確定拠出年金-2019年6月末運用状況
WATANKOの勤務先では確定拠出年金(DC)を導入しており、当ブログでは半年毎にその運用状況を紹介しています。
■確定拠出年金のポートフォリオ
勤務先では一昨年よりマッチング拠出が導入されましたので、WATANKOは当然ながらこれも採用しています。月額で会社からの拠出額16,200円+本人拠出額11,000円=27,200円、法定の拠出額目一杯を運用に投じています。
さてそのポートフォリオですが制度開始当初はメガバンクの3年定期預金を選んでおり、その後、余裕資金でインデックス投資を開始したことにあわせて、DCでもインデックスファンドを組み合わせたポートフォリオでもって運用開始しました。
現在は積み立て購入を先進国株式インデックス(野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI)投信1本に絞り、その他は売却して3年定期預金にてストックしています。
そのシンプルなポートフォリオの現在の運用状況は以下のとおりです。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆金額単位は千円です。
さて運用状況ですが勤務先が加入しているDCのサポートサイトから運用状況の詳細を知ることができ、そのサイトによると設定来の運用利回りは5.7%(前回記事18年12月末時点で4.7%)とのこと。3年定期預金分は利回りには影響しておらず、前回からの変動はもっぱら先進国株式インデックス投信の基準価額の変動によるものです。
一方で、このポートフォリオについて「my INDEX」で過去平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。(カッコ内は18年12月末時点)
●過去平均リターン
4.1%(3.8%)
●リスク
13.9%(11.4%)
●シャープレシオ
0.30(0.33)
■今年1月にスポット買い増し
前回(半年前)の記事で
「相場の下落が起きれば、先進国株式インデックス投信に振り替えますし、たとえそれが起きなかったとしても、それはそれで良しとします。」
と宣言しておりましたが、ここへきて相場の下落が起きて投信の基準価額が低下しているので、この機をとらえて3年定期預金分を先進国株式インデックス投信に振り替えることにします。
週明けにでも早速実行に移す予定です。
と述べておりましたとおり、今年1月に相場が少し下落した際に3年定期の残高から500千円ほど先進国株式インデックス投信をスポット購入しました。
さらにまた下落が起きれば第2弾の買い増しを実行するつもりでしたが、元来ほったらかしなのでつい忘れてしまい、現在に至っています。
DCの運用状況は半年おきに損益状況をチェックするのみですが、前回18年12月末に比べてリターンは改善しました。改善には前述した1月のスポット買いした分の寄与もありました。
また60歳を迎えるまで引き出しはできませんので、リスク資産分についてはとにかく放置であります。
■商品ラインナップに米国株式インデックスがあってもよい
WATANKOが加入している企業型確定拠出年金の商品ラインナップにはインデックス投信のアセットクラスとしては日本株式、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券、バランス型と一応揃ってはいます。しかしここで時流をとらえたラインナップの拡充を図るとすれば米国株式のインデックスの投信があっても良いです。
米国株式のリターンはこれまでのところ他のアセットクラスに比べて優れていると思われるので、3年定期に張り付いた個人の年金資金をリスク資産に振り替えさせるための良いアピールになるでしょう。
アクティブ投信を増やすことには熱心なようですが、インデックス投信の充実もお忘れなく、●●●●●信託銀行殿。
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