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2018年4月24日 (火)

つみたてNISAフェスティバル2018-盛りだくさんで充実したイベント

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(壇上にはミ○オンの姿も...)

先日4月21日に金融庁が主催する「つみたてNISAフェスティバル2018」に参加してきました。

当日のプログラムはつぎの通りです。

●岡本和久氏 基調講話

●つみたてNISA 誕生秘話 (対象商品)
 カン・チュンド氏
 岡田篤氏(つみたてNISA商品性WGメンバー)
 油布志行参事官

●はじめての投資! おススメの一冊 ベスト10
 虫とり小僧氏、吊ら男氏、たぱぞう氏

●つみたてNISA 公式キャラクター発表
 アートディレクター 大山よしたか氏

●有識者によるパネルディスカッション
 島田知保氏
 山崎元氏
 田村正之氏
 八幡道典政策監理官

本会の参加者募集は250名。定員に達した模様であり、当日は多く人達が集まりました。

そして上記のプログラムからみえるイベントの特徴は次のとおりです。。

★単に講演ばかりではなく対話形式、公募した推薦図書やキャラクターの発表ありと変化に富んだ構成。

★一方的は話だけでなく、参加者から収集したコンテンツ(推薦図書、キャラクター、資産運用についての質問)の紹介など双方向性あり。

★お堅い(失礼!)金融庁の関係者がバンバン出てくる一方で、参加者に身近なブロガーも登壇するバラエティ。

■岡本和久氏の言葉は印象的

WATANKOはサムライズのイベントで岡本氏の講演を一度聞いたことがあり、今回は2回目でした。

講演内容には前回との重複がかなりありましたが、今回「フィナンシャル・ヒーラー」(長期投資における心配事を払拭し、投資を続けさせてくれる人の意)という言葉をご教示いただき、それがとても印象的でした。

個人投資家に寄り添って、くじけそうになった時に励ましてくれる投資の伝道師。まさに岡本さん自身を表す言葉としてピッタリであります。

岡本氏のような方が沢山いて、例えば学校教育の場で「政治・経済+倫理」みたいな科目の一章として投資の価値を唱えることができたら、どんなに素敵でしょうか。

■書籍やSNSでは聞けない話も沢山あり

つみたてNISAフェスティバルは昨年9月に続いて2度目の参加です。プログラムは3時間近くあり結構な長さです。

正直言って、当初はまたお馴染みの「長期投資、積立投資、分散投資」の話に終始する内容となって飽きやしないかとの不安が少しありました。

しかしが、いざ始まってみればあっという間に時間が過ぎるほどの充実ぶりでした。

「つみたてNISA 誕生秘話」では、金融庁の担当者から書籍やSNSでは書かれないような色々な裏話をきくことができて有意義でした。またパネルディスカッションでは山崎氏はじめ各位の個性豊かなコメントぶりに盛り上がりました。

■もっとも印象に残った教え

最後に今回のイベントでもっとも印象に残った教えを紹介します。

「お金がないから投資をしない、お金を貯めてから投資を始める。」という意見に対する提言として以下があげられていました。

「お金が貯まってから投資をするのではなく、貯めながら投資をする。不意に大金を手に入れる時に人は、それを元手にさらに大きく儲けようとして、不要なリスクを取ってしまう。なぜなら不意の大金というものは自分の家計生活とは別、外側にあると考えがちであるから。毎月コツコツ貯めたお金で投資をしようとすれば慎重になり、リスクを考えるようになる。そのためには給与天引きのような、強制的で使いにくい箱にいれてしまう仕組みが一番である。」

(あとがきにかえて)

フェスティバル終了後は、個人投資家の皆さんによる二次会に参加しました。顔見知りの方だけでなく、新しくご挨拶させていただきました方々もいて、とても楽しいひとときを過ごさせていただきまいした。

参加された皆さんの笑顔でもって本稿を〆たいと思います。

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2018年3月29日 (木)

三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングに参加しました@2018年3月

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(いよいよ直販へ)

WATANKOは勤務先で年明けから続いた大仕事が終わりを迎え、まさにライフがゼロ状態のクタクタな身体を引きずりながら、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加しました。

なぜそんな状態にも拘わらず参加したのかといえば、それだけeMAXIS Slimの今後の動向が気になったからであります。また前回10月末に開催された同ミーティングにも参加した際に、とても有意義な情報を得られたので今回も期待するところがありました。

関連記事

三菱UFJ国際投信による投資家ミーティングに参加してきました(2017/11/1)

今回のミーティングの内容は、

●三菱UFJ国際投信の代田氏によるeMAXISシリーズ、とくに今般設定されるeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)の詳細

●イボットソン・アソシエイツ・ジャパンCIOの小松原氏によるグローバル株式投資における地域分散の効果

についてのプレゼンテーション。そして参加したブロガー達との意見交換でありました。

2つのプレゼンとその後の意見交換から印象に残った内容を次の通り紹介します。発言者に明記ない所は代田氏の発言であります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆eMAXISは販路によって売り方を変える
eMAXISの販路について、専業ネット証券のWEBサイトでは印刷コストかけず。Slimは専業ネット証券のみの取り扱い。一方で銀行の対面販売では説明用のペーパーがいろいろと必要になる。販路別の売られ方によって資料の提供方法を変えている。

◆全世界株式(3地域均等)を設定した理由
・MSCI、FTSEのワールドインデックスについて、日本の割合が少ないがこれで良いのか。
新興国のウエイトも小さくないかという着想から3地域均等を考えた。
・そもそも時価総額のウエイトが投資家にとって一番良いのかどうか。
・リスクを取りたかったら3地域均等、リスクを抑えたかったらワールドインデックスという選択になる。

