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2019年1月28日 (月)

サムライズ勉強会「人生100年時代の正しい資産形成と保険について考える」に参加してきました

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(保険についてもう少し勉強しよう・・・)

金融機関に属さない独立系ファイナンシャルプランナーが運営する勉強会「サムライズプロジェクトジャパン」に参加してきました。2017年10月に初めて参加して以来、今回が2回目となります。

今回のテーマは表題のとおり「資産形成」と「保険」であります。勉強会は以下の登壇者の方々による討論形式で進められました。

今井 利友氏 金融庁 総合政策局 総合政策課 金融税制調整官

斎藤 英明氏 アクサダイレクト生命保険 代表取締役社長

田村 正之氏 日本経済新聞社 編集委員

森 亮介氏 ライフネット生命保険 代表取締役社長

山崎 元氏 経済評論家

横尾 光輔氏 金融庁監督局保険課長

岩城 みずほ氏(コーディネイター) ファイナンシャルプランナー CFP® 認定者 オフィスべネフィット代表

参照サイト

【第33回サムライズ勉強会】FD企画第2弾 徹底討論100min「人生100年時代の正しい資産形成と保険について考える」


登壇者の面々を見れば2つのテーマのうち、「資産形成」について取り上げられる内容は、WATANKOをはじめとしたインデックス投資ナイト等に参加したことがある者にとっては容易に想像がつきます。もうひとつのテーマである「保険」についてどのような話が出てくるのかが、WATANKOにとって新鮮味があり特に楽しみな部分でありました。

■勉強会で取り上げたられた内容

勉強会にて取り上げあれた主なトピックスならびに各人から出た意見をあげてみると次のとおりです。

<生命保険の特徴>
●生命保険とは中身がわかりにくい一方で高額な買い物。
●商品の情報開示が不十分。CMで情動的に宣伝しているだけ。
●生命保険(相互会社)は証券会社に比べてはるかに厳しい規制がある。銀行と同じくらい厳しい。
●保険と投信は違う。保険は商品認可に時間がかかるし、一物一価の規制あり。
●生命保険は本来、相互扶助であったが段々と消費者の手から離れてしまってきた。フィデューシャリー・デューティー(FD)を各社がどう解釈するかが課題。

<外貨建て保険の伸長>
●最近、外貨建て保険の売上がとても伸びている。しかしその一方で苦情も増えている。
●実際には保険の部分はとても薄い。薄皮一枚。ほぼ貯蓄性の商品。そうなると他の低コストの投信と比べてコストが高い。
●つみたてNISAを広めようとすると、もっと儲かる商品があるといわれて外貨建て保険を勧められた。

<情報開示と商品比較>
●保険商品は貯蓄性では投信と同じ。では投信のような商品比較がなぜできない。保険商品について徹底的な価格の比較があってもよい。運用について語った目論見書のような資料が保険ではなぜできないのか。
●特に各社の付加保険料(保険会社の運営コスト+利益)の開示が必要だ。付加保険料の比較が分からず、どれだけボッタくっているのかわからない。
●ライフネット生命では付加保険料を開示しているが、他社が開示していないため高いか安いかわからない。
●(ライフネット生命への提案)相手に反論の機会を与えておけばよいのであって、他社の付加保険料も推計でもいいから取り上げた比較を開示すべきではないか。
●純保険料の算定式も各社ごとに違うし、それに対する付加保険料の割合も異なる。付加保険料の金額だけをみるとミスリードにつながるおそれあり。要はトータルの保険料を見るべきである。
●(情報開示の要望に対して)金融庁としては手数料などは開示済みと理解。また付加保険料の開示は各社の自由。規制しているわけではない。また保険会社の利益を知りたいならは会社全体の損益情報をみればよい。

<保険の販売方法の課題>
●複雑な商品は顧客本位ではない。「保険の見える化」のために必要なことは何か。わかりやすい商品を分かりやすい方法で伝えるべき。
●資産運用をアドバイスするFPが特定の保険を売っている。なぜならFPにとって利潤が大きいから。
●商品とコンサルサービスは別々にしてそれぞれに対価を支払う姿が望ましい。
●生保業界はサプライサイドが多い。人が多くて何か売る必要がある。自分たちの組織を維持するために高額な商品を売ることになってしまっている。

<スマホの台頭>
●ネット生保のここ数年の伸び悩み-ネットの発達、とくにPCからスマホへとユーザーシフトへの対応が遅れた。スマホでの取引が急増してきたがこの傾向は続く。
●スマホの履歴を調べれば、顧客がどこで理解不足に陥ったのかわかるので改善ポイントが見える。これを続けていけばやがて対面販売を凌駕していくのではないか。

また勉強会の最後に登壇者から寄せられた「資産形成と保険についての一言」も紹介します。(発言順)

(田村氏)
長期分散、低コストな運用に加えて公的年金のフル活用につきる。一番の資産形成は働き続けて厚生年金を受け取れる女性と結婚すること。

(山崎氏)
合理的な割り切りが大事。保険は投信と同じだが、保険の場合、マーケット・リスクのみならず、それを売る人についてもリスクがある。人を介して商品を買ってはダメ、自分で決めてくことが大事。同じ商品を選べば効率性は変わらない、あとはリスクの取り方を決めればOK。現状では売りたい人が何を売るかを決めている。一体誰が購買の決定者なのか。消費者側が強くならなければならない。なおこれからは人よりもスマホを恐れる時代かもしれない。

(今井氏)
資産形成には関心が第一。NISAの失敗として口座は増えたが変な商品が買われている現実あり。無関心な人にも関心をもってもらうようにしたい。

(横尾氏)
ライフプランと必要なお金を決める。色々やってみないとわからない。ただし余裕資金内でやること。

(斎藤氏)
元気をもつことと勉強すること。貯蓄と保険の最適な組み合わせを考える。自分で判断したことならば、あきらめもつきやすい。

(森氏)
若いときは色々と物入りになるし、サラリーもまだ低いけれども資産形成は早くから始めるべき。

■保険リテラシーを高めていくか

WATANKOにとって保険とは、他の金融商品と比べて関心が低く、内容を理解するきっかけが中々つかめない商品でありました。その主因は保険商品に対して昔から貯蓄性をほとんど不要と考えてきたからです。したがって保険とは専ら保障サービスの方が重要でありましたし、支払った保険料とうけられる保障のバランスについても突き詰めて考える機会があまりありませんでした。

