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2019年9月15日 (日)

マツダ3の販売不振と今後

Mazda3

(流麗なファストバック。マツダのHPより)

マツダは2012年以降、人気のSUVモデルを揃え、そこにトルクフルなディーゼルエンジン、流麗な魂動デザインを採用して3年後の2015年にはラインナップをほぼ一新しました。

 

下のクラスからデミオ、CX-3、アクセラ、CX-5、アテンザそしてロードスターが揃ったそのさまは全く別のメーカーに生まれ変わったようにすら見えました。

そればかりか北米では人気の大型SUVとしてCX-9、中国ではCX-5よりもやや大きくて見栄えのするCX-4をそれぞれ開発、投入。仕向け地ごとにしっかりとマーケティングされた商品展開を行ってきました。またそれらを日本に単純に逆輸入することなく、CX-9は日本のサイズに合わせて仕立てなおしたCX-8を国内に投入しています。

 

ここで一息つくかとおもいきや新世代のガソリンエンジン SKYACTIVE-Xとデザインを更に洗練させた次世代モデルを展開するとのこと。その第一弾がマツダ3です。マツダ3の先にはそのSUV版ともいうべきCX-30、そして直6エンジン搭載のFRに様変わりするといわれる次期アテンザが予定されています。

 

企業規模からみた新車開発のリソースの物量面において、マツダはトヨタやホンダに比べて量的には劣後するとみられます。しかしながらマツダの一連の新モデルの攻勢、そこに投入される新技術の何よりそのスピードにWATANKOは驚きました。

これについてはさすがにリリースの準備が整わないためか、マツダ3、そしてCX-30は大分ディーザーキャンペーン的なかたちがとられています。まずはエクステリアを公開、やがて発売開始、そして話題のエンジンを追加投入という段階を踏んだ形式です。

 

そこまでして全力で社運をかけた乾坤一擲の新車リリースを続けてきたマツダですが、ここにきて岐路に立たされているようです。

 

参照記事

ベストカーWeb

2019年最大の注目車に暗雲が!?】売れてない!?? マツダ3の苦しい事情

 

日本経済新聞2019/9/14

マツダ、高級路線の行方 「マツダ3」不振で不協和音

(閲覧には登録が必要です。)

 

マツダの次世代モデルの第一弾であるマツダ3の立ち上がり販売が芳しくないそうです。

主因は価格帯が先代モデルよりもおよそ1割程度アップしたためと報じられています。また記事によっては商品の良さが消費者に十分に伝わっていないことも原因と指摘されています。

今後、新型ガソリンエンジンのSKYACTIVE-Xが投入されれば、本格的な伸びが期待できるかもしれませんが、それでも販売が思ったより振るわない場合、マツダとしては非常に悩みどころに立たされることになります。

 

■マツダ=安グルマ

 

マツダは1990年年代前半の5チャンネル展開の失敗以来、販売が伸び悩みました。2000年前後の頃はチラシで「デミオ90万円」「ファミリア130万円」などと工場の生産稼働を維持するためだけのような安い値付けをよくみかけたものでした。また安く仕入れられるので教習車にも使われている光景もよく見かけました。デザインも技術も目を引くものは少なく、車好きにとって食指が動くのはせいぜいRX-8やロードスターといった限られたスポーツモデルだけでした。

 

2010年代に入ってマツダは社を挙げてのモデルラインナップの刷新に取り組み、現在に至ります。この躍進ぶりはすでに冒頭に述べたとおりです。マツダはこうして自社ブランドの向上とそれによる値引きに依存した販売からの脱却を追い求めてきました。

ブランドの向上のためには商品自体に他社にはない相当な魅力が備わっていないとおぼつきません。よってもってモデルに新しいデザインと技術を盛り込んで見事に魅力を向上させてきたわけです。

かなり贔屓目な言い方になりますが、エクステリアデザインひとつとってもマツダの各モデルに比べれば、他の国産モデルのデザインはたいていが新味ないプレス、アクセントにかけるキャラクターライン、うるさいディデール、やたらペキペキとしたガンダムルックばかりです。

 

しかし今回のマツダ3の販売状況をみると、いくら流麗なデザインをまとったモデルであっても、一般消費者にとってそれがマツダならば、期待する価格帯はおのずと低くなる傾向がまだ根強いと思われます。「マツダは他のメーカーよりも少しボディサイズが大きくて、装備の充実したモデルが割安に買える」一般消費者からこの「マツダ=安グルマ」の意識が払拭されるには、まだ時間がかかりそうなことが今回のマツダ3の強気な値付けがなかなか受け入れられないことからうかがえます。

 

おもえばCX-3も当初ディーゼルエンジンのみで販売スタートしましたが、あとから販売テコ入れのためにより価格帯が低いガソリンエンジンのグレードを追加したことを思い出しました。

 

■マツダ3の今後の販売

 

さてマツダ3の販売が芳しくない原因を他社との競合状況以外でWATANKOなりに探りますと、マツダ3の潜在顧客層はSKYACTIVE-Xの投入待ち、あるいはCX-30との比較待ちをしているのではないかと予想されます。前者であればまだしも後者が主因の場合、マツダは限られた自社顧客をマツダ3とCXー30で食い合うことになってしまいます。

なにせCX-30は人気のSUV。さらにメディアによる前評判もすこぶる良いです。マツダはCX-30の発売開始をマツダ3よりも遅らせているのはひょっとしたら準備が間に合わないのではなく、マツダ3との競合を避けるためなのかもしれません。

マツダの本音としてはマツダ3の新車効果が一段落ち着いてから、CX-30を発売開始したいのでしょう。しかし発売開始をあまり引き延ばすと他社が先手をうって対抗手段をとってくるかもしれませんので、はやいところ発売開始してミドルサイズのSUVを欲しがる潜在顧客を取り込みたいところでもあります。

 

原因がいずれにあるにしてもマツダ3の販売がSKYACTIVE-X投入後も芳しくない状態がつづくとなれば拡販の打ち手を講じるほかありません。ただ車両価格の値下げは論外であるだけでなく、ディーラーへの報奨金(を原資とした値引き幅)の安易な拡大もマツダのこれまでのブランド向上に向けた経営努力を台無しにするので避けたいところです。

 

結局、マツダ3の拡販策としては1.5リッターエンジンのガソリンエンジンを搭載した安価なグレートに装備品を充実させた追加グレードを投入するくらいにしかWATANKOには思い浮かびません。

 

■今後発売のモデルの値付けにも影響あり

 

今回のマツダ3の販売不振についてはまだ断定はできませんが、もし確定的となれば今後発売されるモデルの値付けにも影響を及ぼすことでしょう。

 

まずは眼前に迫ったCX-30について各グレードの価格を見直しすべきなのか。あるいは急遽安価で買いやすいグレートを追加設定すべきなのか。

 

さらには来年以降に投入する新型モデルに対しても同様の悩みに晒されることになります。新しいSUVモデルや次期アテンザについて、はたしてどこまで強気の値付けが通用するのか。

 

自動車における新しい商品の企画は「プロダクトアウト」と「マーケットイン」の間を行ったり来たりの繰り返しの歴史です。

良いものをつくりさえすれば売れるはずだというプロダクトアウトの発想が行き過ぎると市場ニーズに合わないモデルが作られ続けます。モノは良くてもいらない機能がついていたり、消費者が許容できる値付けから逸脱したり、メーカーのひとりよがりなこだわりが過ぎると販売は空振りに終わります。

一方で市場が望むものを作るというマーケットインの発想が過ぎると、他社の売れ筋商品の模様や、安いけどそれなりの造りで理想からは程遠い軽薄なモデルがでてきて、消費者には早く飽きられてしまいます。

マツダはかつての安グルマという市場ニーズに応える姿勢から、プレミアム路線への舵をきりました。それは自社のモデル造りが自然とプロダクトアウトに振れることを意味しますが、それを市場が認めてくれるにはまだ時間がかかりそうです。

 

しかしながら国産メーカーの大半が過度ともいえるマーケットインな車づくりを行っているのをみるにつけ、ひとりの車好きとしては1社くらいプロダクトアウトで売れる車づくりをあきらめないメーカーがあってもよいと考えますし、応援したいです。

 

頑張れ!マツダ!