◆山崎節の炸裂
・信託報酬のうち代行手数料と称して販社の取り分が入っているやり方が汚い。
・3資産均等はなかなか良くできている。外国株の方が期待リターンが高いので、そちらを高く持つことが大事。一方で外国株6:日本株4の割合がリスクが一番低いことが実証されている。色々なファンドを持っているとリスク管理が面倒だ。
・サテライト投資はいらない。しかし運用会社も色々な付き合いがある手前、サテライト向けの商品を揃えている。
・「いいファンドを選ぶ」なんてかなり無駄な努力といえる。
・ブロガーとしてみればコスト面ではニッセイをけしかければ、Slimも下がる。

◆eMAXISが配当無しをベンチマークとしている事情
・以前よりベビーファンドの中には分配するものがあり、その都合でマザーファンドもまた分配ありきのベンチマークとしている。そのマザーファンドにeMAXISもまた投資しているという事情あり。今は内部では配当込み指数で評価をしている。
・投信はそもそも収益は分配しなければならないという前提で成り立っているため、目論見書に無分配とははっきり書けない。

◆日本を含む全世界株式は出さないのか?
検討したがMSCIジャパンのマザーファンドをもっていないのがネック。トピックスで代用も考えもあるが潔くない。

◆採算が低いSlimが増えたら困るのではないか?
・eMAXISのそれぞれが伸びている。専業ネット証券では従来のeMAXISからSlimに乗り換えが進むだろう。
・専業ネット証券では、安いところに資金が流れる。勝ち残るのは1社か2社。3社目がギリギリ食える水準か。そのような中で最大シェアを獲っていきたい。
・コストを引き下げ、その分を顧客に還元するバンガードのような存在になりたい。

◆日本株は持つべきか
・日本経済は希望を持てないが、そういった嫌気なところがリスクプレミアムの源泉になる。経済が低成長であることと、株式投資が儲からないこととは別である。(山崎氏)
・もしも日本株に悲観ならばウエイトを下げれば良い。また全体ではなくて中で良い銘柄だけを選んで買えばよい。どれもこれも各投資家の自由なのだ。(小松原氏)

◆今後の直販について
・Slimシリーズは全部を対象とする。年末にはスタートの見込み。直販とすることによる具体的なメリットは今後提示していきたい。

他にも目立つところでは小松原氏による地域分散の効果についての理論が披露されましたが、ブログ記事では説明しきれないので割愛します。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

今回のブロガーミーティングの全体的な印象としては、前回同様にオフレコ説明も混じりながらのとても有意義な集まりでありました。

参加されたブロガーの方々は(WATANKOを除き)金融リテラシーの高い方々が多く、彼らのニーズにはまずまずミートした内容であったかと想像します。

WATANKOは直販の戦略についてもっと聞いてみたかったですが、身体に溜まった仕事の疲れから今回はひたすら話を聞くにとどまりました。

直販については今後のお楽しみというとで、詳細の発表を待つことにします。

2018年1月27日 (土)

第2回 投資オフ千葉会に参加してきました

【1月26日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

60,289千円

■損益率

41.6%

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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(はじめまして!)

WATANKOは相互リンクいただいているnantesさんが幹事となって開催される個人投資家の集まり“投資オフ千葉会”に参加してきました。今回2回目とフレッシュであり、会場は船橋駅近くのバーミアンです。

参照記事

2020年への資産運用の旅 (インデックス投資の記録)
【オフ会のお知らせ】第2回投資オフ千葉会 in 船橋 

今回の参加者はWATANKOを含めて11名、WATANKOは幹事のnantesさん、参加者の一人のシオイさんとは以前から顔見知りでしたが、その他の8名は今回初めてお会いする方々ばかりであります。

そこでWATANKOはオフ会当日の朝、自分の資産形成に関する簡単なチラシをちょいちょいと作って持っていき、自己紹介を兼ねて自分の資産運用を説明しました。

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■今回の話題

会の冒頭、WATANKOは幹事のnantesさんをさしおいて(すみません)、今回参加者の皆さんに投資の経験年数を聞いてみました。すると2~3年の方、4~5年の方、6年以上の方がそれぞれ同じくらいの人数に分かれており、投資経験年数が様々な方の集まりであることがわかりました。それと皆さんそれぞれがインデックス投資をされているとのことでした。

その後、2テーブルに分かれてフリートーク。席上では色々な話題が飛び交いました。

★賃貸と持ち家はどちらを選好するか
★子どもにどんな習い事をさせているのか。
★将来含めた教育費の準備は大丈夫か。
★家計の管理は夫婦どちらか行っているか。
★早期リタイア願望はあるか。
★副業は勤務先でどこまで許されてるか。 

など等

また肝心のインデックス投資についても、

★最近のファンドの話題
★安価な商品が出たとき、既存保有商品からの乗り換えはどうするか、
★勤務先のDCの商品ラインナップ状況

など話題は様々でした。

■参加者の紹介

WATANKOは今回の参加者のうち、シオイさんはじめおよそ半数の方とお話しできましたが、その中で初対面の方をお一人紹介します。

参照ブログ

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老後の資産形成のためインデックス投信を積立中。個別株は優待メインのお楽しみ要素。

今回初対面であったゆりたまさんは上記ブログを運営されています。とても元気ハツラツでインデックス投資と個別株投資を実践されています。会話ぶりからお子さんの教育費や老後資産の対策に熱心な様子が伝わってきました。何というか、家族を大事にしながら楽しく投資をやられているエネルギッシュなママさんです。

■おわりに

3時間弱のオフ会はあっという間に過ぎました。WATANKOはこれまで都内や神奈川方面のオフ会に参加させていただきましたが、それらとはまた異なるエリアでのオフ会に参加する機会を得られてよかったです。次回また参加する機会を得られれば、本日お話できなかった方々から投資の話をおうかがいしてみたいものです。

2018年1月16日 (火)

【懇親会御礼】「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」 #foy2017

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(懇親会、大盛り上がり!)

