春とともにやってくるお隣さん
■投資元本(待機資金含む)
76,000千円
■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)
37,852千円
■損益率
49.8%
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(春とともにやってきます。)
WATANKOが住む自宅の隣地は、一昨年に土地所有者が亡くなり、相続した親族によって売却されました。買い取った不動産業者が戸建て住宅用として土地を3つに区画分けして分譲したところ、田舎であっても大型商業施設に近い立地であったためか、程なく買い手がつきました。すでに3区画のうち2区画で住居が建築中です。
建築中の物件を購入した家族が週末に何度か見学にきています。どちらの家族も若い夫婦で、就学前の幼児を連れています。
若い家族はマイホームが着工する前の頃は敷地内を行ったり来たり、また着工、上棟してから以降は建屋のまわりや中を見てまわっていたりしていました。
彼らのマイホームの完成をとても楽しみに待ちわびている様子が、20m離れた単なるお隣さんであるWATNAKOにも伝わってくるようです。
住居はプレハブ工法であれよあれよという間に建ってしまいました。在来木軸工法で建てた我が家と違うなあと関心ひとしきり。建築工事中の住居をみると南向きには大きな開口部の窓がたくさん取り付けられています。家の中の日当たりが良さそうです。
最近は3月末?の完成引き渡しにむけてなのか、夜も内装工事が進んでいます。
建主である家族にとっては、新年度の子どもの就園・就学に合わせて引っ越ししてくる予定なのかもしれません。
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長らく塩漬けであった空き地が、相続の発生に伴い再活用される。そこに家が建つだけでもまわりの景色がちょっと変わります。大げさにいえば住む人々が若返り、そこに消費が生まれ、交流が育ってくるようです。
とくにここでとりあげた物件は、もう数十年間もの長い間、空き地であった土地なので、変化の印象が大きいです。古い家並みの間に、徐々に新しい家が建ってくると、あたかも街の新陳代謝が少しづつ進んでいくかのようです。
終身雇用が廃れていく中で「住宅ローンは危険だ」「地震など天災のリスクがあるので住まいは賃貸に限る。」といった意見も時折見かけます。
経済生活におけるリスクマネジメントの観点からみればそのような判断は賢いかもしれません。
でもWATANKOはマイホームの完成を待ちわびている若い家族、今、最高に幸せをかみしめているであろう若い家族を見ていると、彼らはこの幸せな日々を一日でも末永く続けることができるように、時はお金のリスクをはねのけながら、努力と思いやりと協調の人生を送るのだろうなと思えてきました。
ああ、若い家族の活気っていいなあ。
彼らをみてWATANKOもまた新しいマイホームに引っ越しして、幼い子ども達との新しい生活を始めた時の幸せな瞬間を今でも覚えています。
春の訪れとともにやってきたお隣の若い家族。
彼らに負けないくらい我が家もまた改めてマイホームの幸せをかみしめていきたいものです。
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