マイカー、かく買い替えり―④芋づる式な候補車のリストアップ(続々)
(XC40のツートンが欲しい! ボルボHPより)
我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。
よってその選定条件として次の3つを挙げました。
1.全長が4,500mm以下
2.市内にディーラーがあること
3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること
さて前回、アウディのディーラーを訪ねました。お目当てのQ2は気に入りましたが、WATANKOが住む市内にはディーラーがなく、不便です。WATANKOと同じくデザインは気に入っていた妻もディーラーの件でアウディは渋り気味。
そこで気を取り直して、次はボルボを訪ねてみました。
●ボルボ
ボルボはWATANKOが住む市内にディーラーがあります。ボルボといえば近年、WATANKOにとってはとてもスタイリッシュなV40が印象的であり、街中を走っているのを見かけるたびに見とれてしまいます。6年前、現行モデルがデビューしたころでしたら飛びついたかもしれません。しかし今やモデル末期。残念。選ぶ目はありません。
今回の狙い目のモデルは昨年デビューしたばかりのXC40。いかにもSUVですがこれまた相当に素敵なデザインです。全長は4,425mmと合格点。メルセデス・ベンツAクラスよりも全長は短いのに、堂々として押しが強いデザインです。
くわえて屋根とボディが別色となる2トーンカラーのバリエーションがとても豊富、どれも素敵であり、選び甲斐があります。
試乗も行いました。SUV保有の経験がないWATANKOには、SUV特有の上から見下ろす目線がとても新鮮です。内装のデザインも国産車、ドイツ車にはないモダンなディテールに溢れています。でも操作系をタッチパネルに集中させているところの使い勝手はやや気になるところだけど馴れるでしょう。
ディーラーによるとこのXC40、世界的に人気であり品薄状態。日本にも受注生産でないと入ってこないモデルだそうです。いまから発注しても納車は半年後と告げられました・・・。
半年待つのは一向に構いませんが、加えてひとつ重大なマイナスポイントが・・・。このXC40、全幅が1,875mmもあるのです。嗚呼、どうりで幅広でカッコイイわけです。
WATANKOの自宅敷地への入り口は古くて狭い道路(車1台分の車幅程度しかない)からクランク(直角コーナー)でこれまた狭い私道を抜けて敷地に入ります。前から自宅敷地に入る時は車幅と内輪差に気を使いながら、ゆっくりと入るほどなのです。
このXC40、360度全周囲モニターがついており広い車幅対策は取られているのですが、それであってもWATANKO家の出入りに相当な気を使いそうです。WATANKOはともかく妻や長男にはゴリゴリと傷をつけられそうであります。
全幅のサイズを告げると妻も絶句。「今のセダン(全幅1,815m)でもなんとかギリギリなのに、さらに60mmも幅広なモデルはちょっと無理ね・・・。」
なおこれまで見てきたメルセデス・ベンツAクラス、アウディQ2、それにマツダCX-30はいずれも全幅1,800mm以下で問題ありませんでした。
アウディQ2同様に、このXC40にもまた大変な後ろ髪を引かれる想いのまま、WATANKOは妻とディーラーを後にしました。
●BMW
妻ミサト「そういえば、BMWはチェックしなくていいのかしら?今のE90からの乗り換えならサービスしてくれるのじゃないかしら。」
WATANKO「そういえば1シリーズが新しくなったけど、先代のFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に変わってしまったからあまり興味がありませんです・・・。昨年デビューしたX2も同じくFFです・・・。」
妻ミサト「でもこれまで見てきたAクラス、Q2、XC40はどれもFFなのでしょう?どうしてBMWだけFFはダメなのかしら。」
WATANKO「・・・言われてみればその通りだね。よっしゃ!先入観を捨てて、ここは最新の1シリーズを検討してみるか。」
というわけでWeb情報を入手すると全長4,355mmと短くて良し。最新モデルなので各種安全走行支援機能は申し分なし。デジタルメーターもあり。Aクラス同様のインテリジェント・ドライブ・アシスタント機能も備わっています。スタイルに関していえばフロント、リア回りのデザインはともに先代よりもWATAKOの好みに仕上がっています。
実車を見てチェックする必要がありますが、なかなかに良さげです。ハードウェア的にはAクラスと互角かと推測しますが、全長がAクラスよりも85mmも短いのは優位です。
BMW1シリーズも候補に入れることにします。市内のディーラーに近日、展示車・試乗車が揃ったら出向く予定です。
なお1シリーズのセダン版である2シリーズも追って登場すると予想されますが、Aクラス同様、全長が150mm程度は伸びると予想されます。かつそもそもBMWのセダンでは今のマイカーと同じであり新味が無さすぎます。トップグレードとして予想される2リッター、306馬力、4WD仕様は単独所有するマイカーとしてならば、とてもそそられるスペックではありますが・・・。
なお、その他の輸入車メーカーについては次のとおりでした。
●BMWミニ
現行ミニのどこもかしこもひたすら円を基調にした内装デザインはWATANKO、妻ともに受け入れがたく対象外となりました。
●フォルクス・ワーゲン
実はここでは今般フルモデルチェンジを迎えるゴルフⅧにWATANKOはとても注目しています。しかし妻はゴルフのエッジが立っていないツルッとしたデザインは好みではなく難色しています。一応ゴルフⅧが発売されたらチェックはするつもりですが、選択としては望み薄です。
●プジョー
SUVモデルの3008がありますが全長4,450mmとOKなるも、全幅が1,860mmもあり、ボルボXC40と同様の理由で対象外となりました。20年前ならば306を即、選んだのですが・・・。昔の彼女はもういません。
●ルノー
ハッチバックのメガーヌがサイズOKかつモデルは新しいなるも、どうも現行モデルのデザイン、ハードウェアともに惹かれるところはありません。それに市内に専売ディーラーがありません。
●シトロエン
C5エアロクロスは全長4,500mmですが全幅が1,850mmもあり、やはりボルボXC40と同様の理由で対象外となりました。またここも市内に専売ディーラーがありません。
●アルファロメオ
特に候補となるモデルはなかったのですが、何より妻から「あのフロントの真ん中についているエンブレムがどれもセミのお腹みたいでとてもカッコ悪いわ。あれは勘弁して頂戴。」との強硬な意見が出されて除外となっております。
●イギリス車全般、アメリカ車全般
そもそもCセグメントのモデルが皆無でした。
以上、国産車、輸入車をざっとひととりチェックして3つの条件に合致するモデルを探しつつ、有力な候補はディーラーに出向いてきました。
次回はいよいよ現時点でのまとめに入りたいと思います。
(つづく)
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コメント
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蝉のおなか、ビスコンティ公爵家のヒトを呑むヘビの紋章も見る人が違うとさまざまな解釈がされますね。
投稿: su27 | 2019年9月 7日 (土) 08時19分
su27さん
コメントありがとうございます。
独創的な解釈で驚かせくれます。
これでコスパにすぐれたジュリアや ステルヴィオを買う目はなくなりました・悲。
投稿: WATANKO | 2019年9月 7日 (土) 22時19分