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2018年2月12日 (月)

コア・サテライト戦略、あなたの捉え方はいかが

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(わたしなら、こう考えるわ)

個人投資家が自分のポートフォリオを組成する際の考え方のひとつにコア・サテライト戦略があります。

参照サイト
投信資料館
コア・サテライト戦略とは?

コア・サテライト戦略の一般的な定義は上記サイトから引用すると次のとおりです。

コア・サテライト戦略とは、資産運用の手法の一つです。ポートフォリオ(運用資産全体)を中核(コア)となる部分と、非中核(サテライト)部分に分けて構築する方法です。

例えば、コア部分では低コストで広範に分散投資されたインデックスファンドを利用し、サテライト部分では、アクティブ運用型の商品や個別銘柄などを活用します。そうすることで、コア部分で市場平均程度のリターンを確保しつつも、サテライト部分で市場平均を上回るリターンの獲得を目指し、ポートフォリオ全体としても、リスクとコストを抑えながら、市場平均に勝つ可能性を追求することが可能であると言われています。

この駄ブログに御来訪される聡明なる個人投資家の皆さんにとっては、今さら特段の解説が必要な言葉ではありますまい。

ところが資産運用を一定年数続けてきた個人投資家の中には、コア・サテライトの捉え方についてユニークな面をもつ方もいますので、ここに紹介致します。

■その1:“リバース”コア・サテライト戦略

参照記事
インデックス投資で億万長者
世間で流布されている「コア・サテライト戦略」は間違っている

相互リンクいただいているAKIさんの上記記事によるとコア・サテライト戦略の捉え方は以下です。

・コアに「ハイリスク」、サテライトに「ローリスク」を据える

・期待リターンの高いものをコアで運用しましょう。でも、コアはハイリスクだから、抑えとしてサテライトでローリスク運用をして、安定性を持たせよう。

つまり一般的に言われているコアとサテライトに対して、正反対を唱えています。

上記の場合、コアとサテライトの比率は当然ながらコアの方が大きいため、通常のコア・サテライト戦略よりもリスクをとったものです。(サテライトの方の比率が高ければ、言葉が入れ替わっているだけで、それはすなわち通常のコア・サテライト戦略と同義になってしまいます。)WATANKOはこれを勝手に“リバース”コア・サテライト戦略と名付けてみましたが、このときには一体どんなポートフォリオが思いつくのでしょうか。

もしもこの駄ブログ記事を読まれた個人投資家の方々の中に、この“リバース”コア・サテライト戦略を採られている方がいらしたら、組成しているポートフォリオをご紹介ください。

■その2:サテライト戦略はサテライト戦略の愚かさから投資家を守るために存在する

参照記事
iシェアーズMSCIロシア・キャップトETF太郎のETF投資
ぼくには確信を持って言えるリターンを改善するための3つの提言がある ①サテライト戦略の真の意味に気づけ ②株価を確認するな ③アイディアを思いついてすぐ売買をやめろ

上述のAKIさんのブログ記事で引用されていた個人投資家のiシェアーズMSCIロシア・キャップトETF太郎さん(御芳名が長いので、以降、ETF太郎さんとお呼びします。)のブログ記事です。

この記事におけるコア・サテライト戦略の捉え方は次のとおりです。

・リターン最大化が目指せるのがサテライト部分ならコア部分など持たずにサテライト戦略100%にすればよろしい。

・結局コア部分になる世界分散された低コスト株式インデックスのリターンを長期で上回るのはほとんどの人にはできないのです。

・なのでとても優秀な株式インデックス投資のリターンを個人投資家の愚かな行動から守らなければならない。

・そこで推奨されているのがコアサテライトというわけです。

・どうせ負けるけどこいつら絶対自分の判断で変な投資先でギャンブルしたがるだろうな。
と考案者たちが気を使ってこいつら馬鹿だと思ってることを悟られぬようかつ満足度を上げるように作られた優しい陰謀なのです。

つまりはETF太郎さんによると、資産運用はインデックス投資をコアとしてやっていれば十分だが、個人投資家が余計なアクティブ運用をメインに据えたりすることがないように、脇役というかガス抜きとしてサテライトなる枠を設けて好きにさせる仕掛けがコア・サテライト戦略というわけです。