2019年9月 7日 (土)

マイカー、かく買い替えり―⑤これまでのまとめと今後

Bmw1

(発売開始されたばかりのBMW1シリーズ BMW HPより)

 

我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

よってその選定条件として次の3つを挙げました。

 

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

さてこれまでディーラー訪問したメルセデス・ベンツAクラス、アウディQ2、ボルボXC40に加えてその他気になるBMW1シリーズ、マツダCX-3、そして参考として現在のマイカーをまとめ比較すると次のとおりです。

Photo_20190907171801

濃いオレンジが比較したモデルの中で最良もしくは関心大の箇所、薄いオレンジが時点です。水色は問題ありの箇所です。

なお車両価格についてはオプションのつけ方次第によって総額が含みますので、ここでは優劣をつけませんでした。

上記の比較表を眺めなら、選定条件に照らして各モデルの良いところと問題ありなところをまとめてみます。(一部、WATANKOの嗜好も入っています。)

 

●メルセデス・ベンツAクラスA200

 

<良いところ>

トルクフルなディーゼル・エンジンを選べる。くわえてFFは大半がエンジン横置きなのでタイヤハウスにスペースがとれず最小回転半径が大きくなりがちなのですが、Aクラスは驚異の5.0mである点です。

<気になるところ>

特にありません。強いて言えばハッチバックとしては全長が長いことくらいでしょうか。これはホイールベースが最長なので致し方ないところ。それも最小回転半径がダントツに短いのでほとんど支障はないと想像します。

<総評>

万遍なく良い内容です。モデルも比較的新しく、一般の人にはベンツのブランドも魅力的に映るでしょう。WATANKOはその点はやや躊躇しますけれども今まで所有したことのないメーカーのモデルを手に入れる楽しみはあります。

なお後述するBMW1シリーズとガチンコ競合するモデルです。

 

●アウディQ2

 

<良いところ>

全長が最小である点が大きいです。くわえて古典的なハッチバックではなく、SUVテイストが入ったクロスオーバーであるところも新味があります。また実車をみるとサイズの割には堂々とした佇まいに見えますし、内装のクオリティの高さも実感します。

<気になるところ>

モデル自体に特に悪いところはありません。Webでみかける個人の感想では値段が割高だとかデザインが地味だとは言われていますが、WATANKOとしては特に気にはなりません。強いて言えば比較した中で最新のAクラスや1シリーズにくらべるとやや古くてインフォメント装備では優位性に欠けることくらいか。

<総評>

Q2もAクラス同様に万遍なくよい内容です。特に全長の短さはVery Goodです。メーカー、ボディ形式ともにWATANKOにとって新しいので、その点でも関心が高まります。しかし最大の問題は地元市内にディーラーがないことです。妻の抵抗は少なくありません。

 

●ボルボXC40

 

<良いところ>

なんといってもSUVらしいデザイン。ドイツメーカーとは異なる内外装のモダンなデザインはイイネ!更に馬力・トルクともになかなかにパワフルです。

<気になるところ>

全幅が1,875mmとかなり幅広であること。狭い自宅入口へのアプローチもさることながら出先での駐車場でも駐車と乗り降りにかなり気を使いそうです。嗚呼、唯一ここだけが明確な問題点です

<総評>

Q2同様にメーカー、ボディ形式ともにWATANKOには初体験なのですが特に今回の候補の中では新しいカーライフを一番予感させてくれるモデルであり、その意味ではWATANKOにとって買い替える価値がとてもあります。しかし全幅が大きすぎるところがかえすがえす残念至極。

 

●BMW1シリーズ118d(?)

 

1シリーズ自体は発売開始されたものの、現時点ではディーゼルのグレードがまだラインナップされていないので、比較表では一部が未詳となっています。

 

<良いところ>

今回比較した中でガチンコ競合するAクラスと同様にトルクフルなディーゼル・エンジンを選べること。それと全長が最短の4,355mmと短く、この点は最長であるAクラスとは対照的です。発売されたばかりのモデルなのでインフォメント装備も最先端であるところが魅力です。

<気になるところ>

現所有するマイカーと同じメーカーと同じであるところが新味に欠けます。発売開始時期が14年もひらいているならばもはや全く世代のモデルなので気にならないという見方もできますが。

<総評>

Aクラスと同じハッチバックですが、外装デザインはAクラスよりもわずかながらWATANKOの好みです。現マイカーと同じBMWなので、手堅い選択といえますが、一方で飽きが早いかもしれません。でも自分のパーソナルユースではなく、家族で共有するのだからそれほど気にしなくてもいいか。なおガソリンモデルなら発売されているので近々、ディーラーに行ってみる予定です。

 

●マツダCX-30

 

CX-30もまた現時点では発売開始されてはいません。2019年末といわれていますがここでは公開された情報をもとに国産車で唯一有力な候補となっています。

 

<良いところ>

しっかりとしたSUVデザインは新味に溢れます。それに全長は4,395mmとQ2、118dに続いて4.4mを切るサイズ。Aクラス、118dよりやや出力が劣りますがそれでもトルクフルなディーゼル・エンジンもしくは話題の新型ガソリンエンジンであるSKYACTIVE-Xが選べます。内外装デザインも合格点。車両価格はまだ未詳ですがおそらく最小ですむでしょう。

<気になるところ>

WATANKOは実はこれまで3台のマツダ車のナーナーになっています。そこへきてまたマツダ車という点が新味に欠けます。それにインフォメント装備がAクラスや118dに比べてどのくらいの水準にあるのかよくわかりません。

<総評>

今、国産車の中で選ぶならばダントツですが、輸入車とくらべてどうか。まだ実車に見たり、触れたりできていないのでなかなか評するのが難しいです。

 

■まとめ・・・になっているか

 

118dやCX-30の実車に接していない中で現時点での比較をまとめると以下のとおりです。モデルのハードウェアに加えて情緒的な要素もふくめて加点/減点方式にしてみました。

 

●メルセデス・ベンツAクラス(加点3点+減点1点=合計2点。以下同じ。)

+新しいメーカー

+ディーゼル・エンジンあり

+最新のインフォメント装備

▲ベンツというブランドにやや抵抗感

 

●アウディQ2(合計2点)

+新しいメーカー

+一番小さいサイズ

+トータルデザインがGOOD

▲地元市内に専売ディーラーがない

 

●ボルボXC40(合計2点)

+新しいメーカー

+SUVデザイン

+トータルデザインがOOD

▲全幅が幅広い

 

●BMW118d(合計2点)

+ディーゼルエンジンあり

+サイズはちょうど良い

+最新のインフォメント装備

▲新味に欠けるメーカー、ボディ形式

 

●マツダCX-30(合計2点)

+SUVデザイン

+SUVとしてはちょうど良いサイズ

+ディーゼル・エンジン又は新型ガソリンエンジンあり

▲新味に欠けるメーカー

 

あらら、どれも点数は同じです。迷いは晴れず。

 

これまでの5モデルを眺めつつ、今後の選定の流れを考えてみると、まずSUVにこだわるのであれば、CX-30は発売前であるため現時点ではXC40が浮上しますが、全幅の広さはいかんともしがたく、CX-30の発売を待ってみたいところです。

次にSUVに拘泥しなければドイツ御三家の比較がメインになってきます。そこではWATANKOにとってメーカーが新しく、クロスオーバーは新鮮、デザインもGOODなアウディが光ってきますが、ディーラーがない点が大きなビハインド。

そうなると残るAクラスと1シリーズの真っ向勝負。それぞれディーゼルあり、最新のインフォメント装備あり。サイズは1シリーズの方が短いですが、最小回転半径はAクラスが優れています。

 

ここまで検討したところで今後は1シリーズとCX-30の実車チェックをしたうえで、最終的な結論を出していく予定です。

 

(あとがきにかえて)

妻「えええ、買い替え候補をまだ決めないの?」

WATANKO「今のセダンは来年5月に車検切れなのでそれまでに決めればよいです。まだ全部の候補車をチェックできていないし。」

妻「今までなら猪突猛進でモデルを決めていたのに比べて今回は随分、慎重ね。」

WATANKO「まだまだかなり迷いそうです。」

 

