2019年8月末運用状況
さて通常よりも記事UPが遅くなりましたが8月末の運用状況です。8月末は前月に続きまた円高が進みました。おかげで海外資産が凹んでおりますが、11年を超える運用期間のなかでこのくらいの為替の影響は散々経験してきたので、いまではまったく動じません。あ、こう書くとまるで資産運用を始めた頃はブルブルしていたのかというとそれもありませんでした。
少し誤解を招く言い方かもしれませんが、WATANKOはお金にそれほど執着してはいません。資産運用の結果、お金を増やすことが実現できた暁には、スーパーカーの1台も欲しいとは思いますが、残念ながらそれが叶わなくても自分の人生が棄損したとまでは感じません。
手もとに住処と手ごろなオープンカー、そして何より家族、それからやりがいのある仕事、あとは美味しんぼ風にいえば、いつでも好きな時にトンカツを食べる時ができる経済力があれば十分であります。(これはちょっと含蓄もあり、年をとってもトンカツを食べることができる健康の維持も示唆している?)
ということでインデックス投資を始めてちょうど11年6ヶ月、138月が経ちました。2019年8月末の運用状況です。
(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは106.38円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。
表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。
◆評価記号の内容は以下です。
(投資期間の長期化に伴い、2017年12月から評価基準を引き上げました。)
◎:+50.0%~
○:+35.0%~+50.0%
△:+20.0%~+ 35.0%
▲:+5.0%~ +20.0%
×:+5.5%~
続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。
さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)
●過去平均リターン
5.0%(5.0%)
●リスク
15.0%(15.0%)
●シャープレシオ
0.33(0.33)
それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)
●購入元本+投資待機預金元本分
150,000千円(150,000千円)
●評価損益+確定損益分
54.528千円(62,458千円)
●運用期間
138ヶ月(137ヶ月)
●元本平均残高
67,371千円(66,788千円)
●平均年間利回り
7.0%(8.2%)
<概況>
さて冒頭では資産運用について欲の無さを語りましたが、実際には運用についてもモヤモヤがないわけではありません。とくにここ数年ずっと考えていることは「新興国株式アセットは一体いつになったら上がるのか」です。
アベノミクスが始まった2012年末あたりから株価は上昇し、為替も円安が進行しました。しかしその中にあって新興国株式はなかなか上昇気流にのらずもう7年近くボックス株状態にあります。こうなると新興国株式はリスクをとる価値があるのか。それとも、いやいや今はひたすら我慢の時期。将来のお楽しみ袋なのか。
相互リンクさせていただいておりますモッティさんのブログでこれをとりあげた記事を拝見しました。
参照記事
新興国株式の将来見通しについてモッティさんもWATANKO同様にお悩みのようです。
結局いくら悩んでも未来のことはわかりませんので、幅広い資産に分散投資するほかないといういつもの結論にたどり着く市井の個人投資家でありました。
私も、そして多分あなたも。
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