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2019年6月29日 (土)

コスト感覚がひしひしと伝わった三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングに参加しました@2019年6月

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(インデックス運用の現場を見てきました。)

WATANKOは先日、三菱UFJ国際投信(以下、MUKAM)が開催するブロガーミーティングに参加しました。前回開催に続いての参加であります。

その内容詳細については、いきなりですが相互リンクいただいております青井ノボルさんのブログ記事をご紹介させていただきます。

参照記事

インデックス投資で長期縦走へ

三菱UFJ国際投信の運用現場見学付きブロガーミーティングに参加

 

■ファンド・マネージャーによるインデックス運用の実務紹介

今回のプログラムの中での目玉はMUKAMのファンド・マネージャーによるインデックス運用の実務的な紹介と運用現場の見学であります。お話の聞き手役はカン・チュンド氏です。

お二人の対話を通して、ファンド・マネージャーを含めたインデックス運用を行う担当部署の仕事の流れ、インデックスに合わせるためのテクニックが披露されました。併せてその流れの中でインデックス運用について、例えば完全法と最適化法の違い、ファンドにかかる費用の内訳といった基礎知識やその他費用のファンド間比較の限界などの見識もわかりやすく説明され有益でした。

 

さらにはファンド・マネージャーの諸々の説明からはコストセーブにつながる様々な手法もまた紹介されました。

コストセーブの要素のひとつには商品の調達面がありますが、そこでの基本は大量取引と早期取引です。小売業や製造業と同様に金融業でもここを徹底していること、様々な手段を都度、臨機応変に活用することで1取引ではほんのわずかでしかないコストセーブを、何十倍、何百倍、何千倍にも膨らましている様子がうかがえました。

ファンド・マネージャーはコストを下げるのは運用の成果としてはっきりと出るので、それがインデックス運用をやっている充実感と最後に述べられていました。

その感覚は例えば生活固定費を抑えようとSIMフリーのスマホに切り変えてコストセーブする賢明な節約家兼投資家に通じるものがあります。

「投資先が値上がればよかろうなのだあああ~~」というアクティブ運用とは異なり、インデックス運用のファンド・マネージャーは自身でマネージできる領域で徹底したプロの仕事を行っているわけです。

 

なお当日の配布資料についてはMUKAMのHPに掲載されるとのことなので、是非チェックしてみてください。これだけでも超オススメです。

 

■運用現場の見学

お二人による対話のあとに現場見学が行われました。これは例えるならWATANKOのような自動車好きが工場の中で自動車が作られる工程を実際に見学するがごとく、インデックス投信の保有者であれば、自分の保有資産の品質が日々どうやって保たれているかを覗き見ることができる貴重な機会です。

MUKAMのオフィスは有楽町から丸の内にかけて広がる三菱村のビル街の一角にあることから、その現場はあたかも東証の写真のような最新のガラスリッチで電光掲示と各種サインに囲まれた煌びやかな現場を想像していました。こんな感じです。

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しかし実際に覗いてみるとオフィスのビジュアルは三菱村の中で古くて賃料が安いビルに入居しているためか天井高は低く、採光も普通です。机と机のスパンも普通。単価の高い什器を使っている様子もみられません。中堅IT企業の仕事場のようにPCのモニタや筐体が沢山並んでおり、一部にはやや乱雑な印象さえあります。

ガイドにしたがいトレーディング、国内株式、海外株式の担当者のデスクを囲んで実務の様子を紹介してもらいました。各種データのモニタリングのための専用端末も一部ありましたが、彼らが使っているのはもっぱらマクロをたっぷり組み込んだExcel。複数人で同じ業務をチェックすることでミスを防止しているとのことです。

インデックス運用の担当部の人員は25名。この規模であれば専用の大規模な業務基幹システムなどは不要でしょうし、先のファンド・マネージャーの説明に加えて、ここでもコストも抑えられたオペレーションだと感じました。

 

■まとめ

MUKAMのブロガーミーティングは1回あたりの参加者規模が二十数名と限られています。今回のテーマは今後とも定期的に開催いただいて一人でも多くのインデックス投資家にファンド・マネージャーのプロフェッショナルに触れてもらうことはインデックス・ファンドのバイ&ホールドにプラスになると強く感じます。

また個人投資家にとってもこの種のミーティングは書籍やwebでは知り得ない情報に触れることが出来たり、自分の意見や質問をぶつけてみたり、はたまた参加者同士の交流のきっかけにもつながったりと刺激が盛り沢山です。まだ未経験の方はどうぞご参加を検討されてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

2019年6月28日 (金)

直近1年間に多く閲覧いただいた当ブログ記事―2018年7月~2019年6月

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(直近1年間で最も読まれた当ブログ記事はコレです。)

  

恒例記事である201810月~2019年6月までの直近1年間にて多く閲覧いただきました記事のトップ10を紹介致します。(ちなみの当ブログでは半年おきに直近1年間でのアクセス数トップ10記事を紹介しています。)