さて昨年同様、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」表彰式のあとには、近くのお店を借り切って懇親会が開催されました。

WATANKOは昨年同様、実行委員長のテリーさん、実行委員のすばいくさん、スタッフの虫とり小僧さん、samansaさんと一緒に懇親会の運営をお手伝いさせていただきました。

今回の懇親会の参加者はおよそ80名規模。そこに「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」運営委員長のrennyさんはじめ運営メンバーや運用会社やメディアの方々も加わり、会場は満員御礼、熱気ムンムン状態でした。

WATANKOは、お手伝いをひととおり終えた後、なるべく一人でも多くの方とご挨拶しようと思い、会場内を歩きまわりました。そのおかげでこれまた昨年同様、たくさん持ってきた自分のブログ名刺が、懇親会の最後の方になるとやはりまた無くなってしまいました。

なお今回お会いした方々の中には、これまで以上に若い男女の方々が多かった印象です。若い皆さんを見ていると、こんな若いうちからローコストな商品が充実して、税制優遇の各種制度が揃っている環境下で長期投資ができるなんて羨ましいです。

表彰式&懇親会があった週末はイベントの前後で休日出勤するほどの忙しさでありましたが、それも合間をぬって大井町までやってきた甲斐は十分ありました。

懇親会からの帰路、このような個人投資をテーマとした交流の場に、いつの日か妻ミサトや子ども達も連れてきてみたいなあと思い、冬の夜空を眺める週末でありました。


2018年1月14日 (日)

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の投票結果と感想 #foy2017

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(トップ5のファンドの運用会社の方々です。)

個人投資家ブロガーにとって毎年恒例のイベント「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」。WATANKOは土日の休日出勤の合間をぬって今年も発表会&懇親会に参加してきました。

今回の会場は大井町駅前にあるきゅりあんです。

ちなみにWATANKOにとって大井町といえば会社の親しい上司と以前、何度か焼肉を食べに来たことがある街でです。また遅くまで飲んでしまい終電を逃して漫画喫茶で夜を明かしたこともありました。

まずは昨年のトップ10のおさらいであります。

【第1位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
【第2位】たわらノーロード先進国株式
【第3位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
【第4位】iFree8資産バランス
【第5位】セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド
【第6位】ひふみ投信
【第7位】ひふみプラス
【第8位】世界経済インデックスファンド
【第9位】<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
【第10位】セゾン資産形成の達人ファンド

第1位の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは3連覇達成でした。

さて今年の結果は如何様であったか。

ちょうど1年前の記事では今年のアワードについて、WATANKOはこう予想していました。

ニッセイは従来のマーケティング(信託報酬の競争でとことん勝負)を続けていれば、他の競合ファンドに対して優位を保ち、来年4連覇をとる確率は高いでしょう。

今年の投票結果は、はたしてニッセイのV4なるか。

おっと、その前に今年の表彰式イベントの紹介です。

といっても相互リンクいただいているお馴染みインデックス投資イベント報道局長のすぱいくさんのこの記事をもって紹介とさせていただきます。

妻ミサト「あなた、手抜きばかりしていると、この駄ブログのアクセス数がまた沈下するわよ。」

WATANAKO「大丈夫。大丈夫。それでは『1億円を貯めてみよう!chapter2』 の記事リンクへGO!」

参照記事

1億円を貯めてみよう!chapter2
投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2017速報 【第1部 iDeCo/NISA アンケート結果発表】 #foy2017

投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2017速報 【第2部 みんなの【声】を聞いてみよう!個人投資家が注目ファンドに寄せる熱いコメント 一挙紹介】 #foy2017


投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2017速報 【第3部 結果発表】 #foy2017


■投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2017の受賞結果

さてリンク先から戻ってまいりまして、あらためて今年の受賞結果をあげますと次のとおりです。名称の後の( )は昨年からの順位変動です。

なおWATANKOの率直な(好き勝手な)感想も添えております。あしからず。

【第10位】iFree S&P500インデックス(初登場)

S&P500連動インデックス投信の潜在ニーズが大きかったことがうかがい知れる新ファンドです。信託報酬0.225%(税抜、以降同じ)はなかなかに低コストです。信託報酬を引き下げるための課題はS&P500インデックスに対するロイヤリティーコストでしょうか。

【第9位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(▼6)

今回1位となった楽天・全世界株式インデックス・ファンドに従来からのVT支持票がだいぶ流れた格好でしょうか。バンガードからみればどちらであっても買ってくれればOKでしょうが。

【第8位】たわらノーロード先進国株式(▼6)

VTと同じくこちらも前年比大幅ダウン。でもマザーファンドの純資産の大きさや実質コストの安さなどからいぶし銀の魅力ありか。それでも信託報酬を引き下げないと、来年はトップ10脱落は必至です。

【第7位】eMAXIS Slim新興国株式インデックス(初登場)

eMAXIS Slim先進国株式とならんで信託報酬の引き下げが衝撃的であったファンド。ただし引き下げのタイミングが11月半ばでしたので、得票への影響は限定であったか。来年の得票に期待大です。

