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2019年9月 8日 (日)

2019年8月末運用状況

さて通常よりも記事UPが遅くなりましたが8月末の運用状況です。8月末は前月に続きまた円高が進みました。おかげで海外資産が凹んでおりますが、11年を超える運用期間のなかでこのくらいの為替の影響は散々経験してきたので、いまではまったく動じません。あ、こう書くとまるで資産運用を始めた頃はブルブルしていたのかというとそれもありませんでした。

 

少し誤解を招く言い方かもしれませんが、WATANKOはお金にそれほど執着してはいません。資産運用の結果、お金を増やすことが実現できた暁には、スーパーカーの1台も欲しいとは思いますが、残念ながらそれが叶わなくても自分の人生が棄損したとまでは感じません。

 

手もとに住処と手ごろなオープンカー、そして何より家族、それからやりがいのある仕事、あとは美味しんぼ風にいえば、いつでも好きな時にトンカツを食べる時ができる経済力があれば十分であります。(これはちょっと含蓄もあり、年をとってもトンカツを食べることができる健康の維持も示唆している?)

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど11年6ヶ月、138月が経ちました。2019年8月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは106.38円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

201908314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201908315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

5.0%5.0%

 

●リスク

15.0%15.0%

 

●シャープレシオ

0.330.33

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

54.528千円(62,458千円)

 

●運用期間

138ヶ月(137ヶ月)

 

●元本平均残高

67,371千円(66,788千円)

 

●平均年間利回り

7.0%8.2%

 

<概況>

 

さて冒頭では資産運用について欲の無さを語りましたが、実際には運用についてもモヤモヤがないわけではありません。とくにここ数年ずっと考えていることは「新興国株式アセットは一体いつになったら上がるのか」です。

 

アベノミクスが始まった2012年末あたりから株価は上昇し、為替も円安が進行しました。しかしその中にあって新興国株式はなかなか上昇気流にのらずもう7年近くボックス株状態にあります。こうなると新興国株式はリスクをとる価値があるのか。それとも、いやいや今はひたすら我慢の時期。将来のお楽しみ袋なのか。

 

相互リンクさせていただいておりますモッティさんのブログでこれをとりあげた記事を拝見しました。

 

参照記事

もっとお金の話がしたい

新興国株式への長期投資は本当に報われるのか??

 

新興国株式の将来見通しについてモッティさんもWATANKO同様にお悩みのようです。

 

結局いくら悩んでも未来のことはわかりませんので、幅広い資産に分散投資するほかないといういつもの結論にたどり着く市井の個人投資家でありました。

 

私も、そして多分あなたも。

 

2019年8月 3日 (土)

2019年7月末運用状況

梅雨が明けた途端に、ものすごい猛暑がやってきました。「ものすごい猛暑」とは「白い白馬」のように変な表現ではありますが、凄い程度を重ねて表現したくなるほどの暑さです。これはもう「暑い」というよりも「熱い」の方が適した漢字に思えてきます。

夏の日となれば子ども達が小さい頃は近所のプールに繰り出していたことが懐かしい思い出であります。しかしながら子ども達も大きくなった今となってはこのような気候のときには外には出ずに、ひたす涼しい屋内で読書、ブログ書き、仕事、撮り溜めた番組を見るに限ります。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど11年5ヶ月、137月が経ちました。2019年7月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは108.58円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

201907314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201907315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

5.0%4.9%

 

●リスク

15.0%14.9%

 

●シャープレシオ

0.330.33

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

62.458千円(59,275千円)

 

●運用期間

137ヶ月(136ヶ月)

 

●元本平均残高

66,768千円(66,156千円)

 

●平均年間利回り

8.2%7.9%

 

<概況>

 

為替がじわじわと円高方向に進行しつつあるも、7月末時点の運用成績は前月末比で運用資産残高が1.5%程度上昇して、5月連休突入直前の水準にたいぶ近づきました。トータルリターンも前月末比で2.1ポイント上昇です。

 

順風満帆と言いたいですが、8月に入ってからトランプ大統領による中国関税引き上げのニュースが出回り、株式相場は下落に転じました。8月末にはどうなっていることやら。

 

2019年7月11日 (木)