 

先ずは第10位から第6位まで。

 

★第10位 分散投資のメリットは、一斉下落のあとに現れる(2019/9/24)1,611PV

⇒分散投資は集中投資よりも下落幅の抑制が期待できますが、それだけでなく下落の回復にも効果を発揮します。WATANKOの場合、リーマンショック後は新興株株式がすぐさま復調して、その後の数年間はポートフォリオの損益を支えるヒーローでした。

 

★第9位 リーマンショックから10年-積み立て投資を続けることができた理由(2019/9/17)1,681PV

⇒記事のまとめに書いた「リーマンショック後も積み立て投資を続けることができた理由」の3つについては、どれもまさに真実であります。

 

★第8位 定期預金と長期投資(2019/3/26)1,737PV

⇒実はこれ、当ブログの最後の更新に使おうと思っていたテーマなのです。今も昔も世の中の豊かさを追い求めていることに違いはなく、個人の資産形成のビークルは昔は間接金融、今は直接金融と時代にあわせて変わっただけにすぎません。

 

★第7位 目標3億円の取り崩し方と売却損19万円の反省(2018/10/17)1,739PV

⇒日経電子版にWATANKOの紹介記事が載った際の記事なのでアクセスを集めたと思われます。日経の記事を補完する内容であります。ああ、早く取り崩しステージに移りたいものです。

 

★第6位 生活防衛資金で守るのは家族の生活ですか?それとも投資の元本ですか?【Refrain2018】(2018/11/7)1,760PV

⇒生活防衛資金の取り扱いについて、世間で広く認知されている考え方について、WATANKO流の視点を記事にしました。別に生活防衛資金自体を否定しているわけでもなく、投資資金よりも先に取り崩しても結構ですが、何を守るために取り崩すのかは正直に答えた方がよいと思います。

 

続いて第5位から第1位まで。

★第5位 インデックス投資ナイト2018に参加しました-今年も光った個人投資家の登壇(2018/7/8)1,850PV

⇒4年連続で参加したインデックス投資ナイトの恒例報告記事です。今年2019年も参加します。聡明なる個人投資家諸氏との新しい出会いと交流が楽しみであります。

 

★第4位 コンビニを人生のビークルにした人たちの選択(2019/2/23)2,053PV

⇒コンビ二を生活、家計の糧にしょうと決心した人たちにパラダイスが訪れたという話はなかなか聞こえてきません。WATANKOの高校時代の友人の10年間の苦労の軌跡を記事にしてお届けしています。

 

★第3位 最後のキャリア-本日から新しい職場で仕事開始(2018/7/2)2,437PV

WATANKOは大学を卒業して新卒で入社した会社でずっと働き続けています。決して出世などはしていませんが、振り返ってみれば幸せでした。それでもってキャリア最後になるかもしれない職場に異動した時の記事です。

 

★第2位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)-これから買う人、手を上げてください(2018/10/29)2,612PV

⇒インデックス投信(含むバランスファンド)の新商品の中には、鳴り物入りで登場してもサッパリ売れなかった商品を見かけることがあります。商品として素晴らしくても、ライバルとなる同種商品と比べて資金流入が伸び悩んで終わってしまうケースをたくさん見てきました。

eMAXIS Slim 全世界株式(オ―ルカントリー)もまたVTをバイ&ホールドしてきた人や自家製の世界分散ポートフォリオ長年を組んできた人が買いには向かわないと踏んでいましたが、はたしてどうなったか。近々記事にして取り上げてみます。

 

★第1位 毎日乗りたいスーパーカーの選び方(2018/9/10)3,111PV

⇒割と気軽に書いた車記事が直近1年間で最もアクセスを集めたのは意外でした。チンドンカーは持てないと書きましたが、人口が少ない田舎なら人目につかずよいかもしれません。

 

(あとがきにかえて)

半年前時点の1年分の集計と比べて今回はTOP10記事のうち7本が入れ替わりました。果たして半年後はまたどう変化しているでしょうか。次回の集計結果がいまから興味深いです。

それと集計結果をみてアクセスを集める記事とは一体どんな特徴をもっているのか。そんなことも振り返りながら、これからも一人でも多くの皆さんに共感と賛同を得られるような記事を書き続けていきたいものです。

 

2019年6月23日 (日)

リタイアに備えて車趣味の源流をたどりはじめる

個人が社会人になって働き始め、結婚して子どもができて育て始める。やがて仕事でも責任が重くなり心身のかなりを費やして生きるようになる。こうなってくると当人は自分が子どもや若者の時に好きだったり、夢中になれたものをだんだんと封印してしまうことがあります。

子育てなどを理由としてお金の面で制約が生じることもありますが、自分が家庭と社会の中での役割がドンドン増えてくると、特に時間の面から見て自分自身の好きなことに没頭することが大なり小なりできなくなります。

