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2016年10月16日 (日)

損害保険が満期を迎える-30年間も同じ商品に積み立て投資

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(JAの損害保険が満期を迎えました。)

先日、WATANKO家の無リスク資産について紹介しました。その際に無リスク資産には複数の不動産にそれぞれ掛けている損害保険の解約した際の保険料の戻り金を含めていました。

さてそれら損害保険のうちの一つが途中解約することなく無事満期を迎え、保険料が支払われました。

■今回満期を迎えた損害保険

WATANKOが所有不動産に掛けている損害保険は今のところ全てJA建物更生共済(以下、JA建更)という商品であります。これは貯蓄と保険の2つの側面をもっており、毎年の支払保険料のうち保険部分は確定申告にて損金に算入できる純然たる保険コスト部分です。一方で貯蓄部分は満期まで運用する資産となります。

今回、満期を迎えたJA建更は、小規模な飲食店舗を対象に付保したものであり、そのあらましは次のとおりでした。

●保険期間:30年間
●保険料:60,600円/年。内、積立分45,000円、保険分15,600円
●満期保険金:3,000,000円

積立分45,000円/年を30年間支払い続けて満期保険金3,000,000円を受け取ったわけです。

ネット証券の複利計算のツールで計算すると年間利回り4.8%です。一方の30年間の平均インフレ率は0.5%台なのでNET利回りは4%超なので、確定利回り商品としてはなかなかでありました。

■30年間も積立支払いを継続できるか

さて今から30年前となると、WATANKOは大学浪人中であり、高田馬場にある予備校に通っていました。その当時、WATANKOの父が飲食店舗を建てて賃貸を始めたのと同時に今回の保険を掛け始めたわけです。

その保険期間のおよそ半分を過ぎた2001年頃にWATANKOが実質的に引き継ぎ、以降満期30年間を迎えるまで解約せずにずっと積み立て支払いを続けてきました。

この間にWATANKOは大学を卒業し、就職し、結婚して2児の父となり、家を建て、車を8台買いました。

解約をしようと思えばいつでも可能でした。にもかかわらず保険部分があったからといえ、よくも30年間も保険料の積立支払いを続けられたものです。

もしもこれが完全に自律的な投資信託の積み立て投資であったならば30年間、同じ商品を買い続けることができたでしょうか。太鼓判をもってそう言い切れる人がわんさかといるでしょうか。WATANKO自身はちょっと自信がありません。

■一定期間積み立てる契約スキームに資金を放り込む

ここで言いたいことは、WATANKO自身の忍耐力の自画自賛ではありません。保険あるいは何がしかの契約スキームをもってお金を積み立てる仕組みは、それなりに有用だということです。

そのようなお金を積み立てる仕組みは、一度スタートすれば例え途中で解約ができるといっても心理的な抵抗が生じます。なぜなら満期まで積み立てして始めて得られるメリットが、途中解約によってかなり減殺されてしまうことが多いからです。これを資金の流動性が損なわれるとしてデメリットと捉える向きもあるかもしれませんが、やはりここは積み立てを継続し易いことに目を向けるべきでしょう。

世の中、「保険」や「定期預金」といった満期になるまで積み立てる又は資金を預けておくという金融商品の人気は根強いです。中にはたいしたリターンが期待できないといって軽んじる人もいるかもしれません。(その意見にも賛同はします。)しかし今や日本人の3割が貯蓄ゼロといわれる中、これらの商品の存在意義はまだまだ大きいといえます。

世界経済の長期的な成長を期待して、そこに投資することは価値ある経済行動ですが、一方でそれ以前に種銭をしっかり貯めることを忘れずにいたいものです。

関連記事
資産を増やすのではなく、蓄えることが大事【Refrain 2011】

2014年4月26日 (土)

(続)毎年恒例の生命保険会社からの訪問

【4月25日終値ベース運用状況速報】

■投資元本
57,030千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
22,139千円

■損益率
38.8%

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前回は毎年春にやってくる生命保険の営業訪問について、その切り返しを話ました。

しかしながら個人投資家たるもの保険も投資のひとつと捉えて、合理的な商品選択を行うべきなのかもしれません。本来は貯蓄状況や将来債務をよく考えて、加入している保険についてしっかりと見直すべきなのでしょう。保険でカバーすべき必要な備えを洗い出し、それをできるかぎりローコストな商品でもって対応すべきなのでしょう。

しかしながらWATANKOはそこまで厳格にはできておらず13年前に加入した保険をそのまま継続しています。家計の見直しの中でWATANKO自身が保険についてあまり関心を持てないこと、金銭については保守的な妻が、この財閥系大手生保の商品からネット保険などへは乗り替えに消極的であること等が理由です。

