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2018年5月14日 (月)

叔母夫婦の葬儀の費用

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(あなたはだれに看取られますか)

WATANKOは父が13年前、母が6年前にそれぞれ他界しています。思い起こせば父の葬儀のときには、悲しみにくれている暇などほとんどなく、老齢でほとんど何もできない母に代わって当時36歳のWATANKOが一切を取り仕切りました。

それはもうほとんどイベントの現場マネージャーでした。葬儀業者かかなり段取りをしてくれるのですが、それでも実質的な喪主として色々判断を下したり、訪れた人達に沢山の挨拶をしたり、あちこちを足が棒になる程歩き回ったりしたものです。
なおそれから7年が経って母が亡くなった時にはこうした父の葬儀の経験がだいぶ生きました。

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さて両親の他界後、親族の今後の葬儀で気にかかるのは、近所に住む子どもがいない老いた叔母夫婦のことです。父の妹である叔母とその連れ添いの義理の叔父の夫婦が亡くなった時には甥であるWATANKOが葬儀をあげる必要があると半ば覚悟しています。

義理の叔父の方の親族は、遠くに住んでいるか、音信不通ばかりで当事者能力を欠いており、またWATANKOは幼いころからこの叔母夫婦にだいぶかわいがってもらい、もう一組の両親に近いイメージです。

しかしこの夫婦には貯蓄が全くありません。現在はほとんど叔母の国民年金だけで暮らしており、家計的にはやっと生きながらえているといった状態です。自分たちの墓もありません。自分達名義の家もなく、WATANKOの所有地に亡き父が建てた小さな家屋に住んでいます。

このような叔母夫婦なので亡くなった際の葬儀については、費用面からみて、いわゆる葬儀場のホールを使った葬儀など行えうるはずもなく、それどころかお寺関連の出費も自分達で到底出せない状態です。

WATANKOは上述のとおり、この叔母夫婦に対しては、“もうひとつの両親”のような親近感をもっているのですが、葬儀の出費となると話は別です。葬儀は形式ばった、装飾めいた事柄は一切省き、かかる費用は極力抑える方針です。

なぜなら叔母夫婦が亡くなった後の葬儀にWATANKOが金を使ったとしても、それをありがたがる叔母夫婦自身も子どもそこにはいないからです。

それに数百万円をかけて伝統的な形式の葬儀一式を行うくらいであれば、その分のお金を生活に困窮する現時点の叔母夫婦に渡した方がよほど“生きた金”になるでしょう。(なおWATANKOから叔母夫婦に対する経済的な支援はすでに数年前から実行しています。)

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さて叔母夫婦の葬儀にかかる費用について、実質的な喪主になると予想するWATANKOは、いざその時が来た時にそなえて、イメージをもっておく必要があります。

葬儀のハードウェアとしては、最近は家族だけで小規模にすませる家族葬を段取りする葬儀業者が増えてきており、それを活用することで伝統的な葬儀よりもかなりコストが抑えられそうです。

問題はソフトウェア?であるお寺関連です。お坊さんにお経をあげてもらう。戒名をつけてもらう等はどうするか。

そんな折、少し古いですが山崎元氏の記事を拝見しました。

参照記事

DIAMOND Online 山崎元のマルチスコープ 2016.11.30
「墓なし・坊主なし」の弔いをやってわかったこと

記事では山崎氏がご自身の父親の葬儀についての実録を語っています。葬儀にはお寺を介さず、近親家族だけで飾ることなく静かに見送ったとのこと。さらにすごいことには父親が亡くなる以前から母親がすでにお墓を撤去していたことです。これはなかなかできません。先にお墓を撤去してしまえば、葬儀の時にはお坊さんの世話になりようがなく、戒名料をはじめとしたお寺関連の費用が丸々かかりません。さらには葬儀の体裁についてもかなり自由度が増えるので安く済ませることもやりやすいでしょう。

WATANKOの叔母夫婦の葬儀の際には、山崎氏の記事を大いに参考にしたいものです。

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最後にひとつだけ追加。

葬儀のお金のかけ方について述べてきましたが、当の亡くなる人にとって本当にありがたいことは、葬儀のお金の有る無しではありません。自分の葬儀を取り仕切ってくれるひとの存在なのです。こればかりはお金では買えません。

通常であればそれは当人の子ども又は孫が該当するでしょう。しかし終生独身あるいは子どもがいない夫婦の場合、どうするか。交流がある甥や姪がいればまだ良いですが、彼らにとっては実の両親以外の世話なので余計な負担を感じる面があることも否めません。

その意味においては、叔母夫婦にとってWATANKOという息子にも似た親族がいたことは幸運でありました。

2018年2月17日 (土)

2017確定申告-所得税が還付

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(今年の納税額はおいくら万円?)

花粉症と確定申告のシーズンがやってきました。

まず花粉症ですが、WATANKOは毎年、都内のクリニックで花粉症ブロック注射をうっており、そのおかげでもう6年ばかり花粉症知らずです。

WATANKOが通うクリニックはこちらです。

元赤坂クリニック

さて次、本題ですがWATANKO家はWATANKOと妻ミサトの2名分の申告業務を地元の税理士法人に代行依頼しております。

以前は、父の代からずっと個人の税理士にお願いしていたのですが、当人から自身の高齢を理由に市内にある税理士法人への業務譲渡を勧められました。そこで3年前からそこの税理士法人に申告を代行してもらっています。

関連記事

2015確定申告(Pay Tax For 2015)