これもETF太郎さんが5年間の投資経験から身をもって実感したものだということですがコア・サテライト戦略についてのひとつの面白い見方であります。

というかサテライト戦略をバッサリ切っている印象すら感じて、WATANKOは清々しく感じるくらいです。

なおコア・サテライト戦略の捉え方について、WATANKOはETF太郎さんに近い考え方を持っております。

投資でワクワクドキドキとスリルと感動を味わいたい方や、一発当ててやろうという勝負師ではなく、リスクをきちんとコントロールしつつ、手間をかけずに地道に資産形成していきたい市井の個人投資家にとって、コア・サテライト戦略を選ぶ意義はほとんどありません。

関連記事
コア・サテライト戦略-市井の個人投資家にはサテライト投資にまわすお金など1円もありません【Refrain 2015】(2015/11/6)

おりしも只今現在、相場が乱高下するなかで、前回記事でリスクや分散投資について再確認しようと唱えましたが、その延長線上として紳士・淑女の皆様におかれましてはコア・サテライト戦略について、ご自身の中でどのように咀嚼されているのでしょうか。

2018年2月10日 (土)

2週間で12百万円が減っても投資はもちろん続けます

【2月7日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

47,700千円

■損益率

32.9%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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(運用資産が減るのは想定内です)

今週は米株急落を発端に再び世界同時株安が進みました。日本市場もほぼ全面安となりました。個人投資家の多くは、たとえ世界分投資を行っていたとしてもダメージをくらったことでしょう。

▼運用資産は12百万円減りました

WATANKOの場合、1月26日時点で205,289千円あった運用資産(1月27日ブログ記事冒頭で掲示)が、ちょうど2週間で192,700千円と12,589千円、評価益ベースで比較すると2割強がなくなりました。

12,589千円とは、スーパーカーでいえばあのポルシェ911カレラの新車が買える金額であります。

★投資の世界にあって常勝はない

WATANKOは今回、運用資産の少なくない金額を減らしましたが全く心配はしておりません。WATANKOの資産運用のビークルは投資信託であり、その利益の期待は標準偏差の上に成り立っています。そのため運用資産の下落は上昇と表裏一体であり、常にワンサイド(常勝)というわけにはいきません。運用資産が12,589千円減ったということは12,589千円が増えたという事と同義なのであります。

参照記事

All About マネー
投資信託のリスクは標準偏差でわかる!

価格変動リスクがある商品を購入・保有しているのに、このような事態を一時的にせよ受け入れることができない個人であるならば、一方で運用資産の増加を期待する資格もまた持ちえません。

何事も不確実な投資の世界にあって常勝はありません。

とかく損失を抱えた時には忘れがちになる上述の投資の法則を胸に刻んでおきたいものです。

さらに助言を加えるとすれば、個人投資家は余裕資金を用いてリスク資産を運用している以上、慌てて評価損または目減りした利益を確定する必要も義理も道理もありません。ゆっくりと市場の回復を待てばよいのです。

関連記事

個人投資家は投資のゲームセットを自分で決められる【Refrain 2014】(2014/11/27)

ただし特定の銘柄に集中投資を行っている個人投資家であれば、保有しているリスク資産が今回の下落からいつ立ち直れるか全く目途が立たないという事態になるかもしれません。その上での判断として損切りを選ぶ場合、それは分散投資をしなかったために支払う手痛い授業料です。

今回の相場下落はリスクとは何か、分散投資とは何か、自分自身がこれらをどこまで理解し、信じているのか。それを再確認するリトマス試験紙でありましょう。

2018年1月12日 (金)

2018年の投資計画

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(2018年の投資!)

さて2018年のWATANKOの投資計画についてとりあげます。

といっても答えは簡潔。例年同様に日本株式、先進国株式、新興国株式のアセットクラスを対象に、それぞれ投資待機資金から毎月積み立て投資を行います。対象商品と積み立て金額は次のとおりです。

●日本株式
ニッセイ日経225インデックスファンド
特別口座   100千円/月

●先進国株式
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
特別口座   100千円/月

●新興国株式
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
特別口座    100千円/月 
NISA口座 100千円/月 

合計3クラスで400千円/月です。年間合計4,800千円。昨年の5,500千円/月(VTIの一括購入36,643千円を除く)と比較するとやや控えめです。

ただし2018年中に相場の下落が生じれば、積み立て購入額を増加させます。米国株式が下落すれば最大30,000千円までVTIを買い増しする用意があります。

これは積み立て投資を主軸とするも、下落時に安値買いを続けることで長期投資のモチベーションをさらに高めるためであります。安く買った商品が値上がりするまでじっくり待つわけであります。

なおWATANKOのリスク許容量は元本の▲50%迄です。現在の投資元本は145,000千円ですからその半額73,000千円まで評価損益込みの運用総額が減少した場合、WATANKOはリスク商品による資産運用から退場します。

