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2017年4月22日 (土)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)に今後注目

【4月21日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

76,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

34,863千円

■損益率

45.8%

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(どんどん”Slim”になっていくeMAXIS)

eMAXISシリーズと同種商品を、より安く提供する一物二価ファンド、eMAXIS Slimから基本4資産に続く第二弾として、8資産均等型のバランスファンドが設定されます。

三菱UFJ国際投信プレスリリース
『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』募集・設定について

eMAXIS Slim バランス(以下、Slimバランス)は従来のeMAXIS8資産均等型(以下、従来バランス)と同じ内容ながら、信託報酬は従来バランスの0.5%(税抜、以降同じ)に対して半分以下である0.22%です。これは同種商品のiFree8資産バランスの0.23%をさらに下回り、同種商品の中では信託報酬が単独最安値となります。

もともとeMAXIS Slimシリーズは、他社の同種商品の中で最安値の信託報酬が出れば、それと同水準を維持することを商品コンセプトとして掲げていました。他社商品が信託報酬をX%まで引き下げれば、eMAXIS Slimmも同様に引き下げるということです。

ところが今回登場するSlimバランスでは同種の再安値であるiFreeの信託報酬をさらに0.01%下回るところまで引き下げてきました。これはちょっと意外でした。たしかにeMAXIS Slimのコンセプトは他社商品と「同等水準」となっており、同額とはしてはいません。他社の最安値をさらに下回ることは、「同等水準」の定義からはずれるものではなく、個人投資家からみれば歓迎であります。

これもWATANKOが駄ブログにて、他社を下回らなければ意味がないと訴えた成果でしょうか。(そんなはずはありませんね。)

さて、いまのところ複数のアセットクラスのインデックス連動を組み合わせたバランスファンドとしては8資産が最多であります。つまりSlimバランスは現在望み得るもっとも分散がなされているファンドであり、その中にあって信託報酬最安値の座につこうとしているわけであります。


昨年、大和証券投資信託委託からiFree8資産バランスが設定されたときには、ローコストなバランスファンドの決定版が出たかと話題にあがり、事実、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」ではトップ10入りを果たしました。

しかしながらiFree8資産バランスが設定されてから1年も経たないうちに、Slimバランスが発売されることでバランスファンドの勢力図がさらに塗り替えられそうです。まず従来バランスを積み立て購入していた個人投資家は、5月からはSlimバランスに積み立て先を変更するでしょう。世界経済バランスファンドをはじめとする他のバランスファンドの資金流入はどうなるでしょうか。果たして駆逐されてしまうでしょうか。

WATANKOは6カ月後に主要なバランスファンドについて資金流出量を比較する予定です。

(あとがきにかえて)

WATANKOはリタイアと同時に、自分のお金の一部を時間をかけて子ども達に贈与する予定です。さらにそのお金をつかい子どもには投資の経験を積ませたいです。その際に子ども達はどのような商品を選ぶべきか。

WATANKOの推奨は、当然ながらインデックスファンドなのですが、子ども達が投資にあまり興味をもたない展開を想定して、リバランスいらずのバランスファンドを特に勧める予定です。

WATANKOが投資を始めた頃には、その最有力候補はセゾン・バンガード・バランスファンドでありました。純資産の規模だけでみれば、その地位は今も揺るぎません。

しかし一方でこれだけローコストで分散が効いたバランスファンドがひしめくようになると大いに迷ってしまいます。

これからしばらく時間をかけて、色々な面からみて総合的に判断したいものです。


関連記事
eMAXIS Slim登場-業界へのインパクトはいかに(2016/2/11)

2017年4月 1日 (土)

<追記あり>【速報】個人投資家による分散運用ファンド(愛称:とうしフレンズ)新規設定のお知らせ

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(わー、まーってたよー)

新規設定されたファンド情報といえば、相互リンクさせていただいていますアウターガイさんのブログから入手することが多いWATANKOですが、新年度を向かえて新規一転、この駄ブログからも速報性あるファンド情報記事をお届けします。

その第一弾として、複数の大手運用会社が共同してひそかに企画中の新規ファンド情報を入手しました。

そのファンドとは複数の個人投資家に分散して運用・販売を委託する斬新なファンドです。

名づけて「個人投資家分散運用ファンド(愛称:とうしフレンズ)」です。

■「個人投資家分散運用ファンド(愛称:とうしフレンズ)」

1)設定日:2017年4月1日

2)投資対象:制限なし

3)運用期間:無制限

4)運用方針:様々な投資手法を採用する個人投資家複数をファンドマネージャーとして起用する。日本および海外のアセットクラスに対して、各々が得意とする投資方法により、トータルとしてベンチマークを上回る運用を目指す。

5)ベンチマーク:国内資産分:ひぷみ投信、海外資産分:バークジャー・ハサウェイ

6)信託報酬:0.10%

7)販売手数料:なし

8)申込み方法:各個人投資家のブログにあるリンク先から

いよいよ個人投資家にとって本当に有益となるファンドが、個人投資家自身の手によって運用される時代が来たわけです。今後の展開に大いに注目です。

なお、今回とりいそぎ入手した情報は以上ですが、引き続き情報が入り次第、お知らせする予定です。

わー、たーのしー!

