VTIからの2019年1Q分配金
WATANKOは所有する不動産物件のなかにある遊休物件について、これを処分して、「不動産を賃貸して得る収入」から、「証券をバイ&ホールドして得る分配金収入」に運用方法を切り替えています。
そのビークルとして採用した証券はバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)。購入元本は1株127.83ドル×2,760株=352,765.40ドルです。購入時の平均換算レート(111.28円/$)で39,257千円です。
■分配金収入
さてVTIの分配金は年4回、四半期ごとの支払いであり、WATANKOはVTIを購入して以来、7回目となる2019年第1半期(1Q)の分配金を受領しました。税引き後で2,200.69ドルです。分配時の為替レート(109.36円/$)にて240,667円になります。
これまでの分配金収入は次のとおりです。
それにしても今回は分配金が前回の約1.5倍とかなり多額です。なぜにこれほどまで上昇したのか不明ですが、これもまた米国企業群の増配力がなせる業(わざ)としておきましょう。
【2019/4/8追記】
買い増しして株式数が増えていることを見落としていました。分配金も増えて当然です。
■トータルリターン
元本投資額の評価額について、12月末に比べると外貨建てで基準価額は上昇し、為替は円安となり、円建て評価額は43,678千円と上昇しました。結果、元本対比で評価損益は+4,422+11.3%となりました。
分配金収入合計とあわせて20か月でのトータルリターンは+5,474千円、+13.9%となりました。
■不動産賃貸と違って赤字も「手間なし」
さて冒頭にて触れたとおり、WATANKOは不動産賃貸に代えて証券のバイ&ホールドを行っているわけですが、どちらの投資でもあっても収益にはリスクが伴います。
不動産賃貸の場合、年間の維持費用に対して入居率が下がったり、あるいは費用が予定を超えて嵩んだりすれば、ある年は収支が赤字になることもあるでしょう。そこでは色々と手間暇をかけて対策を取ったとしても報われず、赤字が不可避になってしまうこともあります。
しかし証券のバイ&ホールドであれば同じ赤字でも、そこには手間暇は伴いません。そもそも努力を払う術はなく、ただ相場が下落して赤字になるときはなりますし、逆にほっておいてもそのうちに回復することもあります。
実際に3カ月前はトータルリターンが初めてマイナスとなりましたが、今回はかなり回復しました。米国万歳!トランプもついでに万歳!
(あとがきにかえて)
妻ミサト「↑↑↑あなたってVTIの分配金の記事を書くときだけは、ニワカ米株投資家みたいね。」
WATANKO「ニワカ愛妻家よりは良いでしょう?」
妻ミサト「!!!」
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コメント
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watanko san,
VTI 分配金は、前期(2018/12/24)が、0.721 per share, 今期(2019/03/25)が、0.772 で、微増の模様ですが。。
投稿: skyline | 2019年4月 7日 (日) 14時14分
skylineさん
コメントありがとうございます。株式を買い増ししたタイミングを間違えていました。昨年末よりももっと前に買い増ししたと思い込んでおり、12月⇒3月で分配金が大幅に増えている理由がわからなかったのです。実際の買い増しは1月なので、今回は分配金が増えて当然でした。記事を修正しました。
投稿: WATANKO | 2019年4月 8日 (月) 21時42分