■税理士に代行依頼する理由

投資ブログを運営する個人投資家の皆さんの中には確定申告をご自身で行う方をよくみかけます。

一方のWATANKOはというと、税理士に自分と妻の2名分の簡単な収支の明細をExcelで作成して、その証憑一式と一緒に渡して申告業務をお願いしています。

その理由は次のとおりです。

1.不動産賃貸業を行っているWATANKO家の申告は手間がかかり面倒であるため。
2.確定申告における誤謬や遺漏を防止し、品質を確保することを第一優先とするため。
3.将来の税務調査に備えたリスク対策の一環であるため。(これ以上詳しくは書けませんが)

報酬は2人分あわせても十数万円です。上記の理由に基づく報酬としてはリーズナブルであります。(当然ながら、この費用も申告上損金として控除)

それにそもそも親から継いだ不動産賃貸業によって複雑で面倒な確定申告を強いられるわけですから、その申告のためにかかる手間賃くらいは不動産賃貸収入から賄ってもよかろと考えています。

■今回の確定申告の特徴

今回、平成29年の確定申告の特徴としては、例年に比べて大きな出費がありました。

1.店舗解体と新規賃貸契約に係る費用を計上

WATANKOの申告では、昨夏に所有する飲食店舗を解体撤去したことに伴い、以下の出費を損金として計上しました。

*解体撤去工事費用
*滅失登記費用
*店舗・設備の未償却残高
*新規契約のための公正証書作成費用
*不動産業者への仲介手数料

給与所得と不動産所得を合算した金額から、従来控除している損金にこれらを加えた結果、29年度のWATANKOの課税所得はほぼゼロになりました。

このため給与からの源泉徴収分と前年の不動産収入をもとに予納している所得税、合計数百万円が還付されます。

この還付金は当然ながら余裕資金の一部として今後の投資に充てることになります。

2.アパートの借入金の借り換え実施に伴う費用を計上

妻の申告ではアパートの借入金の借り換えを実施したことから発生した費用を計上しました。

WATANKOは9年前にアパートの建設資金を金利X.X%で借りました。その後マイナス金利後に金利水準が相当に下がっていることになったので、今般借り換えを実行したというわけです。

もっと早く実行しようと考えていましたが、仕事の忙しさにかまけてズルズルと先延ばししてしまいました。しかしここに来てアパートの空室率が気になりだしてきたので、費用を少しでも抑えようと、ようやく動き出した次第です。

よって昨年一年間に支払った金利額の合計に加えて以下の出費を損金として計上しました。

*抵当権の設定の手数料
*印紙税
*銀行に対する担保料

妻の確定申告による課税所得額はもともと高くないのですが、上記費用を控除したことによりますます減りました。そのため納税額もわずかになりそうです。

なお借り換えによって金利は以前から大幅に低下したので、大満足であります。

3.遊休土地を売却したことに伴う不動産譲渡益の発生

妻の申告でもうひとつ、相続の際に妻名義とした遊休土地を売却したことに伴う不動産譲渡益を申告分離課税しました。

この土地はWATANKOの祖父の代から所有している土地であり、取得した時期は少なくとも70年以上も前であります。よって今さら土地の取得価額の特定はできません。

よって税法の規定に基づき売却価格の5%をみなしの取得価額としました。なお仮に特定できたとしても大昔の不動産価額ですから、たかが知れています。

それによって以下の費用を控除して申告しました。

*測量と境界の杭打ち費用
*不動産仲介手数料
*敷地内にあった看板の撤去費
*雑草の草刈り委託費

上記を控除しても、結局かなりの不動産譲渡税を支払うことになりました。

■一部は払い込み形式を継続

WATANKOは自分と妻の所得税は振替納税を用いていますが、それ以外の固定資産税、住民税(確定申告に伴う追加納税分)、事業税、家族の国民健康保険税や国民年金保険料は納付書を用いた支払いを直接行っています。

WATANKOは個人事業主であるため、損金として控除できる出費はそう多くはありません。ですから自分がいくらの税金と社会保険料を支払っているのか担税感(または痛税感ともいう)をしっかりと忘れないようにするためであります。

しからば個人事業主ではなく、経費の控除項目を拡充できる法人成りをするかというと、今度は法人自体の維持経費が別途新規にかかります。

そこで試算してみるとWATANKOとしては自分の総収入の程度では個人事業主と法人、どちらであっても税金負担には大差がないことを確認済みであります。

それならば複雑なスキームを作り、運営の手間がかかる法人成りには消極的にならざるをえません。将来の相続を視野にいれると尚更であります。

(あとがきにかえて)

本記事でとりあげた各取引における損金項目については、代表的なもの、一般的に考えられるものに絞って取り上げており、特殊な事情に基づく部分まで含めたWATANKO家の確定申告の全てを公開しているわけではありません。

あくまでも不動産投資ならびに賃貸業を手掛けていると確定申告でどのようなことが発生するかという観点からの事例紹介であります。

2018年1月22日 (月)

家計支出のコンフィデンシャル2018-飲み代は果たして減ったのか

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(減りました。少しだけ)

妻ミサト「あなた、1年前にこんな記事をクソブログにUPしているわね。その後、どうなったの?」

関連記事

家計支出のコンフィデンシャル-飲み代についての反省の記録(2017/1/18)

年間の飲み会の支出を現在の700千円超の水準から5年前の400千円の水準にまで引き下げることを目標に掲げます。

その証明として適時、今年の飲み会の回数と費用はこのブログで報告する予定です。

世の中の個人投資家が自身のブログで自らの家計を紹介する時、そこにはたいてい誇らしげな節約の記録が刻まれています。

それは固定費をズルズルと増やしてきてしまったWATANKO家をはじめとした家庭にとって、あまりにも眩しいばかりの記録。

そんな素晴らしい家計コントロールに一歩でも近づくべく、やっとこさ重い腰をあげた駄ブロガーWATANKOにどうか憐憫に溢れつつも暖かい眼差しでもって、その行く末をたどる記事を読んでいただければ幸いです。

