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2017年11月17日 (金)

届かなかった褒章

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(亡くなった後でも、きっとどこかで見守っている。)

WATANKOの亡き母は8人兄弟姉妹でしたので、WATANKOからみると、いわゆる母方の従兄弟がたくさんいます。大半の従兄弟とは疎遠な間柄でありましたが、そんな中にあって同じ市内に住んでいる、とある従兄弟のNさんとは比較的交流がありました。

Nさんは、従兄弟といっても15歳も年上です。その昔、WATANKOが大学生だったころ、Nさんの子どもの勉強を見る機会があったりしましたが、WATANKOが成人になってからは、冠婚葬祭の時に会って会話するのがもっぱらでした。

Nさんは地元の消防署に長年務め、特に年配になってからは後進を指導する役職につき、大層慕われたそうです。そして長年の努力が認められてこの秋の叙勲では、褒章をもらうに至りました。

褒章はとても名誉なことです。WATANKOは賞状を拝見させてもらいました。しかしその褒章はNさんに直接届くことはなかったのです。

なぜなら褒章が届く直前に、Nさんは急病で亡くなっていたからです。

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Nさんは地元の消防署で若い頃は救急隊員として勤め、後年は指導者として活躍していました。また長男として自分の祖父母と両親の合計4人の面倒を最後まで見続け、一方で結婚して二人の娘を育てあげました。

63歳になってようやく仕事を完全にリタイアし、二人の娘の子ども達、4人の孫に囲まれながら、奥さんとようやく悠々自適な老後生活を始めました。週末になると孫を含めた娘家族と、あちらこちらに食事に出かける話から、Nさんの幸せな老後生活の様子がうかがえました。

WATANKOは妻から以前より「Nさんて、従兄弟の中でも特にあなたによく似ているわ。外見もなんとなく似ているけど、それ以上に中味というかキャラクターが似ていて、すごく親和する感じ。」と何度か言われていました。

それはWATANKOも同様に感じており、Nさんとは他人な気がしませんでした。(実際にも血のつながりはあるのですが。)まるでNさんは、ちょうどWATANKOの15年先を生きている、アナザーWATANKOのような存在でありました。

ですからNさんの急な逝去がとても他人事に思えませんでした。まるで自分の15年後を予言されたかのようです。

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Nさんは社会のために働き続け、家族の面倒を見続け、やっと自分自身が自由に過ごせる時間をおくる時がやってきたというのに、あっという間に亡くなってしまいました。

働き続けていた頃とて、公私ともに充実した日々を送っていたかもしれませんが、それでもやはりリタイア後に残された時間のあまりの短さが悔やまれます。

もしもWATANKOがリタイアした後も、Nさんが元気であったならば、改めて交流する機会をもうけることもあったかもしれません。

Nさんは急病によって65歳という年齢で亡くなってしまいました。自分自身でもよもやこれほどに早く世を去らねばならないとは想像だにしなかったでしょう。

褒章をもらうようになるまで働き続けるのではなく、早くリタイアして家族との時間をたくさん過ごした方がよかったのかもしれません。

人生の終焉がいつになるか、それをはるか前からわかりえる人はいません。WATANKOは、アナザーWATANKOともいえるNさんの逝去を目の当たりにして、自分は一体いつまで生き続けられるのか。ひょっとして早死にする人生であるならば定年まで働き続けて後悔しないのか。と答えの出ない問答を心の中で繰り返すのでした。

献杯。

2017年10月11日 (水)

長男に語り始めた家のこと、投資のこと

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(伝えたいことがたくさん、あるんだ。)

WATANKOはリスク金融商品を用いた投資を始めて10年近く経ちますが、最近になって子どもに投資を語り始めることになりました。

関連記事

長男が資産運用を、インデックス投資を学び始めたよ

投資を語るといっても、WATANKOが語ることができるのは次の2つだけです。

1.市場平均を狙う投資、長期投資、分散投資、積み立て投資といったインデックス投資に関する一連の手法

2.半ば家業としてつづけてきた事業用土地、アパート、駐車場などと言ったいくつかの種類の賃貸業を伴う不動産投資

これ以外についての個別株やFX等の投資手法についてはごく概説にとどまるところ迄ですが、WATANKOとしては自分の子どもには推奨しない種類の投資ですからこれで十分だと考えています。