確定拠出年金-2019年6月末運用状況

WATANKOの勤務先では確定拠出年金(DC)を導入しており、当ブログでは半年毎にその運用状況を紹介しています。

 

■確定拠出年金のポートフォリオ

 

勤務先では一昨年よりマッチング拠出が導入されましたので、WATANKOは当然ながらこれも採用しています。月額で会社からの拠出額16,200円+本人拠出額11,000円=27,200円、法定の拠出額目一杯を運用に投じています。

 

さてそのポートフォリオですが制度開始当初はメガバンクの3年定期預金を選んでおり、その後、余裕資金でインデックス投資を開始したことにあわせて、DCでもインデックスファンドを組み合わせたポートフォリオでもって運用開始しました。

現在は積み立て購入を先進国株式インデックス(野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI)投信1本に絞り、その他は売却して3年定期預金にてストックしています。

 

そのシンプルなポートフォリオの現在の運用状況は以下のとおりです。

Notes

◆商品名は略称です。

◆金額単位は千円です。

201906308

201906309

さて運用状況ですが勤務先が加入しているDCのサポートサイトから運用状況の詳細を知ることができ、そのサイトによると設定来の運用利回りは5.7%(前回記事1812月末時点で4.7%)とのこと。3年定期預金分は利回りには影響しておらず、前回からの変動はもっぱら先進国株式インデックス投信の基準価額の変動によるものです。

 

一方で、このポートフォリオについて「my INDEX」で過去平均リターン、リスク、シャープレシオを測ってみると以下です。(カッコ内は1812月末時点)

 

●過去平均リターン

 4.1%3.8%

●リスク

 13.9%11.4%

●シャープレシオ

 0.300.33

 

■今年1月にスポット買い増し

 

前回(半年前)の記事で

 

「相場の下落が起きれば、先進国株式インデックス投信に振り替えますし、たとえそれが起きなかったとしても、それはそれで良しとします。」

と宣言しておりましたが、ここへきて相場の下落が起きて投信の基準価額が低下しているので、この機をとらえて3年定期預金分を先進国株式インデックス投信に振り替えることにします。

週明けにでも早速実行に移す予定です。

 

と述べておりましたとおり、今年1月に相場が少し下落した際に3年定期の残高から500千円ほど先進国株式インデックス投信をスポット購入しました。

さらにまた下落が起きれば第2弾の買い増しを実行するつもりでしたが、元来ほったらかしなのでつい忘れてしまい、現在に至っています。

 

DCの運用状況は半年おきに損益状況をチェックするのみですが、前回1812月末に比べてリターンは改善しました。改善には前述した1月のスポット買いした分の寄与もありました。

 

また60歳を迎えるまで引き出しはできませんので、リスク資産分についてはとにかく放置であります。

 

■商品ラインナップに米国株式インデックスがあってもよい

 

WATANKOが加入している企業型確定拠出年金の商品ラインナップにはインデックス投信のアセットクラスとしては日本株式、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券、バランス型と一応揃ってはいます。しかしここで時流をとらえたラインナップの拡充を図るとすれば米国株式のインデックスの投信があっても良いです。

 

米国株式のリターンはこれまでのところ他のアセットクラスに比べて優れていると思われるので、3年定期に張り付いた個人の年金資金をリスク資産に振り替えさせるための良いアピールになるでしょう。

 

アクティブ投信を増やすことには熱心なようですが、インデックス投信の充実もお忘れなく、●●●●●信託銀行殿。

2019年7月 3日 (水)

2019年6月末運用状況

6月にはいってから運用成績はやや持ち直してきました。そうなると成績が振るわなかった投資対象のダメージが緩和したタイミングを狙って「損切り」や「やれやれ売り」、はたまたかねてから狙っていた投資先を買いに走るなど、色々な売買行動に走る方もでてくるであろうと想像できます。

しかしながら金融商品の売買を繰り返すだけが投資行動とは限りません。バイ&ホールドもまた価値ある投資行動です。同じ個人のなかでもアクティブ投資とインデックス投資とをくらべた場合、勝率や利回りが高いのは果たしてどちらか。

