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2019年8月16日 (金)

消費増税、襲来 2019

【8月15日終値ベース運用状況速報】

 

■投資元本(待機資金含む)

150,000千円

 

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

50,519千円

 

■損益率

33.7%

 

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(6年ぶりの消費増税について、6年ぶりにまた記事にしました。)

 

本年10月から消費税が10%に改定されます。かねてより軽減税率の話題が取り上げられておりますが、改定実施が近づくともっといろいろな話題がでてくることでしょう。

 

話題の中には「増税前の駆け込み消費」や「増税分を吸収するための賢い節約術」なんかが出てくると予想されます。

 

さて市井の人間として消費増税の前に商品の駆け込み購買(特に高額商品)を行ったり、日用品のまとめ買いをすることにはたしてどれだけのメリットがあるのでしょうか。ちょっと考えてみました。

 

典型的な事例として2つをあげてみます。

 

■増税前に大きな買い物を前倒しで行う

 

具体的には自動車、エアコン、冷蔵庫などの耐久消費財、あるいは海外旅行などのサービスの購入について当初予定を繰り上げて増税前に前倒し購入するケースがあたります。

 

しかしながら前倒し購買では消費増税分程度の税金費用を浮かしても、その金額が耐久消費財の場合は以前使っていたものを廃棄する際の償却残高分を上回るケースはほとんどないと思われますのでちっともお得になりません。

わかりやすく言えば税金が浮く分よりも、その消費財を使い続けることで浮くお金の方がほとんど大抵は上回っているのでお得にはならないということです。

数万円程度以上の償却残高が残っている(まだかるく数年は使える)家電を前倒しで買い替えて数千円の消費税節約にほくそ笑えむのは滑稽ということです。

まだまだ使える家電はヤマダ電機やケーズデンキの宣伝文句にのらずに淡々と償却していきましょう。

 

またサービスはどうかというと、「在庫が持てない」というサービスの性質を鑑みると、時間面や利用頻度からして制約があります。残りの限られた時間で無理やりサービスを利用しようとすればそれはかえって無駄遣いといえるでしょう。

 

たまたま当初から大きな出費を今秋に予定している場合、そのタイミングを9月末より前にもってくることが無理なくできる場合であれば、増税2%分はお得になるかもしれませんが、それにしても増税後になれば販売の冷え込み対策として売り手の側も商品値引きを拡大してくることが予想されます。はたして結局どれだけお得になるのやら。

 

■普段定期的に買っているものをできるだけたくさん買い込んでおく

 

次に普段沢山使う日用品を増税前にため込んで買うことはどれだけ経済的でしょうか。

 

普通の家計において買いだめができる日用品の対象品目と、買いだめできる分量はたかがしれています。

頑張ってもざっくり月額ベースで100,000円前後、ため込む分量はいいとこ3か月分でしょうか。となれば合計300,000円であり消費増税2%分にして6,000円を浮かせた計算になります。

 

そしてこの場合、留意すべきはため込んだストック分の消費量コントロールをきっちりやることです。沢山ストックがあるからといって、通常よりもつい使いすぎて消費量が通常よりも2%以上多くなってしまえば浮かせた増税分はすぐに超消しになってしまいます。また保管中に商品が棄損する(例えば消費期限を過ぎる)ことがあると元も子もありません。

 

そのような緻密な消費量のコントロールができる家計であれば、そもそも増税後、家計の支出を従来から2%カットするコントロール自体が容易にできるのではないでしょうか。

買いだめによる増税回避には分量的限界がありますが、支出自体を2%カットする方策の方が増税分の吸収は永続的に可能です。

 

【結論】消費増税にあわてることなく平常通りの購買行動でOK。ただし家計の支出の節約を検討、実行する良いきっかけともいえます。

 

(あとがきにかえて)

 

WATANKO家では消費増税だからといって特別に前倒し購買や買いだめをする予定はありません。まだこれから何十年と続く「納税生活」全体から見れば、今回の増税などほんのひとときの瞬きであります。

でもこれを契機に飲み代をいささか減らすことを心掛けることはよいことかもしれません。

 

妻ミサト「さあ今日からの夏休みの終盤、それと9月の三連休×2回で増税前の買い込みに走るわよ~。」

 

WATANKO「!!!(この記事を熟読ください!)」

2019年8月10日 (土)

景気によってふれてくる大学選び

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(子どもの進路は好きに選ばせてあげたい。)

暑い夏の日の昼下がり。WATANKOは妻ミサトと一緒に次男が通う高校に個人面談に出向きました。

次男が通う高校は自宅から徒歩で1516分のところにあるのですが、この猛暑の下で高校までたどり着くのも一苦労です。途中で私よりも先にバテてきた妻には、途中でジュースを買い与えて励ましながら(子どもみたい!)、なんとか高校に到着。担任、次男と我々夫婦で次男の大学進学について初めてのトークを交わしてきました。

 

■景気が悪いと理系が選ばれる

 

現在高校1年生の次男にとって、大学選びの前にまず来年から実施される文系コース・理系コースのどちらかを選択しなければなりません。そこで担任の先生から興味深い話を聞きました。

 

文系・理系の選択は、その時々の景気によってはっきり傾向がでる。景気が悪い時期は理系を選択する生徒の割合が増えるのだそうです。就職活動の際に少しでも有利になるようにというのが動機です。

一方で、ここ数年は好景気が続いてきたので文系を選択する生徒がだいぶ増えてきたとのこと。

 

WATANKOはその話を聞いて以前の長男の進路選びの時のことを想い出しました。

 

■リーマン・ショック後の大学選び

 

時に2012年頃。

 

日本経済は2009年に発生したリーマン・ショックから立ち直ろうとしつつも、その後のギリシャショックや東日本大震災などの影響をうけてしまい、なかなか明確は上昇志向がみられませんでした。

 

WATANKO家では当時、高校生になった長男に関する大学選びの話し合いをし始めていた頃です。その頃WATANKOの長男が通っていた学習塾が年1~2回開催してきた進路説明会にて、不景気が続いてくると大学選びにも傾向が出てくることを聞いた記憶があります。

当時言われていことは、リーマン・ショック以降、不景気が続いてきたことが背景にあってか(2012年当時の)大学選びに次の3つの傾向が見られるとのこと。

①現役合格志向

②国公立大学志向

③地元志向

 