■長男との対話

さて先日、長男(21歳)がアルバイトから帰って来たあと二人で、夜、地元の店にくりだしました。移動するタクシーの中からすでに親子の会話はスタートして、店に到着してからも以降、WATANKOはずっと長男に語りっぱなしですし、長男からも質問が矢のように飛んできました。

そこで先ずWATANKOから語り、長男から問われたことは親族の状況や亡くなった祖父母が遺したものについてです。まずこれまで起きてきたこと、その結果としての現在の姿といった我が家の基礎情報について十分に説明し、理解してもらうことが先決でした。

子ども達にはこのようなことについて、WATANKOが思っていたよりは詳しくは話してこなかったことが、ここで浮き彫りとなりました。

WATANKO家の現況を説明する流れから、ようやく話は自然と不動産投資につながり、その後にようやくインデックス投資の話ができました。

とはいえ、伝えたいこと全てを2時間あまりで語り切ることは到底できません。まだまだ対話の機会が必要であります。加えて話しっぱなしでは子どもの理解が十分なのか不安な面もあります。

■引き継ぎ書も必要

よって我が家のことについて伝えるべき内容については口頭以外にも、何かに書き残しておくことが必要だと痛感します。やはりエンディングノート、いやWTATANKOが亡くなるずっと前から、子ども達が理解して実践してほしいことについて書き留めた引き継ぎ書が必要です。

WATANKO自身のケースを思い出しますと、父から生前、不動産投資を引き継ぐ形で徐々に家のことについて知り得てきたのですが、父が晩年にあれよあれよという間に認知症となってしまい、父からは少なくない事項について聞く機会を逸してしまいました。残された母に聞いても、家のことがほとんど全て父任せであったため得られた情報はこれまた限られていました。

聞くことができなかった事項については、残された書類と親類からの証言によってある程度補完ができたのですが、果たして十分であったのか、今でも少し謎が残ります。

■忘れかけていた対話

この他にも長男の大学卒業後の進路について、当人の考えていることを聞いたり、相談されたりもしました。WATANKOからは「それはダメ、これにしなさい。」という押しつけモードは極力控えて、先ず今回は聞き役に徹してみました。長男の進路についてもまだまだ当人との対話が必要であります。

働き盛りの会社員の場合、ひょっとしたら勤務先で上司や同僚、部下との会話する時間よりも家族と話す時間の方がうんとこさ少ないことがあるかもしれません。

仕事をリタイアした後、子どもと対話する時間をたっぷりととれることになったとしても今度は子ども達が就職してバリバリと働く年代に達してしまいます。そう考えると子どもが成人してから就職するまでの期間に、親の側から子どもとの対話の機会をもっともっと設けておくべきでしょう。

2017年9月 4日 (月)

長男が資産運用を、インデックス投資を学び始めたよ

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(父さん、インデックス投資の詩を送るよ。)

WATANKOは金融商品を用いた資産運用を始めて10年目になります。齢50を数えようとする身とすれば、その経験は決して長くはありません。それであってもこれからさらに相場や為替の変動の波に晒され、経験を積み、含み損への耐性を更につけたのち、その資産運用を子ども達に語る日がくることを想像しています。

その日に備えて、我が家の引き継ぎ書ともいうべきエンディングノートを残す一方で、この駄ブログを書き連ねています。

ところがWATANKOが子ども達に、その資産運用を語る日は思いのほか、早く訪れました。

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WATANKOが長男(21歳)に対して、資産運用への関心の予兆を見つけたのは先々月、家族で外食した時でした。注文した食事が運ばれてくるのを待つ間、長男が読んでいた本に何気なくみるとちょっとサプライズです。

彼が読んでいたのは、ダイヤモンド社が発行する『一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門』でした。

どうやら大学の友達あたりから「FXでひと儲け」的な話でも聞いたのか。

しかしWATANKOは「FXなんて、ルーレットの赤黒当てと同じであり、勝ち続けることは極めて難しいから、やめておこう。」

と軽く諭しました。社会勉強のひとつとしてほんのお小遣い程度でいっとき試してみるならばともかく、FXにのめり込んで貯金を使い果たしたり、また結果に一喜一憂する無駄な時間を過ごすことは学生の過ごし方としてよくありません。

でもそれであっても長男がマネー関連に興味をもつこと自体はWATANKOとしても歓迎すべき展開でした。

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その後、数週間経って市内にある新しくできた温浴施設に家族で出かけた時のことです。

やはり食事を待つ間、WATANKOがTwitterのタイムラインを一通り眺めたあと、長男が読んでいる本が目に留まりました。

「ふーん、竹川美奈子氏の本を読んでいるんだ。知っているよ。竹川さんって...。」などと風呂上りのややのぼせた頭で思っていると、やがて....