梅雨空で不安定な天気が続くので、外出は控えてここは自分の投資行動別の苦労と成績のバランスを一点一点ずつ振り返ってみるとよいのかもしれません。

そのうち梅雨が明けて夏休みシーズンがはじまれば余暇の過ごし方が忙しくなって、いよいよ投資どころではなくなるという人もたくさんいることでしょうから。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど11年4カ月、136月が経ちました。2019年6月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは107.67円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

201906304

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201906305  

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

4.9%5.1%

 

●リスク

14.9%14.7%

 

●シャープレシオ

0.330.35

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

59.275千円(51,751千円)

 

●運用期間

136ヶ月(135月)

 

●元本平均残高

66,156千円(65,535千円)

 

●平均年間利回り

7.9%7.0%

 

<概況>

 

6月末時点の運用成績は前月末比でトータルリターンが5ポイントも上昇しました。アセットクラス別にみても日本株式4.8ポイント、先進国株式6.5ポイント、新興国株式6.0ポイントと軒並み上昇しております。

これは一見、ヨッシャヨッシャといいたいところですが、一方で複雑な気持ちも隠せません。各クラスの運用成績の動きは同調しており、それは相関性が高いことを表しています。

リスクコントロールの観点からは、むしろアセットクラスの間の相関はもう少し低くなってほしいです。

「とにかく成績は良いのだから素直に喜んでおけばいいじゃあないか」という楽観な人もいるかもしれませんが、そんな人達の中にはいざ相場が下落した際、保有するアセットクラスのほとんどが同時に沈んでも耐えられる人がどれだけいるでしょうか。

好調な相場が長続きすると、そんな声もかき消されそうですが、少しでも注意喚起をしておきたいものです。

2019年6月 1日 (土)

2019年(令和元年!)5月末運用状況

令和最初の月次運用状況の記事です。日本の株式相場はGW明けに下落し、そのまま月半ばから横這いとして、月末にまた少し下落という状況でした。個人投資家にとってはその選択した投資方法によって各々異なる1カ月であったことでしょう。

 

泣いた人。笑った人。悔しがった人。ほっとした人。そしてどうでもよかった人。

 

上記のうち、この駄ブロガーは最後のタイプであったのは言うまでもありません。WATANKOはGW10連休で心身を大いにリフレッシュしたあと仕事とプライベートに張り切りました。張り切りすぎて月末は風邪を引いたほどです。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど113カ月、135ヶ月が経ちました。2019年5月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは108.99円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

201905314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201905315

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

5.1%5.3%

 

●リスク

14.7%14.9%

 

●シャープレシオ

0.350.36

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月末数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

51,751千円(64,818千円)

 

●運用期間

135ヶ月(134月)

 

●元本平均残高

65,535千円(64,904円)

 

●平均年間利回り

7.0%8.9%

 

<概況>

 5月の相場下落のおかげでこの1カ月でWATANKOの運用資産はおよそ13百万円も吹き飛びました。単月の下落としてはなかなかに大きいです。13百万円といえばポルシェ911のスタンダードモデルの車両価格です。

 

さて冒頭でも触れましたように5月は個人投資家にとって各人ごとに様々な様相であったでしょうが、今後はどう動くのか。

 「もうチキンレースから降りて、しばらく相場から離れる。」

「軟調な相場の中、割安株を求めてリサーチだ。」

「信用売りで勝負に出よう。」

「もっと下落して大幅安になるまで我慢我慢。」

「何があっても淡々と積み立て投資を続ける。」

 

これまた色々なタイプがあります。WATANKOはいうまでもなく・・・

 

妻ミサト「『何があっても積み立て投資を続ける。』でしょ。もう飽き飽きでオチにならないけれど。」

WATANKO13百万円を失っても全く動じません、とも言いたい。」

妻ミサト「積み立て投資はいいけど、投資先は見直した方がいいと思うわ。」

WATANKO「え、REITとか金とかですか。」

妻ミサト「あなたの配偶者にもっと投資しなさい!!」

WATANKO「!!!」

2019年4月27日 (土)

2019年4月末運用状況

ついに平成の終わりと令和の始まりを含むGW10連休がスタートしました。社会インフラにかかわる仕事や様々なサービス業に従事する方々にとっては丸々お休みというわけにはいかないかでしょうが、WATANKOはありがたいことに(正確には自宅で1日くらい仕事をする見込みですが)10連休を頂戴することができます。

 