現在の運用総額は約204,000千円なのでこれが73,000千円まで減少するとなると▲65%という水準です。

ちなみにそこまでリスクをとれるのであれば個別株投資など他の投資対象でテンバガーの資産UPをねらうのはどうかという見方もあります。

しかしながらWATANKOにはこれらの投資で成功を狙うために、多くのインテリジェンスと時間をかける意欲は湧いてきません。

その分はサラリーマンの本業と家族のために時間をかけたいというのが本心であります。

さらには不動産賃貸業も営んでおり、そこに潜在する事業リスクにも常に晒されています。そのため証券投資においてはせいぜい市場平均を求める程度にとどめておきたいというバランス感覚もあります。

以上の本心にマッチした投資方法としてインデックス投資が自分にはちょうどあっています。

2017年12月 1日 (金)

もしもインデックス投資をやっていなかったなら@WATANKO

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(前々回の記事と同じく、もしもネタです。)

WATANKOは親から継いだ不動産賃貸業に疲れ果てて、証券投資を模索した結果、インデックス投資を知り、2008年にこれを始めました。

もしもインデックス投資に出会わずにいたままであったならどうしたでしょうか。

■不動産投資を追求

疲れ果てたとはいえそれなりに不動産投資の経験を積んだWATANKOは、心身の回復を待って不動産投資をリスタートしていたことでしょう。

現実ではアパートは一棟しか所有していませんが、遊休土地を利用して二棟目、三棟目までは建てていたか。借入金の総額残高はおそらくピーク時で1億数千万円にも達する一方で、かなりの賃貸リスクに晒されていることになります。

天災、人災、大幅な空室率の上昇などが起きていたらどうなっていたことやら‥‥。


■所有土地の処分も早期リタイアも進まず

不動産投資以外のお金の増やし方を知らないままなので、有休土地を処分してその資金を別途増やそうなどとは考えにくかったかもしれません。

また不動産投資リスクに怯えるあまり、その備えとしてサラリーマンの安定収入を重要視して早期リタイアなどとてもする気にはなれなかったでしょう。

さらには子供達にインデックス投資を始めとする証券投資を語ることもないでしょう。親として伝えることができるのが手間がかかる不動産投資だけとはちょっと残念です。

そしてこの駄ブログのタイトルも「不動産投資で好きなクルマを手に入れよう!」と煩悩も控えめ、スーパーカーからトーンダウンしていたかもしれません。(そもそもブログを開設していたかも疑問です。)

■複数で多様な収入源を持つ強み

資産形成において給与所得以外の収入源を持つことは、忙しくなる一面もありますが経済生活において安定感が出てきます。

不動産投資について諸手を挙げて進めるわけではありませんが、インデックス投資もあわせてやることで不動産投資一辺倒に比べたら、リスク分散にも繋がる面もあります。それ故に翻って不動産投資も検討する余地が出てくるのではないでしょうか。

(注)単体比較として現物の不動産投資とREITを比べるならはWATANKOの推奨はあくまでREITです。

インデックス投資とは手間いらずの投資なので他の投資との併用やサラリーマンとしての本業に十分に打ち込む為にも相性の良い選択肢と言えるでしょう。

2017年11月25日 (土)

今、ゼロから投資を始めると仮定したらどうするか@WATANKO

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(もしも、やりなおせるとしたら?)


WATANKOは先日、Twitterを覗いて興味深いブログ記事を拝見しました。

参照記事

神経内科医ちゅり男のブログ
2017年11月時点で、ゼロから投資を始めると仮定したらどうするか?

毎月30本、平均するとほぼ毎日ブログ更新をされているとても意欲的なちゅり男さんの上記ブログ記事にならってWATANKOもまた今、ゼロから投資を始めると仮定したらどうするか。ただしここではもっと若かったならばという仮定を加えてみます。

前提条件については以下の通りとします。

*年齢が30歳。現在の勤務先に努めて60歳になるまで30年間投資を続ける。
*投資元本は給与所得から捻出する余裕資金を充てる。(検討がややこしくなるので不動産投資収益は除外)
*余裕資金は月50千円、ボーナス時200千円×2回で年間1,000千円
*金融商品や投資に関する税制は現状どおり。