2019年9月 5日 (木)

マイカー、かく買い替えり―④芋づる式な候補車のリストアップ(続々)

Xc40

(XC40のツートンが欲しい! ボルボHPより)

我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

よってその選定条件として次の3つを挙げました。

 

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

さて前回、アウディのディーラーを訪ねました。お目当てのQ2は気に入りましたが、WATANKOが住む市内にはディーラーがなく、不便です。WATANKOと同じくデザインは気に入っていた妻もディーラーの件でアウディは渋り気味。

 

そこで気を取り直して、次はボルボを訪ねてみました。

 

●ボルボ

 

ボルボはWATANKOが住む市内にディーラーがあります。ボルボといえば近年、WATANKOにとってはとてもスタイリッシュなV40が印象的であり、街中を走っているのを見かけるたびに見とれてしまいます。6年前、現行モデルがデビューしたころでしたら飛びついたかもしれません。しかし今やモデル末期。残念。選ぶ目はありません。

 

今回の狙い目のモデルは昨年デビューしたばかりのXC40。いかにもSUVですがこれまた相当に素敵なデザインです。全長は4,425mmと合格点。メルセデス・ベンツAクラスよりも全長は短いのに、堂々として押しが強いデザインです。

くわえて屋根とボディが別色となる2トーンカラーのバリエーションがとても豊富、どれも素敵であり、選び甲斐があります。

 

試乗も行いました。SUV保有の経験がないWATANKOには、SUV特有の上から見下ろす目線がとても新鮮です。内装のデザインも国産車、ドイツ車にはないモダンなディテールに溢れています。でも操作系をタッチパネルに集中させているところの使い勝手はやや気になるところだけど馴れるでしょう。

ディーラーによるとこのXC40、世界的に人気であり品薄状態。日本にも受注生産でないと入ってこないモデルだそうです。いまから発注しても納車は半年後と告げられました・・・。

 

半年待つのは一向に構いませんが、加えてひとつ重大なマイナスポイントが・・・。このXC40、全幅が1,875mmもあるのです。嗚呼、どうりで幅広でカッコイイわけです。

WATANKOの自宅敷地への入り口は古くて狭い道路(車1台分の車幅程度しかない)からクランク(直角コーナー)でこれまた狭い私道を抜けて敷地に入ります。前から自宅敷地に入る時は車幅と内輪差に気を使いながら、ゆっくりと入るほどなのです。

このXC40、360度全周囲モニターがついており広い車幅対策は取られているのですが、それであってもWATANKO家の出入りに相当な気を使いそうです。WATANKOはともかく妻や長男にはゴリゴリと傷をつけられそうであります。

 

全幅のサイズを告げると妻も絶句。「今のセダン(全幅1,815m)でもなんとかギリギリなのに、さらに60mmも幅広なモデルはちょっと無理ね・・・。」

なおこれまで見てきたメルセデス・ベンツAクラス、アウディQ2、それにマツダCX-30はいずれも全幅1,800mm以下で問題ありませんでした。

 

アウディQ2同様に、このXC40にもまた大変な後ろ髪を引かれる想いのまま、WATANKOは妻とディーラーを後にしました。

 

●BMW

 

妻ミサト「そういえば、BMWはチェックしなくていいのかしら?今のE90からの乗り換えならサービスしてくれるのじゃないかしら。」

WATANKO「そういえば1シリーズが新しくなったけど、先代のFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に変わってしまったからあまり興味がありませんです・・・。昨年デビューしたX2も同じくFFです・・・。」

妻ミサト「でもこれまで見てきたAクラス、Q2、XC40はどれもFFなのでしょう?どうしてBMWだけFFはダメなのかしら。」

WATANKO「・・・言われてみればその通りだね。よっしゃ!先入観を捨てて、ここは最新の1シリーズを検討してみるか。」

 

というわけでWeb情報を入手すると全長4,355mmと短くて良し。最新モデルなので各種安全走行支援機能は申し分なし。デジタルメーターもあり。Aクラス同様のインテリジェント・ドライブ・アシスタント機能も備わっています。スタイルに関していえばフロント、リア回りのデザインはともに先代よりもWATAKOの好みに仕上がっています。

実車を見てチェックする必要がありますが、なかなかに良さげです。ハードウェア的にはAクラスと互角かと推測しますが、全長がAクラスよりも85mmも短いのは優位です。

 

BMW1シリーズも候補に入れることにします。市内のディーラーに近日、展示車・試乗車が揃ったら出向く予定です。

 

なお1シリーズのセダン版である2シリーズも追って登場すると予想されますが、Aクラス同様、全長が150mm程度は伸びると予想されます。かつそもそもBMWのセダンでは今のマイカーと同じであり新味が無さすぎます。トップグレードとして予想される2リッター、306馬力、4WD仕様は単独所有するマイカーとしてならば、とてもそそられるスペックではありますが・・・。

 

なお、その他の輸入車メーカーについては次のとおりでした。

 

●BMWミニ

現行ミニのどこもかしこもひたすら円を基調にした内装デザインはWATANKO、妻ともに受け入れがたく対象外となりました。

 

●フォルクス・ワーゲン

実はここでは今般フルモデルチェンジを迎えるゴルフⅧにWATANKOはとても注目しています。しかし妻はゴルフのエッジが立っていないツルッとしたデザインは好みではなく難色しています。一応ゴルフⅧが発売されたらチェックはするつもりですが、選択としては望み薄です。

 

●プジョー

SUVモデルの3008がありますが全長4,450mmとOKなるも、全幅が1,860mmもあり、ボルボXC40と同様の理由で対象外となりました。20年前ならば306を即、選んだのですが・・・。昔の彼女はもういません。

 

●ルノー

ハッチバックのメガーヌがサイズOKかつモデルは新しいなるも、どうも現行モデルのデザイン、ハードウェアともに惹かれるところはありません。それに市内に専売ディーラーがありません。

 

●シトロエン

C5エアロクロスは全長4,500mmですが全幅が1,850mmもあり、やはりボルボXC40と同様の理由で対象外となりました。またここも市内に専売ディーラーがありません。

 

●アルファロメオ

特に候補となるモデルはなかったのですが、何より妻から「あのフロントの真ん中についているエンブレムがどれもセミのお腹みたいでとてもカッコ悪いわ。あれは勘弁して頂戴。」との強硬な意見が出されて除外となっております。

 

●イギリス車全般、アメリカ車全般

そもそもCセグメントのモデルが皆無でした。

 

以上、国産車、輸入車をざっとひととりチェックして3つの条件に合致するモデルを探しつつ、有力な候補はディーラーに出向いてきました。

 

次回はいよいよ現時点でのまとめに入りたいと思います。

 

(つづく)

2019年9月 3日 (火)

マイカー、かく買い替えり―③芋づる式な候補車のリストアップ(続)

Q2

(アウディQ2、イイ感じ。アウディHPより)

我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

よってその選定条件として次の3つを挙げました。

 

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

さて前回、メルセデス・ベンツのディーラーに突撃訪問しましたが、そこでみかけたアウディが気になり、今度はアウディのディーラーへGOしました。

 

妻ミサト「でもアウディは市内にはディーラーが無いわよ。」

WATANKO「わかっています。でも時にはそんなハンデを乗り越えてでも欲しくなるモデルに出会うことがありますよ。一応、隣街のディーラーに行ってみましょう。」

 

●アウディ

 

アウディといえばクアトロシステム(4輪駆動)と空力ボディ。長らく自動車雑誌でしかアウディに触れたことがない個人がアウディに抱くアイコンはそんなところでしょうか。

WATANKOの口の悪い友人いわく「要するにフォルクスワーゲン(VW)をハイソにしたブランドだろう。特にFF(前輪駆動)モデルだったらVWと同じ駆動方式であるし、そちらを選んだ方がお得だよ。それに俺はターマック(舗装路)走行派なので、是が非でもクアトロが必要なわけでもなく、その意味からでもあまり食指が動かない。」

90年代半ばに初代A4が出てきたあたりから、WATANKOはそのスタイリッシュなデザインに多少の魅力を感じてきましたが、大勢としてはWATANKOの意見もまた彼のそれに似ていました。