今回「付加保険料」をはじめとする興味深いキーワードや生保業界の現状を垣間見る話を聞くことができたので、これをきっかけに自分の金融リテラシーの中の保険リテラリーを少しは高めておこうというマインドが出てきました。

幸いにも仕事の負荷が最近は下がってきたので、色々と余裕もでてきました。このタイミングのもとで今回の勉強会に参加しことは、投資に対する勉強を再び加速させるよいきっかけとなりました。

サムライズの勉強会、これからも楽しみであります。

(あとがきにかえて)

WATANKO「大変遅まきながら、保険の見直しにこれから取り組んでいこうと思うのだけれど・・・」

妻ミサト「そうね、生命保険会社の言いなりになっていると保険料は無邪気に上がる一方だわ。」

WATANKO「そうだね、もう私も年だし、資産もある程度貯まったから過度な保険は不要でしょう。」

妻ミサト「私もそう思って、貴方の食生活についても最近は昔ほど五月蠅く言わなくなったわ。」

WATANKO「それって・・・ホラーです。」


2019年1月14日 (月)

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の投票結果と感想 #foy2018

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(今回は表彰式&懇親会に出席できず残念でした。)

個人投資家ブロガーにとって毎年恒例のイベント「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」。WATANKOは2日前からインフルエンザを発症してしまい、表彰式も懇親会も泣く泣く欠席となりました。その分、今回の結果について例年よりもちょっと長目の感想を綴ります。

まずは昨年のトップ10のおさらいであります。
【第1位】楽天・全世界株式インデックス・ファンド
【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
【第3位】楽天・全米株式インデックス・ファンド
【第4位】野村つみたて外国株投信
【第5位】eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
【第6位】ひふみ投信
【第7位】eMAXIS Slim新興国株式インデックス
【第8位】たわらノーロード先進国株式
【第9位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
【第10位】iFree S&P500インデックス


初登場の楽天・全世界株式インデックス・ファンドが、三連覇の王者 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを破り、第1位を獲得しました。楽天の新ファンドはある程度得票してくると予想されましたが、第1位、第3位を獲得するとは「バンガードのブランド力おそるべし」と、日本の運用会社は戦慄をおぼえました(かどうかはわかりませんが、インパクトはありました。)

さて今年の結果は如何様であったか。

昨年10月に予想記事を書いておりますが、そこでは楽天、ニッセイ、eMAXIS Slimの三つ巴の競争になると予想していましたが、蓋を開けてみるとそこには「予想通り」と「予想外」の景色が見える結果となりました。

今回2018年の結果です。ドン!
なお名称の後の( )は昨年からの順位変動です。

【第1位】eMAXIS Slim先進国株式インデックス(初登場)

【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(±0)

【第3位】eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー(初登場)

【第4位】楽天・全米株式インデックス・ファンド(▼1)

【第5位】eMAXIS Slim バランス8資産均等(±0)

【第6位】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(△5)

【第7位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(△2)

【第8位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(初登場)

【第9位】楽天・全世界株式インデックス・ファンド(▼8)

【第10位】eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)(初登場)

詳しい内容hは専用サイトをご参照ください。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018

毎年ならばここでTOP10入りしたファンドについて、一本ずつ感想を書くのですが、今回はいくつかのトピックスにまとめて記したいと思います。

■悲願の第1位獲得、eMAXISシリーズ

ついにeMAXISシリーズのインデックス投信が第1位を獲得する時がきました。同シリーズは、かつてSMTシリーズと並んで低コストのインデックス投信シリーズの先駆的存在であり、2009年、2010年と2年連続でeMAXIS新興国株式インデックスが第2位を獲得しました。しかしその後2014年あたりから低コスト競争に追随できず、このアワードでもeMAXISシリーズは2015年、2016年とTOP10から外れる有様でした。

そこで三菱UFJ国際投信は満を持してeMAXIS Slimシリーズを新規展開。信託報酬最安値追随型というコバンザメ手法について、当初は冷ややかな目を向ける個人投資家もいました。

しかしながら信託報酬が最安値の他社商品が発売され、それがたとえ異なるインデックスをベンチマークとしていても同じアセットクラスならば言い訳無し、迷うことなく追随して同率まで信託報酬を引き下げるという徹底ぶりを見せ始めた頃からじわりじわりと支持を得始めます。

今回第1位のeMAIXS Slim先進国株式インデックス(以下、Slim先進国株式)は、他社商品に追随する流れからいっとき王者ニッセイよりも信託報酬が下がる時期があったりしたことから着実に資金流入を伸ばしてきました。

それが2017年末頃の状況であり、その後1年かけてさらに支持を継続してきた成果がここに結実したということでしょう。その意味ではSlim先進国株式の動きは、このアワードに向けて絶好のタイミングでありました。

三菱UFJ国際投信は、かつてeMAXISシリーズで獲得できなかった第1位の座を今回得ることができて本当に嬉しいことでしょう。

なにせ金融業界、金融商品とは多くの場面において同質的な競争を強いられる世界であります。商品の差別化を打ち出しても、他社がすぐに追随してくる。御上の規制や指導のおかげで破天荒なマーケティングをするわけにもいかない。現場では他所でも売っている商品を人的努力で懸命に売っている。

そんな世界にあって、スポンサー抜きのユーザー投票、しかも一般の人々に比べて金融リテラシー、商品知識にとんだ見識ある個人投資家たちから最も評価される。他社商品よりも貴社の商品が1番優れていると明確に表彰されるわけですから、これほど嬉しく、そして誇らしいことはないでしょう。

「おんなじモン売っているのに、ウチが一番ですか!?」

今やSlim先進国株式は同アセットクラスにおいては、ニッセイ外国株式と並んで毎月20億円近くの資金流入を得ているSlimシリーズの看板商品であり、ニッセイとはもう1年近く拮抗している状態にあります。我々はここにも大いに注目すべきであります。

なぜならこのトップを争う拮抗状態にあっては、各社はお互い相手に劣後しないために、相手が打ち出してきた新しい策について、常に対抗策を講じていかねばなりません。この動きがお互いの商品の中身・サービスが向上していくことにつながり、ユーザーはそのメリットを享受することになるからであります。ライバル同士の切磋琢磨、大歓迎であります。

それにしても今回TOP10中、eMAXIS Slimシリーズは5本もランクインしており、人気面では圧勝です。ですが中にはWATANKOからみて話題性に押されてランクインしたとみる向きの商品もあり、来年以降はここまでSlimシリーズがランクインするとは思えません。

