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2019年8月31日 (土)

マイカー、かく買い替えり―②芋づる式な候補車のリストアップ

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(Aクラスセダン メルセデス・ベンツHPより)

我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

よってその選定条件として次の3つを挙げました。

 

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

上記に(ほぼ)合致するモデルをメーカー別にリストアップしてみます。

なお選定理由には上述の3条件以外にも、WATANKO の好みも一部反映しています。

 

■国産車ではマツダCX-30を一押し

 

・・・とここまで書いてリストアップのために先ずは国産メーカーのCセグメントを覗いてみると、まずシェアトップのトヨタではカローラ・スポーツ、CH-Rがありますが、残念ながらこれらモデルにはWATANKOとしては特に惹かれる点はありません。

さらに残念なことにホンダ、日産、スズキ、スバルには該当モデル無し、三菱はモデル以前にメーカーとしてNoであります。

 

残るは近年話題豊富で勢いを感じるマツダです。ここはなんといってもマツダ3。ハッチバックの流麗なデザインとシンプルだけれど洗練された内装、バーガンディの革シートもかなりそそります。エンジンバリエーションもディーゼル、新型ガソリンともに魅力的です。

 

関連記事

マツダ3 見てきました試乗してきました(2019/5/26

 

更にここで注目すべきはマツダ3と同じアーキテクチャー、パワートレインを備えた、いわばマツダ3のSUV版ともいうべきCX-30です。SUVの所有経験がないWATANKOにはとても興味深く思えてきます。サイズも全長4,395mmと我が家のセダンよりも130mm短く、それでいて十分SUVに見え、かつ相当スタイリッシュなデザインです!

国産車に限っていえばマツダ3もいいけど、WATANKOにとって新味あるSUVであるCX-30でキマリです。

参照サイト

マツダ CX-30

 

■芋づる式な候補選び

 

さてここまできたところで妻に希望のメーカーがあるか聞いてみたところ、以下のご意見。

 

「私、普段は軽自動車を運転する機会が多いのだけれど、相手が軽自動車でそれが女性ドライバーとわかると、車線変更やすれ違いに協力的でなかったりするドライバーが多いのよね。しみじみと感じて嫌だわ。だから買い替えるモデルは割と威張りがきくベンツかあるいは今までどおりBMWがいいわ。」

 

・・・なんと率直なご意見だろうか。WATANKOもセダン(BMW)と軽自動車、それにNDロードスターをとっかえひっかえ運転していますが、確かに軽自動車を運転しているときには他2台の時とくらべてなんとなく煽られ気味、割り込まれ気味、非協力的な運転でもって接してくるドライバーが多いです。

WATANKOが住む街には軽自動車を運転するドライバーを自分より下に見るセコくて可哀そうなドライバーが多いでしょうか。それとも全国区な話でしょうか。やれやれ。

 

でも最後に妻は「全長が今のセダンと同等以下でディーラーが市内にあれば、あとはWATANKOが選んだモデルで構わないわよ。」とも言ってくれました。しかし今度はそういわれると逆に妻の希望を意識したメーカー選びをしてあげたくなってしまうのが夫の愛・・・なのか。

では次に輸入車メーカー別のモデル選定に移ります。

 

●メルセデス・ベンツ

 

ちょうどメルセデス・ベンツの最小モデルのAクラスに関して昨年発売開始のハッチバックに加えてセダンが今般デビューしました。セダンで全長が短い数少ないモデルとして期待ができます。事前に海外のWebサイトで見かけた時からリアのトランク周りのデザインはハッチバックよりもはるかにWATANKO好みでした。

 

でも全長が4,549mmもあって、今の我が家のセダンよりもむしろわずかながら長いです。3BOXのセダンとはいえ、Cセグメントなのだからもっと短いかと思いましたがちょっと残念です。この主因はホイールベースが2,729mmもあるからでしょう。(我が家のセダンは2,670mm)それならばやはりハッチバックはどうかというと全長は4,420mmまで縮まります。