アウディにはメルセデス・ベンツやBMWと競合するほどの強烈なキャラクターが乏しく、実際に競合するのは、プレミアム感が薄いプジョーやランチアあたりではないかとすら感じていたほどです。

 

ところがここ数年になってからはアウディのスタイリッシュなデザインと機能の先進性がぐっと魅力的に見えてきました。いまでは街中を走っている最新のA4やA5 Sportback、A7Sportbackなどは思わず見とれてしまうくらいです。またいち早くデジタルメーターも取り入れて先進性もアピールしています。

 

そんなアウディの現行モデルの中で、今回の条件にドンピシャなのはQ2です。2年前に発売されたCセグメントのクロスオーバー調のハッチバックです。横から眺めるとやや寸胴な印象ですが、全長は4,200mmとAクラスのハッチバックよりも240mmも短いです。それでもボディはなかなかのボリューム感。四角い形状から積載性も十分でしょう。

実はWATANKOはAクラスよりもこのQ2の方が総合的に気に入っています。

 

さてどうしたものか。アウディはWATANKOが住む市内にディーラーが無いことがかなりのネックになっています。妻の意見もWATANKOと同じであります。非常に悩ましいです。

 

WATANKO「アウディはQ2に限らずこの真面目で四角い造りでありながら、一方でスタイリッシュな面もあるなんともいいデザインだよね。他にもCセグメントのモデルとしてはA3のハッチバックあるいはセダンもあってサイズ的に条件に合致しているけど、やっぱり今、アウディのコンパクトモデルを買うならばQ2の新しさが目立つなあ。」

妻ミサト「うーん、でもディーラーが市内にないから・・・。そういえば真面目で四角いデザインといえば、ボルボなんかどうかしら。市内にディーラーがあるのかしら。」

WATANKO「・・・二人でよく行くラーメン店のとなりにありますよ。やれやれ今まで気が付かなかったか。それでは次回はボルボに行きましょう。アウディならQ2という推しモデルがありましたが、ボルボでも同じように今買うなら一押しのモデルがありますよ。」

妻ミサト「それなら隣のお店でラーメンを食べてからいきましょう。お腹が空いたわ。」

WATANKO「Exactly!」

(つづく)

2019年8月31日 (土)

マイカー、かく買い替えり―②芋づる式な候補車のリストアップ

A_20190831092201

(Aクラスセダン メルセデス・ベンツHPより)

我が家の次期マイカーは運転歴や技量が異なるWATANKO、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

よってその選定条件として次の3つを挙げました。

 

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

上記に(ほぼ)合致するモデルをメーカー別にリストアップしてみます。

なお選定理由には上述の3条件以外にも、WATANKO の好みも一部反映しています。

 

■国産車ではマツダCX-30を一押し

 

・・・とここまで書いてリストアップのために先ずは国産メーカーのCセグメントを覗いてみると、まずシェアトップのトヨタではカローラ・スポーツ、CH-Rがありますが、残念ながらこれらモデルにはWATANKOとしては特に惹かれる点はありません。

さらに残念なことにホンダ、日産、スズキ、スバルには該当モデル無し、三菱はモデル以前にメーカーとしてNoであります。

 

残るは近年話題豊富で勢いを感じるマツダです。ここはなんといってもマツダ3。ハッチバックの流麗なデザインとシンプルだけれど洗練された内装、バーガンディの革シートもかなりそそります。エンジンバリエーションもディーゼル、新型ガソリンともに魅力的です。

 

関連記事

マツダ3 見てきました試乗してきました(2019/5/26

 

更にここで注目すべきはマツダ3と同じアーキテクチャー、パワートレインを備えた、いわばマツダ3のSUV版ともいうべきCX-30です。SUVの所有経験がないWATANKOにはとても興味深く思えてきます。サイズも全長4,395mmと我が家のセダンよりも130mm短く、それでいて十分SUVに見え、かつ相当スタイリッシュなデザインです!

国産車に限っていえばマツダ3もいいけど、WATANKOにとって新味あるSUVであるCX-30でキマリです。

参照サイト

マツダ CX-30

 

■芋づる式な候補選び

 

さてここまできたところで妻に希望のメーカーがあるか聞いてみたところ、以下のご意見。

 

「私、普段は軽自動車を運転する機会が多いのだけれど、相手が軽自動車でそれが女性ドライバーとわかると、車線変更やすれ違いに協力的でなかったりするドライバーが多いのよね。しみじみと感じて嫌だわ。だから買い替えるモデルは割と威張りがきくベンツかあるいは今までどおりBMWがいいわ。」

 

・・・なんと率直なご意見だろうか。WATANKOもセダン(BMW)と軽自動車、それにNDロードスターをとっかえひっかえ運転していますが、確かに軽自動車を運転しているときには他2台の時とくらべてなんとなく煽られ気味、割り込まれ気味、非協力的な運転でもって接してくるドライバーが多いです。

WATANKOが住む街には軽自動車を運転するドライバーを自分より下に見るセコくて可哀そうなドライバーが多いでしょうか。それとも全国区な話でしょうか。やれやれ。

 

でも最後に妻は「全長が今のセダンと同等以下でディーラーが市内にあれば、あとはWATANKOが選んだモデルで構わないわよ。」とも言ってくれました。しかし今度はそういわれると逆に妻の希望を意識したメーカー選びをしてあげたくなってしまうのが夫の愛・・・なのか。

では次に輸入車メーカー別のモデル選定に移ります。

 

●メルセデス・ベンツ

 

ちょうどメルセデス・ベンツの最小モデルのAクラスに関して昨年発売開始のハッチバックに加えてセダンが今般デビューしました。セダンで全長が短い数少ないモデルとして期待ができます。事前に海外のWebサイトで見かけた時からリアのトランク周りのデザインはハッチバックよりもはるかにWATANKO好みでした。

 

でも全長が4,549mmもあって、今の我が家のセダンよりもむしろわずかながら長いです。3BOXのセダンとはいえ、Cセグメントなのだからもっと短いかと思いましたがちょっと残念です。この主因はホイールベースが2,729mmもあるからでしょう。(我が家のセダンは2,670mm)それならばやはりハッチバックはどうかというと全長は4,420mmまで縮まります。

ここで全長は条件に合致しませんが一応セダン、それとハッチバックを候補にあげます。

 

【ちょっと余談】

 

日本における輸入車の販売台数は以前ではVWがトップでした。これにメルセデス・ベンツとBMWが続いており、3社がいつも競っていました。ところが近年はメルセデス・ベンツが他2社を突き放しています。

参照記事

日本自動車輸入組合 2018年度輸入車新規登録台数(速報)

メルセデス・ベンツといえば昔からの主力モデルであるEクラス、Cクラスは落ち着いた佇まいであり、高めの販売価格と相まっていわば年齢層の高い顧客にミートしたモデルであります。

しかしこのままでは顧客層の平均年齢が上がる一方のGMキャデラックのようになってしまい、将来の顧客減を引き起こしかねません。

ということでメーカーは15年くらい前から若い顧客を獲得すべくB、CセグメントにFF車を投入してきました。

 

「威厳あるベンツがコンパクトクラスに進出してくるなんて!それも前輪駆動で!」

 

コンパクトクラスのモデルを出す以上、たいていそれはボディサイズの制約から前輪駆動であることがスタンダードですが、メルセデス・ベンツのような高級車メーカーのモデルは後輪駆動が当たり前だったところへきて、前輪駆動モデルを出してくるとは・・・。

さらにはAクラスのシャシーをつかって4ドアクーペのCLA、SUVタイプのGLAまで作ってバリエーション展開する徹底ぶり。CLAはすぐ近いサイズにCクラスがあり共食いになりはしないかと思ったほどです。

 

はたしてこれら試みはどうなったかというと上述の販売台数が物語っているように、それなりに成功を収めたようです。

顧客は駆動方式の違いなどどうでもよく、比較的安価でフロントマスクにデーンとスリーポインテッドスター(ベンツの紋章)がついたモデルであれば飛びついたわけであります。

 