でも今はこの絶頂の結果を素直に祝福しておきます。

■第1位は逃してもニッセイは王者の風格

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ)は今回も第1位を逃しました。得票結果だけみれば投票人数、得票はSlim先進国の約3分の2にとどまりましたが、それでも2年連続2位を獲得しています。過去に2年連続で第2位を獲得したファンドは上述のeMAXIS新興国株式に次いで2番目のレア記録です。

ニッセイは第1位を3年連続+第2位を2年連続と合計5年間もこのアワードのほぼ頂上に君臨しているわけですが、このアワードにおいて5年連続でこれほどの支持を獲得し続けているファンドをWATANKOは他に知りません。

前回、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)、そして今回、Slim先進国株式よりも得票が伸びなかったのはともに両者の話題性に負けたところがあったからではないかと捉えています。

それとTwitterのタイムラインを通して知ったのですが、ニッセイは更なるコスト引き下げとして信託報酬以外の「その他費用」の一部である監査報酬について引き下げを行っていたとのこと。

個人投資家は、低コストでは個人投資家を決して裏切らないニッセイの姿勢を新たに垣間見ることができて、その支持を更に厚くしたのではないでしょうか。なおWATANKOは前回に続いて、今回もニッセイの受賞のスピーチだけは是非とも聞いてみたかったです。

ニッセイ、第1位を逃しても王者の風格を感じさせる結果でした。

■コスト対策はもう不可避な楽天

さてWATANKOは今回のアワードは楽天、ニッセイ、eMAXIS Slimの三つ巴になると予想していましたが、大きく外したのが楽天・全世界株式インデックス・ファンドのランクダウンです。

考えられる原因は4つです。

①初年度決算における実質コストが高かった
②投資対象のETF(VT)の経費率に比べて楽天のマージン(0.12%)が高い
③分散投資よりも米国集中投資のトレンドにおされた
④類似するeMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーに票を奪われた

しかしながら①は一過性と理解している人も少なくないはず。③であれば、本家VTほか複数のアセットクラスに投資するファンドのランキングと符合せず。では②なのでしょうか。

ちなみにWATANKOは楽天のこのシリーズに対してマージンが高いことをずっと指摘してきました。バンガードのブランドに胡坐をかいているだけだと、本気でトップを取りにきているニッセイや三菱UFJ国際に勝ち続けることはできませんし、個人投資家にも見透かされます。

ニッセイが監査報酬まで引き下げたなんて話が伝わる一方で、楽天が2019年もコスト面で動きがなければ、次回はTOP10から落ちることは必至でしょう。

あとはやはり④の影響が大きいかもしれません。しかしだとすれば、楽天が④に対抗する意味からしても、やはりマージンの引き下げは検討すべきであったといえるでしょう。

■低いロイヤリティが露呈したひふみ

ほんの2年前は、姉妹商品のひふみプラス、ひふみ年金とあわせてシリーズとして得票し、特別賞まで獲得したひふみ投信。それが今回はTOP10外におわりました。

このアワードはその年々で成績が良いファンドが高い順位を獲得する性格なのでしょうか。新興国株式の事例をみるとたしかにその傾向も多少はあるかもしれませんが、このアワードは何より投信ブロガーが個人投資家にとってバイ&ホールドを続ける永続的な価値のあるファンドを推奨するものではないかと捉えています。

その意からすればひふみが、長年コケにしてきたTOPIXに最近負け続けている、「守りながら増やす」がここのところできていないからといってすぐさま手のひらをかえすように放逐するのは早計であり、これが今まで得てきた支持者の真実の姿であれば、なんとも薄っぺらいものであります。

所詮、ひふみの支持者は確実に儲かるという“魔法の”投信を選びたいだけだったのかもしれません。そしてひふみがそうでないと判断するやいなや信条も信頼もなく、去っていったのかもしれません。

繰り返しますが、このアワードはその年で成績の良いファンドを称えるイベントなのか。ひふみの栄枯盛衰を見て、そんな疑問が湧き出てきました。そのようなアワードなら、どこかの商業雑誌あるいは業界団体が、成績をもとに年初に機械的に算出した結果をWebなどで開示すれば十分でしょう。

■「話題性」と「ゆるぎない支持」の混在

このアワードを毎年眺めていますと、得票するのは以下の2つの特徴のファンドが混在しています。

A:その年々で話題となったファンド

B:複数年に渡って支持を獲得し続けている定番ファンド

Aの中にはいわゆる一発芸人のヒットに近いものもあれば、その後Bと変化していくファンドもあります。これまで大半は前者であり、それがヒットした時点でWATANKOはブログ記事にこそ書きませんが「来年はないな」と予感してしまいます。なお毎年入れ替わりますので振り返ってみると過去のトレンドがつかめるかもしれません。

一方でBに該当するファンドはいまのところ先進国株式アセットクラスのファンドかまたはバランスファンドに限られています。さらには第1位を獲得するのもこの属性が備わっています。それであってもBとなるのは容易ではなく、現在該当しているのは、セゾン・バンガードとVTのみであり、ここにきてニッセイが加わったところです。

具体的にはセゾン・バンガードは2007年からずっと得票しており、2012年、2017年を除いて毎回TOP10入り、これまで12回の平均順位は6.1位です。VTは2008年以降得票、毎回TOP10入りしており、合計11回の平均順位は3.5位です。

この2つがダントツで長期的に支持されているファンドであり、ここにニッセイが続いていて5年連続で得票し、平均順位は1.4位です。これは驚異的に上位です。

なおこのBに日本株式アセットクラスのファンドがインデックスであれ、アクティブであれ該当してこないのは、日本国民としてはちょっと寂しいですね。日本株式アセットクラスの世界はやはり個別株派が圧倒的なのでしょうか。自国の株式相場が対象だから個別株にも詳しくなれるし、30年前の日経平均株価の最高値をいまだ更新できていない市場平均には投資する気にはなれないのでしょうか。

■まとめ

以上、今回の結果を通して見えたトピックスを上げてみました。見出し風に言えば、

「eMAXIS Slimアゲアゲ、ニッセイは堅い、楽天ヤバイ、ひふみ消えた、セゾンとVTは今年もしぶとかった。」

といったところです。

さて気が早いですが、2019年は一体どうなるでしょうか。eMAXIS Slimの進撃は一旦落ち着く、ニッセイは引き続き盤石、くらいは予想できますが、あとは相場次第です。もしも米国株式が大きく下落するとなれば米国アセット系のファンドはダメージを受け、それが得票にも影響を及ぼすかもしれません。(繰り返し言いますが、この傾向は本アワードの趣旨とは合っていないと思います。)