え!それってインデックス投資を紹介した本じゃあないの!


長男に聞くと、本人いわく

これまでのアルバイトである程度お金が貯まった。これから大学の高学年になると国家試験の勉強などがあって今迄のようにアルバイトできなくなるから、せめて貯めたお金を増やす方法を探っていた。友達の中には、将来、米国株を買いたいなんて言っている人もみかける。だから自分も図書館でいくつかマネー本を借りて読んできた。WATANKOがやっている投資は順調なようなので、その方法について詳しく教えてほしい。

とのこと。

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WATANKOが実践しているインデックス投資は、個別株やFX等のようなサプライズはあまり起きない種類の投資ですが、それに比べて長男のこの宣言の方が遥かに驚きました。

もともとWATANKOの資産運用の長男へ伝授は、当人が社会人デビューして、仕事にも慣れて結婚して家庭を持ちそうなる頃(あくまで想像)、30歳近くなる2025年頃に想定していました。それがこんなにも早く実行する日が来ようとは思いもよりませんでした。

ともかくも投資に対する長男の目はここに開かれ始めました。想定よりも早期繰上げではありますが、伝えねばなりません。先ずは、どこかの週末でお酒でも飲みながら、WATANKOのインデックス投資について、ゆっくりと語る予定です。

長男にはそれまでの間、WATANKOの蔵書から以下の3冊を渡して読んでおくように勧めました。どれも初心者向けに分かりやすく書かれた名著ばかりです。


さて最終的にどうするかは本人次第となりますが、もしもインデックス投資を始めたときはまさにこの駄ブログが役立つ時がくるかもしれません。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「たしかに貴方のブログはとても役立つわね。」

WATANKO「いや~それほどでも~」

妻ミサト「ブログの右側に貼ってあるたくさんのブログのリンクのところが役立つわね。」

WATANKO「!!!」


2017年8月27日 (日)

なぜ早期リタイアをしないのか

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(早期リタイアか....)

当ブログの運営者WATANKOは現在49歳。このブログにて毎月報告しているとおり、幸運の積み重ねによって金融資産をそれなりに貯めることができ、一般的な人の目から見れば仕事を辞めて早期リタイアができる環境にあるのではないかと見られているかもしれません。(いや著名ブログでもあるまいし、そのように見ている方なぞ皆無かな。)

それにしても早期リタイア、いい響きです。毎日が土曜日(翌日が働く日ではない)、毎日が夏休み(休みの日が長く続く)実現できたらいいなあ。

でも、もしそのとおりだとしても、一方で素直に早期リタイアできない、したくない気持ちがあるのもまた事実。四十も大きく過ぎているのに不惑どころか、ますます迷う日々を送っています。今回の記事はそのあたりのオヤジ心理学です。

■早期リタイアするには資金がまだ足りない

早期リタイアに必要な金融資産がどれくらいでしょうか。それは各人の置かれた環境や条件によって異なってきます。早期リタイアの時期もその条件のひとつです。

関連記事

目標資産額だけでなく、目標年齢も知りたい【Refrain 2013】(2012/11/11)

では50歳手前のWATANKOにとって、現時点にて早期リタイアしようとした場合、現在の金融資産額で十分でしょうか。正直言ってWATANKOはまだ心もとない面があります。

▼不動産賃貸業を続けるうえでリスク対策費の積み上げ

▼自分や家族に関する病気・怪我その他発生する多額の費用

考え出すときりがありませんが、こういった不測の事態への備えがある程度必要です。

それと長距離通勤含めてこれまでの三十数年間の労働に費やされた時間と労力に対する見返りとして、その後の生活にはゆとりが欲しいのも正直な気持ちです。(「スーパーカーを手に入れよう!」とブログタイトルに表しているが、この気持ちのひとつの現れです。)