【第6位】ひふみ投信(変わらず)

日本株式のアクティブ投信の中で、唯一気を吐くこのファンド。純資産額は120,000百万円超ですか。すごいですね。なおWATANKOはアクティブ投信に関心ゼロなので、これ以上の感想はありません。


【第5位】eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(初登場)

低コストで広く分散でき、リバランスいらずのバランスファンドの中で頭ひとつ抜き出た感あり。バランスファンド1強時代が始まるか。三菱UFJ国際投信としても個別アセットの購入分をまとめていただけるので旨味多し。

【第4位】野村つみたて外国株投信(初登場)

信託報酬0.19%で日本除く世界全体の株式に投資できる良品。ただしmade by野村というのがちょっと心配。このアワード的には来年もトップ10入りするか微妙ですが、スペックは十分魅力的であるし、野村が本気で売り出せば純資産は相当伸びそうであります。

【第3位】楽天・全米株式インデックス・ファンド(初登場)

このファンドが来年以降も続けてトップ10にランクするようでしたら、米国株式人気の定着を象徴することになるでしょう。なおVTIを保有するWATANKOとしては気になるファンドですが、マージン0.12%が高すぎて現時点では食指が動かず。

【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(▼1)

V4ならず。それでもeMAXIS Slimが追従してくるとわかっていても先行して信託報酬を引き下げる姿勢は健在。やるべきことはやった。今年は話題賞的な意味で1位を譲った格好か。

なおニッセイの受賞挨拶が、愚直さと悔しさとネバーギブアップが滲み出て来ており人間味にあふれていてとても良かったです。

【第1位】楽天・全世界株式インデックス・ファンド(初登場)

鮮やかに初登場で第1位。楽天としては新ファンドシリーズのこの上ない好スタートが切れました。しかし2位との得票差はたしか多くはありません。マージン0.12%を引き下げないと、来年の1位は危ういと言っておきましょう。

なお11位から20位にランクインしたファンドも昨年迄ならトップ10にランクしていたものばかりであり、いずれも買ったとしてもトップ10のファンドに対して致命的に劣後するものではないことを付記しておきます。


■まとめ-2018年にむけて

トップ10入りしたファンドの顔ぶれが大きく変わった2017年でしたが、来年はどうなるでしょうか。

新登場のファンドが翌年にはパッタリ得票しなくなるという事例も過去あります。その一方でまたまた新ファンドが出てきてランキングを席巻するかもしれません。

WATANKOが勝手に予想するとなれば、2018年はeMAXIS Slimシリーズの得票に大いに期待します。先進国株式、新興国株式ともに圧倒的な低コストを武器にどこまで順位が伸びるか。さらには8資産バランスも引き続き人気を得るか。

一方の楽天・バンガード・ファンドもまた、今回の結果にあぐらをかかずに個人投資家に対して引き続き商品価値を高めてもらいたいものです。

最後にニッセイアセットマネジメント。既存ファンドの信託報酬を継続的に引き下げている貴社が一番偉いことが個人投資家の多くはわかっているはず。これからもその期待に応え続けてもらえることを予想して、今回の感想の締めとさせていただきます。

2017年12月16日 (土)

バンガードのブロガー限定交流会に参加-その言やよし、今後の動きに期待

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(資料いろいろ)

ブログの相互リンクをいただしている著名ブロガーの水瀬ケンイチさんからのお誘いをうけて、先日バンガード・インベストメンツ・ジャパンが主催するブロガー限定交流会に参加しました。

プログラムはバンガードの紹介ならびに同社とブロガーとの間の質疑応答です。当日はWATANKO含めて17名のブロガーの皆さんが集まり、1時間半に渡って会が進められました。

■配布資料

交流会は先ずバンガードの会社紹介ビデオの上映に始まり、続いて塚本投資戦略部長によるプレゼンテーションが行われました。

当日は冒頭の写真にあるとおり資料が色々と配られましたが、どれもわかり易い内容です。ただ複数の資料間で重複する内容が多いです。またWATANKOはバンガードの資料を以前に読んだことがあるので内容は概ね既知のものばかりでありました。その意味では最近のニュースや動向についてもっと触れられた資料であったならば良かったというのが率直な感想であります。

ちなみにですが、皆さんの勤務先が確定拠出年金(DC)を導入する場合、担当する金融機関がDCについての解説資料を配布したりします。あれはインデックス投資の紹介資料としての性格も有していることが多いです。同様にこのバンガードの資料もまたインデックス投資の紹介資料として使える側面もあります。

なお資料に関して詳しい解説を載せた著名ブログ記事を紹介致します。

参照記事

たぱぞうの米国株投資
バンガードの中の人が選ぶ、ベストなETFはこれだった。

■質疑応答

プレゼンテーションの後に、1時間程度を使って質疑応答が行われました。十数名のブロガーの皆さんから合計30件近くの質問が塚本氏と小林セールス・クライアントサービス本部長に対して矢のように浴びせられました。

バンガードからは質疑の内容についてはブログ掲載を控えてほしいとの依頼でしたので、詳しい紹介は省きますが、様々な内容に及ぶものでありました。WATANKOは皆さんの質問についてはどれも答えにくいものばかりだなと感じつつも、痛いところばかりをつくブロガーの皆さんの質問に思わずニヤリでありました。参加したWATANKOにとってはとても参考になり有意義なセッションでした。