そこには大学浪人、学費が高い私立、仕送りの発生といったいずれもコスト負担増を回避する志向がはっきりと見られました。

なおこの時は学部選びにおいても実学系、手に職系といった専門職を目指す傾向がみられるといった話も聞いたことをおぼろげながら覚えています。

 

■好きな進路を選べばいいじゃあないか

 

WATANKOはこういった話を聞くにつけ、率直な気持ちとしては景気によって大学選びが左右される傾向があまりエスカレートしてほしくはないなあと感じます。

もしも子どもが同等の複数の大学の中から選ぶことができる状況にあれば、国公立か私立か、あるいは自宅から通学できるか否かという経済面からみた選択はあっても良いですが、学部選びにおいてまで景気に左右されるというのは如何なものか。

 

景気なんかどうでもいいから好きな学部を選べば良いし、その延長にある好きな進路を選べば良いじゃあない。それができるのも若いうちだけです。

 

こう書くと「無責任なことを言うな。就職できなかったらどうするのか。」という声が飛んできそうですが、そのようなことをいう方は大学とは100%、就職のための予備校だという意識なのでしょうかね。

たしかに選んだ学部、そしてのその先の進路によっては経済的にはあまり恵まれないケースもあるでしょう。そのような時に備えて親は子どもに節約や貯蓄の必要性、そして投資の意義を伝えることが大事であります。

 

たいていの人にとっては大学は一度きり、選ぶ学部もたった一つです。そんな一度しかない選択なのに、目の前の景気の良し悪しだけで文系か理系か、どの学部にするかを選ぶというのはどうも近視眼的な選択ではないかと感じるのはWATANKOだけでしょうか。

 

ちなみにちょっと皮肉ですが景気が良いから文系を選んでもよかろうと考えている親子がいたとしたら、そんな彼らには「景気がいずれ悪くなる時が来るからそれに備えて理系を選んだ方がいい」と逆張り進路選択を謹んでご推奨申しあげます。

 

2019年8月 6日 (火)

自分にあった節約方法はどれですか

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(あなたに合った節約方法は?)

 

個人投資家ブログの鉄板ネタのひとつに節約があります。専業主婦の節約家計ブログとかならともかく個人投資家がなぜ節約に熱心かというと、そうやって浮いたお金を投資にまわしたい気持ちがあるからです。

どんな投資手法であっても、大きな実額リターンを得るためには元本となる資金をできるだけ早期に、できるだけ沢山集めて、投資にまわすことが必須です。

ところで節約といってもいろいろな方法があります。WATANKOは3つに大別してみました。

 

■タイプA:ポイント還元派

買い物の点数はあまり減らさない。なるべくいいモノが欲しいから購入品の価格帯も下げたくはない。娯楽費だってかけたい。というイキイキ元気な消費者の場合、商品・サービスの購入金額の一部が還元されるポイントサービスを多用する方法があります。

 

でもこの場合、ともすればポイントを貯めたいがゆえに不要不急な買い物をしてしまったり、高い買い物に抵抗がなくなってしまったりとエスカレートしてしまうことがあります。ポイントを貯める・還元を受けるというのは副次的なメリットなのに、いつしかポイント集めに縛られてしまう。こんな主従逆転は避けたいです。

 

関連記事

ポイントカードに振り回されたくない(2010/12/7

 

■タイプB:単価切り下げ派

同じ購入品でもより安いものを求めていく。ご飯茶碗は有田焼でも100円均一で売っている瀬戸物でも同じ。機能さえ満たせばよいと身の回りの品々の購入単価を極力引き下げる方法があります。

 

これは品質を割り切ること、ブランドにこだわらないことができれば、節約効果はてきめんです。しかし気を付けるべきは単価が安いがゆえに、あれこれと買い物の点数が増えることによって、自宅が少々大げさに言えばガラクタだらけになってしまうおそれがあります。またすぐ壊れてしまったり、あとから品質に不満がでたりと「安物買いの銭失い」に陥ることもあるでしょう、

 

■タイプC:アイテム削減派

3つ目の方法は商品・サービス自体の購入点数を減らすことです。とにかく商品は買わない、サービスは使わないという欲を断つ方法です。持っている品物を断捨離してミニマリストを目指すのもそのひとつでしょう。

 

関連記事

老前整理-ガレージに積み上がる品々(2016/6/6

 

これはそもそも前述の2つの方法と比べて支出自体が発生しないので、一番効果がある節約です。しかしながら利便性や快適性を過度に損なってしまう場合、その結果得られる生活とは、一体どれだけの満足度を維持できるでしょうか。

 

■まとめ

さて以上、3つほど節約の方法をあげてみましたが、この駄ブログにお越しの皆様方はどの方法が自分にとって一番しっくりくるでしょうか。どれであれば自分でも長続きできそうでしょうか。

ここでは自分の御心のままに選び、それに素直に従って日々のお買い物の中でコツコツと節約されんことをお勧め致します。

 

なお3つの方法について、買い物の対象別に使い分けをするものがあっても良いと思います。生活必需品と嗜好日品、高額商品と少額商品、自分のためのものと家族のためのもの、それぞれに異なる方法を採用しても良いでしょう。

または段階的に変えていくアイデアだってあります。例えば最初はミニマリストを目指してタイプCを徹底する。そうやって絞り込まれた購買対象について、こだわりのない物についてはタイプBを用いてかかるお金を減らす。最後に残った高額商品や嗜好品等に対しては少しでも還元による節約を狙ってタイプAを当てはめるという具合です。

 

(あとがきにかえて)

巷の節約記事の末尾には「節約は大事だけれど、節約にこだわるあまりに自己研鑽など必要な支出まで削ってはいけない。」という言葉が添えられているケースをよく見かけます。

それはその通りなのですが、それならば個人の節約行動における規範って何だろう。どこまで節約にこだわればリーズナブルなのだろうという問いが次に浮かんできます。

本稿では節約方法を類型化してみましたが、個人が節約を目指す際に何をどうやって採用するかを考えるきっかけになれば幸いです。

 