そして世界全体の株式相場が揺れれば、リスク回避色が強まる=分散志向が強まる=バランス型ファンドの注目が高まるという展開を予想しています。

最後に今年の表彰式イベントの模様について速報記事を紹介します。

毎年表彰式の速報記事を書いておられるインデックス投資業界の“ロイター通信”ことすぱいく(“ひらがな”です。)さんのブログ記事を紹介します。

参照記事

1億円を貯めてみよう!chapter2
【速報】 投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2018速報 【第一部 「リーマンショックから10年/つみたてNISA」アンケート結果発表】 #foy2018

【速報】 投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2018速報 【第二部 みんなの【声】を聞いてみよう!個人投資家が注目ファンドに寄せる「熱いコメント」一挙紹介!!!】 #foy2018

【速報】 投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2018速報 [1位から20位までの結果発表] #foy2018

(あとがきにかえて)

例年の感想記事より長めになり、最後までお読みいただきました方には感謝申しあげます。

それにしても今年の表彰式&懇親会を欠席せざるを得なかった喪失感は拭いがたいです。さらには懇親会では裏方手伝いも予定したので、他の手伝いの方にもご迷惑をかけてしまいました。

次回は体調管理を徹底して、是非とも参加したいと思います。

2018年11月 3日 (土)

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」に投票しました #foy2018

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(忘れないうちに投票実行!)

投信ブロガーによる投票イベント、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の投票が始まりました。

公式サイトは以下であります。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018

WATANKOは本日投票を済ませました。運営事務局の指示に従い、なりすまし投票を防止するために本記事にて投票完了を告知致します。

■WATANKOが過去に選んだファンド

WATANKOは今年で9回目の投票となります。

過去の投票履歴は次のとおりです。初めて投票した2010年こそ複数のファンドに分散して投票していますが、翌2011年以降は1本に絞って5点を投じています。(名称は当時)

★2010年 以下の投信に各1点ずつ割り振り
・CMAM外国株式インデックスe
・ニッセイ日経225インデックスファンド
・eMAXIS新興国株式インデックス
・STAM新興国債券インデックスオープン、
・セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド

★2011年 ニッセイ日経225インデックスファンド

★2012年 年金積立 インデックスファンド海外新興国株式

★2013年 ニッセイ日経225インデックスファンド

★2014年 ニッセイ日経225インデックスファンド

★2015年 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

★2016年 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

★2017年 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

なお本アワードの投票におけるWATANKOのマイルールとして、自分が実際に購入・保有しているファンドの中から選ぶことにしています。自分が身銭を切って買っていることが、そのファンドに対する最大の評価であり、他人にも勧められると考えているからです。

■WATANKOが今年選んだファンド

今年5点を投じたファンドはこれになりました。

★<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

またニッセイかと思われるかもしれませんが、三菱UFJ国際投信のようなフォロワーと異なり、投信のローコスト競争のフロントランナーとしての変わらない立ち位置を改めて評価した次第であります。

そして自分の胸に手をあてて「流行り廃りではなく、総合的にみて、今一番信頼できる、評価しているファンドは何か。」と考えてみた結果でもあります。

さてこの<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、今回第1位を楽天・全世界株式インデックスから奪還できるでしょうか。一方ではeMAXIS Slim シリーズという強力な第3勢力が伸びてくることが予想されるため、争いは三つ巴、結果は僅差で決まる激しい争いになると予想します。

なお、このアワードは投票期間が今月30日までなので、投信ブロガーの中でまだ投票されていない方は、どうぞお忘れなく!

関連記事

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018-楽天VT、ニッセイ外国株式、そしてeMAXIS Slimシリーズの三つ巴を予想 #foy2018(2018/10/20)

2018年10月20日 (土)

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018-楽天VT、ニッセイ外国株式、そしてeMAXIS Slimシリーズの三つ巴を予想 #foy2018

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今年も恒例のアワードのシーズンがやってきました。個人投資家ブロガーによるスポンサーレスのもとに行われる人気ファンドの投票大会です。

前回2017年のTOP10は以下のとおりです。

【第1位】楽天・全世界株式インデックス・ファンド
【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
【第3位】楽天・全米株式インデックス・ファンド
【第4位】野村つみたて外国株投信
【第5位】eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
【第6位】ひふみ投信
【第7位】eMAXIS Slim新興国株式インデックス
【第8位】たわらノーロード先進国株式
【第9位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
【第10位】iFree S&P500インデックス

そして2018年のサイトも開設されました。

該当サイト

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018

さて今年はどのファンドが第1位を獲得するのか、どの商品が上位に食い込んでくるのか。早速WATANKOも三流競馬新聞記者の面持ちで予想してみたいと思います。

■3つのファンドシリーズでトップは争われる

2014年~2016年と3年連続で第1位を獲得した<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ)ですが、2017年は楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)にその座を譲りました。さて2018年はどうなるでしょうか。

そして今年、個人投資家の支持が拡大して、資金流入を伸ばしてきた三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズが個人投資家の支持を広げてきています。

2018年はニッセイ、楽天にeMAIXS Slimを加えた三つ巴の争いになると予想します。それぞれの特徴をとりあげてみます。

【楽天VT】

順調に資金流入を続けてきた楽天VT。株式相場の好調を背景に順当にいけばV2の可能性は高いです。昨年楽天VTを選んだブロガーが他社商品に鞍替えする積極的な理由は見当たりません。

初年度の決算を迎えて実質コストが高いことが話題にあがりましたが、SNSをざっと眺めるかぎり、現在は沈静化している模様です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドと得票が分散することも予想されますが、昨年はそれでも1位を獲得しています。これも本家VTの高い人気のなせるわざでしょうか。

【ニッセイ外国株式】

首位奪還なるか。今年夏に信託報酬の最安値を更新して、日本株式インデックス投信の水準をも置き去りにする驚異の低信託報酬0.109%(税抜、以降同じ)を実現しました。

しかしそれ以外の話題性は乏しく、目立っている楽天やeMAXIS Slimシリーズのファンドに負けずに地道にどこまで得票できるでしょうか。eMAXIS Slimの伸び具合によっては2位はおろか、3位に転落する可能性もあります。

【eMAXIS Slimシリーズ】

eMAXIS Slimシリーズは先日、日本を含む全世界株式が設定されるなど話題を集めています。信託報酬最安値追随型、そして実質コストも安いとなれば新しく積み立て投資を始める人ならコレ一択です。(これって「思考停止」でしょうか。)