ちなみにWATANKOが自分の置かれた環境と要望をもとにリタイア後の必要資金が十分に揃うケースを試算すると、55歳の時点で現在の金融資産の1.5倍が達成できた場合となります。これは今後5年間の貯蓄+インデックス投資で到達できる可能性があります。

■今後のサラリーマンとして稼得する金額に対する見切り

早期リタイアする場合、その時点での金融資産のみならず、今後のサラリーマンとして稼得する分に対する見切りも必要であります。

自分自身が60歳(希望すれば65歳)まで働いて得ることができる金額、つまり人的資本からのリターンは、手取り年収10~15年分+同期間の年金資産の会社負担分+60歳定年時の会社都合支給による退職金をあわせれば1億円以上になるでしょう。

さらにここで考慮すべき点としては、サラリーマンを続けることによって今後稼得するであろう資金からは、サラリーマンを続けることに伴う身体的・精神的な労苦分を差し引くべきであります。後者について限りなく少ない人、すなわち仕事が楽しくて全く苦にならない人にとってはこの分はミニマムでありましょう。

早期リタイアすれば上述の金額を捨てることになるわけですが、一体どの金額まで捨てられるのか。1億円はもったいないとしても残り50百万円~30百円になった時に捨てられるか。自分の総資産とのバランスを見ながらこれを判断することになります。

その結果、WATANKOの現時点の総資産に対して今後稼得する資金の割合はまだ大きく、早期リタイアに踏み切るレベルに達していません、

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おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか(2015/5/29)

おいしい50代をみすみすドブに捨ててまで早期リタイアしたい理由は何か(2015/5/31)

■直接的なトリガーとなる事象が起きない

上記2つはまわりくどい書き方をしたかもしれませんが、それぞれ一言でいえば「人生この先まだ何が起こるかわからないから備えはできるだけ会った方が良い」「今後稼ぐことができるお金は大きく、まだ捨てられない」であります。

といっても一方でもし早期リタイアの誘因となる直接的な事由、つまりそれなりのトリガーが何か発生すれば。一気に早期リタイアが実現するかもしれません。

例えば、勤務先が倒産した、または早期退職を募集した。WATANKO本人や妻が大病を患って治療に専念するなどです。上述の2つの観点があったとしても、いっそこのようなイベントが起きればあっさりと早期リタイアしてしまう自分もまた否めません。

ただその場合のライフプランは、現在思い描いているものから少なくない修正を強いられるでしょう。

■まとめ

以上、現時点での早期リタイアに関するWATANKOの考えを綴ってみました。格好よくまとめきれてはおりませんが、かなりホンネに近いところを書き出せたのではないかと考えます。

なお本テーマは先日、当ブログへのコメントとして問われました「早期リアイアしない理由」に対する返答でもありますこと申し添えておきます。

2017年4月29日 (土)

子どもは大人になるにつれて近づき、そして離れていく

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(親のまぶたに残るのはいつも幼い時の面影)

WATANKOには長男、次男の二人の子どもがいます。このうち長男はこの春で大学3年生です。理系の大学に通っており、授業以外にも実習などあって忙しかったり、さらにはバイトや仲間と遊びに出かけたりと、よくある大学生ライフを送っています。

そんな長男との間にも一時、十代の半ばから後半にかけて、WATANKO夫婦と距離が大分離れた時期がありました。それは思春期特有の反抗期であったり、受験勉強のストレスからくるものだったかもしれません。

しかしここ1~2年はそんな長男も大分変ってきました。以前の親から離れた態度がなくなり、家族と自然と会話を交わし、ある程度、行動をともにするようになってきました。ティーン時代にたっていたカドがだいぶ取れてきたようです。

長男の最近の様子を思い起こしてみると、当人は大学生、そして成人になって、大学をはじめ社会にある様々な外部に対して、自分自身が直接やりとりするようになりました。そこで社会には様々な実態、複雑なこと、大変な事情があることに気がついてきたようです。

そして親が仕事や家庭の面で色々な課題を抱えつつ、いかに日々を過ごしてきたのかということについて、少しばかり想像力を働かせ始めてきたようです。

「お父さんは、毎週末休日出勤していて大変だね。」

「会社以外にも土地のやりとり(不動産賃貸のこと)なんかやっていて大変だね。」

長男は、こんな風にWATANKOの社会人としての行動とその大変さに興味を持ちはじめました。

WATANKOもまたこれを機会に、長男にお酒の飲み方を教えるべく、色々なお店につれていったり、自動車運転の習熟がてら郊外にドライブに連れ出したりしています。普段家にいる時もリビングで社会の仕組みについて色々な話をしています。