さて投資方法、具体的な商品等についての検討結果は次の通りです。

■選ぶべき投資方法/ポートフォリオ/具体的な商品

(1)投資方法に関しては当然ながら長期・分散・積み立て投資を旨とするインデックス投資です。SBI証券に口座を開設してほったらかし投資です。

(2)目標ポートフォリオは以下。目標に対して実際のシェアが大きく乖離した場合に限ってノーセルリバランスを行います。

①日本株式   10%
②先進国株式 35%
③新興国株式 15%
④先進国債券 20%
⑤預金      20%

myINDEXの資産配分ツールでこのパートフォリオのパフォーマンスを調べてみると以下のとおりです。

過去平均リターン  5.4%
リスク         12.7%
シャープレシオ    0.42

投資を30年間行い、リターンを5%と設定、年収の増加を踏まえて後半期は投資の原資を2倍にできるとなれば投資元本合計45百万円を含む資産残高が72百万円となります。さらに退職金が20百万円でるとすれば合わせて1億円近くにまで到達できます。

(3)具体的な商品

投信のコスト競争がつづく現下であれば、具体的な商品は何を選ぶでしょうか。答えは次のとおりです。

①日本株式  ニッセイ日経225インデックスファンド
②先進国株式 eMAXIS Slim先進国株式インデックス
③新興国株式 eMAXIS Slim新興国株式インデックス
④先進国債券 バンガード・トータル債券市場ETF(BND)
⑤預金      SBIハイブリッド預金(又は国債変動10)

①について、ニッセイ日経225インデックスファンドは信託報酬の面から見れば0.25%(税抜、以降同じ)と、最近のローコスト競争の水準から見ると劣後していますが、SBIポイントの付与対象の投信ですので0.1%~0.2%の還元があることを勘案しますと、コスト面のメリットはいまだ大きいのでこれを選びます。

なおもしもSBIポイントを除外したケースであれば、他の株式アセットクラスの商品と同様にeMAXIS Slimシリーズを選ぶでしょう。

②について、現実には<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドをガンガン買っていますが、一から積み立て投資するならば、信託報酬最安値追随型のメリットを重視してeMAXIS Slimを選びます。これならばより低廉な商品が後から出てきても乗り換えが不要となります。③の選択も同様の理由からです。

④については現況の金利下では日本債券インデックス投信を選ぶ気にはとうていなれず、次善策としてBNDでもって代用します。⑤は残高が貯まって来たならば、その一部について国債変動10を買うもの一手です。

①②③は毎月50千円の余裕資金、④⑤はボーナスを丸ごとあてるイメージです。

■今と大差ないスタイル

さて、今の投資環境下で証券投資による資産運用について改めて考えてみたWATANKOですが、結果は現時点の実際に選択している方法と大きな差はありませんでした。

例え一から投資方法と商品を考えることになったとしても、バランスファンド1本に絞ってさらに手間を省くこと、米国株にもっと傾斜すること、海外ETFを投資対象とする投信を選好することといったベクトルはありませんでした。

これは裏を返せば、一から考え直したとしても大差がないイコール現在の投資方法にそれだけ満足をしているという証左であります。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「20年前に戻って、パートナーを選ぶとしたら、果たして誰を選んでいたかしらね。」

WATANKO「!!!」

2017年10月27日 (金)

リタイア後の資産の取り崩し方

【10月25日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

129,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

51,537千円

■損益率

40.0%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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(うーん、どうしよう・・・)

先日、WATANKOは50歳になりました。四捨五入でアラフィフではなく、正真正銘、大台に乗りました。当初予定ではあと10年、60歳まで証券投資を続ける予定です。

それでは60歳を過ぎたら証券投資をどうするか。言い換えれば仕事をリタイアしてリスク金融資産を取り崩していくステージに突入したらどのような取り崩しを始めれば良いか。

資産形成の目的・目標・方法は人それぞれなので、資産取り崩しもまた同様ですが、類型化として以下3つをあげてみます。

(1)リスク資産は一気に全て現金化して、そこから計画的に取り崩す。運用するとしてもせいぜい日本国債どまり。リスクはとりません。

これは投資のリスクから脱却する点では、一番安心確実ですが、一方で資産残高がただひたすら減少していくという、別の面での不安がつきまといます。そのためかひょっとしたら現役時代よりも慎重度が増して、お金を節約してばかりいる老後になってしまうかもしれません。

(2)現役時代と同様、株式メインのポートフォリオを継続してリターンを狙いながら、一方で取り崩す。

リタイア以降もリスク管理しながらしっかりと投資のリターンを狙います。この場合、相場低迷時(=投資のリターンが振るわない時)は取崩しに慎重になってしまうかもしれません。また(1)よりはリスクコントロールの手間がかかりますし、そのまま子孫に相続させる意思がないならば、どこかで出仕舞いが必要です。