ただ第1位を狙う点からみると、複数の商品に得票が分散してしまう恐れがあります。

本命はおそらくは先進国株式ですが、8資産均等型も2017年に第5位とバランスファンド最上位を獲得したので人気があります。

また上述の全世界株式も設定間もないとはいえ注目は高く、TOP10くらいには入ってくるかもしれません。

三菱UFJ国際投信は、悲願?の第1位獲得のためには今から「投票は先進国株式インデックスにお願いします。」とキャンペーンを張るしかありません・笑。

■TOP10入りが微妙なファンド

トップ3の予想は以上ですが、第4位以下はどうなるでしょうか。WATANKOの予想では、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は分散度合いと低コストで現在、バランスファンドのほぼチャンピオンと目され、これはTOP10の中盤のランクを維持できるでしょう。

しかしそれ以外の5商品は順位を下げる、さらにはTOP10外になると予想します。

野村つみたて外国株投信、iFree S&P500インデックスは、「あの野村がガチ勝負の低コスト投信を出してきた」、「ありそうでなかったS&P500連動の投信の登場」ということで、設定時であった2017年は話題を集めて一定の得票がありました。

がしかし話題性だけで毎年ランキングを維持するほどこのアワードは甘くありません。

ひふみ投信は最近、アクティブ投信としてのパフォーマンスが芳しくない日が散見されていること、eMAXIS Slim新興国株式インデックスはそもそも対象とするアセットクラス自体の低迷が続くという、それぞれ成績面の不安が得票に影響しそうです。

たわらノーロード先進国株式は信託報酬の引き下げ競争に追いつけておらず、支持が伸びるか怪しい、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は楽天VTへ人気がシフトする傾向が強まるのではないかとそれぞれ予想します。

■まとめ

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の投票期間は2018年11月1日から11月30日です。

資格要件を満たした投信ブロガーの皆さんにおかれましては、もれなく投票をすませてこのアワードを盛り上げていきましょう。

おっと、最後に大事なお知らせです。

このアワードは例年、年明けの1月に発表イベントが行われます。専用サイトによると今回は2019年1月13日(日)に予定されています。

そしてさらに例年同様、発表イベントの後は、懇親会イベントが企画・準備されています。

当該サイト

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018懇親会を開催します #foy2018

こちらもお忘れなく!

2018年7月 8日 (日)

インデックス投資ナイト2018に参加しました-今年も光った個人投資家の登壇

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(今年も参加してまいりました。)

インデックス投資家にとって、すっかり恒例となった夏フェスであるインデックス投資ナイト2018に参加してきました。

関連記事

インデックス投資ナイト2018のチケットを入手-投資のイベントに参加するようになった理由(2018/6/16)

会場は昨年から渋谷に移転した東京カルチャーカルチャーです。アクセスも会場のレイアウトも本イベントにちょうどよい印象であります。

本イベントは例年同様、今年も大いに盛り上がりましたので、参加されたブロガーの方々から順次詳細がブログ記事としてUPされるでしょう。

おっと早速1本UPされた模様ですので、以下にて紹介させていただきます。

相互リンクいただいている青井ノボルさんのブログ記事です。

紹介記事

インデックス投資で長期縦走へ
インデックス投資ナイト2018に参加しました

イベントの詳細な模様については、今後も他の投資ブログで熱くレポートされると想定して、本稿ではWATANKOの感想を取り上げていきます。


■第一部 ブロガー対談 「米国株投資と国際分散投資、どっちがいいの?」

たぱぞうさん、水瀬ケンイチさんの2大投資ブロガーに行司役?の日経新聞の田村正之氏を加えてイーノ・ジュンイチさんの司会進行のもとに表題テーマについてのトークショーです。

米国株投資と国際分散投資の優劣論は、今一番ホットなテーマかもしれません。今年の本イベントのプログラムのトップバッターにもってくるとは実行委員の皆さんのセンスにとても納得です。

成長が期待できる優れたインデックスに特化する形としての米国株投資と、予想が困難な将来のリスクへの備えとしての国際分散投資。この2つの比較は突き詰めればリターンとリスクのどちらを優先するかという選択ではないでしょうか。

ただしここ数年は、米国の株式市場が好調なため(田村氏は、これを「追い風参考記録」と絶妙に表現)国際分散投資のリスク低減の主張はやや劣勢な印象がありました。(あくまでWATANKOの印象です。)

ただしもしも本イベントが、株式相場がそこそこ下落している時に開催されていたらどうであったでしょうか。

個人投資家達はリスクへの感応度が一気に高まっていたことでしょうし、国際分散投資の説得力が増す地合いとなっていただろうとWATANKOは予想します。

それともうひとつ。今回、登壇された米国株ブロガーのたぱぞうさんの語り口はとても印象的でありました。

たぱぞうさんは、おそらくは米国株ブロガーでもっとも著名な部類に入る方ですが、偉ぶることなく自身のこれまでの投資遍歴や今の投資行動、考え方について、ひとりの個人投資家として肩肘張らずに等身大で親しみが持てるコメントを、ユーモアを交えつつ落ち着いた口調で発していました。その内容は聞き取りやすく素晴らしい語り口でした。

■第二部 特別ゲスト登壇「金融庁になんでも聞いてみよう!」

つみたてNISAフェスティバル等金融庁のイベントでお馴染みの今井利友氏(金融庁 総務企画局 政策課 総合政策室 金融税制調整官)を迎えたQ&Aセッションです。進行役は今年の本イベントの実行委員長のASKさんです。

今井氏からは、複数のNISA制度がある意義や利用法についての説明の他、NISAの恒久化を目指す旨のコメントがありました。

税制の優遇措置について、恒久化というのはハードルが高いとWATANKOは考えますが、いち国民として、期待をしておきたいところです。

がしかし、それよりもつみたてNISAの年間非課税枠の引き上げこそが次に実現すべき課題であるとWATANKOは考えます。年間非課税枠が例えば600千円に引き上げられれば、毎月の投資額もキリがよくなりますね。

あと、個人投資家においても恒久化を訴えるのではあれば、彼らは当然ながら先行してNISAは積極的に活用すべきでしょう。つみたてNISAは20年間非課税ですが、わずか(!)20年間の期間すら活用し切れない人が、さらに長期に活用が可能となる恒久化を求めることなどおかしな話ではありませんか。