そんなわけでなんだか最近は大分仲良し親子モードになってきました。妻もまた「最近、長男は毎週末あなたにべったりね。」と言います。

しかしそのような状態がこれから5年、10年も続くわけではありません。

長男は大学卒業後、就職し、社会人として独立していきます。そこには彼をとりまく新しい環境が待っています。いつまでも親と一緒ではありません。あらゆることに1人で立ち向かっていかねばなりません。彼は就いた仕事によっては、親と何年も会えなくなるかもしれません。

そんな長男の巣立ちを前にして、今はこの最後のモラトリアム、WATANKOは長男との貴重な時間を過ごしたいと思っています。

(あとがきにかえて)

やがて巣立っていく長男に対して、親がしてやれる最後の仕事は、長男が好きな仕事につき、自由な生き方ができるために、そして経済的に窮地に墜ちいった時のために、いくらかの経済的な担保をそろえてあげることです。

それは単なる当人の日常の家計生活の足しとする金銭支援ではありません。当人のキャリア形成やトラブル対応のために一時的にお金を必要になった時に用いる資金です。一度目減りすれば、その後、当人が自助努力で蓄え直してもよいですし、最悪無くなっても構いません。

そのためにWATANKOは、今日はこれから不動産投資の打ち合わせ、明日は休日出勤、そして長期に渡ってインデックス投資を続けています。


妻ミサト「な~に、大丈夫。長男が離れていっても、私がいるわよ!サービスしてね!」

WATANKO「そうだね。長男よりもお金がかかりそうな君がまだ残っているね...。(ボソッ)」

妻ミサト「!!!」

2017年3月30日 (木)

毎年、この季節になると早期リタイアしたくなる

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(いつか早期リアイア、出来るか)

WATANKOは振り返ってみると、どうも毎年、この季節になると早期リタイアしたい気持ちが高まってきます。なぜそんな風になるのか自己分析してみました。

1.仕事が多忙

現在とそのひとつ前の職場では毎年、年度末になるととても多忙になります。年を重ねてくると、朝4時起き、帰宅が午前様、休日出勤ありの日々がとても体にしんどくなってきました。

自分の金融資産の残高を眺めてみて、「もう十分貯まったから、早期リタイアしようか」という気持ちと、「不動産賃貸のリスクを考えると金融資産はもっと必要。」「子どもの教育費の総額が確定していないので不安。」「そもそも安定的な給与収入をあきらめきれない。」という気持ちがぶつかり合います。


2.会社を去る人を多く見かける

3月でもってポストを退任して会社を去る人を毎年見かけます。その中にはWATANKOがかつてお世話になった大先輩方もチラホラいます。しかも、その数は年々増えてきています。

特に今年は、ここ10年で特にお世話になった先輩が65歳を迎えて会社を去りました。アフター5によく一緒に飲んだ方でもあり、4月からいなくなると寂しく思います。

そんな一方で、WATANKOは会社を去る方々を羨ましく思えます。本当にお疲れ様でした。そして自分もいつかそうなる日が来るのならば、早く来てほしいと思う時があります。

3.不動産投資のトラブルはなぜか春に多い

これは全くの偶然に過ぎないのですが、なぜか不動産投資のトラブルは冬から春先に多く発生しています。大地震の被害、賃料の未払い、賃貸先の退去など等。

こうなってくるとサラリーマンやめて、もっと家業(不動産賃貸業)に本腰入れてみるかと思えてくることがしばしばあります。不動産賃貸業を専業とすれば、もっとトラブルのケアもできるし事業の拡大も狙えるという気持ちがムクムクと湧いてきます。

不動産賃貸の手間と苦労を十分に理解しているはずなのに、時折そんな風に考えてしまうのは、やはり長年、不動産賃貸業を手掛けてその習性が染みついているからなのかもしれません。