普段なかなか取り組めなかった自宅の整理整頓、日帰りでのお出かけ、そのほか家族と過ごす時間がタップリととれそうです。

 

投資に関しては本記事のUPをもってGW中はスッパリと忘れます。

 ・・いや、普段からかなり忘れていましたね。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど112カ月、134ヶ月が経ちました。2019年4月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは111.74円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 ◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

 

201904304

 

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201904305

 

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●過去平均リターン

5.3%5.5%

 

●リスク

14.9%14.7%

 

●シャープレシオ

0.360.37

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

●購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

●評価損益+確定損益分

64,818千円(58,329千円)

 

●運用期間

134ヶ月(133ヶ月)

 

●元本平均残高

64,904千円(64,265千円)

 

●平均年間利回り

8.9%8.2%

 

<概況>

 

昨年末に一旦落ち込んだ相場は今年にはいってから上昇に転じており、WATANKOの運用資産残高も2月、3月に続いて4月末も前月比で増加しました。各アセットクラスともイイ感じで上昇しております。累計リターンも43.2%と昨年9月と同水準に戻りました。

 

おそらく他の国内外の株式アセットに投資する方々、アクティブ運用の方々、バランスファンド派の方々、皆々様とも同様の状況ではないかと思います。

 

え、俺の保有株だけはダダ下がりですか?

 

投資は自己責任でございます。個別株のリスクを甘受することから、はじめてリターンを狙うことができます。どうか爆上げした際には早速ブログを開設してその運用手腕をご披露ください。

2019年3月30日 (土)

2019年3月末運用状況

寒暖差が激しい3月が終わりを迎えました。年度末ということでWATANKOもそれなりに忙しく、今の職場に来てからひと月の残業時間がもっとも多い月でした。その中にあって年度末でもって会社を去る方々を送り出したり、プライベートでは子どもの卒業式に出席するとやっぱり3月というのは別れと旅立ちの月、センチメンタルになります。

 

一方で投資の世界では、どんな下落が起きたとしてもセンチメンタルに陥らず、淡々とホールドし続けるのみであります。

 

そして積み立て投資においても、いまや単月の積み立て、単発のスポット投資が運用資産全体に与える影響はごく軽微となりましたが、それでもコツコツと続けていきます。

 

ということでインデックス投資を始めてちょうど11年1カ月、133ヶ月が経ちました。2019年3月末の運用状況です。

 

Notes

◆商品名は略称です。

◆アセット毎に、購入順に並んでいます。

◆表中の金額単位は千円です。

◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。

◆海外ETFの円換算レートは110.78円/ドルです。

◆NISA枠にて購入した商品も含みます。

◆投資待機資金には以下が含まれます。

①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金

②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

 

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

 

 

◆評価記号の内容は以下です。

(投資期間の長期化に伴い、201712月から評価基準を引き上げました。)

◎:+50.0%

○:+35.0%+50.0%

△:+20.0%+ 35.0%

▲:+5.0%~ +20.0%

×:+5.5%

 201903314

続い てバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

201903315  

 

さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

  • 過去平均リターン

5.5%5.3%

 

  • リスク

14.7%14.7%

 

  • シャープレシオ

0.370.36

 

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

 

  • 購入元本+投資待機預金元本分

150,000千円(150,000千円)

 

  • 評価損益+確定損益分

58,329千円(57,678千円)

 

  • 運用期間

133ヶ月(132ヶ月)

 

  • 元本平均残高

64,265千円(63,615千円)

 

  • 平均年間利回り

8.2%8.2%

 

<概況>

 

2月末に続いて3月末も資産残高が前月比で微増しました。少し上がったアセットクラスと少し下がったアセットクラスがミックスしたうえでの結果です。

 

冒頭に述べたとおり3月は残業が多く、おかげで相場のチェックもろくにせず、資産運用はいつも以上にほったらかしでした。

 

でも3月は別れと旅立ちの季節、資産運用なんかどうでもいいシーズンです。

 

うーん、センチメンタル。

 

(あとがきにかえて)

 

この駄ブログも月の後半は更新が中3日あけてのペースとなり、スローダウンでした。いかんです。来月は更新ペースを従来に戻すことを目指します。

 

そういえば最近は自動車記事がすっかりご無沙汰していました。こいつも4月は意識して沢山書いてみたいと思います。

 

