長期投資家にとってGW10連休はスルーでいこう
(草木燃ゆる5月GW)
いよいよGW10連休が近づいてまいりました。日本のビジネスマンにとって会社が10日間もお休みする事態などほとんど初めてのことではないでしょうか。
WATANKOはといえば、過去3年は所属していた部署の業務の都合により、GW休日の半分強は休日出勤しておりました。それが今年は部署を異動したので実に4年ぶりにGW休日を丸々休むことができます。
さてGWによって10日もの間、日本では株式相場における通常の売買ができない状態となります。世界のどこかで何かが起こり、それが海外の株式市場に大きな変動を引き起こすことがあったとしても、日本の個人投資家は指をくわえて眺めているほかありません。
世界の株式と為替の動きは10日間、一体どうなってしまうのか。それに対して個人投資家はどう備えたらよいのか。
GW突入前という期間限定の旬なこの命題に対して、巷ではああしよう、こうすべき等と指南する記事をよく見かけます。
「相場が下落した場合に備えて、キャッシュポジションを大目に持っておこう。」
「改元祝儀ふくめて相場が上昇する可能性があるから、今のうちに仕込んでおこう。」
このほかにも下落あるいは上昇に備えたもっともらしい様々な打ち手が紹介されております。
ですが長期投資家にとってはこのように巷で喧伝されている情報に振り回されないことが大事であります。
まずもってGWに世界の政治・経済にどんなことが起こり、それが世界の株式市場や為替相場にどのような影響を及ぼすことかは誰も正確に予想などはできません。そもそもこれはGWの10日間に限った話ではないのですが。
しがたって正確な予想が出来ない以上、それを前提とした打ち手をあらかじめ講じたとしても、想定通りの効果が発揮されるかわかりません。むしろ予想と逆のこと、予想外のことが起きることで却って打ち手がマイナスダメージを与えることにもなりかねません。
ことさらGWが近づいてきたからといって右往左往しても、報われない手間暇となにがしかのコストの無駄遣いに終わるだけであります。
長期投資家としては、ここは大いにスルー(見送り、放置、No Action)ということでいきましょう。
そのためには余計なメディア記事と触れることは避けた方が無難です。QUICK Money World
もNIKKEI STYLE マネー研究所も見ない。SBI証券も楽天証券にもログインしない。日経新聞もキッパリ10日間読まない。
とまあ、これくらい経済情報を遮断しておきたいくらいです。
余談ですがWATANKOは昔、日曜日と月曜日の日経新聞は読む価値がないと考えていました。前日に経済や企業の動きがほとんどみられないので読むべき記事が乏しいからです。
このように書いている以上、WATANKOも4月末の運用状況の記事をUPした後は、GW中は相場や為替に関する情報からは自分を完全にシャットアウトする予定です。
それではこの駄ブログの記事はどうするかというと、車趣味の記事をUPする予定でいます。
それに冒頭、過去3年はGW休日の半分強は出勤していたと述べましたが、ちょうどその期間はNDロードスターを買った翌年からの3年間でもあり、これまで5月の極めて爽やかなオープンドライブの機会を大分損なってきました。
今年のGWはNDロードスター購入後、初めて5月の爽やかなオープンドライブを存分に満喫できそうであります。ヒャッハー!!
(あとがきにかえて)
妻ミサト「インデックス投資ネタが少なくて最近、更新をサボリ気味だったけど、5月のGW中は大丈夫そうね。でも自動車記事でどれだけPVが維持できるかしら。」
WATANKO「!!!」
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