WATANKO「いつの間に、駄ブログからクソブログに昇格したのか知らなんだ。ともかくもあれから1年経ちました。ここに飲み代節約の実績を披露するとしましょう。ドンメセー!!(Don’t miss it!!)」

■飲み代を減らすと誓った昨年

WATANKOは家ではあまりお酒を飲みません。大抵は学生時代の友人や会社の職場仲間との外飲みです。年々付き合い酒が多くなり、年間で居酒屋の暖簾をくぐる回数は増える一方でした。さらに当然ながら飲み代も年々嵩んできています。

ところが年々、お酒を飲むと翌日が辛くなり、また健康面でも徐々に看過できない状況が続いてきました。特にワインや日本酒を飲んでしまった翌日には全気力を振り絞って起きて、ほふく前進する(気持ちでもって)会社に向かうこともしばしばです。

そこで昨年2017年は家計と健康の両面から飲み代(=飲酒の件数)を減らすよう努力することを、このクソブログにて誓ったわけであります。

しかしてその実態は如何に。

■飲酒の回数は減りました。でも

妻ミサト「それで飲み代は減ったのかしら?」

WATANKO「では次の表とグラフをどうぞ!」

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Notes)
赤い棒グラフは支出金額、青い折れ線グラフは回数を表しています。

妻ミサト「うーん、飲酒の回数は前年比で1割ほど減ったのね。初年度の取り組みとしてはギリギリ及第点を上げてもいいわ。でも年間支出金額では前年比でたった3%しか減っていませんが?」

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WATANKO「引き続き今年もがんばるぞい!」


(あとがきにかえて)

飲み代を減らすために、前年比で飲酒の回数を減らそうとかなり意識してきましたが、実際は1割減にとどまりました。自分の意思の弱さを再確認した次第です。この程度ではとてつもない忍耐を要求される個別株なんぞに手を出してしまったらどんなことになるのやら。

さらに年間支出総額ではほとんど変わっていない、つまり1回あたりの飲み会の単価は逆に上がってしまっていたという事実。これは回数を減らした反動なのでしょうか。

2018年は更に回数を減らすとともに単価もせめて据え置きとなれるよう意識していきたいと思います。

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2017年12月29日 (金)

年末恒例のアセット・ロケーション-余裕資金は伸び悩む

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(こちらのお金をあちらへと)

WATANKOは毎年、年末の休暇中の平日を利用して、複数の金融機関をまわって資金の整理と預け替えを行っています。アセット・アロケーションならぬ、いわゆるアセット・ロケーションの一種であります。

■余裕資金を証券口座へ投下

WATANKOは夫婦で給与振込先となっているメガバンクの他に、不動産賃貸業で使っている農協、子供たちの学費や習い事の費用引き落としのほか子供名義の貯蓄先として使っている地方銀行、信用金庫、郵便局等などあわせて合計6金融機関17口座を保有しています。(一部遊休口座含む)

今回、これら各口座の資金の残高確認、この先1年間の必要金額の入金、余剰金の引き出しや預け替えなど一気に行いました。

例えば塾代や学納金、給食費は、郵便局の口座から引き落としされますが、残高不足とならないように来年1年分の引き落としの見積り額をあらかじめ入金しておきます。固定資産税ほか各種税金の引き落としに用いている口座も同様です。

さてこうしたアセット・ロケーションのハイライトはこの1年間の給与所得と不動産賃貸業の結果、手元に残った今年分の余裕資金をSBI証券の口座に振り込むことであります。

しかしながら、2017年の場合、8月に予定外の軽自動車購入、飲食店舗の解体撤去工事や新規賃貸契約の諸経費がかかった結果、給与所得と不動産所得から捻出できる余裕資金はゼロでありました。

そのかわり飲食店舗解体・撤去にともない同店舗に付保していた損害保険を解約することで払い出しされた解約返戻金と妻名義の口座に眠っていた一部資金を証券口座に振り込み、投資待機資金として積み上げました。

■余裕資金は伸び悩む

WATANKOがインデックス投資を始めた2008年3月時点では、給与所得と不動産賃貸収入から捻出できる余裕資金を毎年10百万円と見積もっていました。

しかしながらこの先の余裕資金を予想すると、大きな出費がなく、節約にある程度励んだとしても以前見積もった10百万円には到底届かず、良くて7百万円といった水準にとどまる見通しです。

その理由としては以下のとおりです。

1.不動産賃貸業の収入減

保有物件のリストラをすすめてきた結果、ある物件では契約先を切り替えた結果、賃料が減ったり、また別の物件では賃貸をあきらめて物件を処分したりするなどしてきた結果、年間のキャッシュインは減る一方です。

しかし問題含みの物件をリストラしてきたおかげで、不動談賃貸業における手間と事業リスクは10年前と比べて各段に減りましたので、WATANKOはトータルで現状に満足しています。

2.教育費用の負担増

長男が通う大学の学費+諸々費用が年間2百万円強かかっています。これがあと3年で6百万円。その後に次男が大学に進学すると5百万円~10百万円かかると予想され、WATANKO家の学費負担は今後10年間の合計で11~16百万円かかる見通しです。

小さなお子さんをお持ちの30代の方々に警告させていただきますと、お子さんが大学に入ると学費が嵩みますので、ボーナスは即学費となる覚悟が必要であります。さらには中学、高校から学費の高い私立に通わせる場合はもっと大変になります。