上述のつみたてNISAの年間投資枠の引き上げも含めて、制度の拡充を求めるのではあれば、完璧とは言えない現行の制度であってもこれを活用することで個人のNISA活用の実績を上げていくことが必要です。

民間企業でも官公庁でも事業・制度を拡充させていくにあたっては実績がモノを言うはずであることは、今更WATANKOが述べずとも、聡明なる個人投資家諸氏にとっては十分にご存知でありましょう。

■第三部 有識者座談会「インデックス投資を継続するためのメンタリティ」

山崎元氏、竹川美奈子氏、投資ブロガーのゆうきさん、個人凍死家テリーさん(当日発表のサプライズ参加)らによるパネルディスカッション。進行役はお馴染みのカン・チュンド氏です。

山崎氏はいつも通りの辛口を添えた見識を披露されました。ひとつあげるとすれば、投資の手法というものは誰それが、いかなる状況下でやろうとしても、それに左右されずに手法の是々非々は決まっているという考え方です。

そしてなんといってもサプライズはテリーさんの登壇であります。大げさに言えばテリーさんの正体が明るみになった時点でもうこのセッションは終わって決まってしまったようなものでした。

テリーさんとはオフ会でも何度かお会いしており、当人の投資に対するスタンスや考え方はWATANKOにとっては既知のものでしたから、今回のテリーさんのトーク内容には特段に驚きはありません。テリー氏の投資に対する飾り気ゼロで、あまりに正直(失礼)な意見に思わずニヤリとさせられました。

■まとめ

今年のインデックス投資ナイトを後で振り返った時に一番記憶に残るのは、たぱぞうさんの語り口やテリーさんの本音トークでありましょう。

本を書いたり、マスコミに出てくる有識者、それに関係官庁の方々の話はとても参考になりますが、彼らが発進する内容はメディアや官庁主催のイベントでいくらでも触れる機会があります。

しかし一方で、我々と同じ等身大の個人投資家が発する言葉こそが、このイベントの一番の醍醐味であると改めて強く思いました。

やはりこのイベントにおける最も魅力的なコンテンツの提供者は市井の個人投資家であります。

これからも個性的でありながらも参加者の共感を得られるような素晴らしい個人投資家の方々が、このイベントで登壇し続けることを期待しています。

実行委員の皆様におかれましては、素晴らしいイベントを企画・運営いただきましてありがとうございました。いち参加者にすぎませんが、御礼の言葉を述べさせていただきます。

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(登壇された方々です。)

2018年6月16日 (土)

インデックス投資ナイト2018のチケットを入手-投資のイベントに参加するようになった理由

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(今年もチケットとれてうれしい、このイベント)

来月7日に渋谷にある東京カルチャーカルテャーにて開催されるインデックス投資ナイト2018のチケットが本日発売されました。

参照サイト

インデックス投資ナイト

このイベントは毎年、チケットが発売開始からわずか数分で完売してしまうほどの人気です。WATANKOは2015年に初めて参加してから以降、幸運にも過去3年間連続してチケットを入手することができました。

そして今回、2018年もファミマポートからの申し込みで無事チケットを入手することができました。これで4回目の参加となります。

当日は1人でも多くの参加者にご挨拶させてもらい、皆さんそれぞれの投資についての考え方や実践方法についてお尋ね出来たら嬉しいです。

■以前はWebだけの世界にとどまっていた

WATANKOはこの駄ブログ開設当初から5年間くらいは、いわゆるオフ会やこの手のイベントに参加して、Webでやりとりしている個人投資家の方々と直接お会することについてはネガティブでありました。

それはブログ上で自分の意見をよりピュアな内容と表現でもって発信したかったからです。オフ会等で他の個人投資家の方々と出会って親しくなってしまうと、自分のブログで意見を発信しようとする際に、彼らが持っている投資の考え方や実践方法と抵触すること避けてしまう癖、バイアスがつきはしないかと危惧したからです。

■SNS番長にはなりたくはなかった

しかし長年ブログを運営しつつ、他の個人投資家ブログをこれまで沢山拝見してきますと、中には自分が信じて実践する投資以外を、汚い表現で否定したり、それらの投資をする人達をバカ呼ばわりしていたりする人を見かけます。

あえて言いますが、そのようなタイプの人達はWebの世界だけに留まり浸り、匿名であるがゆえに上述のような振る舞いができる人達です。

Web上で発信した内容や表現を、そのままそこでやりとりしている相手達に対して実際に面と向かって肉声で伝えることができるとは到底思えません。

Webにはこのような“SNS番長”が一定数いて、WATANKOもまたSNS上だけでの発信であれば、同種な人になりかねないと考えるようになりました。

長年ブログをやっていると、マンネリ化して無用な刺激を求めるあまり他者の批判ばかりする記事を書いたり、アクセス数を稼ぎたくて自ら炎上させるような中傷ネタを記事にしたりする。

WATANKOにも大なり小なりそのような傾向が出てきてしまうことを予感していました。

■オフ会、イベントで接して得る体験を重視

そこで当初の考えを改め、SNS番長に陥らないように2015年からは機会をみつけて投資関連のオフ会やイベントに参加するようにと行動を転換しました。

そうするとSNSだけでなく、リアルな世界で個人投資家の皆さんと接して、自分の考えを述べてみたり、また相手の意見を傾聴することにより、お互いを尊重したコミュニケーションをする体験を積むことができました。

また色々な考えに触れることで投資はもちろんのこと、ブログ運営においても大いなる刺激と意欲を持つことができました。

当初、自分の意見の発信チャネルをSNSの世界に限定していたことで守っていたものよりも、上記の体験から得られるものの方がはるかに大きく、これを重視するようになりました。

■まとめ

というわけで今年もインデックス投資ナイト2018に参加します。イベントのプログラムはもちろんのこと、そこでお会いした皆様から貴重なお話を聞けることを楽しみにしています。

(あとがきにかえて)

妻ミサト「楽しそうね。私も渋谷に連れて行ってくださらない?」

WATANKO「え~、投資に興味のないご婦人にとっては退屈なプログラムかと存じます。」

妻ミサト「なんとかナイトじゃあなくて、渋谷に行ければよいのよ!」

WATANKO「そういうことですか。」

妻ミサト「当然、買い物予算もヨロピクね。」

WATAKNKO「!!!(今月末のVTIからの分配金が・・・)」

2018年4月24日 (火)

つみたてNISAフェスティバル2018-盛りだくさんで充実したイベント

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(壇上にはミ○オンの姿も...)