(3)債券など値動きが安定した商品に乗り換えて、分配金をもらいつつ、あわせて残高を取り崩す。

これは(1)と(2)の中間的イメージであり、双方からある程度いいとこ取りした方法です。しかしながら問題点はこの方式に適した債券ファンドが果たしてどれくらいあるかということです。

只今現在では、マイナス金利の影響をうけて日本債券のファンドはふるいません。それにもともと日本債券の投信の場合、インデックス型であってもその信託報酬に対して過去平均リターンが低いため、なかなか買おうという気にはなれませんでした。

そうなれば先進国債券も候補に挙がりますが、為替リスクをどこまで許容できるかがポイントです。円安のときには少し売っておくか、円高のときには少し買っておくか、といったリスクコントロールも少しは求められるでしょう。

(あとがきにかえて)

今回は結論めいたことには触れることができませんでした。まだまだ先のことではありますが、ちょっと悩んでみたいです。

そこで、ここはひとつセミナーにでも出向いて、専門家の知恵にふれてこようかと思います。

2017年10月19日 (木)

それぞれの世代に、それぞれのNISA

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(このお金、どのNISAで運用しますか?)

WATANKOは一般NISAを導入開始時の2014年以降、毎年非課税枠の全額を使ってインデックス投信を購入してきました。いよいよ来年は非課税5カ年分の最後の年になります。このままいけば来年も1,200千円の非課税枠を目一杯使い、5カ年合計で一般NISAを適用する投資総額は5,600千円となります。(2014年、2015年は年間枠がそれぞれ1,000千円。2016年以降は1,200千円)

自分の年齢とあわせてみると47歳~51歳にかけて5,600千円まで投資額を増やしきました。

そしてこの5カ年分投資枠合計5,600千円は、各年度枠をそのまま随時ロールオーバーすることによって52歳~56歳までの間維持することになります。

その後57歳~60歳まで4カ年かけてロールオーバー総額も年を追うごとに減っていき、60歳を過ぎるころには一般NISAによる非課税の恩恵は終わりとなります。

■WATANKOは一般NISAを全うします

最近の他のブログ記事を拝見してわかったことですが、つみたてNISAを使い始めるとこの一般NISAのロールオーバーができなくなるようです。

参照記事

楽天証券 トウシル つみたてNISAのメリットと注意点って?


それではWATANKOは一般NISAのロールオーバーをあきらめて、、つみたてNISAを新たにスタートさせるか?

つみたてNISAの非課税枠が一般NISAの3分の1にとどまること、その見返り?として20年間という長期の非課税期間が設定されていますが、50歳をすぎたWATANKOにはもはや20年間という長期間の枠を十分には活用できそうもありません。

それよりも年間1,000~1,200千円という相対的に大きな非課税枠を60歳まで使い切ることで十分であります。

■つみたてNISAは子ども達に期待

WATANKOは年齢からみて、つみたてNISAを活用する年数はとれそうもありませんが、一方でこの先長い人生がまっている子ども達にとっては、つみたてNISAがよくフィットしそうです。

つみたてNISAの投資期間は2018年~2037年の20年間と長く、それぞれの年度枠の非課税期間は20年間とこれまた長いです。つまり2018年から20年間連続でつみたて投資を行い、最後の2037年の非課税投資枠が非課税期間を満了するのはなんと2056年、いまから38年後です。(38年後というと、つみたてNISAを導入した金融庁の職員の大半が定年を迎えていなくなっているでしょう。WATANKOにいたっては生きているかどうかもわかりません。)

今現在21歳の長男、13歳の次男は、まさにつみたてNISAによる資産形成とともに生きる世代です。(ちょっと大げさ)

さらにつみたてNISAも普及がすすめば、年間非課税枠の増額や非課税期間の延長だってありえるかもしれません。

考えてもみてください。一般NISAが導入されてわずか4年足らずでここまでNISAがバリエーションを増やし、利便性も向上されてきたではありませんか。(そのおかげでNISAが3つも並立してわかりにくくなっているという側面もみられますが。)

つみたてNISAがこのまま38年間もの間、何一つ変わらずに継続すると考える方がむしろ不自然ではないでしょうか。

数年後にはさっそく年間非課税枠が600千円、800千円と増えていくかもしれませんよ。(おっと金融庁さん、年間の非課税枠は12の倍数でお願いします。)