3.伸び悩む給与所得の手取り

WATANKOは勤務先で中間管理職という、企業で最も悲哀あるポジションで仕事をしていますが、それなりに昇給・昇格をうけて給与の額面が増えてきました。

しかしながらそれと同等かあるいは上回るペースで増えているのが税金及び社会保険料の負担です。その結果、ここ数年では手取り収入は横ばい又は微減となっています。

加えて妻がパート収入+不動産賃料収入が増えたので、WATANKOの扶養から外れたことに伴う扶養控除の減という事情があるものの、なんとも辛い現状です。

■まとめ

資産運用のビークルとしてリスク商品を用いる以上、その目標達成には常に不確実性が伴います。

くわえて資産運用に投じる資金の捻出金額においても、将来の長期に渡って確実なものとは言い切れません。上述のとおり子どもの学費が嵩むこと、税金及び社会保険料の負担が増えること以外にも、そもそもの収入減や病気・怪我、住居関連などの要因によって投資に充てることができる余裕資金は毎年変動すると考えておいた方がよいでしょう。

それとも皆さんにおかれましては、WATANKOとは異なり収支のコントロールはバッチリで投資資金に予実のブレは見られないでしょうか。

無用の心配であることをお祈り申し上げます。

2017年8月15日 (火)

【お盆記事Refrain④】介護にかかる支出についてのアドバイス

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(老親、そして自分もいつか、ここに還る時が来ます。)


さて、お盆にまつわる過去記事の紹介、第4回目は老親の介護がテーマです。

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ココログのアクセス解析機能によると、この駄ブログへ来訪いただく方の7割近くが30代以下であり、ご両親がまだまだお元気な方が多いことでしょう。

しかしそうした30代の方々にとってもやがては40代、50代を迎えると、高齢となったご両親の介護に直面することになるでしょう。WATANKOの両親はすでに他界しましたが、そこにいたるまでには色々と介護エピソードがありました。また周囲の親類や知人にも同様に親の介護にかかわってきた事例をいくつかみてきました。サンプルとしてはn=10といったところです。

それをもとにこれまで介護関係の記事を以下の通り書いてきました。

関連記事

介護費用の見積り

(続)介護費用の見積り

親の介護と終末にかけるお金

(続)親の介護と終末にかけるお金

なぜ投資ブログで介護の記事を書くかというと、個人投資家にとって投資とは家計と表裏一体であり、その家計に大きな影響を与える支出として住宅、教育、保険などと並んで介護があるからです。

そこで30代以下の皆様が将来、ご両親の介護問題に直面するときのために、WATANKOから上記関連記事で触れたこと以外で、介護関連の支出についてささやかながらアドバイスをいくつか記したいと思います。

1.すぐ使える現金を手元におく

例えば突然入院することになった際に保証金10万円を求められたりします。入院に当たってのただちにまとまった物品購入が必要になります。入院以外でもなにがしかのまとまった費用がかかるなど不測の事態があります。自分が仕事で急には出向けないときに家族に代行してもらう際にも現金が必要です。

ともかくも介護問題が勃発すると色々こまごまとやることが同時発生しがちです。当座のお金を手元においておくことくらいは普段からやっておくべきでしょう。

2.物品や設備は慎重に

2階への階段に手すりをつけたものの、そもそも2階にあがらなくなった。手押し車を買ったものの足腰が悪くてほとんど使っていないという話をよく聞きまます。なかには古い家の入り口に段差対策として階段を作り直したりやスロープをつけたけれど、すぐに認知症が進んで徘徊するようになり、自立歩行の補助どころか四六時中の監視が必要になったなどの例もあります。

介護関連の物品や設備は役にたたなくなってもほかに転用が効かないものが殆どです。親が少しでも楽な生活が出来るようにと先回りして色々と買い揃えたり、住居の手直しをしても空回りすることがしばしばあります。

3.介護サービスはどんどん使おう

一方でヘルパーによる家事手伝い、デイサービスやショートステイは予算面の制約もあるかもしれませんが積極的に使いましょう。あなたをふくめ介護に関わる人たちの疲弊を緩和するためにも一定の利用は必要であり、使った分だけ介護する側の時間も心身もゆとりができることは確実です。

WATANKOの母もお試し入居分なども含めれば、住んでいる市内の3~4カ所の施設をスポット利用しました。

4.むやみに長期入院させない

ちょっとした怪我や病気で入院させることがあった場合、必要以上の「念のため」延長入院はさけて早めの退院をさせるべきです。入院の医療費の期間や回数が嵩むことは家計を圧迫するだけでなく、本人のその後の生活の質にも大きな影響を及ぼします。

そもそも高齢者の心身の状態は月日が経つにつれて悪くなることこそあれ、その逆はまずないと覚悟しておいた方がよいです。そんな中においては現状維持ができれば十分だといえるでしょう。そこへきて骨折なり病気による寝たきり入院生活を経てしまったあとでは、自律的な生活ができる能力はかなり高い確率で衰えます。そうなるとその対策のために更に余計にコストがかかるようになります。

5.適切な選択のためにも日頃から情報入手

介護の発生はいつになるか事前予測は困難です。そこでいざというときに備えてケアマネの確保や地元の特養施設、24時間介護施設の費用や空き具合など状況を把握しておくことが必要です。

いざ発生した時、いろいろとやることがありすぎて施設の情報入手と費用も含めた詳しい検討を行う時間がどれだけとれるでしょうか。たまたま斡旋された施設がとても高額な場合でも他を検討する余裕が果たしてあるでしょうか。

6.親の所有財産を事前に把握

認知症にかかってしまうと所有財産に関する情報や書類のありかを本人から得ることは相当困難です。認知症の兆候がみられたら、あるいはそれ以前から、本人あるいはその配偶者含めて今後のことを毅然として話し合い、所有財産に関する必要な情報をすべて開示、引き渡ししてもらうべきです。成年後見人制度の活用も必要かもしれません。