先日4月21日に金融庁が主催する「つみたてNISAフェスティバル2018」に参加してきました。

当日のプログラムはつぎの通りです。

●岡本和久氏 基調講話

●つみたてNISA 誕生秘話 (対象商品)
 カン・チュンド氏
 岡田篤氏(つみたてNISA商品性WGメンバー)
 油布志行参事官

●はじめての投資! おススメの一冊 ベスト10
 虫とり小僧氏、吊ら男氏、たぱぞう氏

●つみたてNISA 公式キャラクター発表
 アートディレクター 大山よしたか氏

●有識者によるパネルディスカッション
 島田知保氏
 山崎元氏
 田村正之氏
 八幡道典政策監理官

本会の参加者募集は250名。定員に達した模様であり、当日は多く人達が集まりました。

そして上記のプログラムからみえるイベントの特徴は次のとおりです。。

★単に講演ばかりではなく対話形式、公募した推薦図書やキャラクターの発表ありと変化に富んだ構成。

★一方的は話だけでなく、参加者から収集したコンテンツ(推薦図書、キャラクター、資産運用についての質問)の紹介など双方向性あり。

★お堅い(失礼!)金融庁の関係者がバンバン出てくる一方で、参加者に身近なブロガーも登壇するバラエティ。

■岡本和久氏の言葉は印象的

WATANKOはサムライズのイベントで岡本氏の講演を一度聞いたことがあり、今回は2回目でした。

講演内容には前回との重複がかなりありましたが、今回「フィナンシャル・ヒーラー」(長期投資における心配事を払拭し、投資を続けさせてくれる人の意)という言葉をご教示いただき、それがとても印象的でした。

個人投資家に寄り添って、くじけそうになった時に励ましてくれる投資の伝道師。まさに岡本さん自身を表す言葉としてピッタリであります。

岡本氏のような方が沢山いて、例えば学校教育の場で「政治・経済+倫理」みたいな科目の一章として投資の価値を唱えることができたら、どんなに素敵でしょうか。

■書籍やSNSでは聞けない話も沢山あり

つみたてNISAフェスティバルは昨年9月に続いて2度目の参加です。プログラムは3時間近くあり結構な長さです。

正直言って、当初はまたお馴染みの「長期投資、積立投資、分散投資」の話に終始する内容となって飽きやしないかとの不安が少しありました。

しかしが、いざ始まってみればあっという間に時間が過ぎるほどの充実ぶりでした。

「つみたてNISA 誕生秘話」では、金融庁の担当者から書籍やSNSでは書かれないような色々な裏話をきくことができて有意義でした。またパネルディスカッションでは山崎氏はじめ各位の個性豊かなコメントぶりに盛り上がりました。

■もっとも印象に残った教え

最後に今回のイベントでもっとも印象に残った教えを紹介します。

「お金がないから投資をしない、お金を貯めてから投資を始める。」という意見に対する提言として以下があげられていました。

「お金が貯まってから投資をするのではなく、貯めながら投資をする。不意に大金を手に入れる時に人は、それを元手にさらに大きく儲けようとして、不要なリスクを取ってしまう。なぜなら不意の大金というものは自分の家計生活とは別、外側にあると考えがちであるから。毎月コツコツ貯めたお金で投資をしようとすれば慎重になり、リスクを考えるようになる。そのためには給与天引きのような、強制的で使いにくい箱にいれてしまう仕組みが一番である。」

(あとがきにかえて)

フェスティバル終了後は、個人投資家の皆さんによる二次会に参加しました。顔見知りの方だけでなく、新しくご挨拶させていただきました方々もいて、とても楽しいひとときを過ごさせていただきまいした。

参加された皆さんの笑顔でもって本稿を〆たいと思います。

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2018年3月29日 (木)

三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングに参加しました@2018年3月

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(いよいよ直販へ)

WATANKOは勤務先で年明けから続いた大仕事が終わりを迎え、まさにライフがゼロ状態のクタクタな身体を引きずりながら、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加しました。

なぜそんな状態にも拘わらず参加したのかといえば、それだけeMAXIS Slimの今後の動向が気になったからであります。また前回10月末に開催された同ミーティングにも参加した際に、とても有意義な情報を得られたので今回も期待するところがありました。

関連記事

三菱UFJ国際投信による投資家ミーティングに参加してきました(2017/11/1)

今回のミーティングの内容は、

●三菱UFJ国際投信の代田氏によるeMAXISシリーズ、とくに今般設定されるeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)の詳細

●イボットソン・アソシエイツ・ジャパンCIOの小松原氏によるグローバル株式投資における地域分散の効果

についてのプレゼンテーション。そして参加したブロガー達との意見交換でありました。

2つのプレゼンとその後の意見交換から印象に残った内容を次の通り紹介します。発言者に明記ない所は代田氏の発言であります。

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◆eMAXISは販路によって売り方を変える
eMAXISの販路について、専業ネット証券のWEBサイトでは印刷コストかけず。Slimは専業ネット証券のみの取り扱い。一方で銀行の対面販売では説明用のペーパーがいろいろと必要になる。販路別の売られ方によって資料の提供方法を変えている。

◆全世界株式(3地域均等)を設定した理由
・MSCI、FTSEのワールドインデックスについて、日本の割合が少ないがこれで良いのか。
新興国のウエイトも小さくないかという着想から3地域均等を考えた。
・そもそも時価総額のウエイトが投資家にとって一番良いのかどうか。
・リスクを取りたかったら3地域均等、リスクを抑えたかったらワールドインデックスという選択になる。

◆山崎節の炸裂
・信託報酬のうち代行手数料と称して販社の取り分が入っているやり方が汚い。
・3資産均等はなかなか良くできている。外国株の方が期待リターンが高いので、そちらを高く持つことが大事。一方で外国株6:日本株4の割合がリスクが一番低いことが実証されている。色々なファンドを持っているとリスク管理が面倒だ。
・サテライト投資はいらない。しかし運用会社も色々な付き合いがある手前、サテライト向けの商品を揃えている。
・「いいファンドを選ぶ」なんてかなり無駄な努力といえる。
・ブロガーとしてみればコスト面ではニッセイをけしかければ、Slimも下がる。

◆eMAXISが配当無しをベンチマークとしている事情
・以前よりベビーファンドの中には分配するものがあり、その都合でマザーファンドもまた分配ありきのベンチマークとしている。そのマザーファンドにeMAXISもまた投資しているという事情あり。今は内部では配当込み指数で評価をしている。
・投信はそもそも収益は分配しなければならないという前提で成り立っているため、目論見書に無分配とははっきり書けない。