WATANKOもまた「ブログには書かないし、ブラックロックのETFを買わずに待っているから・・・」と操をたてつつ質問しました。がしかしバンガードのガードは固かったであります。


■楽天・バンガード・ファンドの商品展開

配布資料を拝見すると、バンガードが楽天投信投資顧問と組んで設立した楽天・バンガード・ファンドの商品展開は、楽天証券における海外ETF保有残高ランキングのトップ3に位置するVT、VWO、VTIを選んで国内公募投信として仕立てていたことがわかります。

今後さらに商品が追加設定されるかどうかは、先ずこの高い人気を持つ3つの海外ETFを投資対象とした3つの投信の売れ行き次第でありましょう。換言すれば最も人気が高いETFを投信化して売れなければ、それらよりも人気が低いETFを投信化しても勝算は見込めません。

また楽天証券で3つのETFの次くらいに人気があるVYMは、高配当株式を対象としているため投信が分配をなるべく出さない方針であるならば性格がマッチしません。BND等債券ETFはトータルリターンを考慮すると国内投信化に伴うマージン0.12%(税抜)の負担が重いです。WATANKOが次の商品を考える立場ならばこんなところが悩ましいです。

楽天・バンガード・ファンドの今後の商品展開に要注目であります。

投資家との信頼関係を重んじるバンガード

質疑応答を通じて、バンガードは自社の商品展開においては投資家の利益に沿うことを重要視する姿勢を繰り返し唱えていました。

多くの投資家が望む商品をコストを抑えて発売し、それが投資家に長期的に支持され続けることでさらにコストメリットが生み出され、それが投資家に還元される。その循環を通してバンガートと投資家の間の信頼関係が強固になっていく。

流行に安易にのった新商品の設定や他国市場への上場についてはコスト面から十分に精査されるとのこと。そして入念に、慎重に検討を重ねた結果、一度やるときめたらじっくりと腰をすえて取り組む姿勢。

バンガード、その言やよし、であります。

その言葉に違わない行動をこれから実現してくれるのか。WATANKOにとって今回の交流会を通してバンガードへの期待度がいやがおうにも高まる日となりました。

2017年11月 6日 (月)

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に投票しました #foy2017

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(今年も来たよ、この季節)


投信ブロガーによる投票イベント、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の投票が始まりました。

公式サイトは以下であります。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017


WATANKOは昨日投票を済ませました。運営事務局の指示に従い、なりすまし投票を防止するために本記事にて投票完了を告知致します。

■WATANKOが過去選んだファンド

WATANKOは今年で8回目の投票となります。

過去の投票履歴は次のとおりです。初めて投票した2010年こそ複数のファンドに分散して投票していますが、翌2011年以降は1本に絞って5点を投じています。(名称は当時)

2010年 以下の投信に各1点ずつ割り振り
・CMAM外国株式インデックスe
・ニッセイ日経225インデックスファンド
・eMAXIS新興国株式インデックス
・STAM新興国債券インデックスオープン、
・セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド

2011年 ニッセイ日経225インデックスファンド
2012年 年金積立 インデックスファンド海外新興国株式
2013年 ニッセイ日経225インデックスファンド
2014年 ニッセイ日経225インデックスファンド
2015年 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
2016年 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

振り返ってみれば、ほとんど毎年、ニッセイの商品を選んでいますが、これは全く意図しているわけではありません。

毎年この季節になって、自分の胸に手をあてて「流行り廃りではなく、総合的にみて、今一番信頼できる、評価しているファンドは何か。」と考えて、確たる理由とともに頭に浮かんだファンドがたまたまニッセイのファンドであった年が多かったにすぎません。

なおこの他にWATANKOのマイルールとして、自分が実際に購入・保有しているファンドの中から選ぶこととしています。自分が身銭を切って買っていることが、そのファンドに対する最大の評価であり、他人にも勧められると考えているからです。

■WATANKOが今年選んだファンド

前述のルールに照らして選び、5点を投じたファンドは今年はこれになりました。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
信託報酬0.34%(税抜)

WATANKOにとっては、ニッセイ日経225インデックスファンドや、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドのバリューが決して衰えたわけではありません。

しかしながら、長らく期待されたMSCIエマージング・マーケット・インデックス連動のインデックス投信の信託報酬を大きく引き下げたこの商品のインパクトは大きかったです。

関連記事

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス登場-eMAXISは再び新興国株式アセットで輝けるだろうか(
(2017/7/15)

さてこのeMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、今年のアワードでどこまで食い込んでくるでしょうか。TOP10入りするかどうか要注目であります。

なお、このアワードは投票期間が今月30日までなので、投信ブロガーの中でまだ投票されていない方は、どうぞお忘れなく!


関連記事

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017 >"なんちゃって"予想一番乗り #foy2017(2017/10/21)

2017年11月 1日 (水)

三菱UFJ国際投信による投資家ミーティングに参加してきました

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昨日、三菱UFJ国際投信(以下、三菱)が開催する投資家ミーティングに参加してきました。

プログラムは次のとおりです。

1.プレゼンテーション

「ストレスフリーな投資のすすめ」 
三菱UFJ国際投信(株)取締役 代田秀雄氏

2.パネルディスカッション

・司会進行役
竹川美奈子氏(LIFE MAP,LLC代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト)

・パネラー
島田知保氏(「投資信託事情」発行人・編集長)、
renny氏(投信ブロガー、ブログ『rennyの備忘録』発行人)、
代田秀雄氏(三菱国際UFJ投信)