【追記】

もうお察しのとおりかと思いますが、本記事は4月1日恒例のエイプリール・フールネタであります。

タイトルロゴの元ネタである「けものフレンズ」は、WATANKOは今のところ観たことはありませんが、この冬にとても話題になったアニメ番組だそうです。

けものフレンズ プロジェクト 公式サイト

直接観たことがない番組でもSNSでその人気ぶりがよくわかりましたので、今回パクらせていただきました。

ありがとう!ジャパリパーク!

2017年2月15日 (水)

投信のコストの見える化がすすむというお話

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(その投信、おいくら万円?)

その昔、そうですね30年くらい前です。自動車のセールスポイントといえば、エンジンの馬力、豪華な装備、斬新なデザインなどでした。その一方で安全性能はセールスポイントとしては弱く、安全性能でもって自動車のモデルを選ぶ人はあまりいませんでした。

ところが海外の自動車市場における安全意識の高まりの影響を受けて、自動車輸出大国である日本でも1990年代になると安全を高めるための装備や仕様を備えたモデルが増えてきました。

時は流れて今や、安全は環境とならんで立派なセールスポイントとなっています。

今まで見向きもされなかった商品特性が、時代の潮流とともに注目され、立派なセールポイントに変わる。

投資信託のそれは“コスト”でありましょうか。

日本経済新聞2017/2/15付け
投信に「見える化」の波 ネット証券、手数料と成績を一目で

(閲覧には会員登録が必要です。)

カブドットコム証券は2月下旬から、投信の残高に応じた管理手数料(信託報酬)が運用成績をどれだけ押し下げているかを自社のサイトで開示する。SBI証券も同様の開示を検討中で、昨年10月の保険手数料の開示を皮切りに、金融商品の「見える化」の波が投信にも押し寄せてきた。

投信の損益をみるには分配金と投信価格の変動から算出される通算損益(トータルリターン)という指標が使われることが多い。ただ、同指標は金融機関が受け取る管理手数料をあらかじめ差し引いて表記される。投資家にとっては手数料が運用成績に与える影響が把握しづらいとの指摘があった。

 カブコムは販売している約1000本の投信について、手数料によってどれだけ運用成績が変化するかをグラフで示し運用コストが一目で分かるようにする。投資家が資産形成に適した商品を選ぶには「購入前に正確なコストを把握することが欠かせない」(斎藤正勝社長)との考えからだ。


金融商品はお金を増やすために売買・保有されるものです。したがい売買や保有にかかるコストの存在は本来の目的を損なうものですが、世の中にタダの商品・サービスはあり得ません。ならば金融商品については、その目的とは真逆の存在であるコストについて他の消費財よりも遥かに敏感になる必要があります。

とここまで書いて、駄ブログの関連記事を思い出しました。

関連記事
自分の資産運用のコストを「みえる化」してみる(2015/3/7)

上記記事の後半にてWATANKOはこう書いています。

●投資信託のコストは通常、日々において天引きされており、保有者は自分の保有商品についてコスト控除後の資産残高を眺めている状態です。それゆえにコストのインパクトがピンとこないでしょう。

●投信のコストについて基準価額からの天引きではなく、別途月々(あるいは半年ごと、1年ごと)に運用会社から請求される仕組みになっていれば、保有者もその投信の保有にあたって一体どれだけのコストを負担しているのかを実感できるのではないでしょうか。

金融商品にかかるコストを別途請求される形になれば、購入・保有者はコストにもっと敏感になるといういかにも万年素人個人投資家らしい提案でした。

この提案に対して、上述の日経新聞の記事ではコストの別途請求とはいかないまでも、ネット証券がコストをいかにわかりやすく可視化(見える化)しようとする取り組みを始めているかが伝わってきます。

以前までなら投信を評価する指標の代表格としては利回りが用いられてきました。今でもそれは変わっておらず、中には「分配金利回り」という利回りなどとは到底呼ぶに値しないまやかしの指標までもが用いられるくらいです。