以上、ご両親の介護が発生した際に備えて、お金にからむ事項について僭越ながらアドバイスさせていただきました。

(あとがきにかえて)

WATANKOの勤務先の直接の上司(57歳)が親の介護問題を取り組んでおり、最近よく早退する姿を見かけます。兄弟がいるようですがそちらもまた配偶者の親の介護につきっきりのようなのでなかなか分担ができず苦労している模様です。そんな様子をみて過去記事の紹介を含めて今日の記事を書こうと思いつきました。

冒頭話したとおりWATANKOはもう介護すべき実の両親はいませんので、このように介護にかかわる記事を書く機会は今後はほとんどないかもしれませんが、きたるべき妻の両親の介護にかかわった時に何かまたメッセージを思いつけば記事にするかもしれません。

必ず訪れる親の終末。心身もそうですがお金の面でも過度にすり減ることがないように準備をしておきましょう。あなたを大事に育ててくれたご両親はあなたがそんなふうにすり減ってしまうことを決して望んでいるわけではありません。

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老親の介護はひとりひとり置かれた状況は異なるでしょうが、ある面の割り切りが必要です。時には親の言うことを無視してでも大所高所からの判断が必要であります。

さてお盆記事Refrainは今回で終了として、次回からこの駄ブログは平常運転に戻ります。


2017年8月14日 (月)

【お盆記事Refrain③】お盆シーズンで稼ぐ人たち

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(新盆の飾りや見舞いはいつまで続くのか。)


さて、お盆にまつわる過去記事の紹介、第3回目は母親の死去後に迎えた新盆時のお話であります。

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WATANKOは今年は例年にも増して御盆シーズンを慌ただしく過ごしています。家計面では亡き母の新盆ということもあり、WATANKO家では総額50万円以上のお盆出費がありました。

その中身はというと、

1.新盆の飾り棚一式(業者いわく基本料金15万円から。追加提灯などオプションも多数揃っています。)

2.新盆お見舞いの返礼品(我が家では揖保の糸にしました。)

3.お寺への盆供や施餓鬼法要料(我が家の戒名だと12万円也。ネゴ不可)や当日お手伝いへの心付け

4.飾り棚や御墓への献花(数日毎に取り換えるため合計で16束購入)

5.来客用の御茶菓子、オードブル、飲み物等(買っても買っても足りなくなる。累計で段ボール数箱分か)

などです。

これらの品物を調達する際にも近所のスーパーやGMSは激込み状態。我が家と同様の調達のために多くの家庭がバンバン買い物にやってきます。なおここにお盆シーズンでお父さんが夏休みに入り、さらにお母さんも家事をお休みとなり、買い物に繰り出してくる家庭も加わります。

こうやって各家庭にて支出が増えれば、それを収益にする以下の方々がいるものまた事実。

葬儀業者および関連業者

新盆の飾り棚を構成する什器備品のほとんどはリユースのようです。また提灯などの購入品も材質をよくみれば、代金の割にはあまり材料費がかかっているようには思えません(=粗利率高そう)この手のサービス・商品はその回転率や在庫・物流コスト、人件費(特に工数)などの実態がよくわかりませんが、業者の決算書を見てみたくなりました。

お寺

お寺は宗教法人であれば本来の宗教活動にかかわる法人税、源泉徴収税、印紙税、登録免許税、各種地方税、境内の資産にかかる固定資産税などは非課税となります。宗教活動以外の収益事業は行っておらず、年収が8千万円以内なら税務署への収支の申告、提出は不要です。8千万円とはずいぶん高い気がしますね。

結果、収入に占める可処分所得の比率は通常の法人・個人よりもぐっとあがります。

建築業者

結構盲点なのがこれです。周りの事例をみる限りですが、親の死去を機会に古くなった家の入口の土手を綺麗なコンクリートのスロープにしたり、残る高齢の家族のために手すりを取り付けたり建具を変えたり、はたまたバリアフリーに改装する機会が目につきます。たいていはお盆の前に施工を完了させています。その工事代の原資は故人が遺した資金かもしれません。

以上のようにひとたび人が亡くなれば、それは多くのお金が動くきっかけになります。WATANKOは自身の死去後の扱いについてWATANKO家の引継書(いわゆるエンディングノート)に記しておく予定ですが、自分の葬儀やその後のイベントにかけるお金について華美なことはしないよう、よくよく書き留めておくつもりです。

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上記の記事を書いて4年が経過しましたが、近所の新盆を見ていると、最近は簡素化の傾向にあります。昔からの近所づき合いが代がわりと共に少しずつ薄れてきたことが背景にあるのでしょう。お盆シーズンで稼ぐ業者も徐々に収益面では厳しくなってくるでしょうか。

WATANKOの孫の代あたりにでもなれば、新盆の飾り付けやご近所間での見舞いもすっかりなくなっているかもしれませんね。

2017年8月13日 (日)

【お盆記事Refrain②】お墓の改修にお金をかけるか否か

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(お墓、直しますか?)