3.意見交換

■プレゼンテーション「ストレスフリーな投資のすすめ」

プレゼンは初心者抜けに投資に踏み出すための処方箋を説くといった内容です。一貫したキーワードは「ストレスフリー」です。

『どれを買って良いかわからない。いつ買って良いかわからない。間違った選択をしたのではないかということがストレスになる。・・・という悩みから解放されること(ストレスフリー)が、長く投資を続ける原動力となる。』

というトーンで積み立て投資、市場平均を狙う投資、分散する投資のら意義についてわかりやすい解説が盛り込まれました。

後半はeMAXISの各シリーズの解説です。最適化バランスやマイマネージャーなどeMAXISのバリエーションがそれぞれ紹介されました。なおSlimシリーズに関しては「信託報酬最安値をいつも達成する。これも高い買い物をしなくてすむといつストレスフリー」とも謳われました。

なお配布されたプレゼン資料はシンプルでわかりやすい見やすい内容に仕上がっており、家族や知人にインデックス投資を紹介するといったシーンにピッタリのアイテムにもなります。

■パネルディスカッション

続いて、竹川氏の司会進行のもとに島田氏、renny氏、代田氏によるパネルディスカッションです。

島田氏はリターンが一番良いアセットクラスは年ごとに変わっていくことから分散投資の有効性についてふれていました。「分散投資はすごく儲ける投資ではなくて、むしろ当てない投資」とも。

renny氏は自身が2003年からコツコツ積み上げ続けてきた投資の元本と評価額の推移を示して、長期積み立て投資の意義について説明されていました。

印象的だった言葉は「投資の成功体験とは評価益ではなく、元本を積み上げ続けてきたこと。」

上述の通り、このセッションもまた投資初心向けに長期・分散・積み立て投資の意義を説くといった内容でした。

■意見交換

Q1)Slimシリーズ設定とは別に、従来のeMAXISの信託報酬を引き下げることは検討しなかったのか。
A1)同業他社のインデックス投信はネット販売がメインであるのに対して、従来のeMAXISは地方銀行をはじめとする全国で60社を超える販売先がある。各社が対面販売を行うためには紙の配布資料が必要でありコストがかかる。また信託報酬引き下げ競争に即応しようとして運用会社だけが信託報酬を引き下げても他社の水準に伍していくには難しいだろう。
今回ネットを中心に購入する人向にSlimを用意するとともに、一緒にコストを引き下げてくれる販売先だけを加えててSlimを始めた。

Q2)株式中心で時価総額方式で組まれた商品を出して欲しい。
A2)社内で議論したことあり。今回のミーティングではそのような意見をたくさんいただき、社内で取り上げていきたい。

Q3)他社で気になるところはどこか。
A3)各社とも動きが激しい。例えばニッセイだけを見ていればよいというわけにもいかない。

Q4)eMAXIS Slim 先進国株式の資金流入に比べて、従来のeMAXIS 先進国株式は最近の資金流出が大きいが、どう分析しているか。
A4)流出の原因は利益確定の売りだろう。相場感で動いている投資家もいる。一方でバランス型の商品は着実に伸びてきている。

Q5)ポートフォリオについてアドバイスあれば。
A5)長期間保有することを固く決めている場合は、株式メインの方がトータルで上昇が期待できるので、そちらを勧める。バランスファンドは損失を抑えたい人向き。

Q6)NISAの期限を鑑みると保有商品の売り時はいつが適当か。
A6)資金が必要になったら売れば良い。制度を活用して税金を払わなくて済む手を考えるより、儲かったのだから、潔く税金くらい払うという考え方もある。

Q7)つみたてNISAを採用すると、従来NISAのロールオーバーが使えなくなる。つみたてNISAに切り替えるべきか、
A7)年間投資額が400千円以内にとどまり、対象商品でよいのならつみたてNISAだろう。もっと多額の投資がしたい、広範な商品から選びたいとなれば従来NISAだろう。


(あとがきにかえて)

ミーティングの後に催された懇親会では、WATANKOは代田氏をはじめ三菱のスタッフの方々にご挨拶の上、記事には書いていない色々なお話をうかがうことができました。

惜しむらくは事前の宣伝が不十分であったためか、参加した個人投資家がやや少なかったことです。

三菱の方々によれば、今後もミーティングを続けて行きたいとのこと。三菱の皆さんからはブロガーであるか否かにかかわらず個人投資家の意見を聞きたいという意欲をWATANKOは感じとりました。

皆さんも次回は是非参加されてみてはいかがでしょうか。

2017年10月29日 (日)

サムライズジャパンプロジェクトで資産運用の出口戦略とFPについて話を聞いてきました

金融機関に属さない独立系ファイナンシャルプランナー(FP)の岩城みずほ氏が主催する勉強会、「サムライズジャパンプロジェクト」(以下、サムライズ)に先日参加してきました。WATANKOは相互リンクいただいている安房さんのブログ記事でこの勉強会を知り、今回初めて応募しました。

参照サイト
 
第30回サムライズ勉強会 サムライズ30回記念「人生100年時代の個人の資産形成と出口戦略」

この勉強会は30回記念ということで今回はレストランを会場にして、およそ60名の参加者が集まり、食事をとりながらの3時間のトークセッションが開催されました。

今回のテーマは次のふたつです。

1.人生100年時代を踏まえたお金の「出口戦略」について

2.ファイナンシャル・アドバイザーのフィデューシャリー・デューティー

特にWATANKOは上記の1.について興味があり今回応募しました。

当日は岩城みずほ氏の司会進行のもとに、3名の登壇者による話を聞くことができました。(以下、当日紹介順)

