2019年のアセット・ロケーション-証券口座へのタマ込め完了
(こちらのお金をあちらへと)
WATANKOは毎年、年末の休暇中の平日を利用して、複数の金融機関をまわって資金の整理と預け替えを行っています。アセット・アロケーションならぬ、いわゆるアセット・ロケーションの一種であります。
しかしながら2018年末は休暇に入った12月28日が土曜日であり、大晦日31日までに平日がありませんでした。したがって年があけて1月4日(金)(WATANKOの勤務先は休業日)にアセット・ロケーションの変更を行いました。
■余裕資金を証券口座へ投下
WATANKO家ではメガバンクの他に地元の地方銀行、信用金庫、農協、郵便局など複数の金融機関ごとに複数の口座を持っております。給与振り込みや不動産賃貸業の入出金、子供たちの学費や習い事の費用引き落としなど用途はバラバラであります。
なるべく整理統合したいのですが、手続きが煩雑であったり、先方の金融機関からの指定があったりと諸般の事情でなかなかすすみません。やむなく毎年、複数の金融機関をはしごせざるを得ません。
今回、これら各口座の資金の残高確認、この先1年間の必要金額の入金、余剰金の引き出しや預け替えなど一気に行いました。
最終的には不動産賃貸業の運転資金とリスク引当見合いの資金を十分に残したうえで、残った余裕資金を2019年の投資用資金としてSBI証券の口座に振り込みました。
これで投資資金というタマを込めることは完了です。あとは撃つだけです。
■余裕資金はじりじりと減る
WATANKOがインデックス投資に用いる年間資金の水準についてですが、インデックス投資を始めた当初に想定していた水準に対して、現在はその半分にとどまっています。10年単位で物事を計画しているとさすがにブレがあるのは否ませんが、この原因を分析すると次のとおりです。
1.不動産賃貸業の収入減
長年をかけて保有物件のリストラをすすめてきた結果、年間に得られる賃料総額が減ってきました。しかし問題含みの物件がほぼ一掃できたので、費用対効果ならぬ“手間対収入”のバランスは良好です。
2.生活固定費の高止まり
生活固定費は高止まりが続いています。その理由は何といっても長男が通う大学の学費+諸々費用、次男の塾代等を合わせるとWATANKO家の教育費は関連費用含めて年間2,500千円~3,000千円ほどかかっているためです。
現在、小さなお子さんを2~3人お持ちの30代~40代にかけての方々におかれましては、この怒涛のような資金需要への備えを計画的に行われんことを切に願います。
■まとめ
資産運用に充てる資金は収入の変化や病気・怪我、住居関連などの要因によって年ごとに結構変動します。ですから毎年XX万円を必ず投資しよう、意気込んでも、その決めた金額を長年に渡って投資にまわせるとは限りません。
WATANKOの年間投資額(含む待機資金)も年々変動してきました。
2008年 23,800千円
2009年 9,500千円
2010年 9,050千円
2011年 6,360千円
2012年 6,220千円
2013年 0
2014年 11,070千円
2015年 2,000千円
2016年 8,000千円
2017年 69,000千円
2018年 5,000千円
2013年はアベノミクスで相場上昇が始まった際に様子見で積み立て投資を止めていました。その分翌2014年にかなりの額を投資しています。2015年はロードスターを買ったので投資にまわす資金が減りました。2017年は遊休不動産の売却で得た資金で膨らんでいます、
このように凸凹がありながらも“継続一番”でもって投資を続けてきましたし、今後も同様です。
毎年、アセット・ロケーションを行う度に、貯まったお金のありがたみを感じるとともに、これを今までの元手資金に追加して、地道ながらも着実に増やしていこうという気持ちを増々強めています。
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