妻ミサト「あなたと逆に、私からはお金の使い方を3つに大別して、お示しさしあげるわ!」

WATANKO「何ですか、それ?」

妻ミサト「①投資の元本から使う、②インカムゲインが出たら使う、③キャピタルゲインが出たら使う、の3つよ!」

WATANKO「!!!」

 

 

2019年3月14日 (木)

これから始まる教育費のピーク

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(うーん、予算が足りない)

WATANKO家では次男の高校受験が無事終わり、当人は春からは地元の私立高校に通うことになりました。一方で長男は私立大学の6年制の学部に通っており、春からは5年生となります。

つまり今年の春から長男の私立大学に加えて次男の私立高校の学費が発生し、これに次男の塾代等の費用も加わります。すると「WATANKO家史上最高額の教育費」がこれからまず少なくとも2年間はかかる予定となります。

長男が私立高校に通い始めた7年前から以降、WATANKOのボーナスは毎年夏も冬も大半が教育費として直ちに消えていきます。WATANKOが年齢を重ねて勤務先で昇格し、ささやかながら給与が上がっても、年々増大する教育費をカバーするのがやっとであります。

今後の見通しですが、長男が無事2年後に大学を卒業すれば、WATANKO家の教育費は一旦ピークアウトします。ただしそこから1年経って今度は次男が高校を卒業して、大学に進学した場合、進学先の大学の場所によっては家を出て一人暮らしを始める可能性があります。また理系の大学ならば学費自体も高めとなります。そうなると次男一人であっても一人暮らしのための仕送り含めた教育費はかなりの金額になることでしょう。

つまり今後、合計7年間はほぼ教育費のピークが続くことになります。

ああ、WATANKOの50代のボーナスは教育費に全て消えるのか・・・。

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WATANOKはサラリーマンとしての給与所得の他に、不動産賃貸業から得られる収入があります。しかし普段の家計の支出は給与所得の範囲内でもってやりくりすることを基本としています。

それは不動産賃貸業から得る収入までも家計に組み込んでしまうと、一般のサラリーマン家庭よりもゆとりができるので、それがいつしか浪費に結びついてしまうことを危惧しているからです。

ですから預金口座も家計用と不動産賃貸用とはきっぱりと分けて、後者から前者への補填は緊急事態が起きないかぎり行いません。

そうしているおかげで多額の教育費をやりくりするために家計の管理はおろそかにできません。

・・・ということで、2019年度がもうすぐ始まろうとしていますが、増える教育費をどう工面しようかと年間予算を組む年度末のWATANKO家でありました。

(あとがきにかえて)

今現在20代から30代半ばで小さなお子さんをお持ちの方々におかれましては、来る私立校への進学を想定した場合、いまのうちから資金の手当てを少しづつであっても考えて実行されんことをお勧めします。長らく物価があがらなかったこれまでの時期においても、教育費だけは上がり続けてきております。

参照サイト

元証券ウーマンのお財布事情。
【大学費用は40年前の約4倍上昇】 今後も教育費の値上がりは避けられない

なおWATANKO家の子どもは二人とも小学校、中学校は地元の市立校でしたが、もしも小学校、中学校から私立に進学させたいとお考えの方々にとって尚更大変でありましょう。

妻ミサト「・・・・」

WATANKO「次の妻のセリフは『私に対する2019年度予算はいかほどまわしていただけるのかしら?』だ。」

妻ミサト「!!!・・・違うわ、『増える教育費のやりくりのためにあなたの呑み代予算は前年比50%カットよ!』」

WATANKO「!!!」


2019年2月26日 (火)

2018確定申告

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(今年の納税額はおいくら万円?)

確定申告のシーズンがやってきました。個人投資家の中には御自身で申告書を作成、提出される方々を見かけますが、WATANKOは以下の理由と(正直に言えば)甘えの気持ちから地元の税理士法人に申告書の作成・提出を委託しています。

■税理士法人を起用する理由

1.確定申告における誤謬や遺漏を防止し、品質を確保することを何よりも第一優先とするため。もし品質に問題が生じた場合、委託先の税理士法人に責任を負わせます。

2.不動産賃貸業を行っているおり申告の作成は手間がかかり面倒であるため。普段仕事で様々な書類、資料を作成しているので、プライベートの面ではそういった作業は最少化したいです。

3.将来の税務調査に備えた対策の一環であるため。これ以上詳しくは書けませんが、地元のそれなりの税理士法人を起用していることで確定申告書の正確性をあらかじめアピールします。

4.そもそも複雑で面倒な確定申告をする根拠のほとんどは親から継いだ不動産賃貸業に起因するわけであり、その申告のためにかかる手間賃くらいは不動産賃貸収入から賄ってもよいだろうと考えるから。

5.WATANKOが将来、不意の病気・怪我に遭ってしまい確定申告に関われない状態に陥った場合でも、確定申告の経験がない家族のために税理士法人がサポート役として期待できるため。

上記のうち1~4までは従来からあげていた理由ですが、今回は追加の理由として5番をあげています。もう50歳代を迎えてますから家族のこともかなり意識する必要があります。

■例年どおり地元税理士法人に依頼

さて税理士法人への依頼にあたっては毎年、次のとおり進めています。

①1年の間、確定申告に必要な領収書、証明書、市役所・税務署が発行する資料や通知、その他明細などを逐次ひとまとめにして保存しておきます。

②毎年、2月に入るころ、自分と妻の2名分の前年収支の簡単な明細をExcelで作成し、上記①をその証憑一式として揃えます。

③②の明細と証憑一式を税理士法人に提出、説明します。この時に疑問点などあれば都度、確認を行っています。

④申告書のドラフトが出来上がったら、その内容の説明を受けます。とくに費用として控除すべき内容に遺漏がないか逐一確認しています。

特に問題がなければ上記①~④あわせてかかる時間は年間合計5~7時間程度です。

報酬は2人分あわせても十数万円です。上記の理由に基づく対価としては、WATANKOはリーズナブルであると捉えてます。(当然ながら、この費用も申告上損金として控除)

■申告内容は平準状態に

昨年、平成29年の確定申告では遊休不動産の売却、アパート建築の借入金の借り換え、所有店舗の解体工事といったイレギュラーな動きが含まれていましたので例年に比べて込み入った内容でした。