その代わりに家族との安らぎや社会での自己実現欲求が満たされてくるので、それもまた大いなる充足感を当人にもたらすわけですが。

 

やがて当人が年を取るにつれて、お金と時間の面での制約がだんだんとピークアウトしてきます。そうなると次は自分が好きなことにまた回帰して時間を割きたくなってきます。リタイアとなればそれはもう全開でありましょう。

WATANKOもまたそのような時期に差し掛かってきたので、自分の好きなことに回帰したいと思うようになってきました。回帰のためにはまずは源流、ルーツを辿ることが大事であります。WATANKOの好きなこと=自動車関連ですが、その源流について当時夢中になったモデルを想い起こすことによってたどってみました。

 

■ポルシェ917

917はポルシェが開発し1969年から使いはじめたレース専用のスポーツカーです。レースに出るためにスポンサーを募りましたので色々なスポンサーのカラーがありますが、WATANKOのイチ押しはマルティニ・レーシングです。

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今でもはっきりと覚えていますがWATANKOが8歳くらい、まだスーパーカーブームが本格的に始まる直前の頃に初めて買ってもらったリモコンカーがこのマルティニ・レーシングカラーのポルシェ917でした。

 

917自体は空を飛びそうなデザインですが、WATANKOのリモコンカー、なんと前進は本体のスイッチを入れなければならずリモートではスタートできません。またリモコン機能も左折ボタンしか付いていませんでした。なんともショボいですが、それでも917が自宅の畳の上で走る姿は十分刺激的でした。いまでも1/43スケールのミニカーを保有しています。

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■ランボルギーニ・カウンタックLP500S

ちなみにポルシェ917の3年後に2台目として買ってもらったリモコンカーが王道のランボルギーニ・カウンタックLP500S。真っ赤なボディに大きなリアウイングが付いていて、こちらも917に負けじとまさに空を飛びそうなデザインです。

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(写真のカウンタックはリアウイングは付いていません。あしからず。)

ちなみにこのカウンタックのリモコンカーはスタート、ストップ、左右旋回ができましたがバックはできませんでした。

 

■ポルシェ934ターボ

やがて1970年代前半にスーパーカーブームが始まると、子ども達はみなそれぞれ自分の好みのモデルが選びます。いま風に言えば「推しスーパーカー」でしょうか。

WATANKOは前述した王道のランボルギーニもかなり好きでしたが、1番好きでしたのはポルシェの934ターボでした。

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ポルシェと言えばこの当時から911が代表的なモデルであり、スーパーカーブームの文脈では930ターボ(2代目911となるモデルで市販車初のターボチャージャー装備)がメジャーですが、930ターボとは異なり、934GTレース用に開発されたスペシャルモデルです。フロント下部の大型スポイラーが普通のポルシェではないぞ感がしてシビれたものです。さらにはオレンジがかったレッドカラーがドイツ車らしからぬ獰猛的でイカしていました。たしか934を駆る主人公が活躍する漫画も一生懸命読んでいた記憶もあります。

 

■ランチア・ストラトス

スーパーカーブームの頃の楽しみ方の1つにはプラモデルがありました。漫画「サーキットの狼」で活躍するスーパーカーのプラモデルが近所にあった駄菓子屋の奥に積まれていたものです。

中でもWATANKOが一番気に入ったのはランチャ・ストラトス、それもアリタリア航空のボディカラーをまとったラリー仕様です。タミヤが販売したプラモデルを作り、水に浸したデカールをボディに貼り付けて綺麗に仕上がった時の感動は今でも覚えています。(正確にはこの記事を書いていて思い出しました。)ちなみにこの時に培った技能がのちにガンプラを大量製作しまくる時に役立ちます‥‥。

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マルティニカラーのポルシェ917、真っ赤なランボルギーニ・カウンタックLP500S、オレンジレッドのポルシェ934ターボ、アリタリア・カラーのランチャ・ストラトスのラリー仕様‥‥。

WATANKOの車好きの源流はこのあたりにあります。やはりレーシングカーはカッコイイし、勝つために外見も中身もとんがったところがあります。

 

■源流をたどりつつ現代モデルを手に入れる

WATANKOがこれらに夢中だったあの頃から40年近くが経ちました。子どもの頃にとてもあこがれたモデルを、今まさに手にいれようと思ってもうそれは儚い夢です。ポルシェ917934ターボはそもそもレース専用車両です。カウンタックやストラトスはもはや超コレクターアイテムであり、お金の問題を抜きにしても手に入れた個体のコンディションを保つには難しいでしょうし、好きな時に好きなだけ乗れるというわけにはいかないでしょう。

ではこれら子どもの頃の夢を追い求めることはもう完全にできないのかというと、世界の自動車メーカーは、WATANKOはじめ車好きの「元」子どものためにこれらモデルの面影を残したり、そのスピリットを継承したモデルをリリースしています。

ポルシェは911にオプションとして917を彷彿させるマルティニ・レーシングのカラーリングを用意しています。(ただし新発売されたモデル992では不明)