■それぞれのNISA

上述したとおり、NISAは現在3つならんでいます。

●未成年向けに親や祖父母らが資金拠出する「ジュニアNISA」

●ヤングからミドルまで、いろいろと生活費がかかるけど、長期間の非課税運用ができる「つみたてNISA」

●(結果的にこうなってしまった感もあるが)資産がある程度積み上がったシニア層にとって、非課税期間が短いが、非課税枠が大きくて使い出がある「一般NISA」

それぞれの年代にあわせて?それぞれのNISAが揃った格好となりました。

つみたてNISAフェスティバル2017で紹介された、NISAに関する個人投資家の要望の中に、NISAの統合がありました。しかし一方で無理やり統合することによって、それぞれのNISAがもつ良さが損なわれては元も子もありません。

統合はよいですが、一方で各NISAの利用がもっと伸びるように、それぞれの使い勝手がもっとよくなることも期待したいです。

2017年10月11日 (水)

長男に語り始めた家のこと、投資のこと

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(伝えたいことがたくさん、あるんだ。)

WATANKOはリスク金融商品を用いた投資を始めて10年近く経ちますが、最近になって子どもに投資を語り始めることになりました。

関連記事

長男が資産運用を、インデックス投資を学び始めたよ

投資を語るといっても、WATANKOが語ることができるのは次の2つだけです。

1.市場平均を狙う投資、長期投資、分散投資、積み立て投資といったインデックス投資に関する一連の手法

2.半ば家業としてつづけてきた事業用土地、アパート、駐車場などと言ったいくつかの種類の賃貸業を伴う不動産投資

これ以外についての個別株やFX等の投資手法についてはごく概説にとどまるところ迄ですが、WATANKOとしては自分の子どもには推奨しない種類の投資ですからこれで十分だと考えています。

■長男との対話

さて先日、長男(21歳)がアルバイトから帰って来たあと二人で、夜、地元の店にくりだしました。移動するタクシーの中からすでに親子の会話はスタートして、店に到着してからも以降、WATANKOはずっと長男に語りっぱなしですし、長男からも質問が矢のように飛んできました。

そこで先ずWATANKOから語り、長男から問われたことは親族の状況や亡くなった祖父母が遺したものについてです。まずこれまで起きてきたこと、その結果としての現在の姿といった我が家の基礎情報について十分に説明し、理解してもらうことが先決でした。

子ども達にはこのようなことについて、WATANKOが思っていたよりは詳しくは話してこなかったことが、ここで浮き彫りとなりました。

WATANKO家の現況を説明する流れから、ようやく話は自然と不動産投資につながり、その後にようやくインデックス投資の話ができました。

とはいえ、伝えたいこと全てを2時間あまりで語り切ることは到底できません。まだまだ対話の機会が必要であります。加えて話しっぱなしでは子どもの理解が十分なのか不安な面もあります。

■引き継ぎ書も必要

よって我が家のことについて伝えるべき内容については口頭以外にも、何かに書き残しておくことが必要だと痛感します。やはりエンディングノート、いやWTATANKOが亡くなるずっと前から、子ども達が理解して実践してほしいことについて書き留めた引き継ぎ書が必要です。

WATANKO自身のケースを思い出しますと、父から生前、不動産投資を引き継ぐ形で徐々に家のことについて知り得てきたのですが、父が晩年にあれよあれよという間に認知症となってしまい、父からは少なくない事項について聞く機会を逸してしまいました。残された母に聞いても、家のことがほとんど全て父任せであったため得られた情報はこれまた限られていました。

聞くことができなかった事項については、残された書類と親類からの証言によってある程度補完ができたのですが、果たして十分であったのか、今でも少し謎が残ります。

■忘れかけていた対話

この他にも長男の大学卒業後の進路について、当人の考えていることを聞いたり、相談されたりもしました。WATANKOからは「それはダメ、これにしなさい。」という押しつけモードは極力控えて、先ず今回は聞き役に徹してみました。長男の進路についてもまだまだ当人との対話が必要であります。

働き盛りの会社員の場合、ひょっとしたら勤務先で上司や同僚、部下との会話する時間よりも家族と話す時間の方がうんとこさ少ないことがあるかもしれません。

仕事をリタイアした後、子どもと対話する時間をたっぷりととれることになったとしても今度は子ども達が就職してバリバリと働く年代に達してしまいます。そう考えると子どもが成人してから就職するまでの期間に、親の側から子どもとの対話の機会をもっともっと設けておくべきでしょう。

2017年10月 5日 (木)

つみたてNISAの対象商品が公表-リストには信託報酬を併記してください

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(このお金で買う商品は?)

