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2019年5月 5日 (日)

【クルマ記事Refrain2019】自動車の色選び-経験則と一部主観

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(ピンクや紫のボディカラーもほしい!?)

今回は自動車選びにおける色にまつわるネタをいくつか紹介します。これまで家族分も含めて14台所有してきた自己の経験と自動車ディーラー、知り合いの中古車屋さん、修理業者さんからの伝聞を総合した経験則&一部主観です。

皆さんのマイカー選びにおけるボディカラー選びの参考となれば幸いです。

 

1.デザインが気にいった車は明るい色、そうでない車は暗い色をえらぶ

デザインが気に入ったモデルを選ぶ場合には、ディテールも含めてデザインの特徴がはっきりをよく見える明るい色を選ぶべきです。例えばフェンダーの盛り上がりなどが美しく映えます。更にはサイドのキャラクターラインやフロント及びリアエンドの細かい造形も良くわかります。

一方でデザインはそう好きでもない、もしくは一部気に入らないところがあるけれど、パッケージや機能、予算その他諸事情で選んだモデルの場合、暗い色を選んだ方がデザインがかえって目立ちません。

 

2.黒でカッコよく見えない車はデザインがかなりダメ

上記1とも関連しますが、黒を選べば大抵の車は精悍あるいはシックなイメージを伴って無難にカッコ良く見えます。不味いディテールがあっても埋没します。

ただしボディを綺麗に保っていないとかえってダメです。でないと他のカラーに比べて小汚さが目立ちます。

そして黒ですらカッコ良く見えない車はデザイン的にはかなりダメといえます。

 

3.赤・黄は褪色が目立つ

青空駐車の場合、雨・風・紫外線、その他気温の変化を24時間、365日浴び続けます。そのような環境下で赤や黄を選ぶとコンディションが相当悪ければ3年もしないうちに色褪せてきて、古ぼけた印象がでてきます。

洗車やボディコーティングにそれなりの費用と労力をかければ新車時の色あいを結構維持できますが、そこまで車好きでない人はカタログや店頭の展示車をみただけで赤色や黄色を選ばない方が無難です。

安さが売りの中古車屋の店頭に並んでいる車や大型商業施設などでみかける5年落ち程度の車の中で赤・黄の車をそれ以外の色と見比べてください。全部が全部とはいいませんが褪色が明らかなものが多いです。

 

4.板金塗装修理の場合、一番色合わせが難しいのはシルバー

ボディを破損して修理し、板金塗装をする場合、シルバーは非常に微妙な色合いなので、板金塗装屋泣かせです。後で同じ色を塗ろうとしても至難です。

この色合わせに関してはさらに難しい要素として、対象車の塗装の劣化状態に合わせなければならないこともあげられます。適度に褪色した色具合に合わせて塗装しなければなりません。とくに上記3であげた赤のようなビビット・カラーは大変です。また白のような単色系カラーも明るい色ゆえに違いが出やすいです。

さらにいえば板金塗装修理時には塗装箇所とそれ以外の箇所の色合わせが比較的うまくいったとしても、その後の経年劣化に違いが発生し、数年後は明らかに色合いが変わってきてしまうケースも少なくありません。

色合わせが比較的無難にいけるのは、濃い色ですね。濃紺などはかなり人間の目をごまかせます。

 

5.汚れが目立ちにくいのはシルバー、ガンメタ系

雨染み汚れは論外として、黒や濃紺はちょっとした埃でもすぐ汚れとして目立ちます。ボディが粉をふいたような状態になります。また白も汚れが目立ちます。濃い色なら目立たないどころか気が付かない汚れであっても白の場合、すぐにわかります。見えなくてもよい鉄粉やピッチ、虫の死骸系などの汚れもよーく見えてしまいます。

土埃、油脂系汚れその他がついても比較的パッと見わかりにくいのはシルバー、ガンメタ系です。ただ個人的には色合いとしては面白味にやや欠ける色ではありますが。

 

6.視認性と取り回し安さを考えれば明るい色が良い

白なら運転席からみて自車のフロントフェンダーやボンネットと道路の区別が瞬時につきます。しかし濃い色、とくにガンメタ系はアスファルト道路との区別がつきにくいです。

バックや駐車の時も明るい色はそれ自体がまるで発光しているかのように視認性が高く、周囲との距離感もつかみやすいです。これは夜になると一層分かります。

 

7.デザインが良い車の場合、自然と似合う色が豊富にある

デザインが良い車の場合、いろいろな色のどれもが良く似合うということが多いです。だから良いデザインの車を選んだ時は、色選びにかなり迷うことが少なくありません。

逆にデザインがイマイチな車の場合、どの色を選んでもやはりイマイチです。黒しか選べないかもしれません。

 

なお自動車の色選びは、屋外のお日様の下で色々な色の実車を見比べることをお勧めします。カタログだけではわからない色あいを確かめることができます。新車ディーラーに色々な色の展示車・在庫車がないときにはディーラー系中古車販売場や大型中古車販売場を覗くとよいでしょう。

 

以上、勝手にいろいろ書きましたが、上にあげたいろいろな色がもつ劣化のデメリットをほぼ全て解消してくれる手段があります。それは周囲を囲まれた屋根付き駐車場にて保管することです。これにより外部の汚れ付着や紫外線による塗装へのダメージをほとんど排除できます。

 

最後に余談です。

自動車メーカーでは最近、コスト削減のせいか、かなり販売台数が見込める車種でないかぎり、ボディカラーのラインナップが絞り込まれているケースが目立ちます。その場合、ラインナップされている色は白、シルバー、ガンメタ、黒、青(または濃紺)、それとそのモデルのイメージカラーくらいです。

もっと鮮やかで素敵な良い色あいの中間色が揃っていると面白いのですけれども、そのようなケースはかなりの販売台数が見込める車種でもない限り難しいです。

さらにこれら絞り込まれたカラーラインナップは、モデルサイクルの半ばで行われるマイナーチェンジの際に、それまでの販売記録をもとに更に絞り込まれるケースがとても多いです。したがって気に入ったニューモデル、気に入ったボディカラーがあればお早めにディーラーに行かれんことをお勧めします。

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