さて、お盆にまつわる過去記事の紹介、第2回目は親の死去に伴って浮上したお墓の改修にまつわるエピソードであります。

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亡くなった母の納骨を無事済ませました。母の遺骨はWATANKO家代々の墓に納めることになり、父が亡くなった時以来久方ぶりに墓石屋もとい石材屋に墓の開放と墓石への母の戒名の打刻を行ってもらいました。

WATANKO家は自宅から2~3百メートル離れたお寺の檀家であり、先祖代々の墓も墓地の端に大谷石に囲まれてしっかりと建っています。墓は昭和21年に建立されたもので長男であった父、そして私が墓守をしてきました。

今回の納骨にあたって墓を開けた石材屋いわく、遺骨はすでに3つ(祖父母、父)入っており、今回母の分を収納するとほとんどスペースが残らない、WATANKOと妻の2人分が確保できるか微妙であるとのこと。見てみると確かに残りスペースはだいぶ少ないです。

石材屋はこれを機会に墓石の下をもっと掘り起こして拡張し、遺骨の収納スペースを確保するのもよいのではないかと提案してきました。

さらには今後の長年のメンテナンスしやすさを考えて、同時に墓石の周りの砂利敷きも撤去して石を敷いてしまう、入り口の階段も勾配がきついため段数を増やして上がりやすくするなど諸々の改修を同じく提案してきました。

WATANKOはすかさず「それで、費用は大体おいくら万円ですかね。」と聞くと、おおよそ1,000千円との即返答あり。

もちろん、一連の提案は石材屋さんの巧みなセールストークであることは見え見えなのですが、WATANKO側も母の死去というイベントに接して先祖代々の墓に対する関心が高まったのもまた事実であります。

墓の改修なんてこんな機会でもないと手掛けないであろう。次に墓を開けるときはほぼ間違いなくWATANKOか、もしくは妻の遺骨を入れるときであろうし、そんなときに遺骨の収納スペースに子供たちが難儀するかもしれない。またWATANKOがこれから30年くらい墓守することを考えたらメンテナンスもしやすい方がよいだろう。

などとつらつらと考え、よしそれじゃあ4月の父の命日は済んだら夏のお盆シーズンの前までに一丁改修するかという方向に気持ちが大分傾いてきました。

そこで早速、お墓の改修費用は葬儀費用の一部として処理できないか(相続資産の算定上、控除できないか)と気になったので税理士に問い合わせました。

しかしながら不可との回答。

理由は墓というものは税務上、課税対象となる資産と見なされていないため、これにかかる費用も損金にできないとのことです。改修を実行するなら相続人による自腹か、あるいは被相続人が生前に実行しておけば、その支出分だけ現金資産が減った(課税対象額が減った)となるわけでした。

墓の改修費用は葬儀費用として認められそうではないかと勝手に想像していたWATANKOは、それを聞いて改修意欲がマイナス50%です。

さらに妻の一言が効きました。

「別にお墓なんて整備しなくてもいいんじゃない?お墓を綺麗にして子供たちに墓守の負担をかけるような方向にもっていきたいとは思わないわ。私は墓にこだわらないわよ。遺骨なんてその辺にチャッチャと撒いてもらって構わないわ。」

うーん、でもですね、将来の我々の納骨の時に収納スペースが足りなくなって、その時になって子供たちに改修などの手間をかけさせるのも悪いし...自分たちの骨の収まりどころくらいはしっかりと確保しておきたいですが。

「うーん、スペースの問題を解決しておきたいというのはわかるわ。最後は貴方にまかせます。貴方の家のお墓だし。」

うわっ、なんか冷たい、というよりホントにお墓にこだわっていないのねという気持ちがありありと伝わってきました。

これで改修意欲がさらにマイナス20%です。

そこへきてとどめの話。

母の納骨後、葬儀屋さんが自宅においてあった返礼品の残品を引き取りに来ました。そのついでに葬儀屋さんに「墓の改修について、石材屋さんからかくかくしかじか言われたのですが、皆さんどうしているのでしょうかね。」と聞いてみました。

葬儀屋さんいわく「遺骨が増えるたびに収納スペースを気にしていたら墓がいくつあっても足りません。墓の納骨スペースの下には土間スペースが設けてあるでしょう。納骨スペースがいっぱいになったら、古い遺骨から順に粉砕してその土の中に還してあげるのです。それが自然なかたちです。」

なんと明快なソリューション!!WATANKOにとっても納得感が高く、妻も賛成でした。

というわけで、WATANKOの改修意欲は霧散し、あと一歩で墓の改修に1,000千円投じるところを留まりました。

息子たちには我々の遺骨を納めるときにスペースが足りなければ、彼らからみた曾祖父の遺骨を処分してもらえばよいです。そして我々の曾孫が親(孫)の遺骨を納めるときには同様に我々の骨を処分してもらえばよいです。

これもまたWATANKO家の引継書(俗にいうエンディングノート)に記すべき重要事項です。早速追記せねばなりません。

メモメモ

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最後に「我々の曾孫が親(孫)の遺骨を納めるときには同様に我々の骨を処分してもらえばよいです。」と書きましたが、そんな100年以上も先の時代にはお墓自体が残っているかどうか怪しいですね。せめてお墓がなくなっていたとしても、子孫を草葉の陰から恨んだりはしないつもりです。

妻ミサト「最後の文まで前回のRefrainしなくてもいいわよ。」

2017年8月12日 (土)

【お盆記事Refrain①】墓代に お金をかける 虚しさや 盆の夏夜に 虫はなきけむ

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(お墓参り、していますか?)

