自分にあった節約方法はどれですか
(あなたに合った節約方法は?)
個人投資家ブログの鉄板ネタのひとつに節約があります。専業主婦の節約家計ブログとかならともかく個人投資家がなぜ節約に熱心かというと、そうやって浮いたお金を投資にまわしたい気持ちがあるからです。
どんな投資手法であっても、大きな実額リターンを得るためには元本となる資金をできるだけ早期に、できるだけ沢山集めて、投資にまわすことが必須です。
ところで節約といってもいろいろな方法があります。WATANKOは3つに大別してみました。
■タイプA:ポイント還元派
買い物の点数はあまり減らさない。なるべくいいモノが欲しいから購入品の価格帯も下げたくはない。娯楽費だってかけたい。というイキイキ元気な消費者の場合、商品・サービスの購入金額の一部が還元されるポイントサービスを多用する方法があります。
でもこの場合、ともすればポイントを貯めたいがゆえに不要不急な買い物をしてしまったり、高い買い物に抵抗がなくなってしまったりとエスカレートしてしまうことがあります。ポイントを貯める・還元を受けるというのは副次的なメリットなのに、いつしかポイント集めに縛られてしまう。こんな主従逆転は避けたいです。
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■タイプB:単価切り下げ派
同じ購入品でもより安いものを求めていく。ご飯茶碗は有田焼でも100円均一で売っている瀬戸物でも同じ。機能さえ満たせばよいと身の回りの品々の購入単価を極力引き下げる方法があります。
これは品質を割り切ること、ブランドにこだわらないことができれば、節約効果はてきめんです。しかし気を付けるべきは単価が安いがゆえに、あれこれと買い物の点数が増えることによって、自宅が少々大げさに言えばガラクタだらけになってしまうおそれがあります。またすぐ壊れてしまったり、あとから品質に不満がでたりと「安物買いの銭失い」に陥ることもあるでしょう、
■タイプC:アイテム削減派
3つ目の方法は商品・サービス自体の購入点数を減らすことです。とにかく商品は買わない、サービスは使わないという欲を断つ方法です。持っている品物を断捨離してミニマリストを目指すのもそのひとつでしょう。
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これはそもそも前述の2つの方法と比べて支出自体が発生しないので、一番効果がある節約です。しかしながら利便性や快適性を過度に損なってしまう場合、その結果得られる生活とは、一体どれだけの満足度を維持できるでしょうか。
■まとめ
さて以上、3つほど節約の方法をあげてみましたが、この駄ブログにお越しの皆様方はどの方法が自分にとって一番しっくりくるでしょうか。どれであれば自分でも長続きできそうでしょうか。
ここでは自分の御心のままに選び、それに素直に従って日々のお買い物の中でコツコツと節約されんことをお勧め致します。
なお3つの方法について、買い物の対象別に使い分けをするものがあっても良いと思います。生活必需品と嗜好日品、高額商品と少額商品、自分のためのものと家族のためのもの、それぞれに異なる方法を採用しても良いでしょう。
または段階的に変えていくアイデアだってあります。例えば最初はミニマリストを目指してタイプCを徹底する。そうやって絞り込まれた購買対象について、こだわりのない物についてはタイプBを用いてかかるお金を減らす。最後に残った高額商品や嗜好品等に対しては少しでも還元による節約を狙ってタイプAを当てはめるという具合です。
(あとがきにかえて)
巷の節約記事の末尾には「節約は大事だけれど、節約にこだわるあまりに自己研鑽など必要な支出まで削ってはいけない。」という言葉が添えられているケースをよく見かけます。
それはその通りなのですが、それならば個人の節約行動における規範って何だろう。どこまで節約にこだわればリーズナブルなのだろうという問いが次に浮かんできます。
本稿では節約方法を類型化してみましたが、個人が節約を目指す際に何をどうやって採用するかを考えるきっかけになれば幸いです。
妻ミサト「あなたと逆に、私からはお金の使い方を3つに大別して、お示しさしあげるわ!」
WATANKO「何ですか、それ?」
妻ミサト「①投資の元本から使う、②インカムゲインが出たら使う、③キャピタルゲインが出たら使う、の3つよ!」
WATANKO「!!!」
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