先日、金融庁からつみたてNISAの対象商品が公表されました。

参照サイト
つみたてNISA対象商品届出一覧(運用会社別)
つみたてNISA対象商品届出一覧(対象資産別)

6,000本を超える一般公募の投信から、低コストなど長期積み立てに相応しい要件を満たしものに絞り込まれた結果、対象商品は103本にまで激減しました。6,000本に対しておよそ1.7%です。

103本であれば、その気になれば全ての商品に目を通すことも不可能ではありませんので、商品選択の対象数としてはギリギリ許容できる数と言えます。(また後述しますが実質的な本数はもっと絞ってみることができます。)

103本のあらましは、各アセットクラスのインデックス連動するインデックス投信、それらを束ねたバランスファンド(ここまでで90本)、そしてアクティブ投信(13本)の3つに大別できます。

対象商品についてさらに詳しく知りたい方におかれましては、相互リンクさせていただいています安房さんのブログ記事を紹介させていただきます。

参照記事
海舟の中で資産設計を ver2.0
つみたてNISAの対象ファンド発表。良好な投資環境と投資商品の提供に関する、運用会社の本気と販売会社の本気が試される

■三菱UFJ国際投信の濫造気味なラインナップ

安房さんの記事内容以外に、WATANKOから1つだけ指摘をさせていただきます。

対象商品を運用会社別一覧で見ますと、インデックス投信(含むバランスファンド)は12の運用会社による合計90本があげられていますが、このうち三菱UFJ国際投信(以下、三菱)だけで27本、ちょうど3割を占められています。他社に比べてダントツに多いです。

しかしながら中身を見ると各商品の特徴が商品名だけではわかりにくいものばかりであります。フットボールプレイヤーに例えた呼称をつけた「最適化バランス」や、想定保有者の年代別に分けた「マイマネージャー」なんて、それぞれ別の担当者がてんでバラバラに企画した商品に思えてなりません。さらには4資産均等や8資産均等が複数あったりしてまぎらわしいです。あっ、よくみればeMAXISと銘打ってはいない商品もありました。

運用会社が繰り出すインデックス投信シリーズの中にあって、特に三菱は商品バリエーションの展開に熱心でありましたが、その結果、インデックス投信全体を見た時に商品ごとの違いがわかりにくくなりました。俯瞰しにくいです。

なお、上記はつみたてNISAとは直接関連がありませんが、今回改めて浮き彫りになった傾向であります。

■103本は実質的に見て半分以下に

対象商品103本をよく見れば、同じインデックスに連動する商品や同じアセットアロケーションの組み合わせをもつ商品が、複数の運用会社からあげられています。例えばTOPIXに連動する商品は11点、8資産均等型のバランスファンドが5、6点もあがっています。

これらは商品の種類としては皆同じなのでこれらを1種類の商品として括ってしまうとすれば、実質的な商品バリエーションの数は103本から50本弱とさらに半分以下にまで絞り込まれます。

このように捉えてみると、商品選択はますます容易となるでしょう。

■リストには大事な情報が抜けている

飲食店でメニューを見たときに各料理の名前とともに値段が載っていなかったら、そんなメニューは役には立ちません。

新車カタログにだって各グレードことの価格表が添えられています。

一方で今回のつみたてNISA対象商品は、その重要な選定条件として低コストがあげられます。

そうであるならば金融庁が自信を持って選んだ商品名の横には、低コストであることをしっかりとアピールするために、各々の低廉なる信託報酬の数値を並べる必要があるのではないでしょうか。

特に同種のインデックス投信が並ぶ横にそれぞれの信託報酬が、その商品のバリューを誇るがごとく並ぶのですが、そこでは信託報酬が高い商品は見向きもされないでしょう。

そしてこのリストに新たに名前を連ねて真っ当に競合しようと考えるならば、どれくらいの信託報酬の水準でないと話にならないのかについても一目瞭然であります。


(あとがきにかえて)

つみたてNISAの利用を拡大させるとなれば、対象商品の質、量ともに向上することが必要です。そのためには先ずはこの103本の対象商品について、それ以外の商品よりも資金流入が伸びたという実績が必要です。

各馬、ゲートに入り終えて、あとはスタートをまつばかりです。どの商品は伸びるでしょうか。


2017年9月17日 (日)

とうとう、ようやくマッチング拠出開始

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(給与からも年金掛金を追加拠出させていただきます!)