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またカリカリのスポーツモデルとして911のGT3 RSがあります。このオレンジレッドのカラーは934の子孫ではないかと思わせる風貌です。

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ランボルギーニ・カウンタックの正当な後継としては、アヴェンタドールが現在新車で買えます。なおWATANKOはその1クラス下のウラカンやガヤルドでもカウンタックの雰囲気は十分に備わっていると感じます。赤いボディカラーをまとったこれらモデルは元スーパーカー少年のWATANKOの前頭葉を大いに刺激します。

これはガヤルドのレース仕様であるスーパートロフェオ・ストラダーレです。

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そして極めつけはランチア・ストラトスです。英国のメーカーがストラトスのレプリカを製作販売するとのこと。バックヤードビルダーの少量生産であり品質も納期もやや心配な面がありますが、オリジナルを手に入れて膨大な費用と時間をかけレストア・維持するよりもずっと安上がりになるでしょう。なおもしもWATANKOがこれを手に入れたら絶対にアリタリア航空のカラーリングを施します。

関連サイト

QG あのランチア ストラトスが復活?!──超本格的なレプリカモデル「The STR」日本上陸!

 

■スーパーカー選びの煩悩は続く

WATANKOはこのブログタイトルにて謳っているとおり、資産運用の成果としてスーパーカーを手に入れたいです。しかるにどんなスーパーカーを選ぶか。それは2つのストリームがあります。

ひとつは本記事で紹介した子どもの頃に憧れたモデルを源流とする現在のモデル群。もうひとつは最新のコンセプトのもとに電動化を中心とした未来技術、歴史的な遺産がないことを逆手にとり自由奔放なデザインをまとったモデル群(マクラーレンやテスラ等が代表例)です。

 

保守か革新か。この選択は日本の政党選びよりもはるかに悩ましいです。

 

(あとがきにかえて)

「ストラトスのレプリカがでるなら、ロータス・ヨーロッパもどこかで出してくれないかな・・・。ルノー・メガーヌRSのエンジンをミドに縦置きに搭載して軽量ボディにして・・・アルピーヌA110とかなり被るけど、俺はロータスの方が思い入れがあるんだよなあ・・・ブツブツ」

 

 

 

 

2019年6月20日 (木)

上場している優良企業にもれなく投資できるインデックス投資

【6月19日終値ベース運用状況速報】

 

■投資元本(待機資金含む)

150,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

58,092千円

■損益率

38.7%

 

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(ちょっとDisられたくらいではメゲません。)

世の中いろんな投資手法を選択、実践している方がいますが、中にはアクティブ投資、とりわけ個別株投資派の方々がインデックス投資を批判する風景を時折見かけます。

なかでもインデックス投資は「投資すべきでない企業」「上場廃止がふさわしいクズ企業」にも投資してしまうことが欠点であるという主張。そのような企業が多く含まれていることから「半分腐った幕の内弁当」と揶揄されるインデックスもあります。​

 

上記のような指摘をうけてインデックス投資は「投資すべきでない企業」にも投資してしまうからその分はもったいないとか非効率だと思い始める方がいたとしたら、WATANKOはそのような方にこう伝えたいです。

インデックス投資には「投資すべきでない企業」にも自動的に投資してしまう面がありますが、これは裏を返せば「投資するに値する優良な企業」に対して漏れなく投資できることと同義なのです。

なかには個別株投資家が気がついてない、買い付けていない掘り出し物の企業だとしても、インデックス投資であればそれが上場している限り、漏らさず投資できます。

 

個別株投資家が「投資すべきでない企業」を除外する一方で投資に値する優良企業を選び損ねている状態と、インデックス投資家が投資に値しようがしまいが確実にそれら全部に投資をする状態とを比べてどちらのリターンが高いでしょうか。

 

そもそも個別株投資家が投資すべきと選んだ企業。投資すべきではないと決めつけた企業。それらはそれぞれ正しい判断なのでしょうか。(ここから先になると禅問答の領域への旅立ちです。)

 

世の中のある主張にはたいていは表面だけでなく裏面があるものです。とある人の主張の反対の面を想像することで、その人の主張を盲目的ではなく客観的にとらえることができるというものです。

そして自分は表面と裏面をそれぞれよく理解したうえで、どちらをより重視するか慌てずに考えたいものです。

 

 

 

 

2019年6月17日 (月)

2019年6月の積み立て購入商品

■投資元本(待機資金含む)

150,000千円

 

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

57,090千円

 

■損益率

38.1%

 

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WATANOは給与所得と不動産賃貸収入から得た余裕資金をもって日本株式、先進国株式、新興国株式のインデックス投信をSBI証券にて毎月積み立て購入しています。

 

なお2019年から月額積み立てを600千円に設定しております。

さて積み立て購入商品のお値段(購入単価)は如何であったか?

