BNDからの2019年8月分分配金
【8月9日終値ベース運用状況速報】
■投資元本(待機資金含む)
150,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
53,855千円
■損益率
35.9%
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WATANKOは外国債券のETFであり、自身のポートフォリオに組み込む価値があると判断しているBNDのバイ&ホールドを実行中です。
さてBNDから2019年8月分の分配金が支払われました。税引き後で472.65ドルです。
これまでの推移は以下のとおりです。
次に債券に関する雑感です。
米中貿易摩擦が経済先行き不安となり、株式市場の下落を引き起こしている状態が続いていますが、個人投資家諸氏におかれましては心健やかなる(田舎の)お盆をお過ごしされておりますでしょうか。
え、それどころじゃあないって?
市場全体の落ち込みよりも、自分の保有銘柄の下落の方が大きくて夜もオチオチ眠れないですか?
そりゃあ、あなた、リスクの取りすぎってもんですよ。自分のリスク許容量を再確認するとともに、リスクの引き下げのためにポートフォリオの一定割合として債券ファンドを加えてみてはいかがでしょうか。
債券ファンドの値動きは穏やかなので、キャピタル・ゲインは多くは望むくべくもありませんが、それは同時にキャピタル・ロスの心配も少ないことを意味します。
しかも毎月の収益分配金は安定して払い出しされます。まさに家計の潤いに役立つことうけあいです。
一方で「ポートフォリオのリスクはキャッシュ割合で調整するから債券ファンドは不要」という貴方。貴方は正しい。
でも実際にはそうやって持っているキャッシュは、リターンを生まないキャッシュがゆえにすぐにまた株式アセットのリスク・オンに投じてしまう誘惑が個人投資家に降りかかります。そこで過度なリスク・オンを防止するためにもキャッシュは債券ファンドの姿に変えてしまっておいた方が、良いかもしれません。
ポートフォリオ全体でのダメージをおさえることを前提に「リスク大のアセットに集中投資でガバチョと儲ける」をどうしてもやりたいのであれば、同時に「リスク小のアセットにて、さらに銘柄を分散させた徹底的に保守的な投資」を合わせるくらいはやっておいた方がよいでしょう。
欲のかき過ぎは禁物です。
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コメント
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「将来へのリスクヘッジは米ドル資産で」
今月が誕生月なので、満67歳になります。幸いな事に早期退職後に現職(年契約の嘱託公務員)に就き10年目に入ります。公的年金満額、確定拠出年金(年2回)の受給を定期的に受けながら、ゆとりある生活を送っています。生活費は給与で賄えるので、余裕資金をドル購入に充てています
65歳の時に、ドル80円時代から積み立て来たVTI.VGK.VWO.を全て売却しBNDを買い付け現在に至ります。一年前辺りから円高傾向なので、110円を割ったらドルを適宜買い付けています。そのドルはBNDからのインカゲインと合わせて、適宜BNDを50株づつ買い付けてます。
BNDは毎月配当なので、将来の毎月受け取れる、ドルセクターの自分年金をコツコツと作っています。最近米国株市場が乱高下してますが、チャンスがあればVYMを買い付け7対3の比率を作りたいと思います。
投稿: オークX32 | 2019年8月13日 (火) 09時55分
オークX32さん
コメントありがとうございます。
セミリタイア後の海外ETFを使った運用、参考になります。
円高になってきましたから確かに買い時ですね。
投稿: WATANKO | 2019年8月14日 (水) 08時14分
BNDを購入して一年程になりました。この一年で6ドル程値上がりしています。
取得単価が低いと、ホールド中も気分が良いですし、いつか売却する時には
タイミングを余り考えなくてもよさそうです。
素晴らしいコント、もとい情報を発信し続けてくださるWATANKOさんに感謝します
投稿: kama | 2019年8月14日 (水) 22時16分
kamaさん
コメントありがとうございます。
情報発信と呼べるほどの内容ではありませんが、債券ファンドの価値を発信し続けるブログ記事がひとつくらいあってもよいかと思います。
投稿: WATANKO | 2019年8月15日 (木) 17時31分