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2018年11月25日 (日)

初めてのラーメン店であなたが注文する一杯は何ですか

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(今夜の一杯はキミに決めた!)

WATANKOは夫婦そろってかなりのラーメン好きです。若い頃は二人で夜によく食べにいきました。食べに行く店はお気に入りの店をいくつか定番としておさえてき、たまに新しく見つけた店を訪ねるという展開でありました。

思い起こしてみればラーメンのトレンドは1990年代に入ってから豚骨醤油系→煮干し和風→塩味と移り変わり、その度に色々なラーメンを食べてきました。最近はやはり鶏ガラ醤油味というベーシックな味付けが一番気に入っています。

あ、つけ麺は好きではありません。麺が冷たいとスープが冷めますし、麺とスープが絡み合って一体となった味こそがラーメンの真骨長ですから。それとつけ麺は概して麺の量が多くで若手には喜ばれるのですが、もう50歳を過ぎて糖質摂取が気になるWATANKOとしては敬遠気味であります。

妻ミサト「あなたの好みはもういいから、はやく本題に入ったら?」

WATANKO「・・・・」

■初めて入る店でラーメンを選ぶ基準

貴方は初めて入ったラーメン店で、最初に食べてみたい一杯を選ぶときに何を選択の基準にしていますでしょうか。

ここでWATANKOは日本全国5,000万人の悩めるラーメン好きの方々向けに、様々な選択の基準を提供して参りたいと思います。

【選択の基準1】ベーシックな種類を選ぶ

まずはオーソドックスな考え方として、その店が基本にしている種類を選ぶという基準です。味付けとしては塩味をウリにしている店なら塩味を、味噌味をウリにしている店なら味噌味をという具合に、その店のベーシックな種類を選ぶという基準です。

余計な付加物(トッピング)は不要。麺・スープ・具のバランスも含めて店のベーシックにしてスタンダードを食するわけであります。これを食べてあなたにリピート心を起こさせない店の場合はここまでです。

安西先生も言っているじゃあないですか。

「美味しくなかったら、そこで試合終了だよ・・・」

尚なかには醤油、塩、味噌を並列してウリにしている店がありますが、その場合は次項2に進んでください。

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【基準2】いつも同じ種類を選ぶ

基準1の難点は複数の店舗を比較した場合の相対評価が難しいところにあります。

例えばA店の塩味とB店の味噌味はそもそも味の種類の違いがあり、単純な比較が難しい一面があります。またそこには「塩味よりも味噌味の方が概して好き」という自分の好みも絡んできます。

そこで次の基準として「どの店に入ったとしても常に同じ種類を選ぶ」を提案します。

初めて入った店で食べる種類は、例えば必ず醤油味を選ぶというやり方です。チェーン系にありがちですが複数の種類を同時並列的にウリとしている店の場合にもこの方法が有効であります。

なおこういった場合に選ぶ味は自分にとって普遍的に一番好きな味あるいは、良し悪しを判別付きやすい味が良いでしょう。

また同じ種類という点の類似例として、麺の種類にバリエーションがあれば必ずどれかに統一するということもあります。例えば太麺をいつも選び、それをもって評価軸とするなどです。

ただし店にとってはそこで選ばれた種類と、一番得意とする種類が不一致するケースもあります。しかしながら選ばれた種類こそがお客が一番好きな種類または店の良し悪しが判別できる種類なので仕方がありません。その場合はご縁がなかったということで・・・。

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【基準3】全部盛りを選ぶ

ベーシックな一杯を食べて判断するのはいいけれど、それはひょっとして店の実力が最大限発揮された一杯ではないかもしれません。

あらゆる具を投じた最も値段の高い全部盛りを食べないと、店の真の実力はわからないのではないかという視点もあります。

「最初から全力でこい。出し惜しみした瞬間、お前は負ける。」

そんなセリフのバトル系漫画があったような気がしましたが、ともかくも店としてもスタンダードの一杯だけを食べて店の良し悪しを判断され、及第点を得られなければリピートされないとう展開に対して不満があるかもしれません。