それにくらべて平成30年の申告では特別大きな動きはなく、28年以前と同様の内容です。

以前と比べて賃貸契約の新規変更による賃料収入の減少があったものの、不動産の減価償却費や金利手数料もまた減少したことにより、課税所得は大きな増減はありません。

アパートついても築10年目でしたが、ほぼ満室にてあり収入面ではたいぶ助かりました。

賃貸契約物件に変動がなければ、今後もほぼこのままの内容で推移していくことでしょう。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「賃貸契約が今後も順調に続くといいわね。」

WATANKO「契約相手が〇〇〇〇と△△△△、それに□□□□に☆☆☆☆だから長期的に安泰だと思いますよ。あとはアパートの入居率の動向が心配かな。」

妻ミサト「伏せ字ばかりでなんのことやら・・・」

2018年12月 9日 (日)

(続)相続だ、土地活用だ、どうしよう

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(前回からの続きです。)

親からの相続や、それをトリガーとした土地活用についてどうすべきかという課題に直面した御方におくる、常識的にとるべきステップについて綴ってみたいと思います。

■相続と土地活用を分けて考える

相続と土地活用、この2つの課題にいっぺんに直面した際に、まるで連立方程式を解くがごとく一気に解決を図ろうとすると大変です。ここは相続と、土地活用の2つを分けて順序だてて対処していく方が着実なやり方であります。

まずは相続です。

1.資産を把握する

相続の大前提として、まずその対象となる両親名義の資産・負債、債権債務、契約に基づく保有権利と履行義務等を十分に把握する必要があります。

・現預金、有価証券、不動産、貴金属、他者保有の資産に対する持分等の資産
・借入金やその他の債務、契約に基づく各種保証

なかには両親しか知り得ない情報もあり得ますが全てを開示してもらうことは必須です。

もう少し実務的なアドバイスを付記するとなれば、両親から聞き出した資産・負債、債権債務などはきちんと証票をとっておき目録化しておくとよいでしょう。

法的に担保されているか、裏付けとなる契約は現存しているのか。両親から伝聞した内容について、証票でもって客観的な証明ができるところまでおさえておく必要があります。

2.税理士に相談する

上記で集めた情報をもって、税理士に相続税の試算をお願いします。この際に、できれば一方の親が亡くなった場合の相続だけでなく、残る親がさらに亡くなった場合の二次相続まで資産出来れば、両親からの相続の全容が把握できて良いです。

WATANKOは父が重度の認知症にかかり療養型病院に入院した段階で、両親の確定申告をお願いしていた税理士に父からの相続と、母が父から相続する予定の資産分にかかわる二次相続とをあわせて試算してもらいました。

試算をお願いする税理士の選定ですが、従前より確定申告をお願いしてきた税理士がいれば、当人の資産の凡そをあらかじめ把握していますし、これまでのお互いの信頼関係もあって任せられます。

しかし生憎そのような税理士との縁がなく、新規にどこかに依頼しなければならない場合には、親戚や信頼する友人に紹介してもらうのが安心です。しかしそのツテもなければ自分でWebなどを使って探していくほかありません。

その際には探し当てた税理士(税理士法人)が個人の相続税の申告のみならず、関連するコンサルティング業務をどこまで手掛けているのか、その対価はどれくらいになるのか。複数の相手をあたって比較検討してみることが欠かせません。

よい税理士に巡り合えれば、将来に渡って頼れる存在になることでしょう。

3.相続税の対応策を検討する

相続税の試算ができたら、これを納める原資をどう用意するか。または相続税の負担がかなり大きなものであれば節減できる手段はないか。これら対応策を検討します。

相続した遺産の内、相続税の支払いに充てる資産はどれにするのか。有価証券や不動産であれば売却して資金化が必要です。資金化といっても名義人である親が存命中にやっておくのか。それとも相続時に一旦相続人が自己資金から立て替えておき、相続した不動産を売却して回収するのか。

前者の場合は売却時点で課税が生じること、相続資産は時価評価なので不動産よりも現金の方が相続時の課税負担が大きいケースが生じるなどがデメリットに挙げられます。また後者であれば相続人の立て替え資金が、一時的ではありますが負担となります。

相続税の節減手段としては歴年贈与や相続時精算制度を活用することができます。ただし歴年贈与は1年あたりの非課税枠が1,100千円と限られているので、生前贈与の金額によっては複数年をかけて徐々に実施することが必要になること。相続時精算制度は、値上がりの可能性が高い不動産等の資産に対して適用する以外は、通常の相続と比べて納税のタイミングの違いでしかありませんことに留意しましょう。

ここまでのとおり資産の把握から相続税の対応策まで立案しておけば、とりあえず一息がつけます。

理想的には親が認知症含めた重度の傷病にかかってコミュニケーションが取れなくなる前に済ませておくべきでしょう。そして相続までの予想時間が十二分にあり、歴年贈与をコツコツと進めていくことができれば尚良しであります。

ちなみにWATANKOは60歳前後の時点で夫婦それぞれから二人の子ども達に対して、歴年贈与を始め、10年以上かけてコツコツ進める青写真を持っています。

■土地活用は複数のアイデアをじっくり検討

さて次に土地活用のステップです。

まず何事も前提条件と達成目的を見定めることが大事であります。

4.今後かかる費用を見積もる

親の傷病治療費や介護施設の入居費、葬儀代も含めた今後の老後費用と、相続の結果、保有する資産の税金や保険等の費用を見積もります。

これが将来の資金需要であり、土地活用の前提条件となること、そしてこの資金需要に対応することが最低限の達成目的となります。

勿論、この資金需要以外にも、相続した子ども達が土地活用を副業として、資産形成を図っていくことは十分アリです。

5.様々な土地活用方法

土地活用については色々な形態が挙げられます。どれも賃貸でありメジャーなところでは、以下でしょう。

①アパート(集合住宅)
②戸建て住宅
③事業用地(更地)
④事業用地+建屋
⑤駐車場

上記のうち①、②、④は資金負担が大きく、金融機関からの借り入れを伴うケースが多いでしょうし、賃貸先が個人か法人かによっても手間暇や難易度が変わってきます。

これらについて、僭越ながら過去の駄ブログ記事を紹介しておきます。

関連記事

所有地、更地にしたあと→①住居用建物(2013/9/23)