しかし新聞記事からは、ここにきて「コスト」が投信選びにおける重要な商品特性として徐々に認識されてきているという世の流れが見えてくるようです。


「安全」はかつて自動車の売り物にはなりませんでしたが、今では立派なセールスポイントです。それと同じように投資信託においては「コスト」が段々と注目されてきました。

あと数年もしたら、投信のコストの見える化は一体どこまで進むのか。そして個人投資家の投信選びはどう変わっていくのか。

その進化のスピードは測り知れませんが、まちがいなく将来の個人投資家にとってプラスに働くことでしょう。

2017年2月11日 (土)

eMAXIS Slim登場-業界へのインパクトはいかに

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(”Slim”よりも”Light”の方がふさわしいと思うのですが。)

三菱UFJ国際投信(以下、三菱)がeMAXISの信託報酬を引き下げるという新聞報道についてWATANKOは前回とりあげて記事にしました。

4つのファンドで信託報酬を業界最安値にそろえる。他社が信託報酬をさらに引き下げればそれに連動して引き下げる。それを聞いてWATANKOは三菱もいよいよコスト競争に乗り出したかとその動向に注目しておりました。

そこへきて早速昨日、三菱からプレスリリースがありました。

三菱UFJ国際投信プレスリリース
インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に、業界最低水準の運用コストをめざす新たな仲間、『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』を追加

プレスリリースによると既存のeMAXISシリーズ(以下、既存シリーズ)とは別に、eMAXIS Slim(以下、Slim)と称するアナザーシリーズをスタートさせるとのこと。

他社の類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準を目指し続けるとのことです。(ただし保証はせず。他社が引き下げを行った場合、業界最低水準ではない期間が存在する。)

■既存シリーズの信託報酬が下がらなかったのは残念

まず既存シリーズの保有者の立場からいわせてもらえば、今回信託報酬が下がらなかったこと自体は残念でありました。販売チャネルが多岐に渡る既存シリーズについて、三菱は各販売会社との調整がどうにも進まなかったのでしょう。

そしてSlimの登場は、すなわち既存シリ-ズの信託報酬は引き下げしないことを意味しています。既存シリーズは今後もコスト競争力が劣後したままのインデックス投信であると自らでレッテルを貼ってしまったわけです。

しかし坊主(信託報酬が高い既存シリーズ)憎けりゃ袈裟(Slim)まで憎いとするのは無体な話です。ここでは頭を冷やしてあくまで2つを別のものとして、個別に是々非々を考えるべきでしょう。

■Slimがもたらす業界へのインパクトはいかに

さて今回登場のSlimですが、信託報酬の最安値を打ち出してきた他社に対して、同水準に引き下げることを告知しています。つまりSlimを購入して保有し続ければ、信託報酬はいつも一番安い他社商品と同じで安心というわけです。これがインデックス投信の今後のコスト競争にどれ程の影響をもたらすのか。

引き下げが行われたら、以降Slimに資金がどんどん流入するのか。他社はこれまでと同様に信託報酬の引き下げ競争を展開し続けるのか。

Slimは今後のインデックス投信のコスト競争の中でキーファンドとして注目され続けるのか。それとも個人投資家の関心はサッパリで純資産が伸びず、インデックス投信の中で泡沫商品のひとつにとどまるのか。

(あとがきにかえて)

eMAXISの信託報酬の引き下げ報道。そして三菱からのプレスリリース。これらが伝えられるたびに投信ブロガーやツイッタラーの皆さん方の間で大いに取り上げられ、様々な解釈と意見が飛び交いました。

各位のブログ記事やツイッターのTLを束ねただけで、「内容を同一とする既存のファンドと新規ファンドの関係と運用会社のモラル、業界に与える影響」に関するパワポ30枚のプレゼン資料にでもなりそうな質と量でした。

WATANKOもまた皆さんの意見・見識を大いに参考とさせていただきました。ありがとうございます。

2017年2月 9日 (木)

eMAXISが4つの商品で信託報酬を業界最低へ連動させる-今後のマーケティングに注目

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(2017年はeMAXISの年?)

