(続)毎日乗りたいスーパーカーの選び方-種類・値段・ブランドからポルシェ一択
(ポルシェ911も昔のカエル顔から随分とスマートに変わりました。)
WATANKOはブログタイトルにあるとおり、いつかスーパーカーをマイカーにしてみたいと思っていますが、実際に所有するとなると気に入ったモデルを無邪気に選ぶわけにもいきません。
なぜならスーパーカーを買ってガレージに飾っておくだけならともかく、できるだけ日常的にガンガン乗りまわしたい身とすれば、選ぶモデルにはデザイン、サイズ、耐久性や維持費といった観点から現実的な制約が生じるからであります。
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■実際に選ぶとしたら、最右翼はポルシェ
上記の関連記事でも触れたとおり、日常乗りまわすモデルを選ぶとすれば、デザインが目立ちすぎず、サイズや耐久性と維持費を考慮したうえで、ポルシェが最右翼であります。
理由をいくつかあげてみます。
1.種類が豊富
ポルシェの代表的なモデルといえば911。大抵の人が頭に思い浮かぶモデルはこれでありましょう。
911は新車ではボディ形状、駆動形式、エンジンパワーなどの組み合わせにより、現在バリエーションが24種類もありとても豊富です。
さらに過去フルモデルチェンジを実質6回行っており、様々な歴代モデルがあり、それぞれに(価格がこなれている点も含めて)魅力を備えています。中古車の場合も十分な数のタマが流通しており、選びやすいです。
例えば911の過去30年間の中古車は合計927台あります。一方同じくらいメジャーなスーパーカーであるフェラーリの主力モデルであるV8ミッドシップは過去30年の歴代7モデルをかき集めても286台、ランボルギーニのV10モデルは117台にとどまります。(いずれもクーペのみ。カーセンサーのアプリ調べ。)
2.比較的安い
あくまで相対的な比較ですが、1馬力あたりの値段は一番高い911ターボでも、イタリアンやアングロサクソンのハイエンドモデルよりも安いです。
以下は、以前とりあげたスーパーカー32台の比較のひとつであり、1馬力あたりの値段ランキングであります。
また信頼性が高くて修理費が嵩むことが少ないという観点からも比較的安いといえます。ドイツの機械は品質と耐久性が抜群であるという陳腐で紋切り方のセリフは吐きたくはありませんが、中古で残っているタマの多さがそれを物語っているでしょう。
またディーラーの数は他のスーパーカーに比べれば多く、メンテナンス面の手間や心配も少ないといえそうです。
3.ブランドの魅力も十分
ブランドの魅力としても十分に備わっています。おそらく日本ではフェラーリと同等かそれ以上に知名度があり、オーナーの心をくすぐるブランドでありましょう。
マセラティやマクラーレンを高い金を出して買ったとしても、ポルシェに比べて、一般の人々には果たしてどこまで認知してもらえるでしょうか。
■まとめ
好みが左右するスーパーカーの世界にあって、ポルシェ一択などという記事を書くことは、実は極めて無粋であります。
スーパーカーを選ぶような御仁は、ひとりひとりが車に対する深い知識に長け、立派なる見識をお持ちの方であると信じているからです。(除くWATANKO)
しかし一方で車にはある程度詳しいがマニアではない人、時計や衣服と同じような感覚で選ぶひとにとってお勧めできるモデル、一番我慢が少ないスーパーカーは何であるかと問われればポルシェ一択になります。
もちろんスーパーカーに対する造詣が深い方にとってもお勧めできるモデルであることは言うまでもありません。
関連記事
現実的なスーパーカー選択肢 ポルシェ911 Type997とフェラーリ360モデナ(2016/8/31)
(あとがきにかえて)
ここまで書いておいて触れないのは罪悪感がありますので、もう少し正直に言えば、ポルシェの中でも911ではなくケイマン、オープン志向ならボクスターも極めて魅力的なモデルです。性能は2世代前のV8フェラーリに匹敵し、お値段は10百万円を切ります。
関連記事
冷静に考えると選ぶべきはポルシェ・ケイマン(2013/5/1)
なおただでさえ911はボディバリエーションが豊富で選択に悩むところなのに、そこにケイマンやボクスターを含めてしまうと、WATANKOのような車マニアにとっては一晩では到底答えを出せない迷宮入りになってしまうのでご注意ください。(笑)
「デザイン、サイズ、性能、値段を総合すればやっぱりケイマンGT4だなあ。しかしオープンドライブも捨てきれん・・・。やはりボクスタースパイダーか。でも幌が簡易タイプなのがちょっと・・・ブツブツ(午前3時)」
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
997を気に入ってます、911のフルモデルチェンジで安くなってほしい。1年間また予定です。
投稿: たんちん | 2018年9月26日 (水) 19時58分
たんちんさん
コメントありがとうございます。
お気持ちはわかりますが、中古でなるべく良いタマを選ぼうと思えば、早いうちにGOするのがよろしいかと。
今回の992へのFMCをうけての買い替えにより、997のタマが増えるかもしれませんが、一方で自然吸気を好む997オーナーは手元に残すかもしれません。
投稿: WATANKO | 2018年9月27日 (木) 07時26分