VTIからの2018年4Q分配金-トータルリターンは初の赤字
【1月8日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
150,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
41,554千円
■損益率
27.8%
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WATANKOは所有する不動産物件のなかにある遊休物件について、これを処分して、「不動産を賃貸して得る収入」から、「証券をバイ&ホールドして得る分配金収入」に運用方法を切り替えています。
そのビークルとして採用した証券はバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)。購入元本は1株127.83ドル×2,760株=352,765.40ドルです。購入時の平均換算レート(111.28円/$)で39,257千円です。
■分配金収入
さてVTIの分配金は年4回、四半期ごとの支払いであり、WATANKOはVTIを購入して以来、6回目となる2018年第4半期(4Q)の分配金を受領しました。税引き後で1,419.05ドルです。購入時の為替レート(107.66円/$)にて152,755円になります。
これまでの分配金収入は次のとおりです。
■トータルリターン
元本投資額の評価額について、9月末に比べると外貨建てで基準価額は下落し、為替は円高となり円建て評価額は37,568千円に下落して評価損益は▲1,689千円、▲4.3%となりました。分配金収入合計とあわせて25か月でのトータルリターンは▲1,536千円、▲3.9%となりました。
WATANKOがVTIを2017年8月に購入して以来、初めてのマイナスであります。3カ月前は20%を超えるプラスリターンが出ていたのですが、あっという間に悪化しました。
■不動産賃貸と違って赤字も「手間なし」
さて冒頭にて触れたとおり、WATANKOは不動産賃貸に代えて証券のバイ&ホールドを行っているわけですが、どちらの投資でもあっても収益にはリスクが伴います。
不動産賃貸の場合、年間の維持費用に対して入居率が下がったり、あるいは費用が予定を超えて嵩んだりすれば、ある年は収支が赤字になることもあるでしょう。そこでは色々と手間暇をかけて対策を取ったとしても報われず、赤字が不可避になってしまうこともあります。
しかし証券のバイ&ホールドであれば同じ赤字でも、そこには手間暇は伴いません。そもそも努力を払う術はなく、ただ相場が下落して赤字になるときはなりますし、逆にほっておいてもそのうちに回復することもあります。
自分の努力で赤字を改善する。そのような余地がない証券のバイ&ホールド。
手間がかかる不動産賃貸と適度に組み合わせるにはちょうど良い相手です。
ここは相場の回復をゆっくりと待つことにしましょう。
・・・いや、ひとつだけかけることができる手間がありました。
下落した証券を買い増しするという手間があります。
というわけでWATANKOはVTIを買い増すことにしました。
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