後日記事にしますが、候補にあがった各モデルを実際に見てまわるために、何度か週末に市内の各社ディーラーを訪ねましたところ、その際に輸入車メーカーで来客が1番多かったのはメルセデス・ベンツでありました。

みんなベンツが好きなのですね。

 

でも彼らの中にはベンツのハードウェアにはそれほど執着せずに、ひょっとしてロレックスやオメガ、シャネルやエルメス、ジョルジョ・アルマーニのようにブランド好きの一種としてベンツを選んでいる人がどれだけいるでしょうか。

高級車は所詮は嗜好品、贅沢品なので、そのような選び方をしてもいいのかもしれません。ならば三菱の車体をベンツの皮でつつんで売り出せはもっと儲かるのにとちょっと皮肉めいた考えをおこしてしまうWATANKOでありました。

 

(あとがきにかえて)

妻ミサト「今回、あなたがAクラスを選んだとしたら、傍目には同じに見えるわよ。」

WATANKO「そうだよね。しょせん心の中でいくら自動車に詳しくて、ハードウェアでモデルを選びましたなんてエンスーぶっても傍目からみればわからないのよね。」

妻ミサト「それよか、ベンツのディーラーでみかけたアウディの方がスラリとしたデザインで私好みだわ。」

WATANKO「ああ、おそらく他の来店客の車か、下取りで入ってきた車だろうね。よっしゃ、気分転換して今度はアウディのディーラーにいきましょう。」

 

(つづく)

2019年8月28日 (水)

マイカー、かく買い替えり-①候補車の条件

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(何を選ぶかといっても、こういうのは選外です。)

前回記事にしたとおり、我が家のメインのファミリーカーが12年を経過していよいよ買い替えを検討するステージに来ました。

次の車は現在同様に自分、妻、長男やがては代わって次男によって共同利用されるものです。

運転歴や技量が異なる複数のユーザーが利用するとなると、マイカー選びの今回条件は次の3つが挙げられます。

 

1.全長が4,500mm以下

 

私だけの利用ならば思い切って大きめのセダンかSUV(例えばポルシェ・パナメーラやマカン)という選択肢も有力でした。特にSUVは今まで所有したことがなく、限られたマイカー保有台数の中で一度は経験してみたいボディ形式です。

妻ミサトからは「大型SUVなんて、あなたが普段から唱えている『軽くて低重心のモデルが理想の車』とは程遠いじゃない。」と言われたりもしますが、辛党だって人生のひと時には甘いケーキ三昧に浸りたい時があるんさと反論しています。

以上のやりとりがあるものの大型セダンあるいはSUVは今回は諦め、運転歴や技量がまちまちである家族が誰でも気軽に乗り回せる取り回しの良いサイズのモデルを選ぶことにします。

 

具体的には現在のファミリーカーである12年落ちのセダンよりもひとまわり小さいモデルが条件です。セダンの全長は4,525mm、全幅1,810mmなのでこれを下回るモデルから選ぶことになります。全幅は1020mm程度の拡大ならギリギリ許容範囲ですが、全幅はこのサイズの超過は不可です。

 

我が家は北海道の大草原の中にある一軒家ではなく、古い町並みの中で猫の額のような敷地内に建てられており、接道からの入り口幅が狭く敷地が旗竿形状なのです。加えて敷地内にある2台分の車庫に至る動線もまた狭いのです。だから現在のセダンよりも大きな車では出入りが難儀するのでした。(私だけならどうということはないのですが、以上の理由で特に妻が今よりも大きな車を嫌がっています。)

かといってあまり小さすぎるのも困ります。なぜならある程度の積載性があること、高速道路の利用が少なくないので高速安定性と安全性がある程度は備わっていることが必要だからです。

そこで狙うサイズなのですが、今のセダンがDセグメントなので、これ以下となりますがさりとてBセグメント以下ですと積載性、高速安定性・安全性でちょっと不満が出そうです。

 

よってDとBの間のCセグメントかDセグメントでも小さめのモデルというところが候補に挙がります。

 

妻ミサト「セグメントって言われてもわかりません!」

WATANKO 「欧州で用いられている車のサイズのことです。AからLまでありますが、ここではB、C、Dの各セグメントでは代表的な車種を紹介しますのでサイズをイメージしてください。」

 

Bセグメント〉トヨタ・アクア、ホンダ・フィットなどハッチバックが大半。

Cセグメント〉トヨタ・カローラ、マツダ3、VWゴルフなど。ハッチバックが多いがセダンもあり。

Dセグメント〉ホンダ・アコード、スバル・レガシィ、BMW3シリーズなどセダンおよびその派生モデルが主流。

 

C、Dセグメントのモデルはフルモデルチェンジを繰り返すたびに徐々に大きくなってきており、ここ20年間でもはや平均的には全長が20cmくらい伸びています。結果として一つ上のセグメントにかなり迫っています。

Cセグメントは全長が4,250mmから4,450mm

Dセグメントは全長が4,500mmから4,700mm

WATANKO が各メーカーの歴代モデルのサイズの推移を記憶している限りではこれくらいでしょうか。

 

メーカーとしては自社モデルがフルモデルチェンジをする度にバリューUPをアピールしたくて大半の場合、ボディを拡大させてしまいます。

小さなサイズのモデルは小さいがゆえに価値があり、ユーザーは大きなモデルが欲しくなればもっと上のセグメントから選べば良いのですが、メーカーはわざわざ小さなボディを膨らましてしまいます。

そして気が付けば小さなサイズのモデルがラインナップから無くなったところで、新しく小さなモデルを開発・販売することになります。

 

ちなみに日本の駐車場事情から直感的に言えば、全長が4,500mmを超えたあたりから車の全長が長いことをかなり意識するようになります。

現在の我が家のセダンは4,525mmなのでギリギリといったところです。全長がこれ以上長いと日本の駐車場のサイズや道路幅からして駐車時や内輪差が生じるクランク(直角コーナー)にてかなり気を使います。

 

もうひとつ全長を考えるうえで考慮すべきはボディ形式です。CないしDセグメントで選ぶボディ形式となるとセダン、セダンのトランクを切り落としたハッチバック、ハッチバックを背高に仕上げたクロスオーバー、そしてSUVが想定されます。(サイズ的にはワゴンやミニバンは除外です。)

このうちトランク分が張り出して全長が長くなりがちなセダン、小さめのサイズに乏しいSUVは候補がかなり絞り込まれてくるでしょう。

 

さて全長の件で長々と書きましたが、それ以外の2つの条件は次の通りです。

 

2.市内にディーラーがあること

 

私が自分のパーソナルユースのためにこだわり抜いて選んだモデルならば、それが市内にティーラーがなくて不便であっても構いませんが、家族の日常ユースを考えるとメンテナンスや利便性からみて市内にディーラーがあることが必須です。

一応、市外にしかディーラーがないモデルも見てまわりますがよほど気に入ったモデルでない限り選ぶ可能性は少ないでしょう。

 

妻ミサトの思い出「そういえば今のセダンは買った当時は市内にディーラーがなくていつも30キロ以上離れたところまで出かけたわね。」

 

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

ひょいひょいと買い換えるわけではないので、やはり買うからには最新の設計、安全装備などを備えたモデルを選びたいです。

最近の車のモデルサイクルは短い部類で6年くらいです。したがいモデルサイクルの折り返し前の時点でのモデル、できれば2年以内で値引き幅はある程度広がった頃合いがちょうど良いです。

 

妻ミサトの思い出「そういえば今のセダンの前に乗っていたシトロエン・エグザンティアはモデル末期、日本で新車の在庫が後3台というところで買ったわね。」

 

なお個人的には流行に乗るならばデジタルメーターがお気に入りです。ドイツのプレミアムメーカー御三家(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)がこぞって採用してきています。おそらくは国産車でも1年も経てばデジタルメーターを装備したモデルが続々とリリースされると予想します。

それと見逃せないのが自動運転機能。(正しくは運転支援機能ですが)特に高速道路を長距離運転するならばかなり役立ちそうです。

 

以上、途中で妻から反証(横やり)が入りましたが、車のサイズ、ディーラー所在地、モデルサイクルの点から条件をつけてみました。

1.全長が4,500mm以下

2.市内にディーラーがあること

3.販売されてから2年以内、長くても3年以内のモデルであること

 