所有地、更地にしたあと→②住居用建物の続き(2013/9/25)

所有地、更地にしたあと→③店舗・施設(2013/9/27)

所有地、更地にしたあと→④駐車場(2013/9/29)

所有地、更地にしたあと→⑤売却(2013/10/2)


このほかにはコインランドリー、レンタルトランクルーム、太陽光発電設備等様々な設備を据え付ける形態も考えられます。

いずれにしても資金の収支(損益面とキャッシュフロー面の双方)、賃貸運営のリスクと手間暇について十分な比較検討が必要なことは言うまでもありません。

■まとめ

個人は生まれた時は、誰かの子どもという属性しか持っていませんが、成長して青年、社会人になるにつれて、学生、ビジネスマン、夫/妻、親、〇〇の代表者など段々と色々な属性を纏うことになります。

親から土地を相続したあなたは不動産投資家という新しい属性をもつわけですが、これをどう活かして、自分と家族の幸せに繋げていくのか。それは人によっては非常に不慣れな航海かもしれません。

WATANKOはもう20年近くこのようなことに取り組んできました。サラリーマンとの兼業は大変しんどかったですが、その分家計面では見返りもありました。

今、相続によって不動投資家の入り口に立ち始めた人達にとって、この駄ブログの不動産投資記事が少しでもお役に立ててれば幸いです。


2018年12月 8日 (土)

相続だ、土地活用だ、どうしよう

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(ぐぬぬ、悩ましい。)

WATANKOは実の父母とも他界しており、介護と相続はすべて片付いていますが、30~40歳代の方々にとっては親の介護や相続、それから場合によっては資産活用という課題にこれから直面していくことでしょう。

特にそれまで元気であった親が怪我や病気、はたまた認知症などを患いはじめてくると、こういった課題がにわかに家族の間でクローズアップされてきます。

対象となる親がすでにサラリーマンをリタイアして純然たる年金生活者になっていればまだしも、もしも自営業を営んでいたりすると、その商売をこれから一体どうしたらよいのかという課題もトッピングされてきます。

当人の配偶者や子ども達はこれらの課題に取り組んでいくことになるわけですが、多分に未経験の領域であり、お金が動くとなれば、この事態をビジネスチャンスとみて甘い勧誘をかけてくる業者群がいます。これらのアプローチに対しては、慌てずにじっくり考え抜いて行動を起こす必要があります。

「先週、父が倒れて入院した。今のところ意識は戻ったけどもう普通の生活はできそうにもない。いままで自営でやってきた工務店の商売はどうしよう。今後は父の介護や相続、母の老後費用などがかかる。そこでいっそ駅からだいぶ離れたところだけど仕事場に使っていた土地があるから、そこにアパートを建てて今後の費用をまかなっていこうかしら…。」

典型的な展開を例示すると上記のような感じでしょうか。

このようなシチュエーションのときに介護、相続、そして資産活用はどうしたらよいのか。本稿では相続と資産活用の内の土地活用について、常識的にとるべきステップについて綴ってみたいと思います。

■まず大原則「自分で決めて行動する」

実際のステップに入る前に、まず大原則について触れます。

上述の例示のように、相続・土地活用の課題に突然、しかもいっぺんに直面するとなると、当人は多少の動転や焦り、不安に駆られる気持ちになってもおかしくはありません。特に子どもにとっては大切な親の急変に驚き、悲しむ間もなく時にはビジネスライクに物事を進めねばなりません。

そうなると少なくない人は、誰かにすがりたくなるものです。そこまでいかずとも自分は何をすべきか、何か正解であるか、答えを求めて誰かに相談したくなることでしょう。

しかしながら他人は貴方に有益は情報を与えてくれることはあっても、貴方はどうすべきか、これこそが正しい選択だということは教えてはくれません。そんな義理も責任もありませんし、保証をするわけにもいかないからです。

また貴方が欲しがっている答えを見かけ教えてくれることがあったとしても、それを鵜呑みにすることは危険です。貴方にささやく不動産業者、アパート業者、コンサルタント、金融業者、工事業者等々はすべて自分のビジネスのために貴方に近づいてきます。

「この土地は掘り出し物、今を逃すともう手に入りませんよ。」

「アパートを建てて相続税対策しましょう。毎月キャッシュも入ってきますよ。」

「相続の節税対策のノウハウを提供します。土地活用対策の相談セミナーが有効ですよ。」

「借り入れをすれば少ない資金にレバレッジをかけて大きな投資ができますよ。」

おっとでもそれら各業者を敵視してはいけません。彼らはプロフェッショナルに仕事をしているだけなのであり、最終的な判断はあくまで貴方が握っているのですから。

貴方はもう未成年ではないし、自分の身に降りかかった課題に、自ら答えを決めて行動する必要があります。

「当り前じゃあないか。そんな常識はわかっているよ。」

そう受けとめる方は多いことでしょう。でもその中にあっても、自分が決めなければならない答えが、世の中のどこかに書かれている、誰かがきっと教えてくれると考えて、それを一生懸命探索してはいませんでしょうか。

そして自ら答えを決めて行動するためには、例え専門的な領域であっても一定の基礎的情報を得ること、それと適切な判断をするために必要な数の選択肢を揃えることが欠かせません。

これらを疎かにすると、「やっぱり辞めておけばよかった」「あちらの選択の方が良かった」という後悔にたどり着きます。

またそこまでいかずとも「限られた情報から判断」「たったひとつの選択肢を選ぶ」となるとコスト高に行きつくケースが多いです。なぜなら情報不足ゆえに選んだ方法のために過不足が生じて、無駄な費用を払ったり、追加で割高に費用が掛かったりします。

選択肢を集めることを疎かにして、価格の妥当性を考えずにたったひとつの候補をそのまま選んでしまう。面倒くさい、わからないからといって他者に依存、丸投げしたりすると高い手数料がかかります。

相続や資産活用という課題は多くの人にとって不得手な課題かもしれません。ならば猶更できるだけ情報を集めること、選択肢を増やすために行動することは後悔とコストを減らすために必要であります。

(つづく)


妻ミサト「肝心の本論はなぜに次回なの?」

WATANKO「すみません、今週末も風呂敷残業を持ち帰っておりまして・・・そちらを片付けないと・・・」


2018年11月25日 (日)

初めてのラーメン店であなたが注文する一杯は何ですか

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(今夜の一杯はキミに決めた!)