昨年から今年にかけて、NISAと並んで個人投資家の間で話題にあがったiDeCoですが、WATANKOの場合、勤務先でマッチング拠出が導入されることになりましたので、一方でiDeCoを用いることがなくなりました。

■11月からマッチング拠出開始

個人投資家ブログ界隈では、金融機関の間で繰り広げられる管理手数料の低廉化や商品ラインナップの充実化の記事がいっとき飛び交り活況を呈しましたが、当ブログの運営者WATANKOとしてはiDeCoの利用よりも勤務先にてマッチング拠出を実現してもらう野望を持っておりました。

WATANKOの勤務先では2007年から確定拠出年金が導入され、それがWATANKOのリスク金融商品を用いた投資の世界に入るきっかけの一つとなったわけです。その後、投資についてそこそこに学び得たWATANKOは、勤務先の人事部に対してマッチング拠出の導入予定を何度も問いかけてきました。

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勤務先(の人事部)にとっては一従業員の(切実なる?)声になかなか耳を傾けてくれることはありませんでしたが、ここにきてiDeCoのスタートを契機に、本年11月からマッチング拠出導入が実現する運びとなりました。

余談ですが、なぜiDeCoか契機になったかというと、勤務先の確定拠出年金の資産管理・運用を担っている金融機関からみれば、取り扱い先の従業員が各々で独自にiDeCoを始めた場合、その拠出資金(の運用によって得られる手数料)は他の金融機関に流れてしまいます。そこで従業員たちに年金向け商品の購入余力と意欲があるならば、それは自社の商いの中にて取り込みたいので、勤務先にマッチング拠出の提案を持ちかけたかと想像しています。

■増えた説明会参加者

金融機関の思惑はともかく、勤務先ではマッチング拠出導入の告知だけでなく、説明会まで開催されました。ところがそこでもちょっとしたサプライズがありました。

実は勤務先では、これまでも従業員向けに老後に備えた資産形成をテーマとした説明会を何度か開催してきましたが、聴講者の人数はほんのわずかでした。皆、仕事と定期預金で十分なのか?

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ところが今回の説明会では、従前よりも遥かに多くの参加者が集まりました。年齢層も幅広く、若い人も結構混じっています。中には入社3年目、先日社内結婚したばかりの20代の女性社員の姿も見かけます。

■分散投資+長期投資の紹介

さて今回の説明会では、金融機関の担当者が見事な滑舌と身近な話題を豊富に織り交ぜつつ、マッチング拠出だけでなく、確定拠出年金制度や資産運用の考え方も詳しく紹介してくれました。

ここで紹介された資産運用の考え方は一言でいえば「分散投資+長期投資」、とくに後者は確定拠出年金にマッチした考え方であります。担当者の説明内容の詳細は、これまで色々な図書・雑誌・ブログで散々見聞きしてきたインデックス投資の考え方と全く同じ内容であります。WATANKOは話を聞いていて、午前中にもかかわらず思わず眠くなってしまいました。

ここでも邪推を働かせるとすれば分散投資を勧めることで沢山の商品の購入、長期投資を勧めることで長期に渡るマージン獲得をそれぞれ狙いたい金融機関のお気持ちもあったことでしょう。これに対しては市井の個人投資家としてはコア資産を対象としたローコストなインデックス投信を提供し続けてくれれば利害は一致します。

■商品ラインナップは少し改善

説明が一通り終えると、わずかな割り当て時間ですが質疑応答がありました。WATANKOはラインナップされた商品の信託報酬の見直しや、商品自体の拡充の見通しについて質問しようとしました。

ところがふと手元にある商品一覧表をみると、MSCI-KOKUSAI連動のインデックス投信の信託報酬が0.25%から0.23%(いずれも税抜)に引き下げられていたり、8資産を対象としたバランスファンドが追加設定されていたことがわかりました。

確定拠出年金の運用状況は特定口座やNISA口座よりもさらにほったらかしなので、こういった動きに気がつくのがすっかり遅れておりましたが、多少なりとも改善の動きがみられたので質問は取りやめました。

なお一方で、依然として信託報酬を1.9%もせしめる海外株式のアクティブ投信がラインナップされていたりもします。金融機関からみれば、おそらくは保有者がいるため除外するわけにはいかないのでしょうが、パフォーマンスはともかくとして、せめてiTrustシリーズなみの低廉なアクティグ投信を追加するくらいの良心は見せてほしいものです。

(あとがきにかえて)

いまさら言うまでもありませんが、WATANKOの資産運用は特定口座でもNISA口座でも、そして確定拠出年金でも変わりません。そこに用いるべきはインデックス投資です。その中にあって一般公募のインデックス投信についてはローコスト化が進んでいるので、DC商品にも今後更なるローコスト化を期待したいところです。

Activeな未来のための投資はPassiveでOKであります。
(ん?どこかの著名インデックス投資ブログタイトルと被っているような...)

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