次回はメーカー別に候補車をリストアップしてみます。

 

(つづく)

2019年8月23日 (金)

バンパー再塗装で新車の気分、でもそろそろ買い替え検討開始

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(12年間乗った愛車からいよいよ卒業か)

WATANKO家は地方都市にあるので、都会に比べて交通網に制約があり普段の外出には車が欠かせません。WATANKOだけでなく妻、長男も免許を持っており普段から自宅にあるセダンと軽自動車を3人でとっかえひっかえ乗っています。(このほかにNDロードスターもありますがこれはWATANKO専用です。)

 

さてこのうちセダンですが、2007年5月に新車で購入して以来、12年を経過しています。高速道路を使った遠乗りにも結構使ってきたのでフロントバンパー部分には小石その他の飛び跳ね傷があちこちについています。このほか左右下のエラが張った部分は縁石による擦り傷があったり、バンパーの上方角には駐車中のいたずらでが傷つけられてエッジ部分の塗装が剥げてしまっています。

 

12年も乗っていればいたずらによるものはともかくとして、これらの傷がつくのも致し方ありません。WATANKOはその都度、タッチペンでチョロチョロを剥げた塗装部分を塗って目立たないようにしてきました。ボディカラーが複雑な色合いではなく、シンプルなホワイトなのでタッチペンを使えば目立たずに済みました。

 

■大きな擦過傷ができたのでバンパー塗装

 

ところが先日はとうとうバンパー左角のほぼ一面に擦過傷をつけてしまいました。私自身は傷をつけた記憶はなく、妻か長男かと疑ってみるも二人とも記憶なしとのこと。それでは私自身が知らないうちにつけてしまったのかとも思ったり、いやいやもしも傷をつけていたらほぼ100%間違いなく気が付くだろうと確信してみたり・・・。やがて詮索してもバンパーの傷が治るわけでもないので、あきらめました。

 

さてこの擦過傷はどうしたものか。擦過傷は20cm×10cmのサイズとかなり目立ちます。さらにフロントバンパーには上述のとおりタッチペンで目立たないようにしているとはいえ、他にも合計6~7か所の傷があります。

 

そこで知り合いの中古車屋さんと相談した結果、フロントバンパーをまるっと再塗装することにしました。今回バンパー塗装をお願いする中古車屋さんは次男の幼稚園友達繋がりの方です。お互い車好きなので時々お酒を酌み交わして車談議で盛り上がっていました。塗装の腕前と費用のリーズナブルさは勿論安心レベルです。

 

1週間後に我が家のセダンはフロントバンパーが新車のようにピカピカになって戻ってきました!

こうなると気分よくまた出かけたくなります。

 

■今後の高額な支出予想から買い替えを考え始める

 

しかしながら来年の6回目の車検を迎える予定で費用がかかること、またこのセダンには昨年の車検時にディーラーによるとウオーターポンプに異常の兆候がみつかっており、次回車検時には交換・修理が必要になる可能性が示唆されていること。さらにはタイヤの摩耗も進み、このままいけばあと2年くらいで交換時期にあたりそうになることなど今後2年間で合計500700千円の費用がかかる見通しです。

 

さらには今シーズンの炎天下のなか、エアコンの効きがやや弱いことにもちょっと困っています。これはエアコンユニットからほんのわずかずつですがガス漏れが起きていることが原因とみられており、今後は効きがさらに悪くなる事態も考えられます。

 

新車登録から10年を超えるモデルとなると、このほかにも今後も色々と不具合がでてくる可能性は否めません。そうなると増えつつある修繕維持費用を負担してもなお、古くなってきたモデルを維持し続けるのか。

 

この古くなったモデルにかかる修繕維持費用と、新車ないし高年式のモデルの年間償却費が同程度であるならば、後者を選んだ方が良いのではないか。

 

そこでいよいよ次の車検を迎える来年5月までに買い替えを実施することを検討し始めることにしました。イエイ。

 

■車3台体制は維持

 

4年前にNDロードスターを買い増しした際、それまで保有していたこのセダンと軽自動車(当時はダイハツ ムーブカスタム)を下取りに出して、あわせて買い替える予定でありました。

 

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しかしその後、中長距離用のセダンとご近所向けの軽自動車の使い分けが我が家のライフスタイルにちょうど良かったことと、かつ長男が免許を取得して家の車を乗りまわすようになると1人1台体制が必要になったことにより、セダンと軽自動車を1台にまとめて買い替える予定は消滅しました。なお軽自動車は2年前にムーブカスタムからミラ・イースに買い替えています。

 

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ダイハツ ミラ・イースが我が家のフリートに加わりました(2017/8/30

 

やがて長男が大学を卒業、就職して家を出ていくことになるかもしれませんが、その頃になれば入れ替わりに次男が高校を卒業しておそらくは免許を取得することになるでしょう。そうなれば引き続き車3台は必要になります。

また更には将来、次男が家を出た後であってもWATANKOと妻それぞれに普段使いの車が1台ずつ、それにスーパーカーを加えた3台体制を維持することを構想しています。

 

さてそういうわけで4年前に一旦買い替えを途中まで検討して以来、ふたたび買い替え検討のシーズンが到来しました。前回と同じく大いに悩みそうな展開必至です。

 

(あとがきにかえて)

WATANKO「これから毎週末、ディーラー周りに行きますよ!まずはご近所にあるアソコからね!」

妻ミサト「まあ、どんなオモテナシをうけられるかで車選びは決まるわね。よろしくて?」

WATANKO「!!!(出てくるお茶で買う店をきめるのか!)」

2019年6月23日 (日)

リタイアに備えて車趣味の源流をたどりはじめる

個人が社会人になって働き始め、結婚して子どもができて育て始める。やがて仕事でも責任が重くなり心身のかなりを費やして生きるようになる。こうなってくると当人は自分が子どもや若者の時に好きだったり、夢中になれたものをだんだんと封印してしまうことがあります。

子育てなどを理由としてお金の面で制約が生じることもありますが、自分が家庭と社会の中での役割がドンドン増えてくると、特に時間の面から見て自分自身の好きなことに没頭することが大なり小なりできなくなります。

その代わりに家族との安らぎや社会での自己実現欲求が満たされてくるので、それもまた大いなる充足感を当人にもたらすわけですが。

 

やがて当人が年を取るにつれて、お金と時間の面での制約がだんだんとピークアウトしてきます。そうなると次は自分が好きなことにまた回帰して時間を割きたくなってきます。リタイアとなればそれはもう全開でありましょう。

WATANKOもまたそのような時期に差し掛かってきたので、自分の好きなことに回帰したいと思うようになってきました。回帰のためにはまずは源流、ルーツを辿ることが大事であります。WATANKOの好きなこと=自動車関連ですが、その源流について当時夢中になったモデルを想い起こすことによってたどってみました。

 

■ポルシェ917

917はポルシェが開発し1969年から使いはじめたレース専用のスポーツカーです。レースに出るためにスポンサーを募りましたので色々なスポンサーのカラーがありますが、WATANKOのイチ押しはマルティニ・レーシングです。

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今でもはっきりと覚えていますがWATANKOが8歳くらい、まだスーパーカーブームが本格的に始まる直前の頃に初めて買ってもらったリモコンカーがこのマルティニ・レーシングカラーのポルシェ917でした。

 

917自体は空を飛びそうなデザインですが、WATANKOのリモコンカー、なんと前進は本体のスイッチを入れなければならずリモートではスタートできません。またリモコン機能も左折ボタンしか付いていませんでした。なんともショボいですが、それでも917が自宅の畳の上で走る姿は十分刺激的でした。いまでも1/43スケールのミニカーを保有しています。

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■ランボルギーニ・カウンタックLP500S

ちなみにポルシェ917の3年後に2台目として買ってもらったリモコンカーが王道のランボルギーニ・カウンタックLP500S。真っ赤なボディに大きなリアウイングが付いていて、こちらも917に負けじとまさに空を飛びそうなデザインです。

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(写真のカウンタックはリアウイングは付いていません。あしからず。)