WATANKOは夫婦そろってかなりのラーメン好きです。若い頃は二人で夜によく食べにいきました。食べに行く店はお気に入りの店をいくつか定番としておさえてき、たまに新しく見つけた店を訪ねるという展開でありました。

思い起こしてみればラーメンのトレンドは1990年代に入ってから豚骨醤油系→煮干し和風→塩味と移り変わり、その度に色々なラーメンを食べてきました。最近はやはり鶏ガラ醤油味というベーシックな味付けが一番気に入っています。

あ、つけ麺は好きではありません。麺が冷たいとスープが冷めますし、麺とスープが絡み合って一体となった味こそがラーメンの真骨長ですから。それとつけ麺は概して麺の量が多くで若手には喜ばれるのですが、もう50歳を過ぎて糖質摂取が気になるWATANKOとしては敬遠気味であります。

妻ミサト「あなたの好みはもういいから、はやく本題に入ったら?」

WATANKO「・・・・」

■初めて入る店でラーメンを選ぶ基準

貴方は初めて入ったラーメン店で、最初に食べてみたい一杯を選ぶときに何を選択の基準にしていますでしょうか。

ここでWATANKOは日本全国5,000万人の悩めるラーメン好きの方々向けに、様々な選択の基準を提供して参りたいと思います。

【選択の基準1】ベーシックな種類を選ぶ

まずはオーソドックスな考え方として、その店が基本にしている種類を選ぶという基準です。味付けとしては塩味をウリにしている店なら塩味を、味噌味をウリにしている店なら味噌味をという具合に、その店のベーシックな種類を選ぶという基準です。

余計な付加物(トッピング)は不要。麺・スープ・具のバランスも含めて店のベーシックにしてスタンダードを食するわけであります。これを食べてあなたにリピート心を起こさせない店の場合はここまでです。

安西先生も言っているじゃあないですか。

「美味しくなかったら、そこで試合終了だよ・・・」

尚なかには醤油、塩、味噌を並列してウリにしている店がありますが、その場合は次項2に進んでください。

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【基準2】いつも同じ種類を選ぶ

基準1の難点は複数の店舗を比較した場合の相対評価が難しいところにあります。

例えばA店の塩味とB店の味噌味はそもそも味の種類の違いがあり、単純な比較が難しい一面があります。またそこには「塩味よりも味噌味の方が概して好き」という自分の好みも絡んできます。

そこで次の基準として「どの店に入ったとしても常に同じ種類を選ぶ」を提案します。

初めて入った店で食べる種類は、例えば必ず醤油味を選ぶというやり方です。チェーン系にありがちですが複数の種類を同時並列的にウリとしている店の場合にもこの方法が有効であります。

なおこういった場合に選ぶ味は自分にとって普遍的に一番好きな味あるいは、良し悪しを判別付きやすい味が良いでしょう。

また同じ種類という点の類似例として、麺の種類にバリエーションがあれば必ずどれかに統一するということもあります。例えば太麺をいつも選び、それをもって評価軸とするなどです。

ただし店にとってはそこで選ばれた種類と、一番得意とする種類が不一致するケースもあります。しかしながら選ばれた種類こそがお客が一番好きな種類または店の良し悪しが判別できる種類なので仕方がありません。その場合はご縁がなかったということで・・・。

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【基準3】全部盛りを選ぶ

ベーシックな一杯を食べて判断するのはいいけれど、それはひょっとして店の実力が最大限発揮された一杯ではないかもしれません。

あらゆる具を投じた最も値段の高い全部盛りを食べないと、店の真の実力はわからないのではないかという視点もあります。

「最初から全力でこい。出し惜しみした瞬間、お前は負ける。」

そんなセリフのバトル系漫画があったような気がしましたが、ともかくも店としてもスタンダードの一杯だけを食べて店の良し悪しを判断され、及第点を得られなければリピートされないとう展開に対して不満があるかもしれません。

また食べる側としても、究極の一杯を食べずにリピートの是非を判定するというのはいささか早計な気もします。

ということで種類別で一番高い味+すべての具がのった一番高い一杯を最初から食べて、最善の判断を下す。デラックスはスタンダートを兼ねるという基準であります。

このバリエーションとして、ラーメンを頼むときに必ずチャーシュー麺を選ぶ、あるいはチャーシューのトッピングをつけるという手法もあります。

WATANKO理論によると「チャーシューの旨さは七難を隠す。」ので、必ずトップ・オブ・ザ・具であるチャーシューだけでもふんだんに食して、それでも総合的に満足しなければ、やはりその店をリピートする意欲は無くなるといわざるをえないでしょう。

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【基準4】その店の特徴的な一杯を選ぶ

世の中に数多あるラーメン店が特徴を発揮するためには、メインとなるメニューラインとは別に、話題となる1品をそろえているケースがあります。例えば「ここは塩味がメインだが、鳥白湯味が話題」「辛味の交ぜそばが大人気」といった具合です。

野球のピッチャーで言えば、豪速球派であっても実はナックルもすごい。これで三振を上乗せしてとることができる、といった感じでしょうか。

しかもこの場合、店から見れば特徴が強ければ強いほど、醤油味同士、塩味同士という他店との平場の戦いを避けて、お客から指名されるメニュー、いわばブルーオーシャンなラーメンとなるわけです。値段についても+αの値付けをしやすく、店の看板メニューになりお客にも覚えてもらいやすくなります。

さて視点をお客に戻しますと、この特異なメニューをもってのみ店の良し悪しを判断することが果たして適正なのか疑問が残るところがありますが、話題の1品がズバリ自分にはまった時にはもうこれしか食べないというリピート客になるわけです。

