その結果コルベットZ06がもっとも合理的な判断となりました。この他にはテスラはセダンですので横に置いておくとしても、ロータス エキシージスポーツ410や日産 GT-R NISMOもかなり良い選択です。

これらモデルが高いランキングを得た理由は馬力あたり価格が安い点が大きいです。ロータス エキシージスポーツ410は34千円、日産 GT-R NISMOは31千円とそれぞれ低く抑えられています。

一方で「いや、馬力あたり価格が割高であっても絶対的な馬力が魅力だ。」という御仁がいても、彼を否定したりはしません。馬力はスーパーカーにとって大事なロマンの部分です。どうぞフェラーリ 812スーパーファストやランボルギーニ アヴェンタドールSでもいっちゃってくださいとしか言いようがありません。

でも一つ言えるのは馬力競争には終わりはありません。しかもこれからはスーパーカーの世界にもEVが食い込んでくることが予想されます。エンジンとモーターによるトータルシステムの馬力となると、これもまた際限なく上がって行くことでしょう。

それに馬力だけでなくスーパーカーのデザインやエンジニアリングの面から見た魅力も大事であります。

良いデザインやエンジニアリングの車はいつまでたっても色褪せません。

例えばデザインならフェラーリなら1980年代に作られた328GTB、ランボルギーニならミウラやカウンタック等。またそこまで古くなくともフェラーリ 360モデナやランボルギーニ ガヤルド、ポルシェ 911(TYPE997)のデザインはとても素敵です。エンジニアリングならマクラーレンやロータス各車等が素晴らしいでしょう。


価格、馬力、デザインやエンジニアリング、スーパーカー選びにおいてこれらの要素ひとうつひとつに貴方はどこまでこだわるでしょうか。

■ロジックとリビドーの混合

つまるところ大枚はたいてスーパーカーを買うのであれば、どの要素を重要視するか。そこをハッキリさせる必要があります。なにせ高い買い物ですからね。

★パワーを求める。馬力こそスーパーカーの絶対価値なのだ!大排気量、ターボチャージャー大歓迎。俺は600馬力を得るために金を突っ込むぜ!

★内外のデザインが多少ショボくても一般の量産車には採用されない最高のエンジニアリングが用いられた究極のスポーツドライビングを味わいたい!

★性能が高いことは勿論だけど、欠かせないのが素晴らしいデザイン、流麗なボディワークと内装の仕立てこそが非日常を楽しむ相手にふさわしい!

とまあ色々あるでしょう。ただしどの場合も、それ以外の要素を全く無視しているわけではなく、馬力派はデザインも気にしているし、エンジニアリング派やデザイン派も馬力を譲れないと考えていることでしょう。

ロジックとリビドーの混合でもってスーパーカーは選ばれていくのです。

■パーソナルチョイス

本稿の〆としてWATANKO自身のパーソナルチョイスを示しておきます。

WATANKOは昔のスーパーカーへの憧れを体現するとなれば、当時の主要メーカーのモデルを選びたいです。そうなるとおのずとフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニあたりになってきます。

ああっ、フェラーリのV8ミッドシップ、ポルシェのターボモデル、ランボルギーニのウエッジの効いたバリバリのデザイン

でも一方でフェラーリあたりを選ぶとあまりにエキゾチックすぎて普段の用事には使えません。こうなるとギリギリオーケーなのはポルシェくらいでしょうか。(ポルシェだって無理か。)

この辺りのバランスも考えつつ、パーソナルチョイスは以下の通りです。

1.マクラーレン 570Sスパイダー

なんだよ、リストにないモデルじゃないかとのお叱りを受けるかもしれませんが、カーボンモノコックボディを採用し、外連味ではなくあくまでもスポーツドライビングを追求したマクラーレンのモデルを選びます。

車雑誌のインプレでは乗り心地が良いと書かれており、イタリアンに比べればギリギリ街乗りOKな控えめのデザインという点も勘案しました。

なおWATANKOはオープンモデル志向ですのでリストにありました540S見合いのオープンということで570Sスパイダーです。

2.ポルシェ ボクスターGTS

引き続き、これもリストにないモデルですがケイマンGTS見合いということであげます。馬力あたり値段は良好、街乗りも十分にOK。お値段も財布に比較的やさしいです。これですと実現する日がググッと近づいてきます。

3.BMW M5

前述ですが、やはり20,000千円を切る車両価格で600馬力というのはかなりお買い得。セダンなので実用性も文句なし。ビジネスマンエクスプレスです。(あ、これを乗り回している頃はリタイアしているか。)

4.レクサス LC500 Sパッケージ

妻ミサトがお気に入りなので一応あげておきます。日本のおもてなしに期待。あ、ボディカラーは赤が好きで、自分は助手席専用だそうです。ハイハイ、なんでもどうぞ。

※テスラ ロードスター

リスト外ですが、今後期待の一台として2020年発売予定の新型ロートスターを上げておきます。0-100kmが驚異の1.9秒ということでPWRは凄い数値になりそうです。でもモデルSのただの2ドア版なら買いません。EVスーパーカーの魅力はいかに?

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コメント

アンコ比!って(笑 面白い例えですね。

私が選ぶとしたら

1,AMG SL63

日本海側の雪国に住んでるので、オープンに出来るのが少なそうですが
なんとも贅沢です。待ち乗りも普通にこなし、それ程目立たない

2, R8GT
デザインが一番好みです、とういか初代が一番好きでした。
ランボルギーニとは当然味付けが違うのでしょうが、MTで峠道を走ってみたい。

地方に住んでいるとスーパーカーと呼ばれるような車には、殆ど遭遇しません。
ドイツ御三家辺りはよく見かけますが、AMGやRS、Mは余りみないですね
ポルシェだと殆どカイエン、フェラーリやランボルギーニなどは見たこと無いです。
一度だけマクラーレンSLRを見かけましたが、凄い迫力でした


kamaさん

コメントありがとう。私も腹落ちする選択です。

SLならAMGまでいかずとも普通のモデルで良いかと。
ただ現行では欲しい仕様がなくて残念な感じです。

またR8も私が好きな先代前期型で右ハンという仕様がなくてこれまた悩ましいです。

いつも楽しく拝見しております。
AMGやMですと儲かってる会社経営者が普通に経費買いするイメージです。
やはり経費で買いにくいモデルのほうが夢がありますね。
不人気色とか2ドアオープンとか不便であればあるほど、オーナーの貫目を感じます(笑)

ニックさん

コメントありがとうございます。

経費で落とす車選びは、本当に乗りたいモデル選びを歪ませます。

好きなものを買うに限りますね!

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