ここで全長は条件に合致しませんが一応セダン、それとハッチバックを候補にあげます。

 

【ちょっと余談】

 

日本における輸入車の販売台数は以前ではVWがトップでした。これにメルセデス・ベンツとBMWが続いており、3社がいつも競っていました。ところが近年はメルセデス・ベンツが他2社を突き放しています。

参照記事

日本自動車輸入組合 2018年度輸入車新規登録台数(速報)

メルセデス・ベンツといえば昔からの主力モデルであるEクラス、Cクラスは落ち着いた佇まいであり、高めの販売価格と相まっていわば年齢層の高い顧客にミートしたモデルであります。

しかしこのままでは顧客層の平均年齢が上がる一方のGMキャデラックのようになってしまい、将来の顧客減を引き起こしかねません。

ということでメーカーは15年くらい前から若い顧客を獲得すべくB、CセグメントにFF車を投入してきました。

 

「威厳あるベンツがコンパクトクラスに進出してくるなんて!それも前輪駆動で!」

 

コンパクトクラスのモデルを出す以上、たいていそれはボディサイズの制約から前輪駆動であることがスタンダードですが、メルセデス・ベンツのような高級車メーカーのモデルは後輪駆動が当たり前だったところへきて、前輪駆動モデルを出してくるとは・・・。

さらにはAクラスのシャシーをつかって4ドアクーペのCLA、SUVタイプのGLAまで作ってバリエーション展開する徹底ぶり。CLAはすぐ近いサイズにCクラスがあり共食いになりはしないかと思ったほどです。

 

はたしてこれら試みはどうなったかというと上述の販売台数が物語っているように、それなりに成功を収めたようです。

顧客は駆動方式の違いなどどうでもよく、比較的安価でフロントマスクにデーンとスリーポインテッドスター(ベンツの紋章)がついたモデルであれば飛びついたわけであります。

 

後日記事にしますが、候補にあがった各モデルを実際に見てまわるために、何度か週末に市内の各社ディーラーを訪ねましたところ、その際に輸入車メーカーで来客が1番多かったのはメルセデス・ベンツでありました。

みんなベンツが好きなのですね。

 

でも彼らの中にはベンツのハードウェアにはそれほど執着せずに、ひょっとしてロレックスやオメガ、シャネルやエルメス、ジョルジョ・アルマーニのようにブランド好きの一種としてベンツを選んでいる人がどれだけいるでしょうか。

高級車は所詮は嗜好品、贅沢品なので、そのような選び方をしてもいいのかもしれません。ならば三菱の車体をベンツの皮でつつんで売り出せはもっと儲かるのにとちょっと皮肉めいた考えをおこしてしまうWATANKOでありました。

 

(あとがきにかえて)

妻ミサト「今回、あなたがAクラスを選んだとしたら、傍目には同じに見えるわよ。」

WATANKO「そうだよね。しょせん心の中でいくら自動車に詳しくて、ハードウェアでモデルを選びましたなんてエンスーぶっても傍目からみればわからないのよね。」

妻ミサト「それよか、ベンツのディーラーでみかけたアウディの方がスラリとしたデザインで私好みだわ。」

WATANKO「ああ、おそらく他の来店客の車か、下取りで入ってきた車だろうね。よっしゃ、気分転換して今度はアウディのディーラーにいきましょう。」

 

(つづく)

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コメント

こんにちは。
このシリーズ楽しみにしています。
要件の全長4500mmって結構難しいですね。この前、ベンツのCクラス(W205)を借りて乗ってみましたが、Dセグでもかなり長さを感じました。
どのような結論に至るのか、ワクワクしておきます。

るびさん

コメントありがとうございます。

昔と異なりセダンで4,500mm以下はもう絶望的にないです。でも一方で今はSUVやクロスオーバーが増えて選び甲斐があるとも言えますね。

なお本日時点でまだ結論は出ておりません。

この記事へのコメントは終了しました。

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