ちなみにこの基準でWATANKOが最近はまったのは、某ラーメン店にある味噌味のもつ煮ラーメンです。

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【基準5】その時のシチュエーションで選ぶ

最後は基準と呼んでいいのかやや議論を呼びそうですが、自分がラーメンを食べるときの様々なシチュエーションを重視する考え方です。

残業した後の帰り道、お酒を飲んだ後の〆のメニュー、食欲があまりないから軽く済ませたいとき、とてもお腹が空いていてガッツリ食べたいとき・・・等々。

初めて訪れたラーメン店における品選びではどれが美味いか否か、何をもってそれを測るかという冷静な判断力よりも、上記のような各シチューションによって選択が左右されることがあります。

例えば飲んだ後に〆として食べるラーメンはさっぱり醤油味がいいとなれば、たまたま初めて入ったその店がこってりとんこつ味を最大限ウリにしていたとしても、「今の俺は醤油味が喰いたいんだ!」として、醤油味を食べる。

もしもそれでお客にとって醤油味がイマイチであれば、それが店の評価につながってしまいお客にはイマイチな店として脳裏に残ってしまい、リピートの機会をなくしてしまうかもしれません。

でもこれだけラーメン店が沢山あるなかで初めて訪れたお客にリピートしてもらうためにはこういった展開でも認められる必要があります。お店としてはスキのないメニューを揃えておき、何を食べても美味しい店を目指していかねばなりません。

これこそが残酷なお客のテーゼであります。

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■まとめ

以上のとおり、初めて入ったラーメン店で、最初に食べてみたい一杯を選ぶときの様々な選択の基準を紹介しました。

晩秋の寒い日が続いたこの三連休を〆る一杯に、お好きな味のラーメンをどうかご賞味されんことを切に願って、本稿の結びとさせていただきます。

(あとがきにかえて)

WATANKO「というわけで、ラーメンについてのブログ記事を書いていたら、なんだか食べたくなってきました。今日の夕飯はあのもつ煮ラーメンがある店に行きましょう!!!」

妻ミサト「ブブブーッ!あなたの三連休は糖質を取りすぎなので、今夜は糖質カットメニューを推奨します。ですからレストランでサラダを食べなさい!」

WATANKO「!!!」


2018年10月25日 (木)

預金残高10万円-1990年代後半の辛い時代

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(お金がありません)

2018年秋は10年前に起きたリーマンショックを振り返る記事を書く個人投資家ブロガー達にとってセンチメントな時節であります。

中でも相互リンクさせていただいていますインデックス投資日記@川崎のkenzさんは、勤務先のリストラ話を詳しく取り上げており、リアリティ満載であります。

参照記事

インデックス投資日記@川崎
10年前のリーマン・ショック当時の世界同時株安の体験その1

さてリーマンショックは100年に一度と言われるくらいの大不況でしたが、そこまで大規模ならずとも?過去の経済不況はなにもリーマンショックだけではありませんでした。

そこで今回は日本で1997〜1998年頃に起きた経済不況の頃、WATANKOが体験した勤務先のリストラの記憶をとりあげてみます。

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時に西暦1998年

アジアでは前年にタイ発の通貨危機が発生、当年では日本では金融危機が起こり、証券会社、そして絶対に潰れないと言われていた銀行がいくつか経営破綻しました。金融機関の中小企業に対する「貸し渋り」が流行語になるなど金融業界は低迷の時期にありました。

WATANKOが働く勤務先は、主たる顧客である海外からの発注が減る中、1994年頃から生じた円高の影響により国際競争力が急速に低下、新興国の競合先に仕事を奪われる展開が続きました。その結果、業績が一気に悪化、経営陣は入れ替え、金融機関からの支援を受けるなどの事態に陥りました。

そしてリストラが始まります。全社員!を対象に早期退職制度が導入され、その一方で主に中高年を対象に戦力外通告、肩たたきが行われた結果、社員は大幅に減りました。

そのあとに残った社員にとっても給与・賞与は大幅カットされ悲惨な状態が始まりました。

WATANKOの周りでも転職先紹介会社のリストが出回っていたり、残った社員達もこの沈みゆく泥舟に残っていて良いものか、いつ破綻するのかと疑心暗鬼な中で仕事をする日々です。誰かが辞めると「ああ、あいつも会社に見切りを付けたか」とよく思ったものです。

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さて当時のWATANKO自身はどのような状況であったか。

結婚して数年が経ち妻と幼い長男の3人暮らしであり、将来かかるであろう教育費や住宅の購入に向けて貯蓄をしていかなければならない状況でした。いわゆる若夫婦の「貯め時」にあたりました。

そこへ給与・賞与の大幅カットが直撃したのですからひとたまりもありません。

加えて間の悪いことに、1994年~1996年に所有していたマイカーのシトロエンXMが札付きの不良モデルであり、故障が頻発して修理費が嵩みすぎた結果、貯金がかなり減ってしまいました。

当時のWATANKO若夫婦にとってのお金はフローが細くなり、ストックも激減する状態です。

将来に向けた天引きの財形貯蓄で年間1,000千円程度を貯めることはなんとか続けられましたが、残ったお金での生活はなかなか大変でした。毎月通帳残高とにらめっこをする有様です。

ワースト記録としては預金残高が100千円を切る時もありました。

家計は当然ながら節約が続きます。妻が地元の激安スーパーで買ってくるのは3丁100円の豆腐です。週末は当時住んでいた県内にある大きな公園に幼い長男を連れて行くなどお金をかけない余暇の過ごし方が続きました。

幸いなことにまだ社宅が残っており、住居費は比較的安価に抑えることができました。家電など耐久消費財は結婚当初に色々と揃えたので当面は買い替えが不要でした。

やがて2000年代の半ばにさしかかると勤務先の業績は回復に向かい、給与カットはなくなり、賞与の支給額も徐々に上がっていきました。

一方で家計の節約は継続していましたので、銀行の預金残高はみるみる増えていきました。

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あの頃のリストラ、そして家計が苦しい状態であれば、とてもリスク金融商品による投資などはする気にはなれなかったでしょう。

20年前に信託報酬0.109%(税抜)の超低コストで、世界の先進国22か国に分散投資できるeMAXIS Slim先進国株式インデックスが設定されていたとしても、たとえ1万円でもあっても購入する気にはなれなかったでしょう。

投資は余裕資金で行うことが鉄則ですが、家計がとてもきつかった当時のWATANKOにとっての余裕資金はゼロ、そしてリスク許容量もまたゼロでありました。

遠い20年前の出来事であります。

(あとがきにかえて)

この後に徐々に認知症にかかった父に代わって実家の不動産賃貸業を手掛け始め、さらに数年後にはインデックス投資を始め、現在に至ります。

もしもタイムマシンがあったなら20年前の自分に資金援助をしてあげたいという気もおきますが、一方であの頃の節約の経験がその後、収入が増えても浪費しない家計を形づくる土台となっていたので、今となってはとても良い経験でありました。


2018年9月 7日 (金)

【追記あり】所有空き地の除草対策、ファイナル・アンサー

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(ホンネの除草対策セミナー!?)