また食べる側としても、究極の一杯を食べずにリピートの是非を判定するというのはいささか早計な気もします。

ということで種類別で一番高い味+すべての具がのった一番高い一杯を最初から食べて、最善の判断を下す。デラックスはスタンダートを兼ねるという基準であります。

このバリエーションとして、ラーメンを頼むときに必ずチャーシュー麺を選ぶ、あるいはチャーシューのトッピングをつけるという手法もあります。

WATANKO理論によると「チャーシューの旨さは七難を隠す。」ので、必ずトップ・オブ・ザ・具であるチャーシューだけでもふんだんに食して、それでも総合的に満足しなければ、やはりその店をリピートする意欲は無くなるといわざるをえないでしょう。

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【基準4】その店の特徴的な一杯を選ぶ

世の中に数多あるラーメン店が特徴を発揮するためには、メインとなるメニューラインとは別に、話題となる1品をそろえているケースがあります。例えば「ここは塩味がメインだが、鳥白湯味が話題」「辛味の交ぜそばが大人気」といった具合です。

野球のピッチャーで言えば、豪速球派であっても実はナックルもすごい。これで三振を上乗せしてとることができる、といった感じでしょうか。

しかもこの場合、店から見れば特徴が強ければ強いほど、醤油味同士、塩味同士という他店との平場の戦いを避けて、お客から指名されるメニュー、いわばブルーオーシャンなラーメンとなるわけです。値段についても+αの値付けをしやすく、店の看板メニューになりお客にも覚えてもらいやすくなります。

さて視点をお客に戻しますと、この特異なメニューをもってのみ店の良し悪しを判断することが果たして適正なのか疑問が残るところがありますが、話題の1品がズバリ自分にはまった時にはもうこれしか食べないというリピート客になるわけです。

ちなみにこの基準でWATANKOが最近はまったのは、某ラーメン店にある味噌味のもつ煮ラーメンです。

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【基準5】その時のシチュエーションで選ぶ

最後は基準と呼んでいいのかやや議論を呼びそうですが、自分がラーメンを食べるときの様々なシチュエーションを重視する考え方です。

残業した後の帰り道、お酒を飲んだ後の〆のメニュー、食欲があまりないから軽く済ませたいとき、とてもお腹が空いていてガッツリ食べたいとき・・・等々。

初めて訪れたラーメン店における品選びではどれが美味いか否か、何をもってそれを測るかという冷静な判断力よりも、上記のような各シチューションによって選択が左右されることがあります。

例えば飲んだ後に〆として食べるラーメンはさっぱり醤油味がいいとなれば、たまたま初めて入ったその店がこってりとんこつ味を最大限ウリにしていたとしても、「今の俺は醤油味が喰いたいんだ!」として、醤油味を食べる。

もしもそれでお客にとって醤油味がイマイチであれば、それが店の評価につながってしまいお客にはイマイチな店として脳裏に残ってしまい、リピートの機会をなくしてしまうかもしれません。

でもこれだけラーメン店が沢山あるなかで初めて訪れたお客にリピートしてもらうためにはこういった展開でも認められる必要があります。お店としてはスキのないメニューを揃えておき、何を食べても美味しい店を目指していかねばなりません。

これこそが残酷なお客のテーゼであります。

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■まとめ

以上のとおり、初めて入ったラーメン店で、最初に食べてみたい一杯を選ぶときの様々な選択の基準を紹介しました。

晩秋の寒い日が続いたこの三連休を〆る一杯に、お好きな味のラーメンをどうかご賞味されんことを切に願って、本稿の結びとさせていただきます。

(あとがきにかえて)

WATANKO「というわけで、ラーメンについてのブログ記事を書いていたら、なんだか食べたくなってきました。今日の夕飯はあのもつ煮ラーメンがある店に行きましょう!!!」

妻ミサト「ブブブーッ!あなたの三連休は糖質を取りすぎなので、今夜は糖質カットメニューを推奨します。ですからレストランでサラダを食べなさい!」

WATANKO「!!!」


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