◆日本を含む全世界株式は出さないのか?
検討したがMSCIジャパンのマザーファンドをもっていないのがネック。トピックスで代用も考えもあるが潔くない。

◆採算が低いSlimが増えたら困るのではないか?
・eMAXISのそれぞれが伸びている。専業ネット証券では従来のeMAXISからSlimに乗り換えが進むだろう。
・専業ネット証券では、安いところに資金が流れる。勝ち残るのは1社か2社。3社目がギリギリ食える水準か。そのような中で最大シェアを獲っていきたい。
・コストを引き下げ、その分を顧客に還元するバンガードのような存在になりたい。

◆日本株は持つべきか
・日本経済は希望を持てないが、そういった嫌気なところがリスクプレミアムの源泉になる。経済が低成長であることと、株式投資が儲からないこととは別である。(山崎氏)
・もしも日本株に悲観ならばウエイトを下げれば良い。また全体ではなくて中で良い銘柄だけを選んで買えばよい。どれもこれも各投資家の自由なのだ。(小松原氏)

◆今後の直販について
・Slimシリーズは全部を対象とする。年末にはスタートの見込み。直販とすることによる具体的なメリットは今後提示していきたい。

他にも目立つところでは小松原氏による地域分散の効果についての理論が披露されましたが、ブログ記事では説明しきれないので割愛します。

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今回のブロガーミーティングの全体的な印象としては、前回同様にオフレコ説明も混じりながらのとても有意義な集まりでありました。

参加されたブロガーの方々は(WATANKOを除き)金融リテラシーの高い方々が多く、彼らのニーズにはまずまずミートした内容であったかと想像します。

WATANKOは直販の戦略についてもっと聞いてみたかったですが、身体に溜まった仕事の疲れから今回はひたすら話を聞くにとどまりました。

直販については今後のお楽しみというとで、詳細の発表を待つことにします。

2018年1月27日 (土)

第2回 投資オフ千葉会に参加してきました

【1月26日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

60,289千円

■損益率

41.6%

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(はじめまして!)

WATANKOは相互リンクいただいているnantesさんが幹事となって開催される個人投資家の集まり“投資オフ千葉会”に参加してきました。今回2回目とフレッシュであり、会場は船橋駅近くのバーミアンです。

参照記事

2020年への資産運用の旅 (インデックス投資の記録)
【オフ会のお知らせ】第2回投資オフ千葉会 in 船橋 

今回の参加者はWATANKOを含めて11名、WATANKOは幹事のnantesさん、参加者の一人のシオイさんとは以前から顔見知りでしたが、その他の8名は今回初めてお会いする方々ばかりであります。

そこでWATANKOはオフ会当日の朝、自分の資産形成に関する簡単なチラシをちょいちょいと作って持っていき、自己紹介を兼ねて自分の資産運用を説明しました。

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■今回の話題

会の冒頭、WATANKOは幹事のnantesさんをさしおいて(すみません)、今回参加者の皆さんに投資の経験年数を聞いてみました。すると2~3年の方、4~5年の方、6年以上の方がそれぞれ同じくらいの人数に分かれており、投資経験年数が様々な方の集まりであることがわかりました。それと皆さんそれぞれがインデックス投資をされているとのことでした。

その後、2テーブルに分かれてフリートーク。席上では色々な話題が飛び交いました。

★賃貸と持ち家はどちらを選好するか
★子どもにどんな習い事をさせているのか。
★将来含めた教育費の準備は大丈夫か。
★家計の管理は夫婦どちらか行っているか。
★早期リタイア願望はあるか。
★副業は勤務先でどこまで許されてるか。 

など等

また肝心のインデックス投資についても、

★最近のファンドの話題
★安価な商品が出たとき、既存保有商品からの乗り換えはどうするか、
★勤務先のDCの商品ラインナップ状況

など話題は様々でした。

■参加者の紹介

WATANKOは今回の参加者のうち、シオイさんはじめおよそ半数の方とお話しできましたが、その中で初対面の方をお一人紹介します。

参照ブログ

time is money
老後の資産形成のためインデックス投信を積立中。個別株は優待メインのお楽しみ要素。

今回初対面であったゆりたまさんは上記ブログを運営されています。とても元気ハツラツでインデックス投資と個別株投資を実践されています。会話ぶりからお子さんの教育費や老後資産の対策に熱心な様子が伝わってきました。何というか、家族を大事にしながら楽しく投資をやられているエネルギッシュなママさんです。

■おわりに

3時間弱のオフ会はあっという間に過ぎました。WATANKOはこれまで都内や神奈川方面のオフ会に参加させていただきましたが、それらとはまた異なるエリアでのオフ会に参加する機会を得られてよかったです。次回また参加する機会を得られれば、本日お話できなかった方々から投資の話をおうかがいしてみたいものです。

2018年1月16日 (火)

【懇親会御礼】「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」 #foy2017

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(懇親会、大盛り上がり!)

さて昨年同様、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」表彰式のあとには、近くのお店を借り切って懇親会が開催されました。

WATANKOは昨年同様、実行委員長のテリーさん、実行委員のすばいくさん、スタッフの虫とり小僧さん、samansaさんと一緒に懇親会の運営をお手伝いさせていただきました。

今回の懇親会の参加者はおよそ80名規模。そこに「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」運営委員長のrennyさんはじめ運営メンバーや運用会社やメディアの方々も加わり、会場は満員御礼、熱気ムンムン状態でした。

WATANKOは、お手伝いをひととおり終えた後、なるべく一人でも多くの方とご挨拶しようと思い、会場内を歩きまわりました。そのおかげでこれまた昨年同様、たくさん持ってきた自分のブログ名刺が、懇親会の最後の方になるとやはりまた無くなってしまいました。

なお今回お会いした方々の中には、これまで以上に若い男女の方々が多かった印象です。若い皆さんを見ていると、こんな若いうちからローコストな商品が充実して、税制優遇の各種制度が揃っている環境下で長期投資ができるなんて羨ましいです。

表彰式&懇親会があった週末はイベントの前後で休日出勤するほどの忙しさでありましたが、それも合間をぬって大井町までやってきた甲斐は十分ありました。

懇親会からの帰路、このような個人投資をテーマとした交流の場に、いつの日か妻ミサトや子ども達も連れてきてみたいなあと思い、冬の夜空を眺める週末でありました。


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