空き地を所有し続けているとメンテナンスが必要になってきます。

例えば典型例として、誰かが捨てていったゴミを片付けるという忍耐力とエコロジーマインドを鍛錬する作業があります。

また同じくよくある作業としては伸びてくる雑草の除去があります。

これについてWATANKOは以前、シルバー人材センターにひと夏あたり2回程度、草刈り作業を委託していました。

やがて委託費用も少なくないことと、自分自身の運動不足を多少は解消しようと考え、5年前から草刈り機を購入して、自分自身でウインウインと刈り始めました。

関連記事

草刈だ(2013/7/25)

■草刈り機作業の振り返り

さて草刈り機を使って5シーズンほど除草作業を行ってきた振り返りをしてみると、キツさと制約があることがわかりました。

1.徒労感がある

草刈り機を使って綺麗に刈り取っても、夏は気温が高く雨量も多いので3週間もたてば雑草がまた結構生えてきます。そうなるとまた刈ることになり、ひと夏合計で3回くらい刈る羽目になります。

どうせ刈ってもまたすぐ生えてくるからなあ...と思うとやる気も萎えてきて、徒労感が強まってきます。

2.猛暑下での作業はきつい

草を刈る面積が広ければ敷地全面を刈り終えるのに1日近くかかることもあります。夏の猛暑の下で汗だくになって長時間の草刈り作業を行うのは想像した以上にきつく、ちょっとマゾっ気でもないとやっていられません。

しかも振動を発する草刈り機を掴んで持ち続けて歩き回ると、半日もすれば握力がなくなってきます。足場が悪いと足腰も疲れます。

3.貴重な休日を費やす

仕事が忙しく休日出勤をこなす場合だと残る休みの日を草刈り作業にあてるのでつらいです。

WATANKOの場合、300坪の土地を一人でひと夏あたり3回草刈りするのですが、これが年々しんどくなってきました。

4.時間的な制約あり

本音として夏は涼しい早朝の時間帯から草刈りを始めたいのですが、エンジン音が大きいのでそうもいきません。近所に配慮して9時くらいから始めるのですが、夏のお天道様はすでにギンギン暑い日差しを浴びせてくれます。

■対策の転換-除草剤の散布

そこで草刈り機を使った除草作業に替わる良い手段はないものかと考えた結果、地面から30cmくらいまで雑草が伸びたところで、希釈タイプの除草剤を撒くのが一番合理的との結論に達しました。

除草剤の散布方式のメリットは次のとおりです。

1.コストがあまりかからない

ここでいう除草剤とは蓋を開けてそのままシャーっとかける簡便なタイプではありません。簡便ですが、これですと広い面積に散布する場合、コストがかかりすぎます。

購入すべきは小ぶりなポリタンクサイズで売っており、100〜1000倍に希釈して噴霧するタイプです。

これと併せて噴霧機も買います。噴霧器には手動、乾電池または専用の充電ユニットを使ったものといろいろありますが、専用の充電器ユニットがついたタイプで、希釈した散布液をいれたポリタンクを背中に背負うものが使い勝手が一番良いです。

噴霧器を買うので初期コストが多少かかりますが、ランニングコストはかなり抑えられます。

2.作業が楽

噴霧機による散布は噴霧パイプを持って歩きまわるだけなので、草刈り機に比べて体力の消耗はかなり抑えられます。タンクが空になればいちいち希釈液を作る必要がありますが、一度に数回程度なのでそれほど苦でもありません。

3.処置後のケアも楽

草刈りをすると、すぐにまた刈った後から新しい草が生えてきます。これに対して除草剤で雑草を一度枯らすと、枯れた草がシナシナと残り、その後から新しい草が生えてくることがほとんどなくなります。

つまり枯れ草が、新しい草が伸びることに対する歯止め役となるわけです。枯れた草はシナシナになり、枯れているのですからもう伸びくることはありません。少々雑草が残っている感はありますが、これ以上草は伸びてはきません。

つまり希釈タイプの除草剤を噴霧することがコスト、作業、持ち具合のいずれの点から見ても優れています。

これが日本全国の空き地所有者100万人に向けにWATANKOが導き出した除草対策のファイナル・アンサーです。

いかがなものでしょうか。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「あなた、冷静になって頂戴。この駄ブログのPVは100万もないわよ。」

WATANKO「!!!」

関連記事

土地を所有すると面倒なこと十選(その1:ゴミ・廃棄物、雑草の除去)(2014/4/15)

【2018/9/8】Twitterでご質問いただきましたので追記します。

細粒剤タイプはどうか。

これもまたコストと手間のバランスがとれたタイプです。WATANKOもよく使っていますが、用途を選んでいます。

具体的には庭先など面積が狭いところ、土が露出しているところでやや濃い目に撒いています。雨など降って地面に沁みこめば、謳われている効能通り3か月くらいは草はほぼ全く生えてきません。

しかし考慮すべき点が二つあります。

1)雑草がある程度生えていると、十分に効くか

細粒剤タイプは地面の土の中にしっかりと沁みこんで効くタイプと思われます。雑草がある程度生えていると、除草剤を撒いても地面の中に十分に沁みこんでいくかやや不安な点有り。

2)散布する量の塩梅が難しい

どのくらいの濃度で撒くのが適切なのか。製品には面積あたり適量が記されているも、上記1)の疑念もあってつい濃いめに撒いてしまいがちです。面積が小さいところであれば、それでもかまいませんが広範囲の場合、除草剤の費用が嵩んできます。

それにくらべて希釈してた液体タイプであれば草がしっとりする程度に散布すればOKとわかるので、わりと迷いません。

以上です。

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