お盆にシーズンに突入しましたが、関東地方では鬱陶しい雨模様が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて今回から何度かにわたり、お盆、そしてそこから連想されるお墓、老親にまつわる過去記事を紹介します。なおいずれも記事も最低限の加筆修正を加えてあります。

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文学部卒のWATANKO、久方振りに俳句を詠んでみました。

『墓代に お金をかける 虚しさや 盆の夏夜に 虫はなきけむ』

(現代語訳)「生前ではなく自分が亡くなったあとのお墓にお金をかけるとはなんと虚しいことか。毎年、夏のお盆に墓参りをする人を迎えるのは冥途の者ではなく、ただの虫の鳴き声にすぎないのに」

東京と異なり地方では8月13日~15日にかけてお盆シーズンです。WATANKOは先日近所にある我が家の墓の掃除を行いました。毎年、墓掃除はお盆の前だけでなく、春・秋の彼岸前や父母の命日にも行っています。

WATANKO家の墓は墓地の端、土手の傍にあり、足場が悪くかつそれなりの大きさであるため、周辺の枝打ち、落ち葉掃き、雑草取り、墓石や備品の洗浄、献花とやると1時間弱コースとなります。かなり汗だくになります。

面倒ですが近所に住む叔父・叔母らが墓参りにくるため事前のメンテナンスは欠かせません。これもまた本家・長男・一人っ子の宿命だと思って諦めています。

一方の妻ですが「自分が年老いてからは子供の世話にはなりたくはない」と常々言っています。

認知症が進んだ自分を面倒みる迷惑を子供(夫婦?)にかけるのは嫌だと。

心のどこかで疎んじられながら嫌々面倒をみられるのはお互いにとって辛い話だと。

妻はこれまで色々と各方面から伝聞してきた老人を世話する話をうけて、自分は子供たちの世話にはなりたくない、老後の自立生活がおぼつかなくなれば、さっさと施設に入所すると言っています。自分の老後の世話で子供たちを縛り付けて彼らの生活を疲弊させたくないのでしょう。

そして決めゼリフとして「だから老後の施設入所資金を蓄えておいてね」とよく釘を刺されます。

そんな妻ですが、今回墓掃除をするWATANKOの様子を見て、今度は「死んだ後も、子供たちに手間をかけさせるくらいならお墓なんていらない。死んだら粉にして海かそこいらにでも撒いてくれれば十分」と言い出しました。

当然ながら自身のお墓にお金をかけるなどばかばかしいとの考えです。

妻は普段は概ね保守的な価値観を持つ妻ですが、老後や死後のことになるとこのようにとことんドライ志向です。老後は全てお金で解決。死後についてはお金をかけても仕方ないので一切不要というわけです。

かくいうWATNAKO自身も妻の意見にことさら反対するわけでもありませんでした。


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お墓については、年月がすぎメンテナンスする子孫がいなくなって荒れているというニュースを時折見かけます。

参照記事
Yahoo!ニュース「荒れ墓」「無縁墓」…墓を継ぐ人がいなくなる

WATANKOは現在の家のお墓を亡き父が手に入れるための苦労を知っているため、出来る範囲でメンテナンスを続けようと思っていますが、WATANKO夫婦がいなくなったあとは子ども達の判断に任せるほかありません。せめて子ども達が墓を撤去するようなことがあるとしても、草葉の陰から恨んだりはしないつもりです。

2017年6月13日 (火)

お弁当を持参するサラリーマンに対して感じる限りないコンプレックス

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(手作りお弁当、最高っす!)

さて前回まで続いた数千万円規模の不動産の話の次は、5桁少ないお金で買える弁当についての話であります。

WATANKOは電通とかゴールドマンサックスに勤務しているわけではなく普通のサラリーマンです。べらぼうな高給取りというわけではありません。したがい本多静六やトマス・J・スタンリーを見習って節約に励む必要があります。

さて節約を日頃心掛けたいサラリーマンにとっては必須の支出のひとつである昼食代は是非ともセーブしたいところです。

そこでWATANKOがいつも羨望の的として眺めているのは手作りのお弁当持参派です。

手作りのお弁当はWATANKOにとって様々な意味でとても羨ましく思えるアイテムなのです。

1.健康面

市販のお弁当や食事には塩分・糖分・脂肪分が満載なものが少なくありません。牛丼などのファストフード志向になるほどそれは明白です。でもオーガニックな昼食ではコストがかかり過ぎます。

それにくらべれば手作りお弁当なら上述の成分量をコントロールできますし、お弁当の分量の調整も自在であります。

2.味覚面

よく知られた惣菜、料理ですと、「なんか想像していたのと違う味でしっくりこない。」と思うこともしばしば。健康面に目をつぶり、それなりの代金を支払って食べたのに不満足に終わってはただただ悔しいばかりです。

手作りお弁当では、好みの味付けをすることで同じ食材や料理でも自分の舌にしっくりくる内容に仕上げられます。

3.愛情面

これは比較を語るまでもないでしょう。え、ウチでは自分で弁当をつくっているって?それもまた素晴らしい自己への愛情です。

それと2にも関連するのですが、勤務先の周辺で買えるお弁当や外食の味は種類が限られているので、やがて飽きてしまいます。

それに比べれば手作りお弁当はなぜか飽きが来ないのは、これも愛情のなせる技だと感じるのはWATANKOだけでしょうか。

4.費用面

通常、外で買うお弁当や食べる料理の原材料費は御代の3分の1程度です。その原材料費の中には、例えばWATANKOなら決して食べないピンク色に染まったタクアンが含まれます。あってもなくても良いほんの一握りの添え物(おからとかひじきとか)も含まれます。

一方で、言い換えれば手作り弁当であれば3分の2の支出を節約できることになります。実際には自宅にある食材・料理の余りものを融通してちょいちょいとつくることで更に原価は低減できるでしょう。

つまりは市販の弁当や料理よりも満足がいく内容を、はるかに少ない支出で用意できる手作りお弁当は、食生活面、費用面の両面からみてとても優れた昼食のソリューションといえます。(大げさ)

かつてWATANKOは結婚して、会社の近くにある社宅に住んでいた頃は手作り弁当を持参していました。しかしその後、地方都市に転居して長距離通勤になると自宅を出る時間がかなり早くなってしまい、家族に弁当を作ってもらう、または自作する時間をとることが困難となってしまい現在に至っております。