●I-O ウェルス・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長 岡本和久氏
●金融庁総務企画局政策課総合政策室金融税制調整官 今井利友氏
●経済評論家の山崎元氏

上記のうち、WATANKOにとって岡本和久氏は今回初めてお目にかかる方です。

■参加者の概要

今回は『人生100年時代を踏まえたお金の「出口戦略」について』というテーマゆえに、当日の参加者にはシニアが多いのかと想像していましたが、実際には幅広い年齢層の方が参加されていました。

また参加者の3分の1強が女性であり、女性の間でも年齢層は幅広かったです。サムライズの主催者の岩城みずほさんが女性ということで参加者にも女性が比較的多く含まれていたのかもしれません。

さらには60名の参加者の中にはFPが多く含まれていたのだろうと推察します。

おっと中には日本経済新聞社の田村正之氏の姿もお見かけしました。

■登壇者のお話

(1)岡本和久氏の「教育」

投資教育家とも称されている岡本氏からは、ステージごと人生観に投資を絡めた訓話的内容のお話をうかがいました。投資教育についてはアメリカの事例を紹介されていました。

配布された新聞記事には同氏のこれまで経歴が取り上げられており、投資教育のパイオニアとして活躍されてきたことがよくわかります。

(2)今井利友氏の「税制」

金融庁に所属される今井氏からは、DCの税制優遇について強調されたお話を聞けました。DCは課税繰延制度が適用され、拠出時は所得控除、運用時は特別法人税あるも現在凍結、払出時は退職控除と、各ステージにおいても実質的には非課税となっているという主旨です。

自分の老後資産は自分で作り上げてください、そのため税金面では最大限優遇していますというメッセージ。従来からある仕組みですが、改めて紹介されました。

(3)山崎元氏の「公式」

今回のテーマであった「出口戦略」について、リタイア時点での保有資産額をもとにして年間取崩可能額を試算する公式を披露されるほか、配布資料には国に対する提言など興味深い内容が書かれていました。

■独立系FPは食っていけるのか

それと今回のもうひとつのテーマである、「ファイナンシャル・アドバイザーのフィデューシャリー・デューティー」については、具体的な話題として「独立系のFPは食っていけるのか」が取り上げられました。

その背景として、世のFPの中には、相談者に対してFPがタイアップする保険等の金融商品を斡旋する人がいるそうです。相談者が商品購入を契約すれば、FPに手数料が入る仕組みです。

ここは山崎氏の名言を紹介しましょう。

「金融商品を売っている人からは、買ってはいけない。」

販売とコンサルティングの双方を提供する売り手の場合、利益相反が起きる。資産の増やし方についてコンサルティングを受けたいならば、それに対する正当な対価を相談者はFPに払うべきということです。

相談者にとって本当に必要な商品なのかどうかとは別に、商品を売りつけるといいう商法が横行する現状に異を唱える岩城氏ら独立系FPは、あくまで資産運用のやり方自体をコンサルティングすることで収益をあげていくこと是としています。

そのようなスタイルの独立系FPが果たして食っていけるのかが論点でありました。

なおFPのこの話題については、この駄ブログで後日また取り上げてみる予定です。


■感想

この他にQ&Aでは、「親が毎月分配型投信を買っているが、どうしたらやめさせられるか。」「ビットコインについてどう考えるか」など身近な話題、流行の話題が取り上げられましたが、最後にWATANKOの全般的な感想を述べておきます。

(1)資産運用の出口戦略というテーマについては、実際のところ各登壇者がもともと持っているトークネタから関連のありそうなものを披露したというくらいの趣きでした。

この集まりが有料講演会ではなく勉強会というスタイルをとっている以上、このあたりが限界であり、仕方がありませんでしたが、WATANKOとしては個人の資産形成に関するこのような集団の活動があることを知っただけでも十分な収穫でした。

(2)参加者同士の交流がもっとあるとよかったです。とくにこの勉強会にはFPの方が多く参加していると思われましたので、一人でも多くのFPと接して、皆さんのFPとしての見識や行動価値観をうかがってみたかったです。

(3)この手のイベントに参加して常々思うのですが、イベントで話された内容は実はイベント参加者以外の人達にこそ広く聴いてもらいたいというジレンマがあります。

参加者は健全な投資に関する意識・リテラシーを備えた方々あるいはそのポテンシャルを十分にお持ちの方々ばかりです。(だからイベントにやってきた。)よって参加者以外の市井のお金に真面目に悩む人達、さらにはお金を貯めて増やすことをおざなりにしている人達に今回イベントのような内容をいかに伝えていくか。

こうなるとマスメディアの役割がいかに重要であるかをひしひしと感じます。民間の媒体はどうしても営利が伴いますので、例えばNHK教育チャンネルで幼児教育だけでなく、資産形成の教育番組も企画・放送してもらうなどがあると良いです。

それと一方で、今回のイベントに参加して、岩城氏や登壇者の方々の考えに賛同されるFPの方々におかれましては、日々のコンサルティングを通して、市井の人々に対して啓蒙を続けるという現場の草の根運動も大事です。

投資をやったことが無い人が、第1歩を踏み出すことは難しい。そこでその第1歩を健全なかたちで踏み出せるようになるために、FP含め業界は何ができるのか。

彼らの見識と行動力について大いに期待しております。

(あとがきにかえて)

参加者向けに登壇者の著作が数種類、合計十数冊がプレゼントされました。ジャンケンの結果、WATANKOは山崎元氏と岩城みずほ氏の共著をゲットしました。

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初心者向けのわかりやすい内容でしたので、妻へのお土産にしたことはいうまでありません。