2019年3月 3日 (日)

2019年2月末運用状況

株価は年末年始の相場下落から増々回復してきました。今思えば1月に積み立ておよびスポット購入した分はそれなりにバーゲンセールであったかもしれません。

今ではもう単月の積み立て投資、単発のスポット投資が運用資産全体に与える影響はごく軽微となりましたが、それでもコツコツと投資を続けていきます。

ということでインデックス投資を始めてちょうど11年、132ヶ月が経ちました。2019年2月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは110.31円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。


◆評価記号の内容は以下です。
(投資期間の長期化に伴い、2017年12月から評価基準を引き上げました。)
◎:+50.0%~
○:+35.0%~+50.0%
△:+20.0%~+ 35.0%
▲:+5.0%~ +20.0%
×:+5.5%~

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続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

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さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
5.3%(5.1%)

●リスク
14.7%(14.5%)

●シャープレシオ
0.36(0.35)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
150,000千円(150,000千円)

●評価損益+確定損益分
57,678千円(48,994千円)

●運用期間
132ヶ月(131ヶ月)

●元本平均残高
63,615千円(62,956千円)

●平均年間利回り
8.2%(7.1%)

<概況>

1月末に続いて2月末も資産残高が前月比増加しました。総額では昨年中でもっとも高かった9月末時点の207百万円に再び到達しました。厳密にいえば今年に入って投資待機資金を5百万円追加したので、その分を差し引けば2月末残高は202百万円です。それでも9月末の98%に達していますので、やはりほぼ戻ったといえるでしょう。

さて一体今年は暴落がやってくるのでしょうか。そんなことは誰にもわかりませんね。では質問を変えてみます。投資家は、企業は、金融機関は、政府は暴落を待ち望んでいるのでしょうか。

素人個人投資家の予想にすぎませんがショート、空売りを運用の基本に据えている者以外はそもそも暴落を望んでいる者がどれだけいるのか懐疑的です。

リーマンショックの経験も活かしつつ、相場の上昇は難しくてもせめてその安定を望み、これを図るために色々な人々が、世の中の目に見える部分、見えない部分でそれぞれ努力を費やしているのではないでしょうか。

WATANKOはそのような人々の英知と行動を信じてバイ&ホールドを続けます。

ちょっとした下落の兆候に敏感になって真っ先にリスクオフすると、パニックが起きて我先にと売りが加速する。

そんな狂騒曲からは距離を置いてゆったりと長期投資を続けていきます。

2019年2月 1日 (金)

2019年1月末運用状況

1月初は相場の下落が起きて、ちょっとスリリングな2019年の年明けとなりました。一方でWATANKOはインフルエンザに罹患してしまい、楽しみにしていた「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の表彰式にも懇親会にも出られずという不幸に見舞われました。

若い人からみれば「また来年もあるさ」と気持ちを容易に切り替えられることでしょう。しかしWATANKOの場合、これまでの経験から、「次回もあるさ」と楽観していても、いろいろな事情や環境の変化により、実は二度と経験できなくなったことがいくらでもあります。

特に人と人との繋がり、交流といった類のイベントは、一期一会の側面がいつも少なからず伴っています。毎回出会う人達の中には、ひょっとしたら次回会うことはないかもしれない人も含まれているかもしれません。

ですから今回の罹患は1回1回のイベントを大事にすることを再確認する機会となりました。

仕事でもプラベートでも、色々な方々との出会いと交流は大事にしたいものです。

ということでインデックス投資を初めて10年11ヶ月、131ヶ月が経ちました。2019年1月末の運用状況です。

(Notes)
◆商品名は略称です。
◆アセット毎に、購入順に並んでいます。
◆表中の金額単位は千円です。
◆ETFはこれまでの分配金込みの実績です。
◆海外ETFの円換算レートは108.94円/ドルです。
◆NISA枠にて購入した商品も含みます。
◆投資待機資金には以下が含まれます。
①購入元本:インデックスファンドの売却により回収した元本、年度ごとに新たに投資に廻す資金
②評価額及び評価損益:インデックスファンドの売却により確定した損益結果及び税還付額等。