 

Notes)表中の金額単位は円です。

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さらに6月の仕入れの結果、5月末と現在とを比較して、平均購入単価はどれくらい変動したのか?以下のとおりです。

 

Notes)

*表中の金額単位は円です。

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さて、毎月飽きもせず積み立て投資を行っているのですが、いつまで続けるのかという課題があります。通常のサラリーマンであれば定年リタイアして、給与所得がなくなれば自然と積み立て投資をする原資が無くなり終了となるのですが、一方で退職金はどう扱うか。WATANKOのスタンスは以下の記事のとおりです。

 

関連記事

退職金でリスク商品を買うことはお勧めしません(2019/4/15

 

リタイアするまでの間、ずっと積み立て投資を行いリスク資産の残高を増やし続けてきたならば、退職金は安全資産に振り向けることによって資産ポートフォリオのリスク総量をリタイアを機に一度ガツンと引き下げることがお勧めであります。

 

したがいWATANKOの積み立て投資最後の日はリタイアする前月ということになりそうであります。

2019年6月15日 (土)

親の看取り 第3章

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(お義父さん、安らかに。)

男性にとって妻の父はこの世で一番怖い相手の一人にあげる人は少なくないでしょう。しかしながらWATANKOの場合はさにあらず。妻の父はとても優しくて、妻が育った家庭の中では家族を結びつけ、温かく照らす太陽のような存在でした。これはWATANKOが結婚後、妻の家庭を20年以上眺めてきてみえた景色です。

そんな義父はここ数年、頚椎を痛めて首、肩周りにいつもかなりの痛みを負っていましたが、昨年9月、突然体が動かなくなってしまいました。

 

■突然の入院と宣告

義父は自宅がある東京区内の病院に救急車で運びこまれ、即入院です。検査のあとに家族に告げられた事実は、

「前立腺がんの症状が酷くなり下半身はもう動けなくなりました。がんは骨まで転移しており、余命は数カ月です。」

妻、WATANKOそして妻の家族がこの大きな悲しみと向き合いつつも、妻の家族は義母の意向を主として、義父の今後については副作用で苦しむ薬の投与や体に何本もの管を入れるような延命措置をさせることなく、天命のもとに残された命の灯に寄り添っていこうと決めました。

 

■緩和ケア病院への転院

入院して1カ月も経つと、病院側からはやんわりと退院をすすられました。義父が最初に入院したこの病院はあくまで病気や怪我を治す人が入院する病院であり、治療をやめて終末を待つ患者にいつまでもベットを与え続けるわけにはいきません。

家族で今後の介護について相談したところ、80歳を超える義母一人では下半身が動かない義父の世話を一から十まで見ることは現実的には不可能であり、また同居する妻の兄も仕事に出ずっぱりで介護には関われません。

そこで病院から紹介された医療ソーシャルワーカーに相談した結果、自宅からなるべく近いところで緩和ケア(終末医療)を専門とする病院を探して、そこに転院することにしました。

幸い自宅から数キロ離れたところにベットの空きがある緩和ケア専門の病院を見つけたので、11月に転院をすませました。緩和ケア専門の病院では数カ月で終末を迎えそうな患者に対して、積極的な延命治療は行いません。痛み止めの薬を投与したり、呼吸困難になれば酸素吸入をするくらいです。自ら経口で栄養がとれなくなった場合、家族の意向によっては点滴すらも行いませんから、当人はみるみる骨と皮だけとなって衰弱していきます。

 

■毎週末、お見舞いに通う日々

妻とWATANKOは義父に対して9月に最初に入院してから以降、毎週欠かさずお見舞いにいきました。妻は毎回、義父に色々な食べ物を持っていき食べさせていました。病院食には食欲がわかない義父でしたが、娘が持ってくる飲食物だけは少しでありましたが、喜んで食べました。

この他にも妻は手や足の爪を切ってあげたり、WATANKOは電動髭剃りで髭を剃ってあげたりと、できることはごく限られていましたが義父の世話を続ける毎週末でした。

また今年の正月には介護タクシーを利用して、義父を自宅に半日ばかり連れて行きました。そこでは義父が好きな料理とお酒を振る舞いました。

その後、義父は2月に入って一度呼吸困難を起こすも、それを乗り切ると小康状態が続きます。すると3月末になって緩和ケア病院からは、再び転院を勧められました。病院側からみれば当初想定した期間よりも長く延命しそうな義父の様子をみて、もっと長期間入院できる緩和ケア専門病院に移ってほしい態度がありありでした。

次に紹介された病院は湾岸地域に4月開院したばかりの新設病院であり、早速の転院となりました。義父にとって3つ目の病院は新しくて綺麗であり、入院患者がまだほとんどないためか看護師さんの対応も手厚いです。

ここでなら入院期間が長くなっても大丈夫な状況となりましたが、一方で義父はこの時点では食べ物をほとんどとらず、毎日水分と栄養剤を摂るのがやっとという状態まで衰弱してしまいました。