ですからせめて支出だけでも抑えるべく、今日も新聞の折り込みチラシの中にあったローソンのお弁当100円引きクーポン券を握りしめて勤務先の近所のローソンへいそいそとお弁当を調達しに行くのでした。

お弁当を持参するサラリーマンに対して感じる限りないコンプレックスは、仕事をリタイアするまでぬぐえそうもありません。うーん。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「そんなに手作りお弁当が心底羨ましいのなら、また作ってあげようかしら。」

WATANKO「え、でもメチャ早起きになるよ?」

妻ミサト「そうね。材料費に200%マージンで手を打つわ。」

WATANKO「それても健康・味覚・愛情が満たされるのでほしいです!」

妻ミサト「!!!」

2017年4月13日 (木)

子どものおこづかいの値上げ

【4月11日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

76,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

35,673千円

■損益率

46.9%

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(おこづかい、値上げお願い!)

春は労働者にとって賃上げ闘争である春闘のシーズンでありますが、我が家では子どもが進級するにともって、当人からおこづかいの値上げのお願いを受けます。

とくに子どもが小さな時と比べて、大きくなってくると家庭間での「おこづかい格差」が広がってくるように思えます。子どもは自分と友達のおこづかいの格差に気が付き、それが値上げお願いのきっかけになります。

この春、WATANKO夫婦は中学二年生になる次男からおこづかい値上げのお願いを受けました。当人曰く、「親しい友達はスマホを持っているし、おこづかいも月10,000円だ。比べて自分は専ら部活の遠征や塾通いの際に子ども用の携帯を持たされるだけだし、おこづかいも10,000円よりはるかに少ない。10,000円とまではいかないまでもおこづかいを値上げして欲しい」とのこと。

こういったお願いは実はこの春だけでなく、以前からも度々受けるのですが、これに対して、妻ははいつもNOです。

▼おこづかいは少ないが、それ以外にも出かけた先等では飲み物、食べ物、図書や雑誌、雑貨などを子どもから求められれば大抵は買ってあげている。漫画もWATANKOが読むものであれば、WATANKOが買って読んだ後、子どもにあげている。ゲームソフトは年に2~3回購入するが、親から半額を補助している。

▼かようにおこづかいの外側でも色々と買ってあげているので、当のおこづかいは現行の水準で十分。その中でよくよく考えて、自分が本当に心底から欲しいと思うものを厳選して買ってほしい。もしそれが高額なものであれば、場合によっては資金補助する。

▼もしもおこづかいの値上げを実現してほしいなら、一方で出かけた先等での出費は一切ださない。ジュース1本ですら、全て値上げ後の自分のおこづかいの中から自分で払う事。

というメッセージを伝えています。当人は「現行のおこづかい+出先等での別途おねだりや補助」と「値上げ後のおこづかいで一切をまかなう」の間で損得を考えつつ、心が揺れ動いた結果、決して現状に100%満足したわけではないのですが、値上げを断念します。

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当ブログにお越しの聡明なる皆様にはわざわざ言うまででもありませんが、念のため申しあげます。

WATANKO夫婦にとって家計面からおこづかいを値上げすることが苦しいわけではありません。子どもに対してひとえにお金の大切さを身に染みてほしい、限られたお金の使い方を熟慮する習慣をつけてほしい気持ちゆえに、あえて当人が自由につかえるお金を少なめにとどめているわけです。

次男はもっと多額のおこづかいをうまく使うほど、自分をコントロールできるまでにはまだ至っていないと夫婦は判断しているわけです。1,000円を後悔なく満足に使い切るすべが身につかないうちから2,000円を与えてしまうと、全額を無駄遣いさせてしまうようになってしまいます。

おこづかいは多ければ多いほど子どもは喜びますが、決して満足しません。多額のおこづかいを単に与えても、やがて慣れてしまい、浪費癖が広がってもっとほしがることでしょう。それにあわせているとお金にルーズな習慣が身についてしまうことを心配しています。小さな時に身について習慣は大人になってから直すのは難しいです。

WATANKO夫婦にとっておこづかいは、子どもがかわいいから与えるのではなく、将来に備えて堅実な金銭感覚を身に付けるトレーニングとして与えているのです。

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さて一方で上述のとおりの原理原則論をかざすだけではなく実際には工夫をこらしています。

妻からは決して多額とは言えないおこづかいしか与えず、子どもにその使い道をよくよく考えさせていますが、一方でスポットのおねだりについてはWATANKOが(こっそりウラで妻と相談しつつ)、全てではありませんが、しばしばこれに応えています。もちろんその際にはどうしてそれが欲しいのか、よくよく聞いてしばし考えてから様々な判断根拠のもとにYES/NOを決めています。

妻は子どもの頃から金銭感覚に厳しい家庭に育ったこと、一方でWATANKOはおこづかいに関して妻よりは緩く甘い家庭にて育ったために、このような役割分担をしています。

それにしても、冒頭にあげたおこづかい10,000円の事例については、類似の話をしばしば聞きます。いまどきの家庭は子どもに対して大層甘いのでしょうか。その一因として両親が共働きの場合、子どもに寂しい思いをさせているからというつい甘くなるという声を聞いたことがあります。他人の家庭の教育方針ですからこれ以上口を挟みませんが...

我が家の場合、こうして育ててきた結果、長男は夫婦の予想以上に金銭面ではしっかり屋さんになってくれました。残る次男ですが、長男よりも欲張りな性格のようなので、少々手こずっていますが、なんとか堅実な金銭感覚を身に付けてもらうべく頑張っています。

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