WATANKO「『美ST』と『日経ヘルス』だけじゃなくて、これも読んでください。」

妻ミサト「その前に、貴方の本棚から借りて読み終わった本を返しておくわ。」

WATANKO「んんん、何でしょうか?」

妻ミサト「『ウォール街のランダム・ウォーカー』よ。」

WATANKO「!!!」

【追記】

冒頭紹介した安房さんのブログにて今回イベントの内容詳細が紹介されております。

参考記事

海舟の中で資産設計を ver2.0  サムライズ「人生100年時代の個人の資産形成と出口戦略」

2017年10月21日 (土)

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017 >"なんちゃって"予想一番乗り #foy2017

Foy2017ttle1

(今年もやってきました。)

個人投資家によるコマーシャル抜きのアワードイベント、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearのシーズンが今年もやってきました。

毎年同様、専用サイトがすでに立ち上がっております。

関連サイト

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017

投票の資格があるのは投信ブロガー(詳しくは上記サイトご参照)、投票期間は来月11月1日~11月30日、投票対象となる投信は本年10月31日までに設定された投資信託/ETFとのこと。

WATANKOは2010年から毎年、投票を行い2015年から受賞会場に足を運んでおります。

関連記事

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」の投票結果と感想 #foy2016(2017/1/15)

そこでもちろん、2017年も投票、そして都合がつけば受賞会にも出向く予定です。

さて、それでは2017年はどの投信が大きく得票するでしょうか。万年素人個人投資家のWATANKOが僭越ながらも世界最速?の大予想してみます。(大げさ)

■2017年の第1位を獲得するファンドは何か

今年の第1位を獲得するのはどのファンドか。ここは面白味のない予想ですが、的中を狙うとすれば、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ)が今年も大本命であることはいうまでもないでしょう。

2015年以降続く投信ローコスト革命において常にトレンドリーダーであり、現在の信託報酬は0.189%。(税抜、以降同じ。)このため毎月資金が激流入し続けた結果、今年は古豪であるSMTグローバル株式インデックス・オープンを純資産でついに抜き去り、名実ともにMSCI-コクサイ・インデックス連動の公募投信No.1の座につきました。

さてニッセイに対する今年の対抗馬をあげるとしたら、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を投資対象とする楽天・全世界株式インデックス・ファンドか。

信託報酬は0.23%と今時の投信の低コスト水準に収まっています。ただしWATANKOからみればVT(経費率0.11%)との差分0.12%が相対的に高くて気になりますが。

もともとVT自体が人気があったところにきて国内公募投資の利便性も加わったので、この投信もまた人気が出て、大きく得票するかもしれません。個人投資家ブログを眺めていると、WATANKOが思っていたよりもずっと注目されている様子がわかります。

このアワードでニッセイはかつて第1位にいたVTに取って代わりました。そこへきて楽天・全世界株式インデックス・ファンドが今回第1位をとるとしたら、首位奪還の構図にも見えます。

■その他の注目点

ニッセイに負けじとアセットマネジメントOneのたわらノーロード、大和証券投資信託のiFreeシリーズ、三井住友アセットマネジメントの三井住友DCなど同業他社がインデックス投信シリーズを商品展開しています。

各シリーズはニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズと同等水準に位置しており、商品ラインナップもまずますです。しかしながらWATANKOから見れば、それゆえなのか各シリーズとも決定的に優れた商品、顔とも呼べるものが少ないです。

各シリーズの商品には、それぞれ必ずと言っていいほど同種商品が同じくらいの低コストでもって揃っています。それであれば一足先行し、大きな純資産と支持を積み上げているところにはなかなか追いつけません。

そんな中にあってWATANKOが注目しているのはeMAXIS Slimシリーズ、なかでも新興国株式インデックスです。MSCI-エマージング・マーケット・インデックス連動のインデックス投信としては信託報酬最安値です。eMAXIS Slimシリーズは他社の信託報酬最安値に追随する方針の投信ですが新興国株式においては単独一位として登場してきました。

その後、ニッセイもあとから同種商品を設定しましたが、どうも後手に回った感があり、ここだけは三菱UFJ国際投信に軍配があがるように思えます。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、第1位は到底無理かもしれませんが、そこそこの得票が期待できるのではないでしょうか。

関連記事

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス登場-eMAXISは再び新興国株式アセットで輝けるだろうか(2017/7/15)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドが登場するも戦いは厳しい(2017/9/28)

■まとめ

ここ数年で比較的若い個人投資家の方々がインデックス投資を実践するブログを開設しています。そのためかこアワードへ投票する投信ブロガーの数も年々増えてきました。彼らの投票の傾向が、ファンドの得票に及ぼす影響は徐々に大きくなっています。

とくに最近流行?の米国株式投資を支持する投信ブロガーの投票が増えてくれば、彼らはどう振る舞うでしょうか。

これらの動向も含めてこのアワードの来年の結果がとても楽しみであります。

そうそう、昨年同様に受賞式のあとには今年もまた懇親会が企画されています。

WATANKOはこちらにも出席して、多くの個人投資家の皆さんに是非ともご挨拶まわりをさせていただきたく、いまから1月13日を夜までブロックしておくのでした。

昨年の様子は次のとおりです。

関連サイト

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017 懇親会

【懇親会御礼】「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」 #foy2016(2017/1/16)

【2017/10/23追記】

先に予想された方がいるとのご指摘をうけ、確認できましたので、当方のタイトルを”なんちゃって”にしておきます。

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