それであっても毎週末にお見舞いにいけば、意識がはっきりした義父からはお見舞いに来てくれたことに感謝されました。妻もWATANKOもやせ細った義父の手を取り握りながら励ましたものです。

 

■夜中の電話

6月に入ってからも週末のお見舞いは続きました。土曜日にいつものように義父の手を握って「お義父さん、来週末もまた来ますよ。テレビ(を利用できるプリペイド)カードも沢山買っておきましたよ。」と告げてきました。

しかし翌日曜日の夜中、病院から電話が来た瞬間、WATANKOは体に電気が走りました。それはWATANKOにとって実父母の時と同じだったからです。

「お義父さんは、夕方から呼吸が弱まり、今はいつ止まってもおかしくありません。」

WATANKOと妻と長男は、車を飛ばして病院に向かいましたが、我々が到着した時には既に義父は事切れており、静かに眠っていました。

やがて義母と義兄も到着し、医師による検分を終えて葬儀業者に連絡、病院から義父を引き取りました。

義母と相談した結果、義父の亡骸は自宅ではなく、葬儀場へ運び込まれ数日後、義母と義兄、それにWAATNKO家だけで家族葬を執り行いました。

お通夜も無く、告別式を済ませて火葬し、それでお終いです。

 

■3人目の看取り

振り返ってみれば冒頭でふれたとおり、義父は優しい家族思いの人でした。そんな義父は自分の終末についても家族に大きな負担を残しませんでした。下半身が動けなくなるとわかると自宅に戻ることをあきらめ、入院中も家族に大した面倒をかけず、8カ月あまりで旅立っていきました。

担当してもらった看護師さんによると、入院中は大した痛みも苦しみもなく最後を迎えられたようです。

お義父さん、良かったですね。そしてありがとう。

 

(あとがきにかえて)

WATANKOはこれで実の父、母に次いで3人目の親を看取りました。

終末に長く色々苦しんだWATANKOの実父母の時と比べると、義父の終末は穏やかで幸せではなかったかと思います。家族への負担も最小限ですみました。何より亡くなる前日まで家族と意思疎通をとることができていたことは義父にとっても、家族にとってもとても良かったことです。

WATANKO自身の終末もまた義父のような形が良いと感じました。

子ども達にそれを伝えるために、エンディングノートに少しばかり書き足しが必要であります。

それと自分自身のその時が来るまでの残り数十年間、悔いの残らない日を一日でも多く過ごしたいものです。

 

 

2019年6月12日 (水)

BNDからの2019年6月分分配金

【6月11日終値ベース運用状況速報】

 

■投資元本(待機資金含む)

 

150,000千円

 

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

 

50,538千円

 

■損益率

 

33.7%

 

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WATANKOは外国債券のETFであり、自身のポートフォリオに組み込む価値があると判断しているBNDのバイ&ホールドを実行中です。

 

さてBNDから2019年6月分の分配金が支払われました。税引き後で473.03ドルです。

 

これまでの推移は以下のとおりです。

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さて、債券に関する雑感です。

 

積立NISAで対象となる商品は公募株式型または複数指数(バランス)型の投信とされています。つまり債券型のファンドは対象外というわけです。

債券という資産クラスは元来の特徴としては値動きも比較的穏やかで、堅実な投資先でありますが、こと日本の投信の世界においては債券型といってもハイ・イールド債や3階建てといった債券でもハイリスクな商品が目立ちます。これらは多様なリスクが重層的にあり購入者には理解することが難しかったり(=リスクを正しく捉えられない)、高いコストがリターンを損なっています。金融庁としてはこれらを排除しようとした結果、債券型が除外されたのでしょうか。

 

WATANKOとしては株式型のスクリーニングと同じ条件を適用することにより債券型も積立NISAの対象にしてよいと思いますが、ちょっと残念です。

 

それでもきっと多くの個人投資家が良質と認めた債券型ファンドであれば、積立NISAに寄らずに資金が流入していくことでしょう。

 

2019年6月 9日 (日)

インデックス投資ナイト2019のチケットを入手

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(今年も参加させていただきます!)

冬の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」と並んでインデックス個人投資家の夏の祭典である「インデックス投資ナイト」が今年も開催されます。

インデックス投資ナイト2019(公式サイト)

 

個人投資家有志によるボランタリーなこのイベントは大変貴重です。なぜなら商業ベースに縛られない内容構成であり、そこには金融機関が手数料をたんまり取れる商品の宣伝などは一切出てきません。個人投資家が同じ個人投資家のためになる情報と交流のために開催する本音ベースのイベントだからです。

WATANKOは以前オフ会などの直接交流するイベントには消極的でしたが、数年前から考えを改めまして、機会があれば参加するようになりました。

関連記事

インデックス投資ナイト2018のチケットを入手-投資のイベントに参加するようになった理由(2018/6/16

 