このような理由をつらつらとあげてみましたが、それであっても早期リアイアしたい気持ちを心の中にしまいこんでWATANKOは今日もまた、会社に出社してきました。

いざオフィスに入れば、権限と責任という名のジャケットを着て、テンション上げて、チームメンバーを鼓舞するビジネスマネージャー兼プレイヤーを夢中で演じています。

でもこのような日々もいつか終わりが来ます。それが自分の予想よりも早く訪れることが叶った時、WATANKOはどんな境地に達するのか。

今はそれを楽しみにとっておくとしましょう。

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どんなに遅くとも60歳でリタイアする(2016/3/30)

2016年12月 1日 (木)

(続)「子どもが遅くできたから、夫婦の老後が大変」には100%同情できず

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(子育てはお金だけじゃあないよ。)

前回記事では、「子どもを遅くに生んで育てると、夫婦の老後資産の形成が大変」という意見に対してWATANKOは以下の考えを述べました。

1.「子どもを産み育てる時期の違いによって家計の負担が変わることはない。」
2.「むしろ遅い方が収入UPの可能性と支出先送りという有利な面あり。」
3.「ただし子どもを持つ前にしっかりとそれ向きの資金を手当てしておくことが肝要。」

特に上記の3について、SNSを通じて意見を以下の主旨のご意見をお寄せいただきました。

「そんな先のことまであらかじめ見越していかねばならないなんて大変だ。」

「子どもをつくることを諦めていたところで、予定外に授かるケースもあり、必ずしも準備万端とはいかない。」

現実的な目線から言えば、それもごもっともな意見です。

「将来どんな人生を辿るのか、私(俺)自身だってわからねえ。」

・・・しかし、だから年を重ねて人生、先に何がまっているかわからないからこそ若いときから貯蓄が必要ではありませんか。

若いときには予想もしていなかった将来の結婚や子育てのほかにも、病気や怪我への対処、あるいは自分の追い求める夢の実現のためにお金が欠かせないケースが多いでしょう。

■教育費はタイミングよりも金額に注意

将来にわたっての雇用や収入の不安をふまえるとするならば、人生いろいろな局面でかかるお金はセーブしたいところです。教育費もまた同様です。

夫婦がいくら若いときであっても、教育費をかけ過ぎてしまえば、それはのちのち老後の資産形成にとって支障となるでしょう。また、年をとってから生まれた子どもだからといって、若い時の場合よりも教育費をかけてもよい、あるいはかけなければならないという絶対的な理由はありません。

子どもが生まれたタイミングをもって教育費のかけ方を増減させることは避けるべきであり、あくまで夫婦の就労期間中の年収の総和からまわすことができる教育費の水準を定めて、それをもとに具体的な使い道を考えるべきです。

■まとめ

子どもを産み、育てることはとても人生の充実につながります。子どもは決して負債などではなく資産であり、幸せです。なかには教育費に不安を持つ壮年夫婦もいるかもしれません。

しかし子育てにおけるお金のかけ方はいく通りもあります。学校なんて高校までは公立で十分じゃあないですか。教育費の大小が、そのまま子育ての良し悪しの大小につながるわけでもないでしょう。

子育ての方法やお金のかけ方に唯一の正解はありません。大事なことはいつも子どもと向き合って、お金以外のこともたくさんと与えることなのです。

2016年11月29日 (火)

「子どもが遅くできたから、夫婦の老後が大変」には100%同情できず

就業者の平均所得の低下、将来の雇用・年金などに対する不安、個人の結婚観や人生観の多様化など様々な要因から近年、初婚年齢が上昇(晩婚化)しています。

参照記事
内閣府 平成27年版 少子化社会対策白書

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晩婚化と同時に、上記グラフのとおり出産年齢の上昇、すなわち晩産化も徐々に進んでいます。

さて晩産化、つまり高齢になってから子どもをもつ夫婦において、老後の家計を心配するケースがあります。

参照記事
YOMIURI ONLINE
「40代で子宝」夫婦の誤算…「老後破産」の現実(5)

簡単に言えば、40歳を過ぎて子どもをもった場合、60歳定年間近あるいはそれ以降になってまで教育費の負担が続くため、夫婦にとっては老後資産を別途形成するのが大変ということです。

しかしWATANKOはこの意見には100%同情はできません。

■教育費が発生するタイミングが違うだけ

結論から言います。夫婦合計の世帯所得が一定であり、子どもをいつ産んで育てたとしても、かかる教育費が同じと想定します。そうなると子どもの育てる時期の違いは、教育費が実際に発生するタイミングの違いにすぎません。