せめてもの対策としては、上述のとおりほぼ毎年提案される特約や一時金の見直し提案(=毎月の保険料が増額する。)を断り続けていることですが、他の心掛けとしては以下2つです。

1.同じ保険に加入していても仕組みとして加齢に伴い保険料が上がる段階になったら、保険内容を削減見直しして(それが可能な保険です)、毎月の保険料を同額に維持するようにしています。

これは加齢により若い時と同じ保障内容を同じ保険料で受けること厳しくなっているのであれば、保障内容を軽減することで対応するものです。それだけ保険に頼る度合いを減らしていくわけです。

2.年収があがっていても保険料を定額維持することによって、その負担を相対的に軽くしてきています。

1の結果、保険に頼る度合いは減りますが、年収があがる一方で、保険料は据え置くことで浮いた可処分所得は貯蓄にまわすことで万が一に備えていきます。

こうして保険にかけるコストを現行の加入商品の範囲内で実質的な見直しをしています。

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以上の考えはWATANKOが20代の頃に半分仕事、半分プライベートで付き合いがあった大手生保の敏腕営業マンからのアドバイスがもとになっています。

彼曰く、

「保険とは保障内容を先ず決めて、そこから算定された保険料を支払うように契約してしまいがちである。しかし将来予測が困難である以上、適切な保障内容を事前に見極めることができる人はいない。」

「保障内容だけを取り出して考えてみると、それは手厚ければ手厚いほど良いに決まっている。ただしそれはコスト(保険料)に跳ね返ってくる。それだけ保障が厚ければ保険会社にとっても旨味が大きいので、顧客の不安を煽り、あれもこれもついた出来るだけ手厚い保障内容で契約をまとめることに注力するだろう。」

「そこで考えるべきは保障内容を決めて保険料を決めるのではなく、先ず家計のやりくり上、毎月支払うことが可能な金額、あるいはその人の経済観念として生命保険なるものに支払ってもよいと判断できる金額を保険料の上限と定めるべきである。その保険料にて、どこまでの保障を得られるかという視点で商品比較をすべきである。」

というように保険とは、先ず保険料を決めてそこから保障を詰めていくべきとのアドバイスでした。

これは家計管理のセンスから言えば当然とも言えます。来日したオバマ大統領を見て、うちも銀座すきやばし次郎で客単価30千円の寿司を食べたいといっても、食費の予算が足りなければ近所のスシローに出動とあいなるわけです。

日々の生活における各々の支出には程度感、金額枠が先ずありその中で商品選択をすることになるわけで、保険とて同様でしょう。(嗜好品や趣味に係る支出はこれに当てはまらないかもしれませんが、「保険が趣味」という人はあまり見かけたことがありません。)

保険においてやや冷徹な言い方をすれば、例えば毎月わずか1,000円の保険料で死亡等の一時金1億円の保障を一生涯得られるわけではありません。基本的には保障は保険料に連動します。可処分所得が限られている方は、支払う保険料も限られ、受け取ることができる保障もその保険料で提供されるレベルとなります。

手厚い保障は高い保険料にはね返り、それを負担しようとすれば可処分所得が限られている人には分不相応な贅沢ともなるわけです。また保険料からみれば「WATANKOが支払える毎月の保険料はX,000円。それでは一時金はYY百万円に過ぎない。つまるところそれが保険の世界から見たWATANKOのバリューなのだ」ということです。

世間では高い費用をかければ、往々にして素晴らしい商品・サービスが手に入ります。(どうやら投資信託はそうでもない面もありそうですが。)

保険もまた同様ですが手厚い保障のために毎月の支払いに窮するようであれば、その契約は見直すべきでしょう。

(あとがきにかえて)

このテーマ、この駄ブログをスタートしたころに一度取り上げています。

関連記事:生命保険の契約更新

今回はさらに丁寧に記事にしてみました。

2014年4月25日 (金)

毎年恒例の生命保険会社からの訪問

【4月23日終値ベース運用状況速報】

■投資元本
57,030千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
22,225千円

■損益率
39.0%

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(↑入院して生保の特約から治療費がもらえると、はたしてそれはリターンと呼べるのか?)