さてこのイベントは例年人気が高くてチケットは発売開始と同時に即完売してしまいます。WATANKOは毎年、地元の地方都市の住宅街にあるファミリーマートの店頭端末から申し込みをしています。運が良いことに今年もチケットが取れました。WATANKOは子どもの頃からクジ運が悪い記憶しかないのですが、ホント、このイベントについては毎年買うことができて幸運です。

公開されたプログラムをみると、今年はこの駄ブログでも相互リンクいただいておりますシオイさん(お気楽インデックス投資ジャーニー)、青井ノボルさん(インデックス投資で長期縦走へ)ら若手ブロガーによる座談会が新味あるイベントです。他の登壇者の方々も含めまして壇上でのハプニング、不規則発言(笑)を楽しみにしています。

WATANKOは普段、ブログ記事やツイートを拝見している方々にひとりでも多くご挨拶を申し上げつつ、皆様の投資の考えや普段の悲喜こもごもな投資の話題に触れたりするなどして楽しく過ごしたいと思います。

なかでも関西や北海道などから来られる個人投資家ともお会いできる貴重な機会でもあります。これもまたありがたいことです。

なお会場で相席となった方々にむけて、WATANKOからはそうですね、ブログには書いていない不動産の話題でも披露しましょうか。会話の流れにもよりますが。

 

なおツイッターを眺めていると当日はこのイベントがトリガーとなって、開催前の時間帯をつかった0次会やお茶会が設けられたり、またはチケットが取れなかった人たちが集まりイベントと同時刻に裏オフ会が行われる等、個人投資家の交流がインデックス投資ナイトに収まらずさらに厚くなったり広がったりというムーブメントも見えております。

まさにインフニティ(∞)オフ会の様相

WATANKOもまたこの記事を書いているうちに段々と楽しい気分が湧いてきました。子どもが遠足の日を楽しみに待つように76日を楽しみにしつつ、明日も仕事を頑張ることにします。

 

  

2019年6月 6日 (木)

クレジットカード解約の面倒臭さで気がついたこと

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(嗚呼、面倒臭かった日曜日の朝)

 

ある日曜日の朝、WATANKOの自宅の近くに住む叔父夫婦が訪ねてきました。聞けばクレジット会社から謎の通知が来たのでどうしたらいいか教えてほしいとのこと。

通知をみると、それは叔父名義の新しいクレジットカードの有効期限切れが近づいてきたので新しいカードが送られてきた通知でありました。(ということすら把握できないほど叔父夫婦は老いている状態であります。)ついでにそこには後日、年会費を請求する旨のお知らせも同封されていました。

 

叔父は8年前にクレジットカードのキャッシングかリボ払いかで1,000千円近い借金の残高をこさえてしまいました。

叔母はこれに対して、70歳を超えて年金だけでやっとこさ暮らしているのに借金とは何事かと大激怒でした。(・・・以下は悲喜こもごものエピソードが20くらいあるのですが、身内の恥さらしになるので割愛します・・・。)

叔父曰く、この騒動の時にクレジットカードは処分していたと記憶していたのになぜまた送られてきたのか不思議がっている様子。

WATANKOとしては叔父の記憶の正否を確かめようとしても認知症の気配が見られる当人からの聴取では限界があり、ともかくも老いた叔父を手伝ってカードの退会手続きをさっさと済ませようとしました。

 

まずはクレジットカード会社の通知に書かれた事務手続き連絡先の電話番号にかけてみました。

するとそこでは音声ガイダンスに従って本人確認、次にサービスメニューの選択をしなければなりません。そのステップの多さ、冗長さゆえに面倒臭くなってうんざりです。まるで変更の手続きを拒むためにわざとそうしているかのようにさえ思えてきます。自分名義のカードでないと尚更そう感じます。

 

それでも忍耐強く手続きを続けると結局行きついたのはオペレーターの電話応対待ち。なんとここから応答待ちの状態は延々30分近くも続きます。

まてよ、この通話は私のスマホから掛けているし、この間も通話料金はかかっている。一体いくらになるのか、この通話料金!だいたい今日は日曜日、オペレーターは本当に出社しているのかとさえ疑うようになり、一旦通話を切りました。

 

今度は通知に書かれた別の電話番号に固定電話からかけ直しました。またまた面倒臭い本人確認とサービスメニューの選択・・・。もはやインドの修行僧の域です。そうしてたどり着いた先はカードの暗証番号入力。しかし叔父本人には暗証番号の記憶はなし。嗚呼、万事休すか。私の忍耐どうしてくれる。

 

次にクレジットカード会社のHPから別の連絡先がないか探す。しかしあるのはメールでの問い合わせフォームだけ。あとは足しになるのは「よくある質問コーナー」くらいだ。各種変更手続きのコマンドもあるがここにログインしようにもやはりパスワードが分からず断念。

 

結局、なんとか退会届フォームをダウンロードして、住所・氏名・電話番号・カード番号等を記載の上、郵送で届け出て、解約手続きを済ませました。

 