日本経済新聞2017/2/8
三菱UFJ国際投信、投信手数料「常に業界最低」に

(閲覧には会員登録が必要です。)

記事によると三菱UFJ国際投信(以下、三菱)はeMAIXSシリーズのうち国内外の株式、債券の4本で信託報酬を業界最低とする方針を固めたそうです。しかもライバル各社が対抗して手数料を下げても、連動して「常に最低」を実現するとのこと。

ただ単に信託報酬を引き下げるのではなく、他社のパッシブ投信が最安値を打ち出せば、それに連動して同水準に引き下げるところが最大の注目点です。

■eMAXISもコスト競争に参戦

信託報酬を引き下げてきている他社のインデックス投信シリーズに対して、これまで三菱はeMAXISのラインナップを拡充させる方向で対抗しようとしてきました。

しかしラインナップを増やせば増やすほど、それらは所詮キワモノばかりで購入する個人投資家は限られてしまいます。その結果、eMAXISシリーズ31本中、純資産が30億円未満の商品が17本と過半数の商品で資金流入が伸び悩む状況でした。(2017年2月8日現在)

一方で、三菱もコスト競争に無関心一辺倒だったわけではなく、受益者還元型と称する信託報酬の低減を打ち出していました。しかしこのマーケティングは、我々売り手がたくさん儲かったあかつきには、少し還元しますよといわんばかりに、顧客にとって「少なすぎる、遅すぎる」仕組みでありました。

関連記事
eMAXISシリーズの“受益者還元型”信託報酬制度は、やはり「少なすぎる、遅すぎる」

ところがここへきてついに三菱はコスト競争に本格参戦する意を固めたようです。それもワンショットの引き下げではなく、業界最低の信託報酬を設定する他社に連動するという結構ダイナミックな動きです。いままでの姿勢に比べれば大胆に舵を切りました。

■それでも厳しいシェア拡大

それではeMAXISシリーズはこのマーケティングによって息を吹き返して資金流入のスピードを加速させることができるでしょうか。

WATANKOは楽観視はできないとみています。たしかにこの連動型の信託報酬の低減によって、eMAXISのコスト競争力は復活するでしょう。しかしそれは他社と同じ水準というだけで、決して凌駕するものではありません。

いままでeMAXISの商品を保有していた個人投資家であれば、信託報酬が最安値水準になることでわざわざeMAXISからニッセイ、たわらへ商品の買い替えをする動きは止まるかもしれません。

しかしそれでは、例えば<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを毎月積み立て購入していた個人投資家が、これを機にeMAXIS先進国株式インデックスに乗り換えるでしょうか。

信託報酬が同じであればわざわざ三菱に義理でもなければ、そうそう商品を切り替えるインセンティブは働かないでしょう。とくに今までeMAXIS先進国株式インデックスを購入していない個人投資家であれば、わざわざ同じ信託報酬の商品の保有数を増やす意義はありません。

三菱が本当にとるべきマーケティングは、業界最低の水準に追随していくのではなく、常にこれを上回って業界トップの単独最安値を維持することです。

■同質的な商品・サービスの競争は甘くない

ビジネスのシーンでは、品質が同等であれば他社より安い見積金額を提示したところが仕事を受注するのがあたりまえです。お客の担当とねんごろになって他社の見積金額をこっそり教えてもらえれば営業活動としては十分上等でありますが、肝心なのは仕事を受注するためには他社の見積金額と同額では、お客が自社に発注する理由とは成りえず、他社の金額のその下をくぐった金額を提示する必要があります。

三菱はひょっとして、eMAXISがニッセイやたわらと「同じ」信託報酬にすれば、再び資金流入が増えるだろうと踏んでいるとしたらちょっと甘いのではないでしょうか。

コスト競争でいまやかなり後塵を拝しているeMAXISがふたたび資金流入のシェアを伸ばそうとするならば、ニッセイやたわらと「同じ」では不十分であり、それらを「下回る」信託報酬が必要です。

他社が業界最安値の信託報酬を打ち出してくれば、これに常に連動してさらに0.01%でも下回る信託報酬の引き下げを行う。いまの激しいコスト競争の世界ではこれくらいやらないと資金流入は思ったようにはすすまないでしょう。

■金融機関の横並びのプライドと限界

同質的な商品を取り扱う金融機関は他社と同じものを取りそろえる意識が昔から強く、他社にあるラインナップと同じものを自社にも揃えたがります。そこには「他社が揃えることができるのに、ウチに揃えられなのはおかしい」といわんばかりのプライドがあります。

しかしそうして他社に横並びで商品・サービスを揃えることができたとしても、他社の商品を凌駕するところまではなかなか踏み込んでいきません。それは時には値段の叩き合いを回避する賢い選択肢かもしれませんが、一方で前例、実績がないことにはなかなか一番手として踏み出しにくい金融機関の限界もまた表しています。

■まとめ

三菱はようやく重い腰をあげてeMAXISのコスト競争力の強化にのり出してきました。

「投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2016」の受賞の挨拶にてニッセイアセットマネジメントが信託報酬を引き下げるために販売会社、信託銀行の協力がないと難しいという苦労を説明されていました。それは三菱とて同様でしょう。