WATANKOはよくある大手生命保険会社の生命保険に加入しています。死亡等の万が一の場合に支払われる一時金に加えて入院時の特約がいくつか付いたありきたりな商品を、私と妻の2名が加入しています。加えて私の名義にて年金商品も1本入っています。

生命保険業界ではかつて起きた保険金未払い問題などをうけて、最近では生命保険会社に対して、加入者への契約内容の確認などを目的とした定期的な訪問を義務付けられています。よって毎年3~4月にかけて生命保険会社の担当生保レディーから連絡が入り、自宅にて契約内容の確認説明や相談等の有無についてのインタビューを受けます。

今年もそんな季節になってきて、早速30代とおぼしき生保レディーが我が家にやってきました。こちらとしては1年に1回、契約内容を確認できるよい機会なのでありがたいのですが、相手もただ契約の説明だけで来ることはありません。しっかりと営業をかけてきます。

▼「この度、新しくこのように手厚い特約が揃いましたのでこれを機会に如何でしょうか。また先進医療が必要になった場合に治療費が補填される特約もございます。」

▼「WATANKO様の契約はあとX年で満了となりますので、その先10年までをカバーしたこちらの商品に、現在のり替えていただくとこれだけお得になります。」

▼「奥様の保険に女性特有の病気に対応する特約を新たにつけることができましたので、ご紹介いたします。」

▼「この度、高校にご入学されたお子様向けの商品をご用意致しました。如何でしょうか。」

▼「WATANKO様が加入している年金保険について、将来の不安に備えて追加商品をご紹介いたします。」

など等と毎年手を変え品を変え、あれでもかこれでもかと商品を売り込んできます。

これに対してWATANKOとしては、以下のように切り返して、毎年ことごとく断っています

●「治療に関する特約のために追加保険料を支払うくらいなら、その分をあらかじめ貯蓄しておきますから不要です。」

●「私の平均余命が減り、かつ子供が成長して必要な教育費の将来債務が減ってきているので、現在以上の手厚い保険は不要です。」

●「稼得がほとんどない妻や、子供については万が一の場合の逸失利益の補填を得る意義もあまりありません。現在妻が加入している保険内容で十分です。」

●「将来の備えについては貴社の年金商品の上乗せ以外の手段にて準備していますので、不要です。15年~20年も年金保険料を払い続けて(資金を張り付かせて)、利回り1%未満では話になりません。」

年によって生保レディーだけでなく、その上司の営業所長(といってもWATANKOよりも若い方)がやってきて新商品を熱心に勧誘してきますが、やはり断り続けています。

(つづく)

2011年12月29日 (木)

損害保険の解約、踏みとどまる

多くの民間企業と同様、WATANKOの勤務先もまた先日28日で仕事納めとなり、きょうから1月3日まで年末年始休暇となりました。一方、大抵の金融機関は本日29日が最終営業日となっています。そこで毎年12月29日は普段取引のある金融機関(都市銀行、地元の地銀・信用金庫、農協、郵便局など)をハシゴして色々な入出金の処理や通帳記帳などを一気に片付けています。

今年はというと、以下の資金移動をチマチマと片付けました。

(1)地元金融機関にある不動産賃貸業用の口座から余裕資金を(ネット証券とEDI取引できる)都市銀行の口座に移す。

(2)2人の子供名義の口座にそれぞれの子ども手当を預け入れる。(妻の意向)

(3)学費関連の引き落とし口座(郵便局)に来年分の見積もり額を入金しておく。

(4)給与口座から一定の金額を妻の名義口座に移しておく。(給与所得から生じた余裕資金は妻と折半するという考え)

などなど

それと今回、先日賃貸契約解約となった小さな飲食店(土地だけでなく建物も自己保有)にこれまで付保していた損害保険も、当該物件の賃貸終了⇒建物解体の方針であるため、これ以上の保険付与は不要と判断し、解約しようと思いました。

ところが金融機関の窓口で解約手続きを進めてみると、中途解約と満期では利回りの差が無視できないものであることがわかりました。

当該の損害保険は30年満期で現在26年目を迎えていました。26年分の保険料合計に対して解約返戻金は1.37倍。年平均の利回りは1.43%です。

これに対して30年満期を無事迎えた場合、30年分の保険料合計に対して満期共済金額は1.65倍。年平均の利回りは2.17%です。今回解約した場合に比して、+0.74ポイントも開きがあります。満期時の利回りは今回解約時のほぼ1.5倍です。

定期預金でもなんでもそうですが、一定期間預け入れる商品の場合、満期の前に解約すると満期時にくらべて損をすることは(ブログで書くのも恥ずかしいくらい)当たり前の話であります。

そうはいっても今回のケースでは、30年間のうち26年間は掛け金を支払い続けてきたので、中途解約と満期の差は少ないかと想像していましたが、実際にはその差は思ったより開きがありました。

