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2018年9月23日 (日)

時計の針は動いていた

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(お彼岸の墓参りはお済ませでしょうか。)

自分の身に周りにいる家族や親類、親しい友人がある程度揃って年月が立つと、それらの大事な存在がずっと変わらずに傍に居続けることが当たり前に思えてきます。

昨年も皆元気であり、会うことができた。来年も再来年も同じ状態が続くだろう。当たり前のように、いや「当たり前」という言葉すらも思い浮かべることはなく当然のようにそう思ってしまいます。

でも先日、そんな当たり前がいきなりそうではなくなった、いくつかの事態に直面しました。

■叔母夫婦の老犬の死

近所に住む年老いた叔母夫婦は子どもがいなかったので、30年くらい前から犬を飼っていました。綺麗にしており室内でも飼っていたのでもう子どものような存在です。今飼っているのは2匹目で13歳にもなる老犬でした。

WATANKOはこの叔母夫婦の息子代わりになってこれまで時々、面倒を見てきており、この老犬もWATANKOにとてもよく懐いていました。WATANKOも叔母夫婦に代わって時折、散歩に連れ出したりしていました。

その老犬が先週突然亡くなりました。近年は白内障を患って片目を失明したり、だいぶ体が弱っていたのですが、それでも歩行や摂食は問題なかったので驚きでありました。

叔母夫婦にとっては子どものような存在が突如いなくなった世界で、これからは生きていかねばなりません。先日、叔母夫婦を訪ねると、老犬を失ったショックがまだ癒えず、見るからに元気がなさそうでした。

WATANKOにとっても後から喪失感を湧いてきて、しばらくは落ち込みました。WATANKOですらこの状態であったので、叔母夫婦のショックの大きさがうかがい知れます。

■妻の父の入院

妻の父が今週、身体に激痛が走り、起きることができなくなってしまいました。当人はかねてから脊椎を痛めており、それが進行してしまったようです。

急遽入院となったのですが、その後の検査の結果、なんと骨折も判明し、全治2か月はかかる見通しです。

妻の両親は、WATANKO家から車で1時間程度離れたところにすんでいるので、この緊急事態に対して妻が色々と面倒をみるために両親の実家に頻繁に出かけるようになりました。

WATANKOの両親は既に他界しましたが、妻の両親は年齢の割にはとても元気で、特に足腰はしっかりとしていました。健康状態も問題なく好きなものを食べてお酒をのみ自由な老後生活を送っていました。

しかしそうした日々は突然の終わりを迎えました。妻の父の今後の治療やリハビリはおそらく大変でありましょう。

WATANKOが見てきた過去事例から推察するに、妻の父は年齢からみて健康状態やQOLが以前のレベルに回復することはかなり困難と思われます。

また、父だけでなく母の心身の負担も見過ごせず、心配するところであります。

■自分の体にもシグナル

叔母夫婦の老犬の死、妻の父の入院と突然のイベントが起きる中で、WATANKOもまた先日、腰を痛めてしまいました。

実は先月のお盆の頃は酷い三叉神経痛を患い、夏休みがフイになりましたが、今度は腰痛を発症するとは参りました。

50歳を過ぎて身体にガタがきていることを知らせるシグナルを受け取ったような気分であります。

楽しいリタイア生活を送るためには、健康面のトラブルを抱えるわけにはいきません。生活習慣の見直しが必須であります。

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生き物には寿命があり、いつかは終わりを迎えますが、それを実感するのは家族・親類や身の回りの大事な存在を失うときであります。WATANKOはかつて父、母を相次いで亡くした際にそれを実感しましたが、以降は幸いにも機会がなく、やや鈍感になっておりました。

それが今回身の回りに起きた出来事で思い起こされました。

WATANKOと、その身の回りの大事な存在にとっての時計の針は確実に進んでいたわけであります。そしてその針はいつかは止まります。

50歳のWATANKOにとって残された時間は悲観するほど短くはありませんが、有限であることは確かです。

そこで仕事、そして子育てについてのパンチ・リストを作って、片付けるとしましょう。

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