しかしながら何も前人未到の世界最先端技術を駆使した革新的な商品を提供してくれといっているわけではありません。

我々のリクエストは、運用会社に対して利害関係者との調整によって実現できるマーケティングをきちんとやってくださいということであります。

さあ、三菱についてこれからも注目していきましょう。

2016年11月27日 (日)

ニッセイ外国株式インデックスファンドの下方乖離が起きたから、あなたは積み立て商品を変更しますか

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(まだ、そんなに悩まなくてもよいでは)


<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ外国株式)にて11月上旬におきた下方乖離の問題について、少しだけふれておきます。

この問題は多くの個人投資家ブログでとりあげられてきました。ネタ枯れしやすい11月において、ちょうどタイムリーな話題であったかもしれません。

■ブログ記事からみた下方乖離の問題における意見

皆さんのブログ記事の内容を括ってみると、だいたい次の意見に集約されます。

▼なぜ下方乖離が起きてしまったのか。その時の運用会社のオペレーションを紐解く。

▼今回の下方乖離自体を重く見ており、運用会社の責任を問いたい。

▼下方乖離に関する臨時レポートを発信した運用会社の姿勢をどう捉えるか。

▼運用会社の過去のトラッキングエラーも含めて取り上げ、この商品は今後の購入・保有を控えるべきだ。

今回の下方乖離の問題をどの程度深刻に受け止めているのか。この商品を資産運用のビークルとして利用中であるならば、その方針を今後変更するのか否か。個人投資家各人の判断はまちまちでありましょう。

■ニッセイ外国株式に×(バツ)をつける前に

個人投資家の皆さんの中にはこの問題を契機としてニッセイ外国株式の売却や購入停止を決断する方もでてくるかもしれませんが、その前にWATANAKOからいくつか進言させていただくとすれば次のとおりです。

(1)今後の乖離発生の頻度はどうか

ニッセイ外国株式において今回のような乖離は今後も頻発することなのか。それともたまたま起きたことなのか。それによってニッセイ外国株式の購入・保有の是非が変わってくるでしょう。言うまでもありませんが頻発すればニッセイ外国株式のインデックス投信としての品質は劣後していることになり購入・保有には難ありです。

ただ現時点でそれを定量的に判別できる人がいたとしたら、是非ともその内容を拝聴したいものです。


(2)上方乖離でも同様に騒いだのか

今回は下方乖離(=インデックスよりもリターンが損なわれた)でしたが、果たしてこれが上方乖離ですとこれだけの騒ぎになったでしょうか。購入・保有の是非論まで話が行き着いたでしょうか。

あなたが今回もしも「損をしたがゆえに騒いでいる(=超過リターンなら責めない)」としたならば、その場合、インデックスファンドについてもう少し理解を深める必要があります。

(3)他社での発生リスクはどうみるか

ニッセイ外国株式でおきたことが、今後たわらやiFreeではおきないのでしょうか。どの商品でも等しく起こりえるのであれば、今回の騒動を契機に他の商品(それはニッセイ外国株式よりも信託報酬が高い)に乗り換えても、それは対策とはちっとも言えません。

さて、これらを総合してみて、それでもあなたはニッセイ外国株式に今この時点で×(バツ)をつけるのでしょうか。

■各社商品による競争環境が望ましい

しっかりと分析されているブログ記事をいくつか読ませていただいた限りでの判断ですが、WATANKOは今回の下方乖離は、たまたまやらかしてしまった事態だったとみています。それゆえに積み立て投資商品をニッセイ外国株式から、ただちに他の商品に切り替えるつもりは今のところありません。

しかし一方で今回改めて感じたことは、商品の競合においては、各社の商品が常に僅差でひしめき合うような状況が顧客にとって最も利益があるということです。

ニッセイが起こしたアクシデントに乗じて拮抗する競合商品が取って代わり、個人投資家の支持がそちらに急速に流れるといったような競合状態が個人投資家にとって望まれます。

WATANKOはしっかりと継続的なマーケティングを行い、信託報酬最安値の座を守り続けているニッセイを高く評価します。しかし一方でニッセイにガッツリ競合する運用会社の登場も待ち望んでいます。競争環境が作用することで商品・サービスの向上はどんどん進んでいき、それは益々個人投資家にとって望ましい状態となるからです。

たわら、iFree、三井住友DCなどニッセイに競合する商品はいくつかありますが、資金流入ではニッセイに大きく水をあけられており、ニッセイとの間で支持が拮抗しているとは言い難いです。これら各シリーズの今後展開に期待したいところですね。