子どもが遅くに生まれたからといって教育費がことさら余計に嵩むということはありません。

子どもを産んで育てる時期の違いは、夫婦男女の独身時代も含めた数十年間の家計の総和に大きな影響を与えません。子どもが早い・遅いという時期の違いは、キャッシュフローを年次別に見比べた際のバランスの違いでしかありません。

勿論ながら数十年間という長期間においてはマクロ経済動向に始まり、法制・税制の改正、インフレ率の推移、その他教育費にかかわる様々な変動要因が関わります。ただしこれらの変動とて、子どもを遅く生み育てた場合に一概にして不利に働くというわけではありません。

まわりくどい言い方をしました。もっと露骨に言えばこうです。

遅くに子どもを授かった夫婦においては、それまでの短くない期間においては教育費の負担が生じていませんでした。よって若い時から子どもを産み育てた世帯に比べればその分貯蓄ができているのではないですか。

しかしそれが若い独身または結婚子無し時代であったときに、若い子持ちの夫婦世帯よりもゆとりがあった可処分所得を、つい当人達の趣味やライフスタイルのために費消してしまっていたとしたら、後になって「子どもの教育費の負担のために老後資産が足りない、どうしよう。」となってもそれは自業自得な一面がありはしませんでしょうか。

■教育費を後払いするだけ実は堅持ではないか

教育費の確保という面からみれば、晩産化はむしろ望ましい選択肢といえます。

例えばビジネスの世界で収支を考えるときには、「収入はなるべく早く、一方で支出はできるだけ遅く」が基本であります。収入と支出のタイムラグは信用取引となり事業の運転資金となるばかりか、早く入金した分を支払に充てるまでの間、運用が可能となり営業外の収入を得ることもできます。

この手法を夫婦の家計に適用するとどうなるでしょう。

若いうちは独身時代または夫婦は結婚しても当面は子どもをつくらずにキャリア形成に全力投球して収入をあげていきます。(キャッシュインを早く、より大きく増やす。)

一方で子育て支出(キャッシュアウト)はなるべく後回しにして、支出が必要な時期が来るまでの間は、余裕資金分を運用に回して更に増やしておく。

こうして40歳をすぎてから積上がった資産を取り崩して教育費に充てていくというわけです。

若くて収入が少なく、またキュリアをどんどん積んでいく途上で子育てに時間をとられる場合と比べて堅実にみえます。

ただしこの場合、子どもを産み育て始める前に、夫婦そろって将来の教育費のための貯蓄をしっかりと済ませておく必要があります。首尾良くキャリア形成ができて高い年収を実現できる。節約生活を続けてしっかりと貯蓄する。この辺りが不十分であると子育てを後ろ倒しにした意義が薄れてしまいます。

(つづく)

2016年6月 6日 (月)

老前整理-ガレージに積み上がる品々

最近、妻は家の中で不要となったものをガレージの片隅にドンドン積み上げます。衣類、ファッション用品、布団、台所用品、書籍、子供用品、雑貨、小ぶりな家具などと通常のごみ収集に出すにはちょっと嵩があるものが捨てられています。

当然ながら見覚えのあるアイテムばかりであり、中には「ええっ、これはまだ使い続けることができる(かもしれない)のに。」「〇〇に転用できるのでとっておいでもよいのでは。」「この思い出の品を捨てるのか。」と思わせるものも少なくありません。

そうやってWATANKOは、ガレージの片隅に積み上げられた品々の中から何点か取り出して、貧乏性丸出しで惜しんだり、妻に再度保管を提案したりすることもしばしばです。

すると妻から、こんなキーワードが帰ってきました。

「老前整理」

参照記事
日経電子版 NIKKEI STYLE 働き方・社会貢献
働き盛りから始める 老後に苦労しない整理術


~「老前整理」とは~
 老いた時の気力、体力の低下に備え、元気なうちに不要なモノを捨てて、整理すること。生活空間を使いやすく(暮らしを軽く)すると同時に、心を軽くする。死後に備える「生前整理」や「遺品整理」とは異なり、自分が快適に生きていくための整理なので、働き盛りのビジネスパーソンにとっても実践する価値が高い。