ちなみにこのカウンタックのリモコンカーはスタート、ストップ、左右旋回ができましたがバックはできませんでした。

 

■ポルシェ934ターボ

やがて1970年代前半にスーパーカーブームが始まると、子ども達はみなそれぞれ自分の好みのモデルが選びます。いま風に言えば「推しスーパーカー」でしょうか。

WATANKOは前述した王道のランボルギーニもかなり好きでしたが、1番好きでしたのはポルシェの934ターボでした。

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ポルシェと言えばこの当時から911が代表的なモデルであり、スーパーカーブームの文脈では930ターボ(2代目911となるモデルで市販車初のターボチャージャー装備)がメジャーですが、930ターボとは異なり、934GTレース用に開発されたスペシャルモデルです。フロント下部の大型スポイラーが普通のポルシェではないぞ感がしてシビれたものです。さらにはオレンジがかったレッドカラーがドイツ車らしからぬ獰猛的でイカしていました。たしか934を駆る主人公が活躍する漫画も一生懸命読んでいた記憶もあります。

 

■ランチア・ストラトス

スーパーカーブームの頃の楽しみ方の1つにはプラモデルがありました。漫画「サーキットの狼」で活躍するスーパーカーのプラモデルが近所にあった駄菓子屋の奥に積まれていたものです。

中でもWATANKOが一番気に入ったのはランチャ・ストラトス、それもアリタリア航空のボディカラーをまとったラリー仕様です。タミヤが販売したプラモデルを作り、水に浸したデカールをボディに貼り付けて綺麗に仕上がった時の感動は今でも覚えています。(正確にはこの記事を書いていて思い出しました。)ちなみにこの時に培った技能がのちにガンプラを大量製作しまくる時に役立ちます‥‥。

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マルティニカラーのポルシェ917、真っ赤なランボルギーニ・カウンタックLP500S、オレンジレッドのポルシェ934ターボ、アリタリア・カラーのランチャ・ストラトスのラリー仕様‥‥。

WATANKOの車好きの源流はこのあたりにあります。やはりレーシングカーはカッコイイし、勝つために外見も中身もとんがったところがあります。

 

■源流をたどりつつ現代モデルを手に入れる

WATANKOがこれらに夢中だったあの頃から40年近くが経ちました。子どもの頃にとてもあこがれたモデルを、今まさに手にいれようと思ってもうそれは儚い夢です。ポルシェ917934ターボはそもそもレース専用車両です。カウンタックやストラトスはもはや超コレクターアイテムであり、お金の問題を抜きにしても手に入れた個体のコンディションを保つには難しいでしょうし、好きな時に好きなだけ乗れるというわけにはいかないでしょう。

ではこれら子どもの頃の夢を追い求めることはもう完全にできないのかというと、世界の自動車メーカーは、WATANKOはじめ車好きの「元」子どものためにこれらモデルの面影を残したり、そのスピリットを継承したモデルをリリースしています。

ポルシェは911にオプションとして917を彷彿させるマルティニ・レーシングのカラーリングを用意しています。(ただし新発売されたモデル992では不明)

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またカリカリのスポーツモデルとして911のGT3 RSがあります。このオレンジレッドのカラーは934の子孫ではないかと思わせる風貌です。

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ランボルギーニ・カウンタックの正当な後継としては、アヴェンタドールが現在新車で買えます。なおWATANKOはその1クラス下のウラカンやガヤルドでもカウンタックの雰囲気は十分に備わっていると感じます。赤いボディカラーをまとったこれらモデルは元スーパーカー少年のWATANKOの前頭葉を大いに刺激します。

これはガヤルドのレース仕様であるスーパートロフェオ・ストラダーレです。

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そして極めつけはランチア・ストラトスです。英国のメーカーがストラトスのレプリカを製作販売するとのこと。バックヤードビルダーの少量生産であり品質も納期もやや心配な面がありますが、オリジナルを手に入れて膨大な費用と時間をかけレストア・維持するよりもずっと安上がりになるでしょう。なおもしもWATANKOがこれを手に入れたら絶対にアリタリア航空のカラーリングを施します。

関連サイト

QG あのランチア ストラトスが復活?!──超本格的なレプリカモデル「The STR」日本上陸!

 

■スーパーカー選びの煩悩は続く

WATANKOはこのブログタイトルにて謳っているとおり、資産運用の成果としてスーパーカーを手に入れたいです。しかるにどんなスーパーカーを選ぶか。それは2つのストリームがあります。

ひとつは本記事で紹介した子どもの頃に憧れたモデルを源流とする現在のモデル群。もうひとつは最新のコンセプトのもとに電動化を中心とした未来技術、歴史的な遺産がないことを逆手にとり自由奔放なデザインをまとったモデル群(マクラーレンやテスラ等が代表例)です。

 

保守か革新か。この選択は日本の政党選びよりもはるかに悩ましいです。

 

(あとがきにかえて)

「ストラトスのレプリカがでるなら、ロータス・ヨーロッパもどこかで出してくれないかな・・・。ルノー・メガーヌRSのエンジンをミドに縦置きに搭載して軽量ボディにして・・・アルピーヌA110とかなり被るけど、俺はロータスの方が思い入れがあるんだよなあ・・・ブツブツ」

 

 

 

 

2019年5月26日 (日)

マツダ3 見てきました試乗してきました

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マツダのアクセラがFMCされ、海外で採用するモデル名「マツダ3」を国内でも採用して発売されました。WATANKOはかねてより気になっており実車を眺めたくて近所のディーラーにいそいそと出向きました。

 

アクセラの次期デザインの予兆は東京モーターショー2017に展示された「魁 CONCEPT」に見られます。より先鋭的になったフロントマスクとふくよかなCピラー周り。次のアクセラがこのとおりに出てきたならば相当スタイリッシュだと予想しました。

そしてアメリカ・ロサンゼルスモーターショーで新型マツダ3が発表されました。そのデザインはややスリムになりましたが、ほぼ「魁 CONCEPT」どおりでありました。

シャープで端正なフロントマスク、キャラクターラインを用いない面の隆起で見せるサイドプレス、太くても野暮ったくはなく艶やかさとふくよかさを感じさせるCピラー周りからリアエンド。インテリアはシンプル志向のようです。

 

はやく実車がみたいと久々に思わせる1台でありました。

国内販売が5月24日にようやく開始されると、冒頭のとおりWATANKOはこの週末にディーラーへ「カルカン 猫 まっしぐら」状態でありました。

 

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近所のディーラーに出向くとマツダ3が2台、展示且つ試乗車として用意されていました。おなじみプレミアムソウルレッドの2.0ガソリンとディープ・ブルーの1.8ディーゼルです。ディープ・ブルーはとてもシックに映りますが、惜しむらくは暗い色ゆえにボディの微妙な面の艶やかさがやや映えにくいという印象です。

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さてエクステリアを改めて見ると、その印象は写真で見たとおり美しく素晴らしい。余計なラインは入っていない、面と面のつなぎで魅せるデザイン。マツダ3に比べると同じCセグメント又は一つ下のBセグメントの他社モデルがどれも五月蠅いデザインで武骨に見えてしまいます。

 

次に車内に乗り込んでインテリアもチェックしました。まずはハンドルの径にあわせたかのようなメータークラスターの外径サイズに違和感は無し。続いてセンターコンソールはオヤジ高級車のようにスイッチが沢山居並ぶ造りとは無縁のシンプルさであり、存在感をアピールするデザインではありませんが個々のスイッチの質感は高級車と同等です。

なおディープ・ブルーのモデルのインテリアにはバーガンディのシートや内張りが採用されておりこれがとても素敵でした。自分が選ぶとしたらこのバーガンディを選ぶかな。写真を撮り忘れましたのでメーカーのHPからのフォトを以下に載せます。

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マツダ3のHPより

あとセンター上部にセットされているナビ及びファンクショナルモニターですが左右幅は十分ですが、上下の寸法はやや短いです。筐体のサイズの割には実際に移る画面の面積は小さく、画面周囲のデッドスペースがやや目立ちます。使い勝手は大丈夫でしょうか。

 