ニッセイ側もまた、油断しているとトップの座を奪われかねないとなれば、今回のような問題に今後も注意することでしょう。

そういえばたわらは信託報酬の引き下げを検討していると聞きました。敵失ある今が絶好のタイミングではないでしょうか。

アセットマネジメントOne株式会社 御中

2016年11月 9日 (水)

元本取崩しを禁止すれば投資信託は健全化するか【Refrain 2016】

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(預けたけど、早速いただくとしよう←いいのか、それで)

毎月分配型の投資信託はタコ足分配などと揶揄されることがあります。「分配金利回り」などと運用会社の胸三寸でいくらでも操作できるかりそめの利回りの高低でもって、投信信託を購入する人が絶えません。

そこで常々考えるのですが、やはり分配金というものは運用会社がその投資先から得られたインカムゲイン、キャピタルゲインを原資とする形に限定すべきだということです。

分配金の原資について元本取崩しを禁止し、その運用益に限定することで現状の投資信託のかなりの部分が変わるのではないでしょうか。

◆1.運用結果が良好でないと多額の分配金が出せないので運用会社、分配金の多寡でファンドマネージャーの実力がはっきりとわかります。

◆2.タコ足分配金では無いので、多くの顧客が安心して分配金を受け取れます。

◆3.分配金利回りはおそらく下がるであろうから、そこで顧客が販売手数料や信託報酬などコストに着目するケースが増えます。

分配金は設けた範囲の中から支払います、となれば多額の分配金を出せない運用会社、ファンドマネージャーにとってかなりプレッシャーとなるでしょう。

毎月分配金型投信、通貨選択型投信などはコストが高いため、多額の分配金を出すことができず資金流出が続いて淘汰されるかもしれません。

投資信託はすべからく無分配であってほしいですが、お上の指導もありそうはいかないのであれば、上述のとおり運用益を原資に限定した分配金をせめて年1回、平均5%程度の利回りでコンスタントに支払う投資信託が望ましいです。勿論ながら大暴落が発生した年は元本が棄損する一方、インカムゲインも減るので分配金も多額は望めません(分配金が無い年もあるかもしれません)が、その逆の場合もまたあり得ます。

こうして分配金の金額が株式の配当金のように毎回変わることは、一見利便性を損なうかもしれませんが、とりもなおさずそれはファンドのその時々の運用力の高低を表すことになり、保有継続の可否を判断する材料ともなります。

リタイア世代となり、資産取り崩しステージとなった時に、一定の分配金(解約金)が必要なら手動で解約手続きすればよいです。リタイア世代になれば月に1、2回、金融機関で出向く時間はあるでしょう。またネット証券を利用できるならSBI証券の定期売却サービスもあります。

市井の人間が定期預金を積むがごとく1,000千円単位でポンと、とある投資信託を買い、変動があるも毎年分配金をコツコツ受け取る。そんな光景について、タコ足分配をする投資信託であればおちおち見ていられないかもしれませんが、運用益限定の分配であれば元本保証はないもののまずまず合理的な選択かもしれません。

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インデックス投資ブログ界隈では、以前は毎月分配型投信についてそのデメリットを説明する記事が多く書かれていました。グーグル先生に聞けば、たくさんのブログのストック記事が出てくるでしょう。

投資信託はその字がごとく、「リスクを覚悟して信じて託す」金融商品です。それなのに毎月分配型投信とは預けたそばから資金を返す商品です。個々人の事情で資金を引き出すならまだしも、運用する側からそれを提案する商品を売りつけてくるとはマッチポンプもいいところです。

関連記事
毎月分配型投信-お仕着せの分配金のどこが合理的なのか(2015/12/26)

毎月分配型投信についての所感記事まとめ(2013/8/23)

2016年11月 5日 (土)

(続)ニッセイ、信託報酬最安値の座 2016

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(当ブログでも、このロゴを何度貼ったことか。)


ニッセイはインデックス投信の販売において、冷徹でスキのないマーケティングをすすめています。

紹介記事
バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く
ニッセイAMが「購入・換金手数料なし」シリーズに日経225連動型インデックスファンドを追加

ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイ)は自社にニッセイ日経225インデックスファンドという人気商品がありながら、これと真っ向から競合する商品を<購入・換金手数料なし>シリーズに加えてきたというわけです。

■ニッセイ日経225インデックスファンドの根強い人気

日経平均に連動する一般公募のインデックス投信としては、長らくニッセイ日経225インデックスファンド(以下、ニッセイ日経225)が信託報酬最安値の座を得ていました。