表中の投資待機資金における①購入元本と②評価損益の差額については、過去に保有商品を売却した際の税引き後の売却益、SBIポイントの還元分、SBI証券のキャンペーン現金還元分等が含まれています。

◆評価記号の内容は以下です。
(投資期間の長期化に伴い、2017年12月から評価基準を引き上げました。)
◎:+50.0%~
○:+35.0%~+50.0%
△:+20.0%~+ 35.0%
▲:+5.0%~ +20.0%
×:+5.5%~

201901314

続いてバランスファンドに関して、その構成するアセット別に評価額を切り分け、個別アセットの投信、ETFとあわせたポートフォリオは以下のとおりです。

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さらに「わたしのインデックス(my INDEX)」サイトを使って、当月末ポートフォリオをもとに過去平均リターン、リスク、シャープレシオを算定した結果は次のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●過去平均リターン
5.1%(5.0%)

●リスク
14.5%(13.0%)

●シャープレシオ
0.35(0.38)

それと利回り実績は以下のとおりです。(カッコ内は先月数値)

●購入元本+投資待機預金元本分
150,000千円(145,000千円)

●評価損益+確定損益分
48,994千円(39,573千円)

●運用期間
131ヶ月(130ヶ月)

●元本平均残高
62,956千円(62,248千円)

●平均年間利回り
7.1%(5.9%)

<概況>

株式相場は年初に下落に見舞われたものの、その後そこそこに回復しております。WATANKOのポートフォリオも前月比で10百万円近く残高が増えました。(除く追加投資元本)

皆様の中には、年初の下落を受けてあわててリスク資産を売却してしまった方はいませんでしょうか。WATANKOはといえば逆張りでVTIを買い増ししました。おかげで米国株式含む先進国株式のアセットアロケーションは50%を超過しました。MSCI-KOKUSAI連動のインデックス投信の保有残高に占める米国株式分とVTIの合計残高は同じく40%を超えてきました。

これならWATANKOもまた米国株ブロガーを名乗ってしまおうかと!

(あとがきにかえて)

妻ミサト「いまさら米国株ブロガーを名乗っても露骨で激遅なトレンドフォロワーね。恥ずかしくはないの?」

WATANKO「いやー、なんだかその方がアクセス数が増えそうな気がして・・・。」

妻ミサト「しょうがないわね。また私が昼間、自宅PCからF5キーを連打しておいてあげるわ。泡沫個人投資家ブロガーの妻としての内助の功よ。」

WATANKO「!!!」

2019年1月 8日 (火)

NISA 2018年末運用状況-途中下車か終着駅までか

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(NISAはどうさ)

2014年にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)は5年が経過しました。2018年の非課税枠をつかった投資実績と、過年度分も含めた運用状況をとりあげます。

WATANKOは制度開始からずっと新興国株式クラスを対象に、野村インデックスファンド新興国株式(以下、Funds-i新興国株式)を積み立て投資してきました。

ただし2014年12月の購入分はうっかり、Funds-i新興国株式の受け渡し期限を過ぎてしまい、同年分として購入することができませんでしたので、やむなくニッセイ日経225インデックスファンドを代替え購入しました。(年末ギリギリになって投資枠を消化しようとする方はご注意ください。)

そして2017年8月以降は、よりローコストなeMAXIS Slim 新興国株式インデックスに購入商品を切り替えて現在に至っております。

さて昨年の積み立て結果と、2017年末の運用状況は以下のとおりです。(金額単位は円です。)
まず積み立て履歴です。2014年から掲示してあります。

201812318

そして各年の投資枠の2018年末の運用状況です。

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5年間の累計では評価損益が2.7%とほとんど損益トントンといったところです。

■運用状況

ここ数年振るわない新興国株式ではありましたが、当初9月頃迄は相場好調をうけて各年分ともまずまずの含み益を保持していました。

関連記事

NISAの運用の軌跡は長期投資の縮図(2018/9/27)

例えば今回ロールオーバーとなる2014年分について言えば、9月では評価損益+20.1%を達成しておりました。この時点では、しめしめこのまま12月末まで到達すれば、評価益20%×税率20%=4%分が非課税になると皮算用をしていました。

ところが10月に入ってから相場がジリジリと下降し、結局12月末時点では“かろうじて評価益を維持できた”と言われても仕方のない評価損益額(7.1%)まで引き下がりました。