リアシートに座るとふくよかなCピラーから想像したとおりルーミーとは言えず、穴蔵には入り込んだ気分です。4ドアと言ってもリアに人を乗せる機会がそれほど多くはないユーザーをターゲットにしているかと思えるほどです。

ただ室内幅と足元スペースは十分にあるので、あとはちょっとした演出があればよいかと思います。WATANKOなら暗い室内の対策として、ほんのわずかな光量のアンビエント照明をリアシート上部に常時点灯させ、やわらかい明るさを乗員に与えます。

 

あとはフロントエンドが長い、斜め後方の視界が悪そうであり、ドライバーにとってはボディの見切りが心配になる点も否めませんが、そこは360度モニターでカバーすると割り切るしかないでしょう。

 

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さて内外のデザインを一通り眺めた後、1.8ディーゼルモデルを試乗しました。試乗といってもディーラーの近隣を一回りする程度なのでそこで得られた情報はごく限られておりますが、いくつか印象に残ったことをあげてみます。

 

まず1.8ディーゼルエンジンですが、たしかに十分以上のトルクは感じるものの、同じ排気量のガソリン車では得られない、ディーゼルならでは驚きのモリモリなトルクは感じませんでした。よくいえば必要な仕事に徹する黒子なエンジンです。

静粛性ですが加速時にはディーゼルらしいガラガラ音を感じるものの、それ以外ではエンジンの音が静かで合格点にあたります。

あとは着座姿勢も自然におさまりどこも違和感というか、突っ張るところはなくスムーズに運転できました。

 

パワートレインについてはマイルドハイブリッドを備えた新しいSKYACTIV-Xが楽しみです。今年の秋に発売開始されるというので、店頭に揃ったらまた再度試乗してみたいものです。

 

当日はWATANKOよりもやや若い中年夫婦が、同じくディーラーにやって来てマツダ3を眺めていました。彼らが乗ってきたにはフォルクスワーゲンのゴルフⅥ。ちょうど乗り換え時期にあたりそうです。ゴルフからマツダ3への乗り換えが実現すれば、それは同じセグメントの輸入車の競合としてマツダ3をぶつけてきたメーカーの狙いどおりの光景でありましょう。

 

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現在のマツダを支えるのはCX-5に代表されるSUVモデルですが、一方で海外ではセダンやハッチバックの販売シェアが日本より高いです。また日頃「Be a driver」とうたっているだけあってドライビングプレジャーを追求するモデルに手を抜くわけにはいきません。

今までマツダのCセグメントであるファミリア、アクセラは安価をバリューとして教習車や割安なレンタカー、法人営業車として使われる側面がありました。そういった安車、二級品のイメージがいわゆるマツダ地獄を引き起こしてきました。

このような今までのマーケティングとは決別すべく、今回はマツダ3と自社名を冠するモデル名に変えてまでブランドイメージの向上を図っています。もちろんモデル名を変えさえすればブランドイメージが高まるわけではありません。肝心のモノがよくないと話にはなりませんが、それはSKYACTIVというエンジン・車体の統合技術と魂動デザインの弛まぬ進化に裏打ちされた車づくりにマツダは自信をもっているのでしょう。

 

2019年5月 6日 (月)

【クルマ記事Refrain2019】運転して面白い車に乗ろう

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(ドライバーの皆さん、楽しそうです。)

車が売れない時代といわれます。その理由のひとつとして例えば車を乗りまわして出かけるよりも、色々な情報端末とそこからつながるバーチャルコミュニケーションの方が、費用がかからずずっと楽しいと多くの若者が感じているからだといわれます。こうしてブログを書いたりするものそのひとつでしょう。

 ただここではそのようなライフスタイル、余暇の過ごし方へと話が拡散する前に、車の内なる世界に目を向けてみて、車好きとして車が売れない潜在的な原因をひとつあげておきたいです。

 

1980代末から1990年代初頭において、日本車メーカーはバブル景気を背景に研究開発費をイケイケどんどん掛けて、主に電子制御面とシャシーの技術開発を進めてきた結果、欧州メーカーに追いつき、世界を取ったかにみえました。

しかしバルブ経済崩壊後、1990年代半ばにかけて日本車メーカーの各車はコストダウン一辺倒になり、多くのモデルがFMCでどんどん貧相になっていきました。メジャーな例として当時のカローラを見比べればよくわかります。コストがかかる一体成形パーツや質感が高い樹脂パーツはうんと減らされ、売れ損じることをおそれてスタイルも保守的に交代です。エンジン、シャシーは当然ながらキャリーオーバーの塊です。

 

一方でバブル景気で虚に浮かれ、はじけた顧客達もまた一転して実利志向に走ります。車も同様で実利的なもの、お買い得なものが選ばれるようになります。全長×全幅が同じなら全高が高く、容積が大きくて値段のわりにはボディが大きい1BOXやミニバンがもてはやされ始めました。

人も荷物もたくさん載るし、ボディの容積の割には値頃感がある1BOX、ミニバンはいかにも実利的でお買い得です。2列目シートは快適至極、AVだってつけられます。3列目とあわせてワイワイ、ガヤガヤな家族とその友人知人達。

 

しかし一方で、ドライバーズカーとしての魅力は薄れていきます。

1BOX、ミニバンを運転するドライバー(お父さん)の苦行は増えます。バスの運転手がごとくフロントエンドに追いやられた運転席。発進・加速時の反り返り、減速時のノーズダイブからくる不快感。重いボディを非力なエンジンで引っ張る切なさ。カーブでは高い重心高のおかげで千鳥足コーナリング。四隅の見切りがつきにくい大柄で死角が多いボディデザイン。

運転がこうも辛く、面白くない車に乗り続けていては誰だって車を運転することに嫌気がさしてくるでしょう。車は別にいらない、あるいは必要でも最低限のものでよいかという発想に行き着くでしょう。

 

そこでWATANKOお勧めはセダン、クーペ、ハッチバックといった伝統的なボディスタイルの車のオーナーへと回帰することです。

 

パワフルでスムーズなエンジンで気持ちよく加速する。軽いボディでキビキビを切り返しができる。適度に締まった足回りと低い重心高でコーナリングが楽しい。剛性感が高く、上品な乗り味がある。こういった運転する楽しみを備えた車を乗り続けていけば、所有する楽しみも含めて車そのものの魅力と価値を再発見することができるのではないでしょうか。

 

ファッションにたとえるとどうか。

 

ポケットがたくさんついて、ブカブカでゆったりしたパンツであれば便利でリラックスできるでしょう。実利的であり、そういうパンツに金を払うことは間違いがない金の使い方かもしれません。しかもみんながそんなパンツをはいていたら、パンツのシルエットが不格好でも気にならないかもしれません。

ブカブカでゆったりしたパンツは実利的ですが、そんなパンツばかりずっとはいているといつしかファッションとしてのパンツの価値を忘れ去り、やがてパンツなどどうでもよくなるかもしれません。

しかしファッションとしてのパンツの善し悪しをみるのであれば、シルエットがスタイリッシュにみえるかとか生地の色合いやポケットやステッチなどディテールのデザインがどうかというのが判断基準になるでしょう。ファッショナブルなパンツを選び、履くことはパンツの魅力と価値を再発見させてくれるかもしれません。

 

翻って車ですが、その魅力の根元はオーナードライブにあります。自分が運転して楽しいと思える車を所有することにあります。WATANKOはカーガイの端くれとして、何年たっても、世の中にどんな流行り廃りがあったとしても車を運転する楽しみを唱え続けていきたいです。

 

運転の喜びや楽しみを備えていない自動車。そりゃあ売れなくなるのも必然です。

 

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大枚はたいて車を買うのならば、運転して面白い、楽しい車に乗ろう。そんな車の条件はタイヤがボディの四隅にあり、軽くて重心高が低いこと。

 

このGWでRefrain記事として取り上げてきたことは所詮その程度のことにすぎません。

ですが家、保険と並んで高額な買い物である車について、みんな間違いのない選択をしてほしいという、ひとりの車好きのおせっかい記事。その中の一片であっても読んでいただいた方に有用であることを願ってやみません。

 

さて車のRefrain記事は今回で終了です。次回からは投資ブログの平常運転に戻ります。

 

駄ブログを引き続きご高覧いただければ幸いです。

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