それが1年前にたわらノーロード日経225が登場、その後も日経225インデックスe、iFree日経225インデックスが続き、どれもがニッセイ日経225を下回る信託報酬を設定してきました。

それでもニッセイ日経225の人気は根強く、上述の競合商品との直近6か月間の資金流入額の平均は次のとおりです。

●ニッセイ日経225インデックスファンド  339百万円
●たわらノーロード日経225          55百万円
●日経225インデックスe            28百万円
●iFree日経225インデックス(9月単月)   13百万円

(データ元:投信まとなび

ニッセイ日経225は7年もの前に、確定拠出年金向け投信を一般販売した商品のはしりでした。以降、その安定した販売網と認知度で先駆者利益を十分に享受しています。純資産は1,000億円を超える水準となり、インデックス投信ではトップを走っています。

■ニッセイの徹底的に競合する姿勢

これほどの人気商品を抱えながらも、ニッセイは他社と徹底的に競合する姿勢を崩しませんでした。

最近、信託報酬を改定した<購入・換金手数料なし>シリーズの他ラインナップと同様に、今回新登場したニッセイ日経平均インデックスファンド(以下、ニッセイ日経平均)は信託報酬0.18%(税抜)と、競合商品よりもローコストとなっています。

ニッセイはたとえニッセイ日経225の資金流入が、より低収益であるニッセイ日経平均に流れるかもしれないことを想定しつつ、それでも競合商品への流出増を防止するためにニッセイ日経平均を投入したのでしょう。

ニッセイは自社のどの商品が勝とうがかまわない。ニッセイが勝ちさえすれば良いと考えたか。

ニッセイにこうやられては競合商品はたまらないでしょう。

ニッセイ日経平均はニッセイ日経225と同じマザーファンドですから、インデックスへの連動性やその他コストの面でも心配はなさそうです。とどめに配当込みインデックス連動を謳っています。これではたわら、インデックスe、iFreeを選ぶ理由がなくなりました。

もしも他社がニッセイ日経平均よりも信託報酬が安い商品を出してきたとしても、ニッセイはまたそれを下回ってくる。他社、そして我々にもそう思わせるのが現在のニッセイの凄味です。

これでニッセイのインデックス投信の信託報酬最安値の座はさらにゆるぎないものとなりました。

2016年10月22日 (土)

ニッセイ、信託報酬最安値の座 2016

【10月21日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

68,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

26,663千円

■損益率

39.2%

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(おなじみ、ニッセイです。)


関連記事

ニッセイ、信託報酬最安値の座(2013/11/13)
ニッセイ、信託報酬最安値の座 2015(2015/11/14)

前回記事でもちょっとふれたとおり、ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイ)が既存のインデックス投信ラインナップである<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬を昨年に続いて再び引き下げてきました。

注目度は相当に高く、既にいくつかのインデックス投資ブログで紹介されています。中でもここでは速報性に優れた以下のブログ記事をご紹介します。

バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩む
ニッセイAMが「購入・換金手数料なし」シリーズ7ファンドの信託報酬率引き下げを発表

信託報酬の引き下げの詳細は上記記事をご参照いただくとして、<購入・換金手数料なし>シリーズの中で特に引き下げの注目が高いのは次の2つではないでしょうか。

★<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

信託報酬 0.29%⇒0.18%に変更 (税抜、以降全て同じ)

日本株式アセットクラスのインデックス投信はTOPIX連動であれ、日経225連動であれ、信託報酬は完全に0.2%未満の領域に入ってきています。しかもこのニッセイTOPIXインデックスファンドはベンチマークがTOPIXの配当込みですから言うこと無しであります。

TOPIX連動のインデックス投信の信託報酬がここまで低くなると、コスト面では1306等のETFの背中が見えてきたといっても過言ではありません。

★<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

信託報酬 0.24%⇒0.20%に変更

「投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year」にて2年連続で第一位を獲得しており、インデックス投資ブロガー達の中で現在、最も支持が熱い商品です。

昨年、後続する新商品を意識して信託報酬が引き下げられました。それでもたわらノーロード、iFreeシリーズの方が信託報酬はわずかながら低かったわけです。

たわらノーロード先進国株式 0.225% 
iFree外国株式インデックス  0.21%

そこへきて今回はこれら2商品を下回る信託報酬へと改定を行い、ふたたび「信託報酬最安値の座」を獲得しました。

アセットマネジメントOne(たわらノーロード)や大和証券投資信託委託(iFreeシリーズ)からみれば低い信託報酬の商品でもって資金を集めてニッセイを追撃したいところですが、これでは資金流入に関してニッセイとの差は縮まらないでしょう。