投資元本を割り込むところまでは下がらなかったのがせめてもの救いであります。しかしながら1,000千円を5年間運用した結果が単純平均で年間1.4%、71千円とはトホホでありました。

その他の投資分も2015年を除き軒並み評価損です。

直近の2018年分については一番成績が振るわず評価損益は△11.5%でした。しかしもしも1月の基準価額で年間投資枠の1,200千円を一括投資していたら、評価損益は△19.7%までさらに悪化しているところでした。

■途中下車と終着駅までとどちらが得なのか

さて上述のとおり2014年投資分については評価額がそのまま元本(つまり評価益がでていればその時点で評価益にかかる税金分は非課税、つまりオトクになることが一旦確定)となります。)

一方で評価損が出ていれば、その分は損失確定となり損益通算もできません。これを嫌って5年間の非課税期間の満期を待たず、ある程度利益がでたところで売却する個人投資家の方々をチラホラとSNSで見かけました。

さて彼らの選択は正しかったのでしょうか。WATANKOも同様に評価損益が最高であった2017年の頃に売却すればよかったのでしょうか。

WATANKOの事例で言えば、2014年分をロールオーバーする時点になって評価損益は7.1%と5年累計のリターンとしては決して褒められる成績ではありません。

今現在において振り返れば過去に売却しておけばもっと利益も非課税額も大きかったことでしょう。

しかし他の多くの投資の体験と同様に、後講釈ではなんとでもいえますし、9月時点でこのような予想を導き出すことはできませんでした。

「だから欲をかかずに一定の利益がでている時点で早いところ途中下車すればよかっただろう」

途中下車した個人投資家たちはWATANKOにこのような言葉を投げかけるかもしれません。

しかしながら(一般)NISAは途中5年経過時点で一度、時価評価が確定損益となるロールオーバーを挟んでいるとはいえ、合計10年間の非課税投資期間を充てることができる制度です。まだ未来の結果までは確定してはいません。

途中下車した方は、非課税後後の売却金額をもって引き続き特定/一般口座で運用を続け、合計10年が経過時点で売却した際には、今度は税金が差し引かれます。

A:NISA適用時の売却益(非課税)+10年経過時点での売却益(税引き後利益)

終着駅(10年後満了)までたどり着きそこで初めて非課税が適用された場合

B:NISA満了時の売却益(非課税)

AとBが果たしてどちらが大きくなるのか。これは該当期間中の各年のリターンの変動やロールオーバー時点の評価損益次第にもよります。

これから世間の相場は長期にわたって低迷し、リターンは今までの5年間と比べて低い水準が続くとするならば、Bにおける非課税メリットが薄れ、トータルの損益はAの方が優れていることでしょう。

一方でこれからの10年間にわたってリターンが大きく伸びるとすれば、Bの非課税メリットの恩恵が大きく発揮され、Aはというと特定/一般口座における税金負担が増えるためトータルではBの損益がAを上回ることでしょう。

■まとめ

途中下車と終着駅まで行くのと比べて、どちらのトータル損益が優れるかは、今後のリターンの伸びにかかっているわけですが、聡明なる個人投資家諸氏であれば、そのようなことは予想がつかないことをよくご存じのことかと思います。

あとは何を信じて投資をするか、何に拠って判断を下すか、であります。

長期間でみて企業の成長、株式相場の伸長を信じて投資を行う身とすれば、ここはトータル利益がB>Aとなることもまた信じて投資を続けていきます。

そしてA<Bの展開を予想する個人投資家におかれましてはどうぞ積極的に途中下車をされんことをおすすめします。

たとえそれが一般NISAだけでなく、ジュニアNISAでもつみたてNISAであっても。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「9月以降、12月末にかけて損益が悪化したから、なんだか負け惜しみみたいに聞こえるわね。」

WATANKO「でも12月になってもっと評価益が上がっても、『5年キープで非課税メリットがMAX』なんてドヤ顔した記事ではなく、今回と同じような内容の記事を書いたことでしょう。」

妻ミサト「ふーん、そう。それなら1年後に2015年投資分をロールオーバーする際にどうなっているか楽しみだわ。」

WATANKO「大丈夫、大丈夫。(ガクガク、ブルブル)」

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