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記事の内容に妻の言葉を加えて述べると以下のとおりです。

▼老齢になると、記憶力、判断力そして整理そのものへの意欲が衰えて物が捨てられなくなる。保有期間が長いと愛着が強くなることも捨てられなくなる一因。

▼家の中に物があふれて狭くなる。躓いてころびやすくなったり、往来が大変になる。バリアフリーに改装してもメリットが損なわれる。

▼物がたくさんあると、どこに何があるのか忘れる。必要な物、大切な物のありかがわからなくなる。所有しているのに重複してまた購入してしまう。

▼整理を怠ったままで高齢となった結果、子供たちに整理整頓の迷惑をかけさせてしまう。

だから若くて行動力があるうちに、前広にどんどん物を整理していくべきというわけです。

このブログにお越しの皆さんには30~40代が多いですが、皆さんのご両親の家ではこんな光景を見かけませんか?

▼賞味期限の切れた加工食品や調味料が台所の食品庫にたくさんある。

▼中元・歳暮の贈答品が戸棚に積み上がっている。

▼もう使われることもなさそうな衣類や布団がたくさんタンスに押し込められている。

▼古い通知、書類、帳票、ノート類が束になって棚に置かれている。

▼使えなくなった家電や什器があちこちに放置されている。

▼関心もなくなり、置きっぱなしになって埃が積もりまくっている記念品や飾り物。

個人の持ち物の整理整頓に口出しすることなぞ、存分におせっかい事ですが、もしも貴方がご両親の終末の面倒を見る立場にある方ならば、死期が近づく頃になって行う生前整理のみならず、この老前整理についてもお手伝いをすることもまた地味ながらひとつの親孝行かもしれません。

そして言うまでもなくご自身の身の回りの品々についても、老前整理の習慣化をどんどん進めるべきでしょう。1点買ったら1点捨てる。1キロ買ったら、1キロ捨てる。

そうするとやがて物を買う際には、将来捨てることをイメージしやすくなるかもしれません。そうすれば遡って物を買うことに自体についても、よく吟味して判断できるようになるでしょう。3年後には要らなくなって捨てる可能性がままある物について、それは本当に今必要な物なのか。

そうやって買い物点数をそもそも減らすことによって、当然ながら老前整理もまた容易になるでしょう。

(あとがきにかえて)

ガレージの中に積まれた品々は先週末、市内の清掃工場に搬入したばかりなのに、今週末にのぞいてみると、妻がまた捨てた分が溜まっていました。中には貰い物も含まれていますが、やはり大半は買ったものばかりです。毎週よくもまあ後から出てくるものだと驚きです。人は物を捨てること以前に、買ったことからして忘れてしまうのだとつくづく思い知らされました。

2016年5月 7日 (土)

Intermission-GWは早期リタイアを誘発する

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5月は日本の中で一番、快適で過ごしやすい季節です。その中にあってGWは余暇を過ごす休暇として最高です。

適度な外気温であり、湿度も高くなく爽快この上ないです。外に出て体を動かしたくなります。

ドライブ、登山、ハイキング、BBQ、史跡めぐり、その他外出・旅行にうってつけです。
軽く汗をかいた後、外で缶ビール一缶を飲むだけでもう幸せな気分になれます。

とくに田舎暮らしだと、都会に比べて周囲に自然が多いので、この5月の爽やかさを抜群に感じます。庭先の雑草むしりですら、気持ちよくできます。夜の田圃から聞こえる蛙の大合唱もどこか和みます。

庭先にテーブルと椅子を並べて草木が萌ゆる香りを楽しみつつ、冷えた缶ビール一缶を飲むだけでもう幸せな気分になれます。(くりかえし)

そこでふとWATANKOは考えます。毎日がこうであったらどんなに素晴らしいか。

余暇として郊外や海山に出かけ、そこで非日常を満喫すると、なおさら一層そう感じます。

ああ、早くこんな素敵な日々を毎日おくることができるようになりたいものです。

人生は有限なのに、たまたま入った会社の利益をあげるために、どれだけ自分の時間を費やさなければならないのでしょうか。

毎年、GWはこうして早期リアイアが誘発される時期ですが、今年は特にそれを感じました。

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(あとがきにかえて)

妻ミサト「GW期間中、8日間あった休日のうち5日間を出勤した中間管理職に送る鎮魂歌というわけね。」

WATANKO「!!!」

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