■まとめ-インデックス投信のシェアは固定化の方向へ

昨年に引き続き、インデックス投信のコスト革命の動きは今年もまた活発な様相です。

しかしながらWATANKOは以下の理由からインデックス投信の資金流入のシェアは現在の状態が固定化する方向になると予想しています。

理由1)そろそろ信託報酬の引き下げも限界ではないか

iFreeシリーズやニッセイの各商品の信託報酬の水準をみると、かなり低いところまで引き下がってきております。これら商品よりも更に信託報酬が低い商品が今後でてきたとしてもその差はわずかな程度にとどまるのではないでしょうか。

そうなると個人投資家からみて積み立てあるいは保有商品の切り替えを行うまでには至らないという判断になるでしょう。

理由2)個人投資家の他社への期待心理が商品乗り換えを阻む

理由1を否定して、既存/新商品問わず、それなりにコストインパクトがある商品が登場したとしましょう。その場合、個人投資家には「この商品に対して、ニッセイ他各社はどう動くだろうか。注視したい。」と期待する心理が働くかもしれません。信託報酬が最安値になった新商品に拙速に飛びつくも、既存の保有商品が改定され、その新商品と同等ないしは優位に立つこともありえます。(まさに今回のニッセイのケースがそれ。)

以上の想定される展開から、信託報酬最安値の商品が発売されたとしてもたちまちのうちにその商品の資金流入が伸びるとは思えません。

つまりは資金流入のシェアは現状から大きく動くことはなかなかないかもしれません。

ちなみに以下は2016年1月~6月の資金流入額のシェアです。

201607234


このままの勢力図が続くとすれば、いよいよニッセイは信託報酬最安値の座、ひいてはインデックス投信のチャンピオンの座をゆるぎないものにするでしょう。

2016年10月 4日 (火)

eMAXISシリーズの“受益者還元型”信託報酬制度は、やはり「少なすぎる、遅すぎる」

Ani1

(eMAXISよ、That's Allなのですか。)


昨年勃発した投信のローコスト革命については、今年に入り一旦なりをひそめたものの、年後半になって色々な動きがみられたことは周知のとおりです。

■三菱UFJ国際投信のeMAXISシリーズは?

さてそんな動きの中でコスト競争について静観を決め込んでいた?三菱UFJ国際投信(以下、三菱U国)のeMAXISシリーズですが、今年7月に新規発売した3つの新商品に採用した“受益者還元型”信託報酬制度をラインナップの31商品すべてに適用するとのことです。

参照記事
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
「eMAXIS」シリーズの全インデックスファンドの信託報酬引き下げ!

もともとWATANKOはeMAXISシリーズに採用された“受益者還元型”信託報酬制度については還元額が少なく、かつ適用の条件が厳しいこと、そしてどこか売り手中心な香りがするマーケティングであることから批判的でありました。

関連記事
eMAXISシリーズ、信託報酬の引き下げに動くも「少なすぎる、遅すぎる」では誰も見向きません

WATANKOと同じような感想を持たれたブロガーの方もいらっしゃるようです。

参照記事
一方通行投資で気楽に資産形成。
【実効性は?】×eMAXISが信託報酬を引き下げ〇eMAXISが「受益者還元」を拡大

■“受益者還元型”信託報酬制度に対する所感は変わらず

今回、eMAXISシリーズの全商品に“受益者還元型”信託報酬制度を適用するとのことですが、WATANKOの印象は相変わらずさえません。

純資産が膨らんだあかつきには信託報酬を引き下げますと三菱U国は唱えています。しかしコスト競争力で大きく劣後しており、資金流入のペースが鈍化しかねない現状のeMAXISが純資産の伸ばすにはこれまで以上の長い道のりが必要となるでしょう。

三菱U国はあたかも「レタスを毎日1個、1年間365日、定価で買い続けてくれたお客さんには1年後にレタス1個をサービスします。」といっているようにWATANKOには聞こえます。なんと迂遠でささやかすぎる、そしてお客に辛抱を要求する八百屋なのでしょうか。

WATANKOは、そのようなレタスよりも別の八百屋で売っている「1個の割引額が定価の1/365よりも割り引かれた安いレタス」を欲しい時に欲しい分だけ買うでしょう。

そしてそのように売られるレタスは、1年間できっと365個以上売れるに違いありません。

eMAXISシリーズに採用された“受益者還元型”信託報酬制度は、顧客にとって相変わらず「少なすぎる、遅すぎる」仕組みであります。

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