しかしおそらくは同封されていたお知らせのとおり年会費1,300円の請求は後日来るでしょうが、それは支払ってもらうほかありません。叔父曰く毎年、年会費の請求はきていなかったと言っていますがこの辺りの真偽を確かめようにもクレジットカード会社とのやりとりが面倒臭すぎます。なにかまた通知がくれば都度相談にのるということでおさめてもらいました。

 

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老齢になり、いよいよ終活を視野にいれるようになると自分が定期的に支払い義務を負う契約については遺漏なく取り出して、なるべく減らしていくべきであります。

 

借入金は勿論のこと、

今回の事例のような年会費もの

アマゾンプライムのような定額サービスもの

浄水器の取り換えカードリッジのように定期的に送られてくる物品

等々

 

丸1~2年間の自分の所有口座から引き落とし記録やクレジットカード会社他から送られてきた請求記録を丹念にトレースしていき、自分が定期的に支払い義務を負っているものを把握します。中には老齢になればもう不要になるサービスが出てくることでしょう。それらは頭がシャッキリしているうちに忘れずに解約しておくべきです。また利用の優先度や頻度が下がるサービスがでてくることでしょう。それらも解約あるいは多少割高でも利用の都度払いに変更して何時でストップできるようにしておきたいものです。

 

これら定期支払いもののうち、最後に残るのは電気・ガス・水道の公共料金と電話代とインターネット通信費関連(プロバイダ費用、ケーブル費用)、後は人によっては家賃くらいでしょうか。これらも自分は認知症他病気になったり、不意の怪我等で正常な意識が保てなくなった時にそなえて、契約にかかわる情報をあらかじめ整理し自分の世話をしてもらう人にすぐ開示できるようにおくことが大事です。

 

そうそうSNSのアカウントももういよいよ晩年となったら削除しておく方が無難でしょう。規約が変わってあとで課金が発生したり・・・ということが起きるかどうかは不明ですが、おそらくfacebookの貴方のアカウントを見てくれる同年代の友人知人は、晩年ではもうほとんどいないはずです。

 

(あとがきにかえて)

人生の終盤になった貴方にとって社会、自分以外との接点は経済的なつながりでも、バーチャルなつながりでもなく家族など身近な存在、地域の人達とのつながりかもしれません。

毎日ご飯を美味しく食べて、家族と笑って過ごし、ご近所とちょっと交流。そうですね、あとは動物が傍にいるとよいかもしれません。

 

それとWATANKOの場合、自宅の車庫にはもうあまり乗ることがなくなったスーパーカーが少し埃をかぶっておさまっているかもしれません。

2019年6月 1日 (土)

2019年(令和元年!)5月末運用状況

令和最初の月次運用状況の記事です。日本の株式相場はGW明けに下落し、そのまま月半ばから横這いとして、月末にまた少し下落という状況でした。個人投資家にとってはその選択した投資方法によって各々異なる1カ月であったことでしょう。

 

泣いた人。笑った人。悔しがった人。ほっとした人。そしてどうでもよかった人。

 

上記のうち、この駄ブロガーは最後のタイプであったのは言うまでもありません。WATANKOはGW10連休で心身を大いにリフレッシュしたあと仕事とプライベートに張り切りました。張り切りすぎて月末は風邪を引いたほどです。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど113カ月、135ヶ月が経ちました。2019年5月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは108.99円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

201905314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201905315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

5.1%5.3%

 

●リスク

14.7%14.9%

 

●シャープレシオ

0.350.36

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

51,751千円(64,818千円)

 

●運用期間

135ヶ月(134月)

 

●元本平均残高

65,535千円(64,904円)

 

●平均年間利回り

7.0%8.9%

 

<概況>

 5月の相場下落のおかげでこの1カ月でWATANKOの運用資産はおよそ13百万円も吹き飛びました。単月の下落としてはなかなかに大きいです。13百万円といえばポルシェ911のスタンダードモデルの車両価格です。

 

さて冒頭でも触れましたように5月は個人投資家にとって各人ごとに様々な様相であったでしょうが、今後はどう動くのか。

 「もうチキンレースから降りて、しばらく相場から離れる。」

「軟調な相場の中、割安株を求めてリサーチだ。」

「信用売りで勝負に出よう。」

「もっと下落して大幅安になるまで我慢我慢。」

「何があっても淡々と積み立て投資を続ける。」

 

これまた色々なタイプがあります。WATANKOはいうまでもなく・・・

 

妻ミサト「『何があっても積み立て投資を続ける。』でしょ。もう飽き飽きでオチにならないけれど。」

WATANKO13百万円を失っても全く動じません、とも言いたい。」

妻ミサト「積み立て投資はいいけど、投資先は見直した方がいいと思うわ。」

WATANKO「え、REITとか金とかですか。」

妻ミサト「あなたの配偶者にもっと投資しなさい!!」

WATANKO「!!!」

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