それでもよほど資金繰りに困っていれば中途解約したのでしょうが、特段困っている事情は無かったので、現物の物件の今後の取り扱いにかかわらず、この損害保険は満期の利回りを期待してあと4年間付保し続けることにしました。

それともう1点。今回、保険の解約を考えたそのウラには、保険の解約返戻金を来期のインデックス投信積立資金の原資に廻すという算段がありました。

でも不確実なインデックス投資の原資に割り当てるために、1986年~2015年の30年間(うちバブル崩壊後の期間が25年)で平均2.17%の利回りをほぼ確定的に得られる資金運用をわざわざ棄損させることもないかなと思い直しました。

今回のように余裕資金をあれこれ作り出し、インデックス投信の積み立てに突っ込むという熱中症には注意しようと思います。インデックス投信の積み立てを否定するわけではありませんが、何事もバランス感が大事かなと思いつつあります。

2010年3月21日 (日)

生命保険の契約更新

投信やETFの話が続いたので、すこしブレイクネタを。


来春に契約期限がくる生命保険の見直しの前哨戦を先日、生保レディと行いました。

前々から思っていたのですが、世の中には生命保険に貯蓄性を求めている方が多いのにビックリで不思議です。保険契約だけでも難解なのに貯蓄も加わるとなるともはや費用対効果の判別が私には全くできません。私なぞ昔から生命保険は掛け捨て100%で結構。資産を貯めて増やすとしたら別のビークルでやるからというスタンスです。

さて本題。

現在契約しているのは某大手生命保険会社のアルファベットで呼称される某商品(死亡保障+入院特約やがん特約付き)です。月額で私の契約が20千円、妻の契約が5千円、合計月額25千円です。

およそ10年前、30代前半の頃、20代後半に加入した定期付き終身保険から現在の商品(ま、似たようなものですが)に切り替えるかどうか迷っていました。

たまたま仕事を通じて知り合った年輩の元生保の営業マンから保険についてアドバイスを求めたところ、言われたのは次の2つでした。

1.今(当時)契約している定期付き終身保険は運用利率が高い(5.5%)なので原則として継続すべし。

⇒今と違って運用利率の意味するところが今一つわからず、現在の商品に切り替えてしまいました。残念。

2.生命保険を選ぶときには、保障内容から選ぶのではなく、先ず保険料を決めてその保険料の範囲内で選択できる商品内容を選ぶべきである。

保障内容はいくらでも充実した方が良いに決まっているが、保険料の負担に耐え切れないものは分不相応である。したがい保障内容から決めるアプローチではなく、先ずは毎月の保険料をどれくらい払えるかを決めるべき。

⇒これは当時なんとなく意識して今の25千円の水準で決めました。考えてみれば住宅ローンと同じで支払能力の範囲内で契約するのは当たり前ですよね。

今回も上記2の考え方をもとに見直しにかかっています。10年前よりも早死リスクは減ったし(当たり前ですが)、資産も別途蓄積できてきましたので、高額な死亡保障や手厚い入院特約は不要だと考えています。いっそ評判のライフネット生命にでも切り替えるのもアイデアですが、意思決定者の一人である妻は金融商品には疎く、何事にもコンベンショナルなので、そこまで大胆な転換は無理かもしれません。

また視点を変えて手取り月給とのバランスから保険料のレベルをチェックしてみました。現在は前述した私と妻向けの計2契約があり、現在の手取り月給に占める保険料合計の割合は5.8%です。この2件を契約した当時では9.2%もありました。手取り月給の1割近いですから、今思えばこれは結構高率ですね。でもこれは自分が30代前半で子供もまだ幼児であり、蓄財も少ないため、死亡や傷病リスクに備える必要がありましたから仕方がありませんでした。

今は早死リスク減少+別途蓄積を考慮すると、せいぜい保険料の負担は現在と同じ水準でよいと考えています。次の10年の予想平均手取り月給は横這いとみなし、よって保険料負担5.8%キープであれば、月額保険料は引き続き2万5千円です。この範囲内で収まるように死亡保障額や入院特約などを見直していく予定です。

なお現在の契約の残余期間があるにもかかわらず、あわててそれを前倒し終了させ、新しい契約に乗り換える必要はないと考えています。(前述1の反省もあり)

現在の契約はもっと若年の頃に契約しているため、新しい契約よりも保険料は安くて良い保障内容になっています。それを例えばあと2年間効かせることができるのであれば、先ずはそれを優先させることです。その間に次の契約内容をゆっくり考える時間もとれます。

追伸:生保レディに以上のような考えを伝えたら、次の打ち合わせ時に頼んでもいないのに今度は子